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504話 クリニックの改革・1
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待望の研修日だ。今日はクリニックのシステムを大きく変える日になる。
良いかどうかはやってみないと分からないが、やってみる価値はあると思う。
まず先日みんなからもらった意見をまとめて発表した。
「今日の研修は頂いた意見の答えになると思うので、最後まで見守ってほしいと思います。最後は質問の時間にしますのでよろしくお願いします」
「先にインカムの会社からトレーニングに来てくれていますので、ではお願いします」
サブの人がインカムを全員に配ってくれた。そして使い方を説明してくれた。
それが終わると、俺がクリニックのシステムを大きく変えるので、電子カルテの講習が必要であることを説明した。
「まずクラーク制度にします。医師1人に電子カルテを入力する専門の担当を作ります。その人はご本人の希望がない限りはずっとやってほしいと思います。
なぜなら同じ医師にずっと付くことで患者さんの情報を共有出来て仕事が早くなるからです。医師が入力する情報はすべて専任で入力します。
したがって、医師は診療と処方だけに専念できます。俺は吉川さんに専任クラークをお願いします。宮本先生には柚木さんが専任クラークになってください」
明日からの問診は技師二人で電子カルテに入力してもらいます。場所は隔離部屋か待合室でやっていただきます。
ただ、検査や撮影で抜けることがありますが、その時はインカムで全員に伝えます。
戻ってきた時も伝えます。抜ける場合は残った技師にお願いします。
二人とも手が離せなくなったらもう一人のナースに入力をお願いします。慣れるために血圧専任と電子カルテ入力は交代でお願いします。
つまり太田さんと山本さんですね。二人で連携してお願いします。
入力がない時は患者さんを尿検査、レントゲン案内や、順番通りに診察室前に並んでもらうようにご案内をお願いします。
それらが一目でわかるように下げ札を患者さんにぶら下げてもらいます。
まず診察券を通すと番号レシートがプリントされて出てきます。この下げ札は1から150番まで作っています。1番の人が、外科や初診の患者ならば、番号札に青のストラップを付けます。これは宮本先生ゆきの青色になります。
初診は専用のタグがあるので、最初の段階でそれをケースに入れます。
心療内科の患者や、ちょっと手間取りそうな感じがしたら、緑色のストラップです。これは俺が診療します。つまり色別です。
この判断は看護師長にお願いしたいです。師長がストラップをつけて首からぶら下げて、なるべく10人ずつくらいの順番通りに待合室で並んでもらってください。ただ、動きたくない人もいると思うので、それはお任せします。
緊急は赤いストラップです。この患者さんは待つ場所を奥のベッドにします。緊急は先にインカムで連絡をお願いします。ベッドに行く前に診られるかもしれないので、その時はすぐ診察室に入ってもらいます。
診察券を入れた時に出る番号レシートは折ってこのケースの裏側に入れます。
で、この番号札はビニールケースに入っているので、血圧を測ったナースはメモに書いてこのケースに見えるように入れます。
次に問診と血圧を電子カルテに入力したら、小さなピンク色のタグをケースに入れます。
このピンクのタグは、問診と血圧を電子カルテに入力済のマークになります。
良いかどうかはやってみないと分からないが、やってみる価値はあると思う。
まず先日みんなからもらった意見をまとめて発表した。
「今日の研修は頂いた意見の答えになると思うので、最後まで見守ってほしいと思います。最後は質問の時間にしますのでよろしくお願いします」
「先にインカムの会社からトレーニングに来てくれていますので、ではお願いします」
サブの人がインカムを全員に配ってくれた。そして使い方を説明してくれた。
それが終わると、俺がクリニックのシステムを大きく変えるので、電子カルテの講習が必要であることを説明した。
「まずクラーク制度にします。医師1人に電子カルテを入力する専門の担当を作ります。その人はご本人の希望がない限りはずっとやってほしいと思います。
なぜなら同じ医師にずっと付くことで患者さんの情報を共有出来て仕事が早くなるからです。医師が入力する情報はすべて専任で入力します。
したがって、医師は診療と処方だけに専念できます。俺は吉川さんに専任クラークをお願いします。宮本先生には柚木さんが専任クラークになってください」
明日からの問診は技師二人で電子カルテに入力してもらいます。場所は隔離部屋か待合室でやっていただきます。
ただ、検査や撮影で抜けることがありますが、その時はインカムで全員に伝えます。
戻ってきた時も伝えます。抜ける場合は残った技師にお願いします。
二人とも手が離せなくなったらもう一人のナースに入力をお願いします。慣れるために血圧専任と電子カルテ入力は交代でお願いします。
つまり太田さんと山本さんですね。二人で連携してお願いします。
入力がない時は患者さんを尿検査、レントゲン案内や、順番通りに診察室前に並んでもらうようにご案内をお願いします。
それらが一目でわかるように下げ札を患者さんにぶら下げてもらいます。
まず診察券を通すと番号レシートがプリントされて出てきます。この下げ札は1から150番まで作っています。1番の人が、外科や初診の患者ならば、番号札に青のストラップを付けます。これは宮本先生ゆきの青色になります。
初診は専用のタグがあるので、最初の段階でそれをケースに入れます。
心療内科の患者や、ちょっと手間取りそうな感じがしたら、緑色のストラップです。これは俺が診療します。つまり色別です。
この判断は看護師長にお願いしたいです。師長がストラップをつけて首からぶら下げて、なるべく10人ずつくらいの順番通りに待合室で並んでもらってください。ただ、動きたくない人もいると思うので、それはお任せします。
緊急は赤いストラップです。この患者さんは待つ場所を奥のベッドにします。緊急は先にインカムで連絡をお願いします。ベッドに行く前に診られるかもしれないので、その時はすぐ診察室に入ってもらいます。
診察券を入れた時に出る番号レシートは折ってこのケースの裏側に入れます。
で、この番号札はビニールケースに入っているので、血圧を測ったナースはメモに書いてこのケースに見えるように入れます。
次に問診と血圧を電子カルテに入力したら、小さなピンク色のタグをケースに入れます。
このピンクのタグは、問診と血圧を電子カルテに入力済のマークになります。
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