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恋煩い
夏休み始動
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テストも無事に全教科赤点を免れ、遂に夏休みに入った。
担任:明日から夏休みだが、くれぐれも問題を起こさないようになー!来年お前たちは受験生なんだから今年は思いっきり遊べるうちに遊んどけよー
担任の言葉に皆は早く帰りたいようにソワソワしており、その雰囲気を見計らってすぐにホームルームは終わった。
亜美:瑠奈ー!部活行こ!
瑠奈:うん、今日から気合い入れなきゃね
亜美:今年は悠先輩居るから何か期待しちゃうよね!はぁーーもしかしてホントに関東大会行っちゃったりして.........嫌だもう!凄すぎ!
瑠奈:何一人で盛り上がってんの(笑)私たちはサポートするのみ!ほら、行こ!
二人は早速教室を出てグラウンドに向かった。グラウンドには既に先輩たちがいて、そこには新藤もいた。
瑠奈:お疲れ様です。先生、早いですね
新藤:おー!お疲れ!そりゃー今日から部活も本格的になる訳だからな。OBとしても、何か役に立ちたいしな
亜美:............えぇっ!先生ってここのOBだったの?!
新藤:あれ?言ってなかったか?元サッカー部でこれでもFWで頑張ってたんだよ
瑠奈:先生たちは試合はどこまで行けたんですか?
新藤:俺らが一年の時は県大会の一回戦敗退で二年時は準優勝で、最後の大会は関東大会まで行ったよー。懐かしいなー........まぁ、関東大会では一回戦でボロ負けだったけどな(笑)
亜美:何言ってるんですか!関東大会まで行くなんて凄いですよ!しかも初めは県大会の一回戦止まりがそこまで這い上がるなんて!ドキュメンタリー過ぎます!
新藤:結構まとまり悪かったからな(笑)俺らの時より今のサッカー部の方が団結力あるよ。だから可能性はあるかもな
瑠奈:なら、私たちにもできることいっぱいありそうだね
亜美:よーーし!気合い入れるぞー!(笑)
そう言って、私たちの会話を悠は密かに聞いており、そのまま練習が再開してからも、悠は目の色を変えて気合いが入っていた。そんな中、ドリンクを補充するために瑠奈は重い荷物を運んでいた。
新藤:四宮!重いだろ、こっちは俺が持つから軽い方を持ってくれ
瑠奈:いや、悪いですよ!それに、これくらいいつも持ってます!
新藤:へぇー四宮って案外力持ちなんだな........って、これ差別になっちゃうな......
瑠奈:...........先輩たちがあんなに頑張ってたら私だって頑張らないとって思いますからね。これくらい持てます!
そう言って新藤が運ぼうとしていた荷物を抱えると、瑠奈の体が持っていかれるくらい荷物の重さは凄まじく、瑠奈は倒れそうになっていた。
新藤:ほら!!危ない!やっぱり俺が持つよ
瑠奈:うわぁ、すいません。大口叩いてたのに........
新藤:確かに(笑)やっぱ、社会でクラス一位取った生徒は違いますよ(笑)
瑠奈:あ、あれと今は関係ないですよ!
新藤:四宮が努力家で仲間思いなのはよく分かったよ(笑)だけど、あんまり無理するなよ
そう言って新藤は瑠奈の頭をポンと置き、涼し気な笑顔を残し、荷物を持って行ってしまった。一方瑠奈は、今何が起こったのか把握出来ず、危うく倒れ込むところだった。
そのまま夕方になり部活を終え、それぞれ帰宅準備をし、瑠奈も後片付けを終え、帰ろうとしていた。その時、瑠奈の元へ悠が話しかけた。
悠:お前もう帰るか?
瑠奈:え、あ........はい、帰りますけど
悠:..........確か.......先の交差点まで一緒だったよな
瑠奈:あぁーそうでしたね.........?
悠:...............じゃあ.....行くか.....
瑠奈:......え....?あ、はい...........
悠は瑠奈を誘うのが下手なのか、悠はさっさと行ってしまい、瑠奈は訳も分からずとりあえず後を付いて行った。
''おいおいおい!!!今の見たか?てか聞いてたか?!''
''あいつ誘うの下手すぎだろ!(笑)でも、ついにあいつも........''
亜美:先輩たち声大きいですよ!!!聞かれたらどうするんですか!
''いやーー悪い、でもさこの二年間動き出さなかった悠がついに放課後下校までこぎつけたんだぞ!''
亜美:でも、瑠奈は告白でもされない限り気づかないしな......
サッカー部の先輩たち全員が、あぁ確かに気づかなそう、と声を揃える中、当の二人は未だ話すことないまま歩き続けていた。
悠:...........あのさ、お前って.........
瑠奈:はい、何ですか?
悠:...............好きなやつとかいんの?
瑠奈:え、何ですか急に
悠:いや.............お前、やけにあの先生と仲良さげだから.............
瑠奈:え、私が先生のこと好きって言いたいんですか??
悠:...........今日頭触られてポってしてたろ!
瑠奈:し、、してないですよ!!!てか、見てたんですか!!!
悠:見たくて見たわけじゃねーよ!.........で、どうなんだよ........
瑠奈:好きじゃ.........ないです。
悠:........へーー、あっそ。
悠は何故か一安心したような顔をして、そのうち交差点に着いてしまった。
悠:じゃあ、明日からもよろしくな、マネージャー。
瑠奈:もちろんです。先輩も頑張ってください
そう言って解散した後も瑠奈は結局何の話をしたかったんだろうとモヤモヤしたまま、明日からまた頑張ろうとしか、瑠奈は思っていなかった。
担任:明日から夏休みだが、くれぐれも問題を起こさないようになー!来年お前たちは受験生なんだから今年は思いっきり遊べるうちに遊んどけよー
担任の言葉に皆は早く帰りたいようにソワソワしており、その雰囲気を見計らってすぐにホームルームは終わった。
亜美:瑠奈ー!部活行こ!
瑠奈:うん、今日から気合い入れなきゃね
亜美:今年は悠先輩居るから何か期待しちゃうよね!はぁーーもしかしてホントに関東大会行っちゃったりして.........嫌だもう!凄すぎ!
瑠奈:何一人で盛り上がってんの(笑)私たちはサポートするのみ!ほら、行こ!
二人は早速教室を出てグラウンドに向かった。グラウンドには既に先輩たちがいて、そこには新藤もいた。
瑠奈:お疲れ様です。先生、早いですね
新藤:おー!お疲れ!そりゃー今日から部活も本格的になる訳だからな。OBとしても、何か役に立ちたいしな
亜美:............えぇっ!先生ってここのOBだったの?!
新藤:あれ?言ってなかったか?元サッカー部でこれでもFWで頑張ってたんだよ
瑠奈:先生たちは試合はどこまで行けたんですか?
新藤:俺らが一年の時は県大会の一回戦敗退で二年時は準優勝で、最後の大会は関東大会まで行ったよー。懐かしいなー........まぁ、関東大会では一回戦でボロ負けだったけどな(笑)
亜美:何言ってるんですか!関東大会まで行くなんて凄いですよ!しかも初めは県大会の一回戦止まりがそこまで這い上がるなんて!ドキュメンタリー過ぎます!
新藤:結構まとまり悪かったからな(笑)俺らの時より今のサッカー部の方が団結力あるよ。だから可能性はあるかもな
瑠奈:なら、私たちにもできることいっぱいありそうだね
亜美:よーーし!気合い入れるぞー!(笑)
そう言って、私たちの会話を悠は密かに聞いており、そのまま練習が再開してからも、悠は目の色を変えて気合いが入っていた。そんな中、ドリンクを補充するために瑠奈は重い荷物を運んでいた。
新藤:四宮!重いだろ、こっちは俺が持つから軽い方を持ってくれ
瑠奈:いや、悪いですよ!それに、これくらいいつも持ってます!
新藤:へぇー四宮って案外力持ちなんだな........って、これ差別になっちゃうな......
瑠奈:...........先輩たちがあんなに頑張ってたら私だって頑張らないとって思いますからね。これくらい持てます!
そう言って新藤が運ぼうとしていた荷物を抱えると、瑠奈の体が持っていかれるくらい荷物の重さは凄まじく、瑠奈は倒れそうになっていた。
新藤:ほら!!危ない!やっぱり俺が持つよ
瑠奈:うわぁ、すいません。大口叩いてたのに........
新藤:確かに(笑)やっぱ、社会でクラス一位取った生徒は違いますよ(笑)
瑠奈:あ、あれと今は関係ないですよ!
新藤:四宮が努力家で仲間思いなのはよく分かったよ(笑)だけど、あんまり無理するなよ
そう言って新藤は瑠奈の頭をポンと置き、涼し気な笑顔を残し、荷物を持って行ってしまった。一方瑠奈は、今何が起こったのか把握出来ず、危うく倒れ込むところだった。
そのまま夕方になり部活を終え、それぞれ帰宅準備をし、瑠奈も後片付けを終え、帰ろうとしていた。その時、瑠奈の元へ悠が話しかけた。
悠:お前もう帰るか?
瑠奈:え、あ........はい、帰りますけど
悠:..........確か.......先の交差点まで一緒だったよな
瑠奈:あぁーそうでしたね.........?
悠:...............じゃあ.....行くか.....
瑠奈:......え....?あ、はい...........
悠は瑠奈を誘うのが下手なのか、悠はさっさと行ってしまい、瑠奈は訳も分からずとりあえず後を付いて行った。
''おいおいおい!!!今の見たか?てか聞いてたか?!''
''あいつ誘うの下手すぎだろ!(笑)でも、ついにあいつも........''
亜美:先輩たち声大きいですよ!!!聞かれたらどうするんですか!
''いやーー悪い、でもさこの二年間動き出さなかった悠がついに放課後下校までこぎつけたんだぞ!''
亜美:でも、瑠奈は告白でもされない限り気づかないしな......
サッカー部の先輩たち全員が、あぁ確かに気づかなそう、と声を揃える中、当の二人は未だ話すことないまま歩き続けていた。
悠:...........あのさ、お前って.........
瑠奈:はい、何ですか?
悠:...............好きなやつとかいんの?
瑠奈:え、何ですか急に
悠:いや.............お前、やけにあの先生と仲良さげだから.............
瑠奈:え、私が先生のこと好きって言いたいんですか??
悠:...........今日頭触られてポってしてたろ!
瑠奈:し、、してないですよ!!!てか、見てたんですか!!!
悠:見たくて見たわけじゃねーよ!.........で、どうなんだよ........
瑠奈:好きじゃ.........ないです。
悠:........へーー、あっそ。
悠は何故か一安心したような顔をして、そのうち交差点に着いてしまった。
悠:じゃあ、明日からもよろしくな、マネージャー。
瑠奈:もちろんです。先輩も頑張ってください
そう言って解散した後も瑠奈は結局何の話をしたかったんだろうとモヤモヤしたまま、明日からまた頑張ろうとしか、瑠奈は思っていなかった。
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