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第18章 回復と未来を目指して
354話 院内モデル業
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院長室で話が終わったところで、いきなり加納君が「お願いがあります」と切り出した。
「何?」
加納「あのう、早速なのですが、ファッションショーに桐生さんや村瀬さん、それに佐伯さんは出ていただけないでしょうか?皆さん長身で超イケメンですよね?モデルとして逃す手はないと思うんですよ」
一瞬、皆で顔を見合わせた。
次の瞬間――プハーッと噴き出した。
桐生「いや、なんというか……ショーの日に予定がなければいいですけどね。ただ村瀬さんや佐伯さんの都合は分かりませんけど。ちょっと呼びましょうか?」
加納「いいんですか?ぜひお願いします。あと三枝さんも“定番”ですよね?」
また笑った。定番って……面白い。
早速桐生さんが3人を呼び出した。5分ほどでやって来た。
部屋に入るなり「何事?」と不思議そうな表情をしていた。
院長「じゃあ、加納さん。どうぞお話しください」
加納「あのう、1か月後にビルのアトリウムでメンズ秋冬コレクションのファッションショーがあるんですけど、それに出演していただけませんか?」
3人とも「ええ?」という感じで戸惑い、そして桐生さんの顔を一斉に見た。
桐生「いやいや、僕の許可なんて要らないよ。うちは出稼ぎ自由だから、出たければどうぞ」
院長「そうだよ。一度体験してみれば?楽しいよ。予定がなければだけどさ。多分3人とも出るとなれば休みにしてくれると思うよ。ついでに桐生さんも出演するかもしれないし」
「えー?」と3人が声を揃えた。
村瀬「桐生さんが出るなら、ぜひご一緒させていただきたいです。何しろ初めてですからね。どこまで出来るのか分かりませんけど」
佐伯「そうですね。桐生さんが出るなら一度はやってみたいですね。菜の花は本当に楽しいですねえ」
三枝「僕はもちろん出演させてください。楽しみですよ」
加納「ありがとうございます。桐生さんもよろしくお願いします。これもHPにUPしてもらいますから、また楽しそうで菜の花の宣伝になりますよね?ちなみに練習はします。ウォーキングの練習を土曜の午後にしますから、どうぞご参加ください」
もう俺たちはくすくす笑うしかない。
完全に“請負業”になり切ってるね。早っ!
この調子でやってくれればいいさ。助かった。
その後は加納さんと小林さんの写真を撮って、社長に連絡先と合わせてメールで送った。
それで電話もして、
うちにモデルクラブがあることと、この二人が代表だから今度から直接交渉して欲しいと伝えた。
社長「え―、モデルクラブですか?そんなものがあったんですか?うわ~うれしいですねえ」
あとは知らない。でも当日は予定を入れないようにしないと駄目だな。
やっぱりスタッフの仕事始めは見届けないとね。
「何?」
加納「あのう、早速なのですが、ファッションショーに桐生さんや村瀬さん、それに佐伯さんは出ていただけないでしょうか?皆さん長身で超イケメンですよね?モデルとして逃す手はないと思うんですよ」
一瞬、皆で顔を見合わせた。
次の瞬間――プハーッと噴き出した。
桐生「いや、なんというか……ショーの日に予定がなければいいですけどね。ただ村瀬さんや佐伯さんの都合は分かりませんけど。ちょっと呼びましょうか?」
加納「いいんですか?ぜひお願いします。あと三枝さんも“定番”ですよね?」
また笑った。定番って……面白い。
早速桐生さんが3人を呼び出した。5分ほどでやって来た。
部屋に入るなり「何事?」と不思議そうな表情をしていた。
院長「じゃあ、加納さん。どうぞお話しください」
加納「あのう、1か月後にビルのアトリウムでメンズ秋冬コレクションのファッションショーがあるんですけど、それに出演していただけませんか?」
3人とも「ええ?」という感じで戸惑い、そして桐生さんの顔を一斉に見た。
桐生「いやいや、僕の許可なんて要らないよ。うちは出稼ぎ自由だから、出たければどうぞ」
院長「そうだよ。一度体験してみれば?楽しいよ。予定がなければだけどさ。多分3人とも出るとなれば休みにしてくれると思うよ。ついでに桐生さんも出演するかもしれないし」
「えー?」と3人が声を揃えた。
村瀬「桐生さんが出るなら、ぜひご一緒させていただきたいです。何しろ初めてですからね。どこまで出来るのか分かりませんけど」
佐伯「そうですね。桐生さんが出るなら一度はやってみたいですね。菜の花は本当に楽しいですねえ」
三枝「僕はもちろん出演させてください。楽しみですよ」
加納「ありがとうございます。桐生さんもよろしくお願いします。これもHPにUPしてもらいますから、また楽しそうで菜の花の宣伝になりますよね?ちなみに練習はします。ウォーキングの練習を土曜の午後にしますから、どうぞご参加ください」
もう俺たちはくすくす笑うしかない。
完全に“請負業”になり切ってるね。早っ!
この調子でやってくれればいいさ。助かった。
その後は加納さんと小林さんの写真を撮って、社長に連絡先と合わせてメールで送った。
それで電話もして、
うちにモデルクラブがあることと、この二人が代表だから今度から直接交渉して欲しいと伝えた。
社長「え―、モデルクラブですか?そんなものがあったんですか?うわ~うれしいですねえ」
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やっぱりスタッフの仕事始めは見届けないとね。
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