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第5章 2号館、屋上から動き出す
93話 院長・寮母に代って・実務編
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朝礼で、西村主任が腎盂腎炎で約一週間の加療が必要だと伝えた。
みんな一斉に「えーー?」と声を上げて驚いていた。
看護部長が慌てて近づいてきた。
「今の具合はどうなんですか?」
「昨日は川瀬が点滴をしてずっと見守ってくれたから大丈夫ですよ。
俺もこれから寮に行くし、治るまでは朝食を俺が作るから心配いらないですよ。
三輪さんたちにも手伝ってもらうつもりだから、もし気になるなら、顔を見に行ってやってください。
お粥は今から作って、莉子に持って行ってもらおうと思ってるんですよ」
そう言うと、看護部長もようやく安心した表情になった。
さて、ここからが本番だ。
寮に戻る途中で気が付いた。
「お風呂の掃除とか、どうなってるんだろう?」
インカムで山野チーフに確認した。
山野「寮のお風呂やトイレ、水回り、洗濯場、廊下はうちで掃除しています。
ただリビングは主任がやるとおっしゃっていて、こちらではやっていません」
なるほど……。それなら主任が過労気味だったのも分かるな。
「すみませんが主任は少し過労気味なんですよ。申し訳ないのですが、これからはリビングも一緒にお願いできますか?」
山野「はい、かしこまりました。主任をお大事になさってください」
「ありがとうございます。助かります」
これで一件片付いた。次は三輪さんたちだ。
電話して寮に来てもらうことにした。
寮に戻ると、洗った食器が山のように積まれていた。
ふっ、一応洗ったんだな。でも乾燥機に入れてない。
メモに書き忘れた……失敗。
ご飯は三合ほど残っているようだ。
そこへ三輪さんと友井さんがやって来た。
三輪「院長、主任が大変なことになっていると聞きました。具合はいかがですか?」
「腎盂腎炎でね、多分一週間以上かかると思うんですよ」
友井「今朝のご飯はどうなさったんですか?」
「俺が作りました。サラダは理事がやってくれたけどね」
三輪「まあ……。私たちがいなかったばかりにご不自由をおかけしました」
「いやいや、三輪さんたちのせいじゃない。朝食くらい作れるよ。
ただ、これからの相談をしたくて来てもらったんですよ」
友井「はい、出来ることは何でも致します」
「お願いしたいのは冷蔵庫の中を確認して、作れるものを用意してほしいんです。
汁物は朝と夜に作っていたと聞いてるけど、昼も作ってたのかな?」
三輪「さあ……そこまでは分かりません。でもご用意はできます」
そこで、三食の汁物作りと、夜と翌朝のためのおかずの作り置きを頼んだ。
さらに、フーズに何を注文しているのかも確認して、必要なものがあれば注文をお願いした。
みんな一斉に「えーー?」と声を上げて驚いていた。
看護部長が慌てて近づいてきた。
「今の具合はどうなんですか?」
「昨日は川瀬が点滴をしてずっと見守ってくれたから大丈夫ですよ。
俺もこれから寮に行くし、治るまでは朝食を俺が作るから心配いらないですよ。
三輪さんたちにも手伝ってもらうつもりだから、もし気になるなら、顔を見に行ってやってください。
お粥は今から作って、莉子に持って行ってもらおうと思ってるんですよ」
そう言うと、看護部長もようやく安心した表情になった。
さて、ここからが本番だ。
寮に戻る途中で気が付いた。
「お風呂の掃除とか、どうなってるんだろう?」
インカムで山野チーフに確認した。
山野「寮のお風呂やトイレ、水回り、洗濯場、廊下はうちで掃除しています。
ただリビングは主任がやるとおっしゃっていて、こちらではやっていません」
なるほど……。それなら主任が過労気味だったのも分かるな。
「すみませんが主任は少し過労気味なんですよ。申し訳ないのですが、これからはリビングも一緒にお願いできますか?」
山野「はい、かしこまりました。主任をお大事になさってください」
「ありがとうございます。助かります」
これで一件片付いた。次は三輪さんたちだ。
電話して寮に来てもらうことにした。
寮に戻ると、洗った食器が山のように積まれていた。
ふっ、一応洗ったんだな。でも乾燥機に入れてない。
メモに書き忘れた……失敗。
ご飯は三合ほど残っているようだ。
そこへ三輪さんと友井さんがやって来た。
三輪「院長、主任が大変なことになっていると聞きました。具合はいかがですか?」
「腎盂腎炎でね、多分一週間以上かかると思うんですよ」
友井「今朝のご飯はどうなさったんですか?」
「俺が作りました。サラダは理事がやってくれたけどね」
三輪「まあ……。私たちがいなかったばかりにご不自由をおかけしました」
「いやいや、三輪さんたちのせいじゃない。朝食くらい作れるよ。
ただ、これからの相談をしたくて来てもらったんですよ」
友井「はい、出来ることは何でも致します」
「お願いしたいのは冷蔵庫の中を確認して、作れるものを用意してほしいんです。
汁物は朝と夜に作っていたと聞いてるけど、昼も作ってたのかな?」
三輪「さあ……そこまでは分かりません。でもご用意はできます」
そこで、三食の汁物作りと、夜と翌朝のためのおかずの作り置きを頼んだ。
さらに、フーズに何を注文しているのかも確認して、必要なものがあれば注文をお願いした。
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