孤独なメイドは、夜ごと元国王陛下に愛される 〜治験と言う名の淫らなヒメゴト〜

当麻月菜

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【番外編】二人の日常

ソレは時には媚薬になる……らしい④☆

 ピチャピチャと水の滴る音が部屋に響く。

「グリジット……ん、あ……んんっ……あっ」
「……ファルナはここが好きなのか」

 大きく足を広げてグリジットに秘部をさらけ出しているファルナは、恥ずかしそうに身をよじる。

 でもグリジットは、ファルナのほっそりとした腰を掴んで離さない。

 寝間着も下着も脱がされベッドに組み敷かれたファルナは、グリジットの舌で愛撫を受けている。それはそれはとても優しく執拗に。

「あっ」

 さんざん舌で愛撫された秘部に、グリジットがそっと指を入れた。

 トプッと蜜が溢れ出す感覚と、長い指が的確にファルナの弱い部分を刺激する。

「……痛みは無いか?」
「んっ、あんっ……平気です」
「そうか。なら、指を増やすぞ」
「は、はい……んっ、ああっ」

 一度抜かれた指が数を増やして、もう一度自分の中に入ってくる。

 大好きな人が自分に触れてくれること。気遣う言葉をかけてくれること。

 自分では得られない悦びを与えてくれることに、ファルナはグリジットの指を締め上げながら歓喜の声をあげる。

「……狭いな。もう少し、解そう」

 クチュクチュと指を抜き差ししたり、バラバラに動かしながらグリジットは丁寧にファルナの中を柔らかくしていく。

 でも、そうされている側はとてももどかしい。

 もう覚えてしまったのだ。指では満たされないことを。

「あんっ……グリジット……ね、ねぇ……もう……」
「駄目だ。痛い思いはさせたくない。もう少し待ちなさい」

 腰を揺らして訴えても無下に断られてしまい、ファルナは切ない声を出す。

 でも余程初めて抱いた時のことを後悔しているのか、グリジットは聞こえないフリをして丹念に愛撫を続ける。

「……ファルナ、ここは好きか?」
「あんっ……んっ……ああっ……それ……すき」
「そうか。こうされるのは?」
「あああっ、ダメ……それ……ダメ……あああああっ」

 弱い部分を指で刺激され、花芯を唇で優しく吸われた途端、ファルナはシーツを強く握りしめて絶頂を迎えた。

「……あ……ん」

 絶頂の余韻に浸るファルナは、びくびくと震えながら甘い声を出す。

 それは最上級にグリジットの欲をかきたてーーようやっと一番欲しいものを与えてくれた。

 全ての衣類を脱ぎ捨てたグリジットは、硬くそそり立つものをファルナのそこに深く埋め込み、腰を動かす。

 ジュブジュブと蜜が掻き出される音と、肉と肉がぶつかり合う音。

 それから、薄暗い部屋の中でファルナが快感に喘ぐ声が、更にグリジットを煽り腰の動きを激しくさせる。

「あっ……んっ、ん……ああっ……あんっ」

 行き場をさ迷うファルナの手を握りしめて、グリジットは小さな唇まで貪る。

「……辛くないか?」
「んっ……あ……きもちい……あっ」
「そうか」
「グリジットも………きもちよくなって……んっ、ああっ」

 苦痛の一歩手前の快楽は、きっと辛いだろう。

 そう思ってグリジットが気遣う声を掛ければ、返って来たのは逆に気遣われる言葉で。

「まったく………これ以上、気持ち良くなったら持たないだろうが」 

 苦笑しつつも、グリジットはファルナの腰を持ち上げ、更に深くつながる。

「……んっ、………あっ………っ!!」

 あまりに強い刺激にファルナは言葉を失い、ただただ与えられる刺激に溺れる。

 そうして二人はぎゅっと指と指を絡ませて、同時に満ち足りた瞬間を迎えた。
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