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285話 産後うつ・10・守られて
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ベビーシッターの山科さんや、夏のご実家や、絵画部の皆さんのおかげで、莉子がすごく明るく元気になってきた。
シッターさんのご厚意で、9時~5時までを自宅預かりにしてくれた1か月が無事に過ぎた。
本当に助かった!ありがたいことだ。感謝している。
その後は、前にお願いした保育時時間を9時から3時までにして、うちにいてくれる。
それだけでなく、最初は3か月の予定だったんだけど、あと3か月延長して9月いっぱいまでお願いした。
やっと莉子の笑顔が見られるようになったところだから、ここでまた負担を増やすのが怖い。
山科さんが莉子にいろんなことを話しかけたり、面白いことを言ったりで、結構莉子が夜に思い出し笑いをしている。
薬の効果もすごくはっきり分かるようになってきた。表情が違う。明るく前向きになってきた。
だから、莉子の休養は十分のようだ。午前に睡眠を取り、お昼から起きて始める感じだ。
大学も楽しいらしい。絵本作りを再開している。誰かしら、莉子の友人たちが部室を覗いてくれるらしい。
それとテニス部員まで来るらしいから、夏に感謝だな。
それにしても絵画部部長の山本君は、本当に大きな包容力のある良い男だな。
すべて受け入れてくれているらしいよ。結構狭い部室なのにね。
話を聞いた学生たちが、次から次に誰かしら、莉子に会いに来てくれるらしいんだよ。
もう本来の絵画部部室の役目を果たすには迷惑な状況かもしれない。
でも火曜と木曜だけだから、今は甘えることにしている。
お陰で絵本作りが全然進んでいないよ。結局、家でやることになるようだ。
シッターさんがいてくれる間に、少しでも創作をする時間を取るように言っているんだ。
他の時間はどうせ育児をしないといけないからね。それでも桃香も少しずつ大きくなっている。
かわいくてたまらない。それは夏も同じらしい。
実家の御両親がベタベタにかわいがってくれているらしい。
それを夏が言うには、「ベタベタ甘えかすと将来が心配だ」と言っているから、噴き出した!
お前がそれを言うか?あははは。莉子と一緒に3人で大笑いした。
やっぱり夏は桃香を自分の子供だと思っているらしい。
まあ、あちらのご両親も孫のようにかわいがってくださっているから、似たようなものなんだけどね。
でもそれは桃香にとっては幸せなことだから、本当にありがたいと思っているよ。
シッターさんのご厚意で、9時~5時までを自宅預かりにしてくれた1か月が無事に過ぎた。
本当に助かった!ありがたいことだ。感謝している。
その後は、前にお願いした保育時時間を9時から3時までにして、うちにいてくれる。
それだけでなく、最初は3か月の予定だったんだけど、あと3か月延長して9月いっぱいまでお願いした。
やっと莉子の笑顔が見られるようになったところだから、ここでまた負担を増やすのが怖い。
山科さんが莉子にいろんなことを話しかけたり、面白いことを言ったりで、結構莉子が夜に思い出し笑いをしている。
薬の効果もすごくはっきり分かるようになってきた。表情が違う。明るく前向きになってきた。
だから、莉子の休養は十分のようだ。午前に睡眠を取り、お昼から起きて始める感じだ。
大学も楽しいらしい。絵本作りを再開している。誰かしら、莉子の友人たちが部室を覗いてくれるらしい。
それとテニス部員まで来るらしいから、夏に感謝だな。
それにしても絵画部部長の山本君は、本当に大きな包容力のある良い男だな。
すべて受け入れてくれているらしいよ。結構狭い部室なのにね。
話を聞いた学生たちが、次から次に誰かしら、莉子に会いに来てくれるらしいんだよ。
もう本来の絵画部部室の役目を果たすには迷惑な状況かもしれない。
でも火曜と木曜だけだから、今は甘えることにしている。
お陰で絵本作りが全然進んでいないよ。結局、家でやることになるようだ。
シッターさんがいてくれる間に、少しでも創作をする時間を取るように言っているんだ。
他の時間はどうせ育児をしないといけないからね。それでも桃香も少しずつ大きくなっている。
かわいくてたまらない。それは夏も同じらしい。
実家の御両親がベタベタにかわいがってくれているらしい。
それを夏が言うには、「ベタベタ甘えかすと将来が心配だ」と言っているから、噴き出した!
お前がそれを言うか?あははは。莉子と一緒に3人で大笑いした。
やっぱり夏は桃香を自分の子供だと思っているらしい。
まあ、あちらのご両親も孫のようにかわいがってくださっているから、似たようなものなんだけどね。
でもそれは桃香にとっては幸せなことだから、本当にありがたいと思っているよ。
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