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春 ー出会いー
初授業
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時間は少し経ち、瑠奈の友達でもある杏美も登校し、ホームルームの時間も終われば
早速新藤の授業に入る予定となっている。女子たちは特に何度も手鏡でチェックしたり、メイクを直したり
中には手洗い場にまで行って全身鏡でチェックしていた。この気合の入れ方に、またもや男子たちは
溜め息を漏らしていた。
そんな中、瑠奈は真面目に予習をしたり、次の授業の準備をきちんとするような……性格ではない。
ましてや皆のように身だしなみを整えたりすることもなく、ただ外を眺めていた。
杏美:まーた外の方ばっかり……あ、一限目から体育をしているのは…悠先輩のクラスじゃん!
瑠奈は杏美にそう言われるまで全く気づいておらず、運動場を何周も走っている様子が見受けられた。
相変わらず先輩は真面目にすることなく、友達らしき人と走りながら話していて、後ろ走りをしたり
どこからどう見てもふざけている。しかし、三年生ともなれば先輩がどういう人なのか既に把握しているからか
もはや注意する気配すらないと瑠奈の所からでも感じられる。
杏美:相変わらずだねー。ま、瑠奈も似たようなもんか
瑠奈:ちょっと一緒にしないでよ。私は興味ないだけ。やる気でないんだよねー
杏美:またそんなこと言ってーーじゃあサッカー部には興味ありってことですか?(笑)
瑠奈:部活は普通に…マネージャーとして仕事にやりがいを感じてるだけ
杏美:その調子で今年も赤点回避できるように真面目に授業聞くんだね
瑠奈:生徒に興味を抱かせる素晴らしい授業だったらねーー
新藤:じゃあその素晴らしい授業かどうかは四宮のテストの点数で分かるってことだな(笑)
その声は先生であり、気づけば教卓から瑠奈に向かって言っていた。杏美も気づいていなかったのか
そそくさと自分の席に着き、私は顔から火が噴きそうなほどの恥ずかしさでいっぱいだった。
クラスの皆はその言葉に笑いを抑えきれず、教室全体が笑いに包まれていた。
瑠奈:いやっ!……あの……!そういうことじゃ!
新藤:冗談だよ(笑)先生、一年目で手際悪かったりすると思うけど、大目に見てください!もちろん授業は特に気合い入れて頑張ります!
‘‘先生頑張ってー!(笑)‘‘
‘‘やばっ!めっちゃ可愛いカッコいい!‘‘
クラスの女子たちは更に先生のことを褒め称え、授業は好スタートを切った。
瑠奈はあんなことを聞かれてしまったこともあって、嫌でも真面目に受けた。
しかし、生徒に寄り添った分かりやすい授業であったため、そこまで苦に思わなかった。
杏美:いやーー面白かったね!新藤先生の授業!
瑠奈:私は最初に大恥かいたせいであんまり内容入ってこなかったよ…
杏美:あれは私も気づかなかったよー(笑)どんまい!
瑠奈:はぁ……皆も分かりやすいってべた褒めだし、テストでほんとに点を取らなきゃじゃん…
杏美:まぁ、まだ先の話だしね!それより!昨日悠先輩と勧誘の案出せた??
瑠奈:まぁ、ぼちぼちかな…期待しないほうがいいと思う
杏美:マネージャーも一人ほしいよね。最悪来年に入ってもいいけど、部員はねー
瑠奈:今年の大会は絶対優勝だって先輩たちも気合入ってるし、即戦力になる人が入ればいいけどね
結局、話し合いでは大会への熱量も少々伝えつつ、大前提として楽しく、交流多数の部活として売り出す予定となった。しかし、予想としては、またしても面白みがある他の部活に新入部員を取られると瑠奈は思っている。
そんな話をしていると瑠奈たちの方に、新藤が慌てるように駆け寄ってきた。
新藤:なぁ、今日ってサッカー部の練習ってあるのか??
瑠奈:……え、えっと…
さっきのこともあり、瑠奈は新藤と話すのを躊躇っていた。その代わりに杏美が気さくに返事をした。
杏美:はい!今日はありますよ!新入生の部活見学が今日からなので!
新藤:そっか、新入生の歓迎についても考えてたし、見学もあるんだな
杏美:今年は気合入れてますよー(笑)あ、先生ってどこかの部活受け持つんですか?
新藤:あぁ、それなら決まってるよ、サッカー部の副顧問としてね
瑠奈:………えっ……副顧問!?
新藤:えーーそんな驚くー??(笑)今日からよろしくな!
新学期二日目、波乱の予感がまたしても余儀なくされた。
早速新藤の授業に入る予定となっている。女子たちは特に何度も手鏡でチェックしたり、メイクを直したり
中には手洗い場にまで行って全身鏡でチェックしていた。この気合の入れ方に、またもや男子たちは
溜め息を漏らしていた。
そんな中、瑠奈は真面目に予習をしたり、次の授業の準備をきちんとするような……性格ではない。
ましてや皆のように身だしなみを整えたりすることもなく、ただ外を眺めていた。
杏美:まーた外の方ばっかり……あ、一限目から体育をしているのは…悠先輩のクラスじゃん!
瑠奈は杏美にそう言われるまで全く気づいておらず、運動場を何周も走っている様子が見受けられた。
相変わらず先輩は真面目にすることなく、友達らしき人と走りながら話していて、後ろ走りをしたり
どこからどう見てもふざけている。しかし、三年生ともなれば先輩がどういう人なのか既に把握しているからか
もはや注意する気配すらないと瑠奈の所からでも感じられる。
杏美:相変わらずだねー。ま、瑠奈も似たようなもんか
瑠奈:ちょっと一緒にしないでよ。私は興味ないだけ。やる気でないんだよねー
杏美:またそんなこと言ってーーじゃあサッカー部には興味ありってことですか?(笑)
瑠奈:部活は普通に…マネージャーとして仕事にやりがいを感じてるだけ
杏美:その調子で今年も赤点回避できるように真面目に授業聞くんだね
瑠奈:生徒に興味を抱かせる素晴らしい授業だったらねーー
新藤:じゃあその素晴らしい授業かどうかは四宮のテストの点数で分かるってことだな(笑)
その声は先生であり、気づけば教卓から瑠奈に向かって言っていた。杏美も気づいていなかったのか
そそくさと自分の席に着き、私は顔から火が噴きそうなほどの恥ずかしさでいっぱいだった。
クラスの皆はその言葉に笑いを抑えきれず、教室全体が笑いに包まれていた。
瑠奈:いやっ!……あの……!そういうことじゃ!
新藤:冗談だよ(笑)先生、一年目で手際悪かったりすると思うけど、大目に見てください!もちろん授業は特に気合い入れて頑張ります!
‘‘先生頑張ってー!(笑)‘‘
‘‘やばっ!めっちゃ可愛いカッコいい!‘‘
クラスの女子たちは更に先生のことを褒め称え、授業は好スタートを切った。
瑠奈はあんなことを聞かれてしまったこともあって、嫌でも真面目に受けた。
しかし、生徒に寄り添った分かりやすい授業であったため、そこまで苦に思わなかった。
杏美:いやーー面白かったね!新藤先生の授業!
瑠奈:私は最初に大恥かいたせいであんまり内容入ってこなかったよ…
杏美:あれは私も気づかなかったよー(笑)どんまい!
瑠奈:はぁ……皆も分かりやすいってべた褒めだし、テストでほんとに点を取らなきゃじゃん…
杏美:まぁ、まだ先の話だしね!それより!昨日悠先輩と勧誘の案出せた??
瑠奈:まぁ、ぼちぼちかな…期待しないほうがいいと思う
杏美:マネージャーも一人ほしいよね。最悪来年に入ってもいいけど、部員はねー
瑠奈:今年の大会は絶対優勝だって先輩たちも気合入ってるし、即戦力になる人が入ればいいけどね
結局、話し合いでは大会への熱量も少々伝えつつ、大前提として楽しく、交流多数の部活として売り出す予定となった。しかし、予想としては、またしても面白みがある他の部活に新入部員を取られると瑠奈は思っている。
そんな話をしていると瑠奈たちの方に、新藤が慌てるように駆け寄ってきた。
新藤:なぁ、今日ってサッカー部の練習ってあるのか??
瑠奈:……え、えっと…
さっきのこともあり、瑠奈は新藤と話すのを躊躇っていた。その代わりに杏美が気さくに返事をした。
杏美:はい!今日はありますよ!新入生の部活見学が今日からなので!
新藤:そっか、新入生の歓迎についても考えてたし、見学もあるんだな
杏美:今年は気合入れてますよー(笑)あ、先生ってどこかの部活受け持つんですか?
新藤:あぁ、それなら決まってるよ、サッカー部の副顧問としてね
瑠奈:………えっ……副顧問!?
新藤:えーーそんな驚くー??(笑)今日からよろしくな!
新学期二日目、波乱の予感がまたしても余儀なくされた。
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