平凡な俺が異世界送りとかありえない

最果ての気球

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第一章 こうして俺は少女を救い、魔王と戦うハメになった

激突! 蝙蝠魔人

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「誰が蝙蝠だ! このクソガキが 」

 俺の発した言葉に、蝙蝠野郎は真赤に血走った目を大きく見開き、全身から怒りを真赤なオーラに変えて迸らせた。

「何処に隠れてたのか知らねぇが、俺様の大事な右目を抉っただけじゃ飽き足らず、随分舐めた事してくれんじゃねぇか」

 そういう魔人の右目はすっかり健在だった。聞いた話じゃ剣で貫いた筈だが、そんなの嘘みたいに無傷だった。
 ってか、最初からえらくやる気満々だな。

「そういきり立つなよ? 怒りっぽいと禿げるぜ?」
「ふざけんな! 劣等種風情がこの俺に傷を負わせるだけで万死に値するんだよ」

 わざと茶化す俺に、更に激しく怒鳴り返す蝙蝠野郎。ってか、前から思ってたけど、なんでコイツこんな偉そうなの?

「誰が劣等種だ。弱い者苛めしかしてねぇお前みたいなのが高等生物なわけあるか」
「口の減らねぇガキだ! ホントムカつくぜ。あの小娘を何処にやった?」
「教えるわけ無ぇだろうが。それより、森の罠は堪能できたか?」
「全部綺麗さっぱりぶっ壊してやったよ! まぁ、良い。今度こそ打ち殺してやる! 小娘はその後ゆっくり見つけりゃ良い」
「だから焦るなっての。本番はこれからなんだからよ~」

 ドスの利いた調子で叫ぶ蝙蝠野郎に、俺もゆっくりと前進しながら肩を竦めて更に挑発。最早出来なきゃ死ぬだけだと腹を括った。死ぬのが怖くないってのもおかしな話だけど、不思議と落ち着いていた。恐らく、そろそろだろう。

「けッ。この間は手も足も出ねぇ癖に減らず口叩くな! 死ね、クソガキ!」

 俺の言う事など聞かずに、蝙蝠野郎を右腕を振り上げ、マントの裏地をなぞりながら勢いよく振るった。
 そのタイミングに合わせ、俺は盾を素早く体の前に構える。次の瞬間、盾を構えた左腕に重たい衝撃が走った。同時に少し体ごと後退させられたが何とか踏ん張る。

「何!?」

 対して、自分の一撃を防御された事に驚きの声を上げる蝙蝠野郎。その顔が怒りから驚きに変わった。
 その様子を見て、俺はニヤリと口元を吊り上げる。よっしゃ、上手く行ったぜ。

「どうした? 俺はぴんぴんしてるぜ?」
「舐めるな!」

 怒りに任せて叫び、今度は左腕を振った。俺は冷静にその動きを見極め、盾を素早く移動して相手の攻撃を防ぐ。重たい衝撃が走るが、腰を落としてどうにか踏ん張る。

「クソ、劣等種がぁぁ~!」

 立て続けに攻撃を防がれた蝙蝠野郎は激しく憤り、狂ったように左右の腕を滅茶苦茶に振り回した。その悉くを冷静に見極め、腰を落として盾で受け止める。何重という衝撃が腕に走るが、攻撃が止むまで必死で耐えた。

 それから暫く、嵐のような攻撃がいつの間にか止んでいた。背中に流れる冷や汗を感じつつ、俺は盾を前に構えたまま、ゆっくり顔を上げる。

 視線の先、黒ずくめの蝙蝠野郎は息を荒くしながら、此方を睨んでいる。その相手に向けて、俺は思い切り挑発的な笑みを浮かべた。

「こんなモノかよ。大した事ねぇな」
「テメェ! 俺の攻撃を……」

 驚きと怒りに歪む顔で、挑発する俺を睨み据える蝙蝠。元々青白い顔が、更に血色が悪く見えた。

「俺が何の準備もしてないと思ったのかよ? てめぇの手の内なんざお見通しだよ」
「なんだとっ!?」

 愕然とする蝙蝠野郎に、俺は体を起こしながら言い放つ。

「今のは血の弾丸だ。テメェは自分が取り込んだ血で作った弾丸を飛ばしてたのさ」
「ッ!」
「お前は『吸血種』と呼ばれる魔人の一種族。他人の血を吸い、自らを高等な生物、貴族種と名乗るが生態は人間と碌に変わらない、プライドが高いだけの化け物だ!」
「なんだと……」
「お前らは集めた血を利用し、様々な力を使う事が出来る。今のはその代表例だ。見えない高速の弾丸で標的を打ち抜く。だが、弾道は直線的で飛んでくる方向さえ見切れれば、簡単に防げる」

 俺が自身満々に告げると、蝙蝠野郎は驚愕に目を見開き、小刻みに震え始める。

「種さえ割れちまえば、どうって事は無ぇ。安い手品だぜ」
「テメェ。どうやってそんな事……」
「何処だって良いだろ? それより自慢の攻撃を防がれた気分はどうだ?」
「クッ!」

 余裕の態度で挑発すると、蝙蝠野郎は明らかに動揺した様子で後ずさる。
 プライドが高い彼らは、見下す相手に圧倒される事で動揺するらしい。

「来ないならこっちから行くぜ!」

 俺は体勢を低くし、呆けていた蝙蝠野郎に駆け出す。全身慣れない装備に身を固めながら、思った通りに体は動いてくれた。よし、行けるぞ!

「チィ! クソガキがぁぁ!」

 俺が走り出すと同時に、呆けていた蝙蝠野郎が動き出す。腕を大きく振るい、そこから幾つモノ赤黒い弾丸が発射する。ソレを冷静に見極め、自分に当たりそうなモノだけを盾で受け、勢いのまま蝙蝠野郎目掛けて全力で飛び掛かる。

「でりゃぁぁ~!」

 大上段から振り下ろした剣は、大きく右側に跳んでかわされる。横に大きく飛んだ蝙蝠魔人は右腕を鋭く振るって弾丸を飛ばしてくる。それを斬撃を放った勢いに乗ったまま地面に転がってかわし、立ち上がりざまに剣を魔人目掛けて切り上げた。
 弾丸を放った反動で体勢を崩していた蝙蝠野郎は、のけぞってその攻撃をかわし、そのまま今度はオーラを纏った左拳を俺の腹目掛けて振るった。

「うぉッ!」

 その攻撃を帷子の上から受け、俺は体ごと空中に放り出された。

「ウラァァァァ!!」

 空中に浮かされた俺に、蝙蝠が右腕を大きく振るう。
 一直線に飛来する無数の弾丸を、俺は盾で幾つかを受け止め、その勢いのまま受身して残りの弾丸を回避する。

 あっぶね~。
 今のは柔道部で習った受身が無きゃかわせなかった。これまた柔道部主将に感謝だな。帰ったら、ケーキでも持ってお礼に行こう。

 更に地下で見付けた盾や鎧のお陰で今のところは大したダメージも無い。
 これならいける!
 そう思うや否や、俺は更に勢いに乗って敵に向かって全力疾走、一瞬で間合いを詰め切ると、今度は真横から相手の胴体を狙って横に薙ぎ払う。

「うりゃぁぁ~~~!!」

 その一撃を背後に飛んでかわし、魔人はまた腕を振るう。

「おらぁぁ!」

 またしてもばら撒かれた弾丸を盾を全面に構えて突進する事でやり過ごし、今度は盾を構えたまま突進する。しかし、その攻撃もすんでのところでかわされてしまった。

「まだまだ!」

 当たらない事は無視して、俺はとにかく相手に詰め寄り、鋭い一撃を見舞った。

「クソッ! クソがァァ!!」

 対して、絶え間なく突進する俺を止めようと、蝙蝠野郎は何十という弾丸を浴びせてくる。それを時に盾で、また時には鎧に当たるに任せて受け流す。

 しつこく、粘り強く、俺は前進しながら逃げ回る魔人目掛けて剣を振るった。
 上段から振り下ろし、返す刀で横薙ぎ、切り上げ、胴への薙ぎ払い、腕や肩を狙っての細かい突き、考えつく限りの攻撃を相手に繰り出す。ソレらは徐々に洗練されていき、回数を増す事に鋭くなっていき、かわす蝙蝠野郎もすんでのところでかわすのが精一杯となっていった。

 と、劣勢に立たされた蝙蝠野郎は左腕から血の剣を作り出し、応戦してきた。
 俺の振るう剣と真赤な剣が激突すると、甲高い金属音を鳴らしながら火花を散らしていく。

「この! この! この!」

 荒々しい怒号と共に頭上から吹き荒れる真赤な斬撃の嵐。半狂乱の様相で目を血走らせ、蝙蝠野郎は滅茶苦茶に剣を振るった。蝙蝠野郎の剣戟は力任せながらも重く、荒々しいものだった。激突する度に柄を握る手が痺れ、手首に鈍い痛みが走る。

 が、それでも俺は応戦しながら相手の攻撃の隙を探る。冷静に、冷静に、落ち着いてみれば、見切れない攻撃は無い。落ち着いてさえいれば、高速で放たれた弾丸すら見切れたんだ。

 それに敵の攻撃は力任せ。だったら、チャンスはある。

 必死で敵の攻撃を捌き、此方からも細かい反撃を繰り返しながら、チャンスが来るのをじっと待つ。
 いつの間にか闘いは一進一退の壮絶な我慢比べとなった。俺が受けきれなくなるのが先か、相手が隙を晒すのが先か。一瞬でも気の緩られない状況が続く。

 攻撃の度に手首への衝撃が駆け抜け、思わず剣を取り落としそうになる。それでも俺は耐えた。ここまで必死に喰らいついて勝負を有利に進めてきたのだ。ここで取りこぼすわけにはいかない!
 絶対ぇぇ~に負けねぇぞ! 

「クタバレェェェ~~~!!」

 と、そんな事を考えた矢先に、大きく振り被った剣戟が飛んできた。
 よし! 来た。
 俺は大きく背後へと飛んだ。

「なッ!?」

 目標を失った斬撃は俺のいた地面を抉り、蝙蝠野郎は驚愕の呻きと共に大きくバランスを崩して踏鞴を踏んだ。
 そこ目掛けて、俺は着地すると同時に、剣を一直線に突き出し魔人の顔面目掛けて飛び込んだ。狙うは一点、一度貫いたという右目だ。

「ッ!」

 その剣筋を見て、魔人の顔にはっきりと恐怖が浮かぶ。
 堪らず飛び退こうとするが、俺の突撃の方が一歩早い。間に合わない事を悟った蝙蝠野郎は咄嗟に身を捩って右手を出した。
 肉を抉る手応と共に、俺の剣は奴の右手に抑えられていた。

「クッ!」

 お互いに崩れた体勢での押し合いになる。俺は全力で踏ん張り、剣を押し込もうとするが、相手も必死の形相で応戦、剣は同じ場所を一進一退の膠着状態になった。

「劣等種がぁ!」

 その状態を破ったのは魔人の方だった。残った左拳を俺の腹部目掛けて繰り出してくる。ギリギリ盾で受けるが、体勢が崩れて押し戻される。その隙に、蝙蝠は刃から手を放して再び大きく飛び退いた。

 支えを失って前につんのめる俺をよそに、蝙蝠野郎は綺麗に着地してしまった。
 体勢を立て直すと、蝙蝠魔人は自身の右手の平に驚愕の視線で向けていた。その右手の平には鋭く切り裂かれた傷があり、そこから止め処なく血が溢れていく。

 よし! とりあえず、一発当たったぜ。致命傷には程遠いが、攻撃が当たらないわけじゃない事が分った。更に、アイツは右目を貫かれたって事に恐怖を覚えているっぽい。コレは良い情報を得た。

 俺は心の中でひそかに喝采をあげたが、俺の喜びをあざ笑うかのように、右手の傷が逆再生映像の如く巻き戻り修復されてしまった。
 くそ、化け物め!

「てめぇ……劣等種風情がこの俺に傷を!」

 俺が心の中で毒づくと、魔人が血走った目を限界まで見開いて睨みつけてきた。

「このバジルス様に二度も手傷を負わせるとは! もう許さねぇぞ、虫けらが!」

 真赤なオーラを全身から吹き上げながら狂ったように叫び、蝙蝠野郎は大きくマントをバサッと翻す。

「キサマは肉片一つ残さず、木っ端微塵にしてやるぜ!」

 魔人が宣言すると、真赤なマントの裏地から、同じく全身真赤な蝙蝠が大量に飛び立った。ソレらは蝙蝠野郎の周囲一面を埋め尽くし、空間そのものを血のような真紅に染め上げる。正確な数は分らないが、少なく見積もっても百はいるんじゃないか?

「コイツラは、俺の指示で目標と共に自爆する爆弾蝙蝠。俺の眷族の中で最も凶悪な使い魔だ!」

 怒りの混じった凶悪な笑みを浮かべ、蝙蝠野郎は自慢げに言い放つ。

「覚悟しろ、クソガキ! この俺をこけにした事を後悔しながら死んでいけ!」

 蝙蝠野郎が叫ぶと、蝙蝠たちは一斉に飛来した。ソレら一体一体の動きを冷静に見極めつつ、俺は剣をしまって腰の袋に手を突っ込んだ。

 さて、ここからが本番だぜ!

 ※

 次郎が派手に立ち回っている頃、アイシャはまだ神殿の中にいた。

 それは何も、あの少年に隠れていろといわれたからではなく、単に彼がわざわざやられるところなど見たくも無かっただけだ。

 絶対に勝つなどと彼は息巻いていたが、数日前の事を考えるととても出来るとは思えなかった。何故そんな無謀な挑戦を続けるのか、どれだけ考えても全く分らなかった。

 意地でも汚名を返上しようとする姿は、死を恐れない狂人のソレとしか思えない。別に魔人になど勝たなくても、彼の目的を達する方法は他に幾らでもあるのだから。

 今の彼の人格形成を促した恩人の残した言葉が、完全に悪い方向に向かっているようにしか思えない。
 そして同時に、自分がどうすべきかも分らなくなってしまった。

 表向きにはあの少年の生死などもうどうでも良いと思っているのに、何故か未だにその身を案じている自分がいる。

 以前少年にお人よしだと言ったが、自分も大概だ。

 ただ、彼から目が離せないのはそれだけでは無かった。

 突如、何も無いところから降って来て、右も左も分らない癖に他人が困っていると放っておけないと駆け出してしまうお人好しで、幼い顔立ちの少年。

 頑固ですぐ怒ったり慌てたり、凡そ自分が旅で見てきた子供と同じようにしか見えない。
 上背とかを考える限り、年頃は似たようなモノなんだろうとは思うが、どうにも幼い印象が強い。

 その割に獰猛な狼を容易に吹き飛ばし、肉食スライムを木の枝一本で撃退してしまう力の持ち主。

 ついでに妙に頭が切れるところがあり、アイシャ自身が今まで隠していた秘密を看破してみせた。

 何をするかは予想が出来ない類の人間だ。彼女が今まで見た事の無いタイプの人間。

 だから、妙に期待が持てる部分があるのも拭えない事実だった。

 それでも、勝てるとは思えなかった。それ程、魔人という種族は凶悪で、人間で彼らに対抗できるのは、一握りしかいないのが現状だった。

『今度こそ自由になれるって信じて待っててくれよ』

「信じられるわけないじゃない。馬鹿」

 そんな言葉が自然と口をついた。妙に胸がざわついて、自分がどうして良いか分らなかった。それは今まで生きてきて感じた事も無い気持ちだった。

『まずは願わないと何も叶わない……』

 自分でも分らない感情に悶々としていると、先ほどの言葉が思い起こされた。
 彼は言った。叶えたい事があるのならば、まずは強く願わねばならないのだと。
 そして、やれる事を全力でやりきるのだと。

 出来ると、強く信じて、全力で立ち向かえば不可能は無い。
 そんな事を力強く言い切り、まるで恐怖する様子もなく一度殺されかけた相手に向かっていく彼の背中は、とても大きく見えた。

 襲い来る恐怖から逃げ暮らしてきた自分とは正反対の考えだ。彼は自分が平凡だと言っていたが、あんなことが実行出来る人間のどこが平凡なものか。

 逃げずに立ち向かう事の難しさ、恐ろしさは、長い旅の中で嫌という程思い知らされてきた。旅してきたのは、安全な場所を求めて逃げ続けただけだったのだから。

 長く苦しい生活をしてきた自分には、彼のように思う事も願いを抱く事も出来ない。

「どうしたら、そんなに強くなれるの?」

 アイシャは浮かんだ疑問をそのまま口にした。答えるものがいないのは分っていたが、言わずにはいられなかった。

『うわぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!』

 と、返答の代わりに外から悲鳴が轟く。それが誰のものかは考えるまでも無い。

「ジロー!」

 いてもたってもいられず、彼女は考える前に神殿の外へ駆け出していた。 

 ※
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