副団長は次期公爵~幼き婚約者との10年

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続話

※愛しい妻

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「あっ、あん」
「ヴィー、愛してるよ」

 静かな部屋にヴィーの喘ぐ声が響く。
 この一年でヴィーは俺に甘え、自らも求めるようになってきた。

「アル様、そこっ、ああ、だめ・・・」
「ヴィーはここが好きだろう?」
「そんなこと・・意地悪しないで」
 俺は豊かな胸を持て弄びながら、もう片方の手でヴィーの花びらの奥を探っていく。
 擦りあげるように指で固くなった花芽を刺激すると、蜜が溢れだしヴィーの身体が震える。
 蜜壺に吸い込まれるように指を抜き差しすると、クチュクチュと厭らしい音が聞こえてきて、いくつもの襞が俺の二本の指に絡みついて離そうとしない。

「ヴィー」

 耳元で名を呼ぶ。彼女が潤んだ瞳で早く頂戴と訴えて来た。
 何度も舌を絡め合い欲情を駆り立て、一気にヴィーの身体を貫く。
 その快感は、幾度身体を重ねても慣れる事も消える事は無い。
 最初はゆっくりと楽しみながら、ヴィーの中の感じる場所を狙って抽送を繰り返す。
「アル様、もっと強く・・・お願い」
 愛しい妻の願いは叶えてあげなくてはならない。
 細いが、女らしい腰を掴み強く打ち付ける。

「ああ、いいっ」
「俺ももう限界だ。イクよヴィー」
「お願い早く来て」
 背中を反らせ果てるヴィー。
 腰を打ち突け、自身の欲望をヴィーの中に解放つ。
 雄芯はドクりと脈を打つ。それを何度も締め付けられれば、彼女の中でまだ萎える事は無い。
 愁いに満ちた顔を上から見下ろして満足すれば、自然と口元が綻ぶ。
 二人の夜はまだ終わらない。

 幼かったヴィヴィアンとの長い月日を経て婚姻を結び、もうすぐ一年になる。
 愛しい妻ヴィーは十九才となり、自分も三十一才になった。
 騎士団を辞めて次期公爵としての忙しい日々を送る毎日だ。
 そんな中での唯一の癒しは可愛い妻を愛でる事。
 結婚をするまでは、とヴィーに手を出す事を我慢して迎えた初夜が懐かしい。
 そもそも俺は二十歳の時にヴィヴィアンという加護持ちの少女を護るために婚約をしたのだ。その時のヴィーはまだ八才の幼い少女だった。
 結婚願望が無かった俺はそれなりに遊んでは来た。面倒事が嫌だったのでもっぱら遊びと言えば、団員達と「酒を飲んだ後に娼館へ行く」というパターンだった。

 それが・・・

 天使のような少女ヴィヴィアンと出会ってから、自分の中の何かが変わってしまったのだ。
 初めは両親から軟禁という虐待を受けていたヴィーに対しての、庇護欲だった。しかし、それもたった数か月後に仄かな愛情へと変わっていった。
 自分でも信じられないくらいの独占欲が芽生え、誰にも渡したくないと強く思うになる。
 少女趣味で変態なのかもしれないと思った事もある。さすがにその当時のヴィーに性欲を覚える事は無かったが。
 それを自覚したのは、ヴィーが学院に入った頃だったと思う。
 歓迎パーティーでエスコートを誰に頼むかという話しなった時に俺がエスコートをすると言うと

「アクセル様はヴィヴィの婚約者ですもん。でも護衛のお仕事があるし、それよりみんなに婚約者ではなく兄妹と思われるのは嫌なの」

 俺を見つめるヴィーの顔は今でも忘れる事は無い。心からヴィーのことを事を愛しく思い、今までとは違った気持ちで口づけをしてしまったのだ。
 この時のヴィーはまだ十二才を少し過ぎたばかりだった。

『あまりの可愛らしさに思わず口づけてしまったが、俺はとうとう一線を越えてしまったのだろうか?
 十二歳の少女に。。。。。。これは犯罪か?』
 と、思い悩んだ。

 その後一つ目の加護に目覚めたヴィー。その不安からか。自分から口づけを求めて来た。当然添い寝をしながら俺はそれに応えた。もちろんそれ以上の事はしていない。

 時が経つにつれ女らしく成長していくヴィーの姿はとても眩しく見え、子供ではなくなっていく彼女に俺は戸惑っていた。
 週一の添い寝が復活し、口づけを交わしその体を抱き締めて眠る。
 俺の欲望も立ち上がっていく日々。
 まだ成人前のヴィーに手が出せない捌け口として、何度か娼館へも足を向けた。
 そして十五を過ぎた頃から少しずつ彼女身体を暴いていくことになる。
 それが俺の唯一の楽しみなっていったのだった。
 途中色々な事があり、少しだけ彼女との距離を開けた後、待ちに待った成人を迎えたヴィー。
 学院卒業後間もなく式を挙げて、晴れて俺の妻となった。

 愛おしくて、愛おしくてたまらない存在。
 その彼女が俺の腕の中で今夜も愛らしく啼く。
 俺は彼女の全部を愛し尽くす。


 先月元上司のエリオス団長と、幼い頃からヴィーの世話をしてきたドリーとの間に赤子が誕生した。
 可愛い天使のような赤ん坊を抱きながら、早く自分も子供が欲しいと言っていたヴィー。
 ヴィーとの子供は可愛いに決まってはいるが、俺はまだまだヴィーだけを愛でていたい。
 母になったヴィーはきっと俺より子供の方に気が向いてしまうだろう。
 まだ見ぬ赤子に俺は嫉妬しているのだ。

 静かな寝息を立てる可愛い妻の寝顔を見ながら、まだしばらくはこのまま一回り下の愛妻と二人だけの生活を楽しみたいと思ってしまうのは仕方のない事なのである。



―――――――――――――――――――――――――――
※いままでお付き合い下さりありがとうございました。
 間が空きますが、二人のその後も書けたらいいなと思っておりますので完結表示にせずに置きたいと思います。
 ブクマ・感想感謝いております。
 MNにも別作をアップしていますが、もう少ししたらアルファさんに投稿を予定していますので、お目に留まりましたら宜しくお願い致します。

 遥
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感想 2

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みんなの感想(2件)

サラサ
2021.11.25 サラサ

本編完結おめでとうございます♪
アクセルは良く10年も待った、偉い‼︎
晴れて夫婦になれたことで、これからは遠慮なくイチャイチャする事でしょうね😘
番外編、楽しみにしてます(^^)

2021.11.26

サラサ様最後までお読みくださりありがとうございます。

アクセル頑張りました(笑)
これからはなんの支障もありませんので好きにしてもらいたいと思います(〃∇〃)
番外編不定期投稿となると思いますが、楽しんでいただけたらと思います。
ありがとうございました。

解除
サラサ
2021.11.14 サラサ

無垢な少女に少しずつ快楽を教え込む…背徳感も相まって、めちゃくちゃエロいです!(//∇//)
こういうの好きです!
めっちゃ性癖に刺さります😍

2021.11.14

サラサ様 読んで下さりありがとうございます♪

そして嬉しいご感想を頂戴してパソの前で小躍りしております。
激しいエロではありませんが、お楽しみ頂けると嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願い致します(^^)

解除

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