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6章 バレンタインだー!!ソワソワ アダム…ご愁傷さま。
3話 いざこざ
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「何してんの、リック君とえっと...生徒会長?」
何か騒いでいるな、とハルが引き返してきた。
「あっ♥ハルたん。私に会いに引き返してくれたのね」
「えっと...」
「私、今朝机にチョコおいてたんだけど...」
「はい。一応いただきましたけど...」
「えっと...その中に入ってるの、私の気持ち...」
「あ、すいません。まだ開けてないです」
「大丈夫。私、開けるの待つから」
「そっそうですか」
「うん♥」
ハルは包装を丁寧に開け、その中に手紙を見つけると、それを読み始めた。
「えっと...これはラブレター...でいいんですか?」
「うん♥」
「えっと、会長さんは女の子が好きなんですか?」
「え?違うよ?」
「僕女の子...」
「またまた~」
「いや、ホントに」
ハルめ。やっぱこうなったか。被疑者イジリするからだぞ。
「そういうことだから、会長さんも諦めな。帰った帰った」
そうして、俺は会長を追い払おうとしたのだが。
「...それでもいいわ。私、女の子だからってハルちゃんのこと嫌いになったりしないから安心してね」
「いや、僕は...」
「気にしないで。私は気にしないから」
「そうじゃなくて...」
明らかに困っている。時運が好きな相手が自分のことを好きだと勘違いしている面倒なタイプの乙女だ。俺が言うしかないか...
「あっ、あのっ」
俺が一言言ってやろうと思ったのだが、ハルが言い出した。
「ぼっ、僕、リック君のことが好きなので」
!?
「僕、リック君と付き合ってるので、すっすいませんけど諦めてください!」
聞いてないぞお。
「何言ってるの?そんなのより私のほうが君に相応しいでしょ?だから私と付き合ってよ」
それを聞いて、ハルの表情が変わった。
「会長さん」
「はい♥」
「僕はリック君のこと好きって言いましたよね」
「でも...」
「会長さんは私にもったいないくらい素敵だとは思いますけれど、僕はリック君が好きなんです。他人の好きな人をさげすむような人とは付き合いたくありません」
「えっ...でも...そんな」
「帰ってください」
「...私諦めないもん!」
会長が俺に襲い掛かってきた。
「こいつが大会で優勝したからこいつがいいんでしょ?こんなの私だけの力でどうにでもなるわよ!」
そういうと俺に襲い掛かってきたので体が反射的によけようとして気づいたのだが、体が動かない。
「私の魔法はものをある一点に向かって移動させる魔法!あなたがいる場所に移動させ続ければあなたは動けないわ!」
ああ、うん。完全に無効かできるわ。
「はいはい」
「女の力だからってなめてると痛い目見るわよ」
そう言って会長はポケットからナイフを取り出した。
「ハルちゃん、今からちょーっと怖いことするけど、ちゃーんとみててね♥」
ナイフで、動けない俺に襲い掛かってきた。
「ポケットに手突っ込んだままの格好で余裕ね。あ、動けないんだったわね(笑)」
はいはい透過透過。何なら体自体が異世界にあるから拘束もできないはずだろう。
「なっ!」
思いっきりすかした。
俺は、会長の腹にそっと触れ、少し重ねて解除、弾き飛ばした。
「うわっ!」
会長は後ろ向きに倒れた。
「飛ばす直前に手を少し引いて飛びにくいよう手加減しといた。アンタじゃ俺には勝てない。諦めな」
「うう...」
会長はその場に突っ伏して、唸り始めた。
「うわ~ん」
泣き始めた...
「後輩のくせに~!口答えしてんじゃないわよ!」
地団太踏んでやがる。こうなるといよいよ見た目通り少女だな。小学生でももうちょいこらえ性あると思うんだがな。
「わがまま言ってんじゃねえよ。現実見な!ほしいって言ったらなんでも手に入るなんて当たり前じゃねえからな!お前の生まれなんて知らねえが自分中心に世界回ってると思うんじゃねえ!」
「リック君、言いすぎだよ」
ハルに言われてハッとする。
「会長さん、そういうことだから、諦めてください」
会長の目が潤んでいる。泣くのを我慢しているようだ。泣いたら負けだと思っているんだろう。
「すいません言いすぎました。でも、今回は諦めてください。誰かを下してじゃなく、自分を高めてハルの眼鏡にかなうようになってください」
「...うるさい!いわれなくてもそうするわよ!覚えてなさい!絶対に私が勝つんだから!」
そう言って会長は走り去った。
何か騒いでいるな、とハルが引き返してきた。
「あっ♥ハルたん。私に会いに引き返してくれたのね」
「えっと...」
「私、今朝机にチョコおいてたんだけど...」
「はい。一応いただきましたけど...」
「えっと...その中に入ってるの、私の気持ち...」
「あ、すいません。まだ開けてないです」
「大丈夫。私、開けるの待つから」
「そっそうですか」
「うん♥」
ハルは包装を丁寧に開け、その中に手紙を見つけると、それを読み始めた。
「えっと...これはラブレター...でいいんですか?」
「うん♥」
「えっと、会長さんは女の子が好きなんですか?」
「え?違うよ?」
「僕女の子...」
「またまた~」
「いや、ホントに」
ハルめ。やっぱこうなったか。被疑者イジリするからだぞ。
「そういうことだから、会長さんも諦めな。帰った帰った」
そうして、俺は会長を追い払おうとしたのだが。
「...それでもいいわ。私、女の子だからってハルちゃんのこと嫌いになったりしないから安心してね」
「いや、僕は...」
「気にしないで。私は気にしないから」
「そうじゃなくて...」
明らかに困っている。時運が好きな相手が自分のことを好きだと勘違いしている面倒なタイプの乙女だ。俺が言うしかないか...
「あっ、あのっ」
俺が一言言ってやろうと思ったのだが、ハルが言い出した。
「ぼっ、僕、リック君のことが好きなので」
!?
「僕、リック君と付き合ってるので、すっすいませんけど諦めてください!」
聞いてないぞお。
「何言ってるの?そんなのより私のほうが君に相応しいでしょ?だから私と付き合ってよ」
それを聞いて、ハルの表情が変わった。
「会長さん」
「はい♥」
「僕はリック君のこと好きって言いましたよね」
「でも...」
「会長さんは私にもったいないくらい素敵だとは思いますけれど、僕はリック君が好きなんです。他人の好きな人をさげすむような人とは付き合いたくありません」
「えっ...でも...そんな」
「帰ってください」
「...私諦めないもん!」
会長が俺に襲い掛かってきた。
「こいつが大会で優勝したからこいつがいいんでしょ?こんなの私だけの力でどうにでもなるわよ!」
そういうと俺に襲い掛かってきたので体が反射的によけようとして気づいたのだが、体が動かない。
「私の魔法はものをある一点に向かって移動させる魔法!あなたがいる場所に移動させ続ければあなたは動けないわ!」
ああ、うん。完全に無効かできるわ。
「はいはい」
「女の力だからってなめてると痛い目見るわよ」
そう言って会長はポケットからナイフを取り出した。
「ハルちゃん、今からちょーっと怖いことするけど、ちゃーんとみててね♥」
ナイフで、動けない俺に襲い掛かってきた。
「ポケットに手突っ込んだままの格好で余裕ね。あ、動けないんだったわね(笑)」
はいはい透過透過。何なら体自体が異世界にあるから拘束もできないはずだろう。
「なっ!」
思いっきりすかした。
俺は、会長の腹にそっと触れ、少し重ねて解除、弾き飛ばした。
「うわっ!」
会長は後ろ向きに倒れた。
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「うう...」
会長はその場に突っ伏して、唸り始めた。
「うわ~ん」
泣き始めた...
「後輩のくせに~!口答えしてんじゃないわよ!」
地団太踏んでやがる。こうなるといよいよ見た目通り少女だな。小学生でももうちょいこらえ性あると思うんだがな。
「わがまま言ってんじゃねえよ。現実見な!ほしいって言ったらなんでも手に入るなんて当たり前じゃねえからな!お前の生まれなんて知らねえが自分中心に世界回ってると思うんじゃねえ!」
「リック君、言いすぎだよ」
ハルに言われてハッとする。
「会長さん、そういうことだから、諦めてください」
会長の目が潤んでいる。泣くのを我慢しているようだ。泣いたら負けだと思っているんだろう。
「すいません言いすぎました。でも、今回は諦めてください。誰かを下してじゃなく、自分を高めてハルの眼鏡にかなうようになってください」
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そう言って会長は走り去った。
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