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第17話 新しい机
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あれから約一週間が経った。
すべての権利が颯太に戻り、印税もこれからは100%自分の物になると山川先生から言われて、颯太はすごく喜んでいた。
実印も手元に戻してくれたし、もうすべては安心して療養なり、音楽活動なりをしてくださいということだった。
ただ、良いことを一つ教えてくれた。
もしまた音楽活動を再開することがあるとしたら、弁護士の同期に有名な音楽事務所の顧問弁護士をしている人がいるんだって。
「そこはとてもまともで信頼できるところだし、専属契約ではなく、エージェント契約にすれば、1つの仕事に対して1つの契約で終了するから、ずっと事務所に縛られることはないのだそうだ。良かったらご紹介します」と言ってくれた。
颯太はどうするんだろう?
「それを聞いてどう思った?」
すぐ返信が来た。
<今はまだしたくないんです。でも気が向いたらお願いするかもです>
「うん、何もしなくていいよ。ところで、そろそろ机や本棚は買った方がいいんじゃない?荷物が片付かないでしょう?」
うんうんと頷いた。
颯太は暇さえあれば、自分の荷物を整理して台所用品などは全部処分していた。
「よし、颯太、今から机を買いに行くぞ」
声を掛けるとうなずいて、大急ぎで着替えて来た。
結構動けるようになってるね。
家具屋は車で10分くらいで近い。
「ほら、あそこが家具屋だよ」
家具屋といっても大きくて、ホームセンターと変わらない。
「颯太、いるものがあったらどんどん買って良いよ」
学習机を最初に見て歩いた。どれがいいんだろう?
颯太も一通り見ていたが、大人っぽいシンプルなデザインにした。
お揃いの本棚が横にあって、机はベージュのような木目だった。
右下にキャスターが付いたチェストが付いていた。
椅子も座りまくって悩んでいた。
俺はその辺に座って颯太をただ眺めていた。
見ているだけでかわいくて飽きない。
結局椅子はゲームチェアのような立派な椅子にしていた。
次は照明売り場だった。
机に置くスタンドライトが良いらしい。
俺はただついていくだけ。
颯太がどんどん一人で歩いてキョロキョロ見ていた。
随分身体が丈夫になったなあ。
でも家に帰って寝込むなよ。
結局アームが動くタイプのスタンドライトにした。
あとは衣装ケースだね。
クローゼットの中に入れるらしい。
色々悩んでいたが白いのに決めていた。
全部まとめて配送を頼んだ。
「颯太、もうこれだけでいいの?もっとないの?」
大きく口を開けて「こ・ん・ど」だって。
「うん。良いよ、何回でも買い物に行こう」
そう言うとうれしそうに俺の手を握った。
すべての権利が颯太に戻り、印税もこれからは100%自分の物になると山川先生から言われて、颯太はすごく喜んでいた。
実印も手元に戻してくれたし、もうすべては安心して療養なり、音楽活動なりをしてくださいということだった。
ただ、良いことを一つ教えてくれた。
もしまた音楽活動を再開することがあるとしたら、弁護士の同期に有名な音楽事務所の顧問弁護士をしている人がいるんだって。
「そこはとてもまともで信頼できるところだし、専属契約ではなく、エージェント契約にすれば、1つの仕事に対して1つの契約で終了するから、ずっと事務所に縛られることはないのだそうだ。良かったらご紹介します」と言ってくれた。
颯太はどうするんだろう?
「それを聞いてどう思った?」
すぐ返信が来た。
<今はまだしたくないんです。でも気が向いたらお願いするかもです>
「うん、何もしなくていいよ。ところで、そろそろ机や本棚は買った方がいいんじゃない?荷物が片付かないでしょう?」
うんうんと頷いた。
颯太は暇さえあれば、自分の荷物を整理して台所用品などは全部処分していた。
「よし、颯太、今から机を買いに行くぞ」
声を掛けるとうなずいて、大急ぎで着替えて来た。
結構動けるようになってるね。
家具屋は車で10分くらいで近い。
「ほら、あそこが家具屋だよ」
家具屋といっても大きくて、ホームセンターと変わらない。
「颯太、いるものがあったらどんどん買って良いよ」
学習机を最初に見て歩いた。どれがいいんだろう?
颯太も一通り見ていたが、大人っぽいシンプルなデザインにした。
お揃いの本棚が横にあって、机はベージュのような木目だった。
右下にキャスターが付いたチェストが付いていた。
椅子も座りまくって悩んでいた。
俺はその辺に座って颯太をただ眺めていた。
見ているだけでかわいくて飽きない。
結局椅子はゲームチェアのような立派な椅子にしていた。
次は照明売り場だった。
机に置くスタンドライトが良いらしい。
俺はただついていくだけ。
颯太がどんどん一人で歩いてキョロキョロ見ていた。
随分身体が丈夫になったなあ。
でも家に帰って寝込むなよ。
結局アームが動くタイプのスタンドライトにした。
あとは衣装ケースだね。
クローゼットの中に入れるらしい。
色々悩んでいたが白いのに決めていた。
全部まとめて配送を頼んだ。
「颯太、もうこれだけでいいの?もっとないの?」
大きく口を開けて「こ・ん・ど」だって。
「うん。良いよ、何回でも買い物に行こう」
そう言うとうれしそうに俺の手を握った。
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