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荷造り
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国王の誕生祭はつつがなく終わった。よかったと安心したのも束の間、ルリアは今後の任務を思い出していた。逃げているダンジョンの責任者を探し出し、業務をさせなければならない。正直な話、ルリアは途方に暮れている。
「ルリア、今日もよく頑張ったな」
ラヴィアンがやってきて頭をポンポンされた。
「ねえ、ラヴィアン?ダンジョンの責任者を探すなんて可能なの?」
「あぁ、可能だぞ。ダンジョンの責任者になる前に、魔法で契約を結ぶからな。ただ、ゴーストもサボっているとなると少し骨が折れそうだがな」
「大丈夫かなぁ?」
「大丈夫だろ。俺は最強だぞ?」
そう言えばそうだったとルリアは思い直した。ラヴィアンの実力はそれだけ凄まじい。
「ルリア、見てくれ」
ラヴィアンが広げたのはイールナの地図だ。4箇所、丸で囲ってある。
「モアレナはここだ。ここから一番近いのは北西のスリーザになる」
ラヴィアンの手は海を越えた西側を示した。
「どうやって行くの?」
「そりゃあ船だろ。イバから切符が届いてる。明日出発だ」
「えぇ!明日?!早く準備しなくちゃ」
「あぁ、そういやローズがルリアに色々用意してくれていたぞ。もらってきたらどうだ?」
「ん…うん、そうする」
ルリアは階下に向かった。ローズがすうとやってくる。
「ルリア様、よかった。簡単ですが荷造りをしておきました。確認してください」
「ありがとう、ローズ」
ルリアはスーツケースを開けて中を見た。服と下着などの衣類が数着、ライトやペン、メモ帳もある。
「この服、新しいやつ?」
「はい。私が作った特別な服なんですよ。ぜひ着てみてくださいね」
「え、ローズって服も作れるんだ」
「はい。私、生前は衣服を作って暮らしていたんです。あまりに楽しくて死ぬまであっという間で、こうしてゴーストになれているのはラヴィアン様のおかげなんですよ」
「ラヴィアンは一体何をしたの?」
「はい、ここのダンジョンを見つけて解放したんです。13歳の時ですね」
「だんじょんをみつけ・・かいほう?でもこのダンジョンに潜れるようになったのは最近だって」
「ラヴィアン様はずっとダンジョンの難易度をいじってましたからね。それまで地上に出ないようにされていましたから」
「そうだったんだ。ラヴィアンってすごいんだね」
「一応最強の名を冠していますからね」
うーんとローズが首を傾げている。
「おい、ローズ。一応はないだろう?」
「あ、聞こえてましたか?ラヴィアン様ってばえっちですね」
ふふっと笑ってローズは姿を消してしまった。
「ルリア、イバの部下に薬の調合を教えるんだろう?俺にも教えてくれないか?」
「うん、簡単だからすぐ作れるよ。確かこの間探索で採った上ヒール草がいっぱいあるんだ」
言いながらルリアはアイテムボックスから上ヒール草を取り出した。もちろん調合の道具も忘れない。
「まずは刻んで」
ルリアは一通りの手順をラヴィアンに教えた。
「これでこうか、って、待ってくれ。上級薬にならないぞ?」
ラヴィアンの作った薬は中級薬だった。ああとラヴィアンが手を打つ。
「そうか、ルリアの調合レベルが高いから」
「それなら作っていれば出来るようになるよね?」
「そのひとのセンスもあるけどな」
ラヴィアンの言葉に少し不安になってきたルリアだった。
「ルリア、今日もよく頑張ったな」
ラヴィアンがやってきて頭をポンポンされた。
「ねえ、ラヴィアン?ダンジョンの責任者を探すなんて可能なの?」
「あぁ、可能だぞ。ダンジョンの責任者になる前に、魔法で契約を結ぶからな。ただ、ゴーストもサボっているとなると少し骨が折れそうだがな」
「大丈夫かなぁ?」
「大丈夫だろ。俺は最強だぞ?」
そう言えばそうだったとルリアは思い直した。ラヴィアンの実力はそれだけ凄まじい。
「ルリア、見てくれ」
ラヴィアンが広げたのはイールナの地図だ。4箇所、丸で囲ってある。
「モアレナはここだ。ここから一番近いのは北西のスリーザになる」
ラヴィアンの手は海を越えた西側を示した。
「どうやって行くの?」
「そりゃあ船だろ。イバから切符が届いてる。明日出発だ」
「えぇ!明日?!早く準備しなくちゃ」
「あぁ、そういやローズがルリアに色々用意してくれていたぞ。もらってきたらどうだ?」
「ん…うん、そうする」
ルリアは階下に向かった。ローズがすうとやってくる。
「ルリア様、よかった。簡単ですが荷造りをしておきました。確認してください」
「ありがとう、ローズ」
ルリアはスーツケースを開けて中を見た。服と下着などの衣類が数着、ライトやペン、メモ帳もある。
「この服、新しいやつ?」
「はい。私が作った特別な服なんですよ。ぜひ着てみてくださいね」
「え、ローズって服も作れるんだ」
「はい。私、生前は衣服を作って暮らしていたんです。あまりに楽しくて死ぬまであっという間で、こうしてゴーストになれているのはラヴィアン様のおかげなんですよ」
「ラヴィアンは一体何をしたの?」
「はい、ここのダンジョンを見つけて解放したんです。13歳の時ですね」
「だんじょんをみつけ・・かいほう?でもこのダンジョンに潜れるようになったのは最近だって」
「ラヴィアン様はずっとダンジョンの難易度をいじってましたからね。それまで地上に出ないようにされていましたから」
「そうだったんだ。ラヴィアンってすごいんだね」
「一応最強の名を冠していますからね」
うーんとローズが首を傾げている。
「おい、ローズ。一応はないだろう?」
「あ、聞こえてましたか?ラヴィアン様ってばえっちですね」
ふふっと笑ってローズは姿を消してしまった。
「ルリア、イバの部下に薬の調合を教えるんだろう?俺にも教えてくれないか?」
「うん、簡単だからすぐ作れるよ。確かこの間探索で採った上ヒール草がいっぱいあるんだ」
言いながらルリアはアイテムボックスから上ヒール草を取り出した。もちろん調合の道具も忘れない。
「まずは刻んで」
ルリアは一通りの手順をラヴィアンに教えた。
「これでこうか、って、待ってくれ。上級薬にならないぞ?」
ラヴィアンの作った薬は中級薬だった。ああとラヴィアンが手を打つ。
「そうか、ルリアの調合レベルが高いから」
「それなら作っていれば出来るようになるよね?」
「そのひとのセンスもあるけどな」
ラヴィアンの言葉に少し不安になってきたルリアだった。
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