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第3章 新たな人材を求めて
51話 莉子と映像鑑賞へ
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翌日の昼休憩。
莉子が「休憩室でみんなと一緒に見たい」って言うんだよね。
家でも見られるのに……なんでだろう?
休憩室の大画面テレビの前には、スタッフが団子のように集まっていた。思わず笑ってしまう。
もちろん昨日から話題になっている「2号館の映像」が流れていた。
莉子が入ってくると、
「莉子さん、こっち!」
と皆に呼ばれる。――だから一緒に見たいって言ったのかな?
莉子は真ん前の席を譲られて座った。
「わぁ……これが、2号館……」
小さく漏らすその声に、俺も脇の方から映像を見つめた。
何度見てもすごい。システムが緻密で、本当に感心する。
どうやってこんなデザインを考えたんだろう、と考えてしまう。
画面には、光あふれるロビー、整然とした診察室、スタッフ専用の大浴場や広々とした休憩室が次々に映し出される。
「見てよ、あの浴場! まるでホテルじゃない?」
「屋上の庭園、昼寝用のベンチだって! もう楽園だね」
「寮もすごいなあ。夜勤明けでも快適に休めそう」
あちこちから感嘆の声があがり、休憩室はわいわいと賑やかになった。
「私、あそこに応募しちゃおうかな……」
「いやいや、こっちのシフトも守ってよ!」
そんな笑い交じりのやりとりに、莉子が思わず頬を緩めていた。
「みんな、本当に楽しそう……。未来の病院が、夢じゃなくなったんだね」
莉子がつぶやくと、俺はちょっとうれしかった。
「そうだな。……社長のプレゼントは、やっぱり効果抜群だ」
看護部長「でも、こんなにすごいと寮に入りたい希望者が殺到しますよ。どうやって決めるんですか?」
「ああ~……まだ考えてなかったんだよな」
正直に答えると、回りがどっと笑った。確かに決めてなかった。
「でもさ、お風呂はいいけど、皆に見られちゃうよね? 私、恥ずかしいなあ」
「誰が見るの?」
「世界中の人が見るもん」
そんなやりとりは止まらず、莉子はヘラヘラ笑っていた。
「私、入りたい!」
突然の宣言に、「えっ??」と皆が一斉に驚く。
面白い。ほんとかよ?
映像が屋上庭園のライトアップに切り替わると、自然と拍手が湧き起こった。
「ここで働けるなんて、信じられない!」
「っていうか、これ見たら仕事する気なくなるよ~。昼寝タイムだよ!」
「私だってリゾートウェア着ちゃうね」
「早く完成しないかなあ!」
その熱気に包まれながら、今度は俺の方がたじたじになっていた。
――ほんとにこれで働いてくれるのかな。心配になるよ。
莉子が「休憩室でみんなと一緒に見たい」って言うんだよね。
家でも見られるのに……なんでだろう?
休憩室の大画面テレビの前には、スタッフが団子のように集まっていた。思わず笑ってしまう。
もちろん昨日から話題になっている「2号館の映像」が流れていた。
莉子が入ってくると、
「莉子さん、こっち!」
と皆に呼ばれる。――だから一緒に見たいって言ったのかな?
莉子は真ん前の席を譲られて座った。
「わぁ……これが、2号館……」
小さく漏らすその声に、俺も脇の方から映像を見つめた。
何度見てもすごい。システムが緻密で、本当に感心する。
どうやってこんなデザインを考えたんだろう、と考えてしまう。
画面には、光あふれるロビー、整然とした診察室、スタッフ専用の大浴場や広々とした休憩室が次々に映し出される。
「見てよ、あの浴場! まるでホテルじゃない?」
「屋上の庭園、昼寝用のベンチだって! もう楽園だね」
「寮もすごいなあ。夜勤明けでも快適に休めそう」
あちこちから感嘆の声があがり、休憩室はわいわいと賑やかになった。
「私、あそこに応募しちゃおうかな……」
「いやいや、こっちのシフトも守ってよ!」
そんな笑い交じりのやりとりに、莉子が思わず頬を緩めていた。
「みんな、本当に楽しそう……。未来の病院が、夢じゃなくなったんだね」
莉子がつぶやくと、俺はちょっとうれしかった。
「そうだな。……社長のプレゼントは、やっぱり効果抜群だ」
看護部長「でも、こんなにすごいと寮に入りたい希望者が殺到しますよ。どうやって決めるんですか?」
「ああ~……まだ考えてなかったんだよな」
正直に答えると、回りがどっと笑った。確かに決めてなかった。
「でもさ、お風呂はいいけど、皆に見られちゃうよね? 私、恥ずかしいなあ」
「誰が見るの?」
「世界中の人が見るもん」
そんなやりとりは止まらず、莉子はヘラヘラ笑っていた。
「私、入りたい!」
突然の宣言に、「えっ??」と皆が一斉に驚く。
面白い。ほんとかよ?
映像が屋上庭園のライトアップに切り替わると、自然と拍手が湧き起こった。
「ここで働けるなんて、信じられない!」
「っていうか、これ見たら仕事する気なくなるよ~。昼寝タイムだよ!」
「私だってリゾートウェア着ちゃうね」
「早く完成しないかなあ!」
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――ほんとにこれで働いてくれるのかな。心配になるよ。
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