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登場人物 (ネタバレ多いです)
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▶シャーロット(19)
公爵家の「奥様」。生家はルグラン侯爵家。
11歳で旦那様と婚約し、17歳で結婚。結婚後二年間は旦那様とほとんど関わりがなかった。幼少期から母によって厳しく育てられるため、「完璧」に執着しててしまう面がある。脆い精神状態のため、少しのことですぐに不安になってしまう。いざとなったらしっかりするが、その時まで情緒不安定。
幼少期は病弱だったが、「熱が出ていても勉強はできる」という母によってどんな時でも勉強漬け。社交界での評判も上々。
深緑の瞳に、少し巻き毛のようなシルバーっぽいブロンドの髪。髪は腰まである。肌は陶器のような冷たさを持つ白さ。
▶︎旦那様(22)
アルベール・ド・ローゼン。ローゼン公爵家の当主。
母親は10歳の時に公爵邸から出て行った。母からも父からも愛情を注がれなかったので、愛情を求めていた。
15歳で婚約し、20歳でシャーロットと結婚。幼少期に父から虐待を受けたため、精神が歪んでしまう。シャーロットを狂信的に愛している。
美しい物が好きなので屋敷の趣味は良い。
人付き合いは人並み程度に。付き合いはあまり良くないが、その地位から誰からも何も言われない。そのため、旦那様のことを深く知っている人は少ない。
紺に近い青の瞳で、髪は黄金色。天使のような容姿だとご想像下さい。
▶︎マーガレット
正式にはマーガレット・スミス。シャーロット(奥様)の専属侍女。庭師の父と子爵家のメイドをしていた母の間に生まれる。平民。
養成学校に入り、優秀な成績を納めた事から侯爵家のメイドとして働けるようになった。
ローゼン公爵家へは、シャーロットの生家、侯爵家によって派遣された。
旦那様と不倫関係を持ち、シャーロットを毒殺しようと考えていた。恋愛小説が大好きで、自分もそのヒロインのようになってみたいと思っている。容姿は中の上くらいでパッとしないが、お茶を淹れることは上手い。お喋りが好きで、浅い付き合いの友達が多い。
栗毛のくりくりした髪の毛で、本人はバサバサの髪の毛だと言って気にしている。
▶︎ジェームズ
公爵家の執事。先代の公爵の代から勤めている。旦那様の幼少期からの姿を見てきたため、恐怖心を抱いている。ジェームズの一族は代々公爵家に忠誠を誓ってきた為、簡単にこの仕事を辞めることはできないと言ってずっと勤めている。時には旦那様に助言をするほど優秀な執事。
旦那様の元からシャーロットを助けたいと思っていたが、その計画は失敗する。
歳は五十代程。ロマンスグレーの髪の毛が素敵な落ち着いたおじさま。
▶︎アンドレ(21)
シャーロットの義理の兄。侯爵と愛人との間に生まれた子供。侯爵家に引き取られ、シャーロットと幼い頃から同じ屋敷で暮らしていたがシャーロットの母によってあまり関わりがないように育てられていた。こちらも厳しい教育が施されていた為自分にも他人にも厳しい。優秀な跡取りとして侯爵に認められている。
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