君がすべてを教えてくれた。

美桜

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恋煩い

冷やかし

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夏休みが始まり、部活も本格的になった。悠も含め、三年生は本気で試合に向けて必死になっていた。瑠奈たちマネージャーもサポートに追われていた。そんな中、真っ先に亜美が瑠奈に詰め寄った。


亜美:はいはい、瑠奈さん。友達の私にまず最初に言うことがあるんじゃない?

瑠奈:んー?言うことって?

亜美:昨日の帰り道、悠先輩と帰ってたでしょ?何か言われたんじゃない?

瑠奈:何って...........いや


話そうとしても、新藤のことを好きなんじゃないかと言われたことを話せず、瑠奈は戸惑っていた。


亜美:やっぱさ...............告られた?!

瑠奈:はぁ?!........何でそっちになんのよ。悠先輩が告るわけないじゃん

亜美:..........え、じゃあ何だったのよ昨日の

瑠奈:普通に試合に向けて頼んだ的なやつだよ

亜美:なにそれーーーー!もぉー!


亜美が怒っている理由が瑠奈には分からないまま、休憩時間に差し掛かった。


''なぁ悠、昨日はどうだったんだよ''

悠:は?何が?

''瑠奈ちゃんと帰ってたじゃん(笑)''

''告ったんじゃね?''

悠:ばーーか、アホか。このタイミングで告るわけないだろ。てか、俺があいつのこと好きみたいじゃねーか、ちげーーから。

''めっちゃ喋り倒すじゃん(笑)てか今更そこ否定されてもなー''

悠:..............とにかく、あいつには言うなよ


そう言って悠はドリンクを手に取ろうとした時、タイミング良く瑠奈がドリンクを悠に差し出した。


瑠奈:どーぞ。

悠:..............あ、悪いな。

''やっば!(笑)こっから見てもお似合いだよな''

亜美:ちょっと先輩聞きましたか?!昨日何も無かったんですって!

''まぁー元々期待してなかったけどな。でも、もうすぐあの一大イベントが待ってるからな。俺はそれに期待するわ''

''いいなーー俺も青春してーーー''


そんな事を傍から言われてるとも知らず、悠は昨日のことを思い出し、中々瑠奈と話せずにいた。


悠:...................

瑠奈:そうえば、さっき悠先輩のこと見に来てた女の子がいて、試合頑張ってくださいだそうです。

悠:................あっそ。

瑠奈:やっぱエースは違いますよねー。本番も応援凄そうですし

悠:別にいらねぇから。

瑠奈:またそんなこと言って(笑)たまには笑顔で返してもいいんじゃないですか?あ、でも普通に普段からしてるか

悠:...........してるか?

瑠奈:マネージャー希望が大量に押し寄せてきた時も、ちゃんと笑顔で対応してくれましたし、ファンサービスもするじゃないですか

悠:................ちなみに、お前はどういう人にいいなとか思う訳?

瑠奈:え、私ですか?............参考にならないと思いますけど、私だったら.......何かといつも気にかけてくれたり、こういう所まで見てるんだなーって思える人には..........ですかね。

悠:............へぇ、単純だな

瑠奈:すいませんね、単純で(笑)
ほら!練習始まりますよ!


そう言って瑠奈は悠を再び練習へと導き、悠の中では、何かを考えているような感じであった。
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