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第18章 回復と未来を目指して
375話 攻防戦
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帰宅したら、莉子と夏がもう帰っていた。
「春ちゃん、合奏やるんだって?」
「何でもう知ってるんだよ?」
夏「チャットで大騒ぎだよ」
莉子「皆に聞かれちゃったよ。院長って演奏されるんですね!だってさ。私は聴いたことないけどねえ……」
夏「全く騙されたよ。今まで全然何も分かりませんポーズでさあ。ひどいよね?」
莉子「そうだよ。飽きれた!コンサートは行きますからね、見ものだもん」
ああ~もう、なんだかイヤな予感しかない。
「夏のキーボードさ、貸してくれない?俺用に楽譜が来るらしいからさ、練習しないといけないんだよね。久しぶり過ぎてわかんないよ」
夏「うん、いいよ、俺も付きそうからさ」
「余計なお世話だよ。そばに来るな。練習は週に1回やるらしいからさ、それまでにやっとかないとまずいんだよ」
夏「無理。もれなく俺が付いてくるから。お手並みを拝見します」
莉子「あ、私もね。拝見します」
「鬼か?二人とも自分のことで忙しいんだから、仕事に穴を空けるなよ。俺のことは放っておいていいからさ」
夏「どうしよっかなあ~?」
莉子「どうしよっかなあ~?」
もう無視した。「ご飯にしよう」
翌日にはもう楽譜が届いた。早っ。
とりあえずコピーして原本は保存。コピーしたものをファイルに入れた。
院長室にいる場合じゃないな。
もらった楽譜を見ると、ちょっと難しくなってるじゃないか!あんまりだ。
どんなアレンジだよ。くそー!悔しい。
帰宅して寝室でひたすら練習した。
防音室だからカギを掛けて練習だ。
その日は1日中、鍵盤に向かっていた。
こうなった以上は余裕で弾けるようになるまでは籠るぞ。
なんとか5曲通してみたが、まだ余裕とはかけ離れている。
これだとあと3日以上はかかるな。悔しい……。
夕方、莉子と夏が帰って来た。
夏「お兄さん、出来はどう?」
「うるさい」
莉子「でも春ちゃんが演奏するなんて楽しみだよねえ~」
「黙れ」
二人ともクスクス笑っていた。悔しい。
そして3日間籠って練習した結果、なんとか普通に弾けるようになった。
ああ~良かった。これで何とかなりそうだ。
すると莉子たちが夕方帰って来て、
「お兄さん、大分で弾けるようになったじゃん」
「は?なんで?」
二人がイヒヒと笑っていた。
夏「あれはね、録音機能が付いてるんだよね。しっかり聴かせてもらいました」
二人でくすくす笑っていた。
膝から崩れ落ちそうになった。恥ずかしすぎる……つらい。
「あ・悪魔か!」
夏「ううん、俺達かわいい天使だよねえ?」
莉子「ねえ~そうだよ~かわいいんだから」
思いっきり首を締めたくなった。
翌日、俺は自分のキーボードを買って来た。
夏のキーボードにはどんな仕掛けをされてるか分からないからな。
録音機能のないキーボードにして、ヘッドフォンで練習をすることにした。
よし。もうこれで完璧だ。
お陰で次の合奏日までには、何とか弾けるようになっていた。
ふう……。
それにしても、あの日、音楽室に行ったことを心底後悔した。
<サテ3階=鬼門> 座右の銘と言ってもいいな。
「春ちゃん、合奏やるんだって?」
「何でもう知ってるんだよ?」
夏「チャットで大騒ぎだよ」
莉子「皆に聞かれちゃったよ。院長って演奏されるんですね!だってさ。私は聴いたことないけどねえ……」
夏「全く騙されたよ。今まで全然何も分かりませんポーズでさあ。ひどいよね?」
莉子「そうだよ。飽きれた!コンサートは行きますからね、見ものだもん」
ああ~もう、なんだかイヤな予感しかない。
「夏のキーボードさ、貸してくれない?俺用に楽譜が来るらしいからさ、練習しないといけないんだよね。久しぶり過ぎてわかんないよ」
夏「うん、いいよ、俺も付きそうからさ」
「余計なお世話だよ。そばに来るな。練習は週に1回やるらしいからさ、それまでにやっとかないとまずいんだよ」
夏「無理。もれなく俺が付いてくるから。お手並みを拝見します」
莉子「あ、私もね。拝見します」
「鬼か?二人とも自分のことで忙しいんだから、仕事に穴を空けるなよ。俺のことは放っておいていいからさ」
夏「どうしよっかなあ~?」
莉子「どうしよっかなあ~?」
もう無視した。「ご飯にしよう」
翌日にはもう楽譜が届いた。早っ。
とりあえずコピーして原本は保存。コピーしたものをファイルに入れた。
院長室にいる場合じゃないな。
もらった楽譜を見ると、ちょっと難しくなってるじゃないか!あんまりだ。
どんなアレンジだよ。くそー!悔しい。
帰宅して寝室でひたすら練習した。
防音室だからカギを掛けて練習だ。
その日は1日中、鍵盤に向かっていた。
こうなった以上は余裕で弾けるようになるまでは籠るぞ。
なんとか5曲通してみたが、まだ余裕とはかけ離れている。
これだとあと3日以上はかかるな。悔しい……。
夕方、莉子と夏が帰って来た。
夏「お兄さん、出来はどう?」
「うるさい」
莉子「でも春ちゃんが演奏するなんて楽しみだよねえ~」
「黙れ」
二人ともクスクス笑っていた。悔しい。
そして3日間籠って練習した結果、なんとか普通に弾けるようになった。
ああ~良かった。これで何とかなりそうだ。
すると莉子たちが夕方帰って来て、
「お兄さん、大分で弾けるようになったじゃん」
「は?なんで?」
二人がイヒヒと笑っていた。
夏「あれはね、録音機能が付いてるんだよね。しっかり聴かせてもらいました」
二人でくすくす笑っていた。
膝から崩れ落ちそうになった。恥ずかしすぎる……つらい。
「あ・悪魔か!」
夏「ううん、俺達かわいい天使だよねえ?」
莉子「ねえ~そうだよ~かわいいんだから」
思いっきり首を締めたくなった。
翌日、俺は自分のキーボードを買って来た。
夏のキーボードにはどんな仕掛けをされてるか分からないからな。
録音機能のないキーボードにして、ヘッドフォンで練習をすることにした。
よし。もうこれで完璧だ。
お陰で次の合奏日までには、何とか弾けるようになっていた。
ふう……。
それにしても、あの日、音楽室に行ったことを心底後悔した。
<サテ3階=鬼門> 座右の銘と言ってもいいな。
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