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第2章
悲劇の後にも...
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悲劇から5日後伊吹島の一室にて
「暇だーーーーーー!!!茨城姉ちゃんーーーーー!!!」
「私も暇だよー!!将棋でもやる?」
「嫌だー!!将棋難しいもん!羅夢は?」
「クゥーン(肉の部位当てクイズ」
「なんでぇ!?なんでそうなるのさ!」
「グルルル(ワイバーンのリブロース美味しい」
「確かにリブロースは美味しいもんね~羅夢ちゃん」
「...あのー」
「ん?何サキア?」
「「「なんでご主人様がショタ化しでるのですかッ?!」
がショタ化しているんだいッ?!?」
様がショタ化..................................」
そう今僕は6歳児です....
「茨城姉ちゃん甘酒頂戴」
「はいはーい♪」
僕は甘酒を茨城姉ちゃんから盃に注いでもらいそれを飲んだ。
そうするとみるみる体が大きくなっていき....
元の俺の体に戻っていた。
「「「....」」」
絶句である。
ここでサキア達に説明する。
俺はあの戦闘の中でサキア達を守れなかった。
それにより心身的に莫大なダメージを喰らった。
体の傷は治癒したが心の傷はまだ治癒出来てない為まだ父親にしか虐待をうけてなかった時の心身に戻る薬を使用し療養していたのだ。
「まあ週に1回薬を使っていって3ヶ月経ったらもう服用しなくていいらしいぞ」
「そんな....」
「可愛かったのに...」
「お姉ちゃんになれたのに...」
なんでぇ!?そんなに俺のショタ期が良かったの?
「はい。可愛かったですし」
「確かに可愛かった...」
えぇー
「あたしはこっちの方がいいよ ご主人」
そう言いながらカナコはバンバン背中を叩いてくる。
そう思ってくれるのは嬉しいんだけどな...痛いんだよ....
「あー酒飲みてーな~」
「じゃあ勝利祝いとして酒盛りでもしますか?ご主人様」
「おっいいねー」
「じゃああたいが酒取ってくるよ。みんなは?」
「俺はジン」
「私はウイスキーで」
「ウォッカ...」
「ウォン!(ビール」
「私は清酒でお願いね~」
シュビンッ!
「はい!どうぞ!」
ドンッ!という音と共に療養室のテーブルに様々な銘柄の酒が置かれる。
一人一人がテーブルから自分の頼んだ酒を取り栓を開けてコップに入れる。
「ご主人様」
トテトテトテ
「お酌しますよ」(ニコッ
俺の場合はサキアについでもらったんだがな。
やべぇ萌え死にそう...
今サキアに注いでもらってる俺のジンの銘柄は[ダイヤモンズスプラッシュ]という銘柄。
キンキンに冷やすとめちゃくちゃ爽やかな味で口が満たされるとリーシャが言っていたので飲んでみたかったのだ。
因みにカナコは日本酒らしい。
しかも[鬼殺し]を
ちょっカナコ...おめぇ....鬼の前で[鬼殺し]かよ!
よく見ると茨城も俯きながら吹きかけてる。
こ...これぞ伝説(別にそんなに訳ではない)の酒[鬼殺し]の力かッ!
まあカナコはそれが良いんだな...うん....
気を取り直して...
「じゃあ...
「「「「乾杯ーーーーーー!!!」」」」」
そう言い俺は[ダイヤモンズスプラッシュ]をグビグビと飲み始めた。
嫁(嫁というかなんというか)達もグビグビと飲んでいる。
羅夢はペロペロ舐めているがな...もふもふかわええ
ああぁぁぁぁ久しぶりの酒だー!うめぇ!
日本にいた時に飲んでた味に似てるかな...
未成年なのに日本で飲んでたら法律違反になるだって?...離島に住んでたから良かったんだよ。
だから...気にするなッ!
でもその時に飲んでいたジンとは少し味が違う気が...
なんか爽快感が増しているというかなんというか...
まあ美味いからいいんだけどね。
特にサキアに注いでもらった酒だし。
「ケルチウォッカ少しくれない?」
「...私の」(プイッ
かっかわええ
ちょっと体内の血液が下半身と鼻に...
いや駄目だ。よく考えろラト これはケルチの何気ない仕草だ。これでアアァァァァァァァ!!してたら今後は暮らせないぞ!
「でも...少しだけなら...」
ブフォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!
「ちょっと童子様ぁ!?」
「ウォン(反応がない...ただの屍のよry」
ゴンッ!
「生きてますよご主人様は」
「クゥーン?(人口呼吸必要そうだけど?」
「...なら私が」
「ちょっケルチ!ケルチがやったら童子様が!」
「...大丈夫、ロリコンじゃないことを信じてるから...」
ゴクゴク
「まっまさかケルチ...ご主人に[あれ]をやろうとしているのか?」
「そう...カナコやるよ」
チュ ゴクゴクゴクゴク
「プハァ生き返った!やはりロリの口移しは最高ですなぁ~。ガフッ!」
嫁達三人のげんこつが俺に舞い降りた。
なんでぇ!?なんでなのさ!?
「あーズルい!私が口移ししたかったです!」
あんたは何を言っとるんじゃい...したいけど。
「あたひはもふしてふけほね」
ゴクゴクゴクゴク。
プシューーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
「ちょっカナコ。それ[鬼殺し]でしょ...」
「あれそうだっけ?」
「さきあ~かなこ~けるち~もっともっとろむじょー!!」
ガクン!
「「「「「.....」」」」」
スピー...スピー...
「はぁー...カナコやってしまいましたね...これ膝枕3時間で起きるでしょうか?」
「童子様に膝枕すること自体凄いと思うよサキア」
「カナコ...最初の1時間カナコね....」
「じゃあ最後は私がやります」
「分かった...」
「んぅ?んぁあ?ここどこ?」
「ここは療養室ですよ ご主人様」
ビックリしたわー。だって起きたら美女に顔覗かれながら膝枕されてんだよ。天国かと思ったよ。
というかそれよりも...
「なんでサイレン鳴ってんの?」
そう、起きた時からうーうー外からサイレンが聞こえているのだ。
「あぁサイレンの事ですか...なんかリザードマン達がやってるご主人様が勝った時の祭で打ち上げた花火を見つけて此処まで来たキラーク帝国海兵隊らしいです。さっきから『この島にいる酒呑童子よ。我々はキラーク帝国海兵隊第二上陸隊である。そして私はキラーク帝国海兵隊中将ムーガ・クリムゾンである!ムルカ第一皇女がお会いしたがっている。残り1時間以内に出なければ武力行使を行う』...この様にほざいております」
窓から外を見ると大小様々な船がひしめきあっていた。
更に空中にドラグーン的な奴もいるし。
「ああ面倒くせ...サキア潰して問題ないかなあれ?」
「うるさいんで良いですよ。た・だ・し・怪我はしないで下さいよ」
「はいはい。分かったよ」
『星熊 拡声器よろね』
『了解しました。拡声器のシステム作動確認しました。どうぞ』
[あー、あー、クズ共に向けて話す為のマイクテスト マイクテスト 。聞こえてるな...おいクズ共!今声を出してるのがお前らが呼んでいる酒呑童子だ...嫁の膝枕で寝てた幸せな時間をちみ達クズ共が邪魔してくれたせいでとてもムカついてんだ。ストレス発散の為に今から俺が許した奴以外殺すからちょっと待ってて]
『ありがとう、ブラックホーク出撃準備もお願いね。星熊』
『はい。全ては童子様の為に...』
なんだ今の悪の組織的な言葉は...
『おい リア充熊』
『童子様もリア充で『ヴァ?』なんでもないです』
『イブシ達を俺が今から乗るブラックホークに同行させろ』
『了解しました。全ては童子様の為に...』
こいつもかよ...
「じゃサキア帰ったら耳掻きよろね」
「はい」
幸せだぁ。
「怪我したら無しですけどね」
「頑張ってまいります!」
そして俺は転送魔法で飛行場に跳んだ。
そうしたらブラックホークには既にリザードマンが乗り込んでいた。
その周りにはイブシ達がいた。
「どうぞ」
リザードマンの一人がウエストバッグを渡してきたので受け取った。
なんか特別そうだったので調べてみる。
「獄山龍皮のウエストバッグ
歴史上一回しか撃破されてない獄山龍の皮で作られたウエストバッグ。
中は10Km×10km×10kmの空間。
そこに物を収納する。 」
おいっちょっと待て!10km×10km×10km!?スゲェな!
「ありがとう。気がきくな」
「いえ。全ては童子様の為に...」
お前もかーい!
というかもうすぐ出発するんだから早く詰めないといけないな...
なに詰めよう。
時間も無いしそこらへんの適当につめりゃいいか。
そう思い近くにあったアパッチやユーロファイター等を詰め込み俺の装備もレールガン以外詰め込んだ。
準備完了!
「主人よ、あやつらを潰せば良いのじゃな」
あれ なんでかな 声が聞こえるような?
まあいい 乗りこも。
「聞いてるの?主人?」
いやはっきり聞こえたわ。
なんでだ?RBT使ったからか?
「うん まあ聞こえてるよ。潰してくれればok」
「分かったー!」
ソウ...お前こんなテンションだったのかよ...
「はい、じゃあ飛ばして」
「了解しました」
俺はチェーンガンを構えた。
なんかさ...今もう離陸したんだけどさ...これに乗ってると『ブラックホークダウン!ブラックホークダウン!』って叫びたくなるな。
失礼だから言わないけど。
そう思ってると敵の拡声器から
『ぜっ全軍突撃ぃ!』
と聞こえてきた。
ビビりすぎだろ。
こっちゃブラックホーク一機とワイバーン4頭だけだぜ。
まぁいいやもう敵の上空に来てるしイブシ達はもう戦ってるから行くか...
俺はブラックホークから飛び降りた。
そして敵の船の一隻に着陸した。
おぉスゲ~落下してもダメージ全くねぇ。
敵はいきなり舞い降りた俺に対し呆然としている。
いっちょ喝いれるか...
「おい 嫁との膝枕タイム潰した野郎共...死に晒せや!ゴラァ!」
「ひっ!こっ殺せー!」
ここでこの前の[エンパイアウォーリアー]を取得した時と同じようにボーナスステータスを使う。
このボーナスステータスメニューを開くと時間が遅くなるから便利なんだよね。
確か今は狂気に支配されてないから[エンパイアウォーリアー]は使えないんだよな...
一覧には色々面白そうなのがあるけどどうしようかな?
なんかサイコキネシスとかあるけど...おっ[パワードスーツ作成]とかあんじゃん。
これにしようそうしよう。
[パワードスーツ作成]スキルを所得すると同時に使用する。
まずはアパッチやユーロファイター レールガンを解体する。
その材料を元にパワードスーツを作っていく。
ヘルメットにユーロファイターやアパッチの電子制御装置を組み込む。
背中の部分に魔力を貯める魔力タンクを作り肩 手甲 足等にアパッチとユーロファイターの武装を取り付けていく。
そして俺自身の筋力を強化する為に俺の体に沿う様に補助具をつけていく。
完成したパワードスーツを装着するとヘルメットから
『お待ちしておりました。童子様』
と星熊の声が聞こえてきた。
『このパワードスーツの名前を決めてください』
んー考えてなかったな。
「んじゃま[バルログ]とでもするか」
『了解しました』
そして最終確認をして[パワードスーツ作成]スキルの使用を終了した瞬間レーザーの嵐が俺を襲ってきた。
が...
「ちょろい!ちょろすぎるぞ!」
バルログのヘルメットにある電子装置が弾道を予測する線を表示する為難無く避けられる。
そして右腕についているアパッチのローターで間近にいる敵をミンチにしていく。
「うぅ嫌だー。たずけグヴァ!!」
「ギャ!」
あー ローターで倒すのは面白いけどいちいちやってたらキリがないな。
よし じゃあ厨二病全開で行くか。
『星熊 [モードアクセル]』
『了解しました。バルログ[モードアクセル]起動。準備を開始します。排熱機構適応化。マルチスラスター回転180度。演算処理機構適応化。...その他の準備が完了しました』
脚部のリヴォルバーカノンの小型版が火を吹きとてつもない加速と共に強烈なGが俺を襲った。
強烈なGに耐えながらその加速を利用し船の壁に膝蹴りを入れた。
その瞬間轟音を立てながら船全体に亀裂が入り浸水し始める。
「にっ逃げろ!船が沈むぞ!」
一人が叫びそれを聞いた全員が海に飛び込もうとする。
「逃がさんよっと」
肩の後ろにあるレールミサイルランチャーを肩上方に移動させ目視した限りの敵をロックオン。
そして発射。
ロックオンした敵一人一人に向かいレールミサイルという死の槍が飛んでいく。
レールミサイルが刺さった瞬間体内で電磁パルスが吹き荒れ内臓等が焼け血が蒸気となる。
「うげぇっグロ過ぎたな」
俺は今乗ってる船から2隻船を跨いだところに居て指示を出してる上官と思われる人物を発見。
『星熊[モードタンク]』
『了解しました。バルログ[モードタンク]起動。準備を開始します。ミサイルランチャーチューブ連結...完了。電磁パルス弾丸を電磁パルス榴弾に変更。その他の火器をヘルメット火器管制システムの管轄下に変更。...準備完了しました』
両肩のレールミサイルランチャーが一つの戦車砲の様になりその他の火器の情報・火器の使用に必要な情報がヘルメットの画面に表示される。
「...てー!」
レールミサイルランチャーの弾道をヘルメットにある火器管制システムで予想し発砲。
砲身から電磁パルス榴弾が打ち出され周囲にある大気を巻き込みながら目標に進んでいく。
そして目標に衝突した瞬間電磁パルスの大爆発が起き周囲の殆どの船を巻き込み轟沈。
巻き込まれた船もどんどん轟沈していく。
ドンドンドンドンドンドドン!
ムーガ・クリクリの甘栗 だっけ?
あのクズの船を巻き込まない様に船を轟沈させていく。
時折「イギャーーー」とか聞こえるけど俺の頭の中にはタイタニ○クの曲が流れてるからそんなん関係ない。
タイタニ○クの曲のサビの終わり頃でムーガ・クリクリの甘栗の船以外沈んだからムーガ・クリクリの甘栗の船に乗り込む。
「おいムーガ・クリクリの甘栗!」
「だっ誰がクリクリの甘栗だ!私にはムーガ・クリムゾンというちゃんとした名前がある!」
ズガガガガ!
「名前なんてどうでもいいんだよ。クソが。自分の立場が分かってんのか?んぁあ?」
「...」
「まぁいいか…おい護衛共このクソを貰ってくからよろ」
護衛達がザワザワし始める。
まあ主人を助けに来ないのを見る限りクソなんだけどな。
「くっ来るな!私を誰だと思っているムー「うるせぇ甘栗」ボガァ!」
甘栗をアッパーで気絶させて肩で担ぐ。
「じゃあそこの護衛共消えろ」
「ヒイイ!」
俺の機関銃が火を吹き護衛達が肉塊と化していく。
「はぁ...被害を増やさないためにこいつを持ってきやがった国の皇都に乗り込むしかないよな。ああダリィ」
そう思いながらも転送魔法で飛ぶのであった...
「暇だーーーーーー!!!茨城姉ちゃんーーーーー!!!」
「私も暇だよー!!将棋でもやる?」
「嫌だー!!将棋難しいもん!羅夢は?」
「クゥーン(肉の部位当てクイズ」
「なんでぇ!?なんでそうなるのさ!」
「グルルル(ワイバーンのリブロース美味しい」
「確かにリブロースは美味しいもんね~羅夢ちゃん」
「...あのー」
「ん?何サキア?」
「「「なんでご主人様がショタ化しでるのですかッ?!」
がショタ化しているんだいッ?!?」
様がショタ化..................................」
そう今僕は6歳児です....
「茨城姉ちゃん甘酒頂戴」
「はいはーい♪」
僕は甘酒を茨城姉ちゃんから盃に注いでもらいそれを飲んだ。
そうするとみるみる体が大きくなっていき....
元の俺の体に戻っていた。
「「「....」」」
絶句である。
ここでサキア達に説明する。
俺はあの戦闘の中でサキア達を守れなかった。
それにより心身的に莫大なダメージを喰らった。
体の傷は治癒したが心の傷はまだ治癒出来てない為まだ父親にしか虐待をうけてなかった時の心身に戻る薬を使用し療養していたのだ。
「まあ週に1回薬を使っていって3ヶ月経ったらもう服用しなくていいらしいぞ」
「そんな....」
「可愛かったのに...」
「お姉ちゃんになれたのに...」
なんでぇ!?そんなに俺のショタ期が良かったの?
「はい。可愛かったですし」
「確かに可愛かった...」
えぇー
「あたしはこっちの方がいいよ ご主人」
そう言いながらカナコはバンバン背中を叩いてくる。
そう思ってくれるのは嬉しいんだけどな...痛いんだよ....
「あー酒飲みてーな~」
「じゃあ勝利祝いとして酒盛りでもしますか?ご主人様」
「おっいいねー」
「じゃああたいが酒取ってくるよ。みんなは?」
「俺はジン」
「私はウイスキーで」
「ウォッカ...」
「ウォン!(ビール」
「私は清酒でお願いね~」
シュビンッ!
「はい!どうぞ!」
ドンッ!という音と共に療養室のテーブルに様々な銘柄の酒が置かれる。
一人一人がテーブルから自分の頼んだ酒を取り栓を開けてコップに入れる。
「ご主人様」
トテトテトテ
「お酌しますよ」(ニコッ
俺の場合はサキアについでもらったんだがな。
やべぇ萌え死にそう...
今サキアに注いでもらってる俺のジンの銘柄は[ダイヤモンズスプラッシュ]という銘柄。
キンキンに冷やすとめちゃくちゃ爽やかな味で口が満たされるとリーシャが言っていたので飲んでみたかったのだ。
因みにカナコは日本酒らしい。
しかも[鬼殺し]を
ちょっカナコ...おめぇ....鬼の前で[鬼殺し]かよ!
よく見ると茨城も俯きながら吹きかけてる。
こ...これぞ伝説(別にそんなに訳ではない)の酒[鬼殺し]の力かッ!
まあカナコはそれが良いんだな...うん....
気を取り直して...
「じゃあ...
「「「「乾杯ーーーーーー!!!」」」」」
そう言い俺は[ダイヤモンズスプラッシュ]をグビグビと飲み始めた。
嫁(嫁というかなんというか)達もグビグビと飲んでいる。
羅夢はペロペロ舐めているがな...もふもふかわええ
ああぁぁぁぁ久しぶりの酒だー!うめぇ!
日本にいた時に飲んでた味に似てるかな...
未成年なのに日本で飲んでたら法律違反になるだって?...離島に住んでたから良かったんだよ。
だから...気にするなッ!
でもその時に飲んでいたジンとは少し味が違う気が...
なんか爽快感が増しているというかなんというか...
まあ美味いからいいんだけどね。
特にサキアに注いでもらった酒だし。
「ケルチウォッカ少しくれない?」
「...私の」(プイッ
かっかわええ
ちょっと体内の血液が下半身と鼻に...
いや駄目だ。よく考えろラト これはケルチの何気ない仕草だ。これでアアァァァァァァァ!!してたら今後は暮らせないぞ!
「でも...少しだけなら...」
ブフォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!
「ちょっと童子様ぁ!?」
「ウォン(反応がない...ただの屍のよry」
ゴンッ!
「生きてますよご主人様は」
「クゥーン?(人口呼吸必要そうだけど?」
「...なら私が」
「ちょっケルチ!ケルチがやったら童子様が!」
「...大丈夫、ロリコンじゃないことを信じてるから...」
ゴクゴク
「まっまさかケルチ...ご主人に[あれ]をやろうとしているのか?」
「そう...カナコやるよ」
チュ ゴクゴクゴクゴク
「プハァ生き返った!やはりロリの口移しは最高ですなぁ~。ガフッ!」
嫁達三人のげんこつが俺に舞い降りた。
なんでぇ!?なんでなのさ!?
「あーズルい!私が口移ししたかったです!」
あんたは何を言っとるんじゃい...したいけど。
「あたひはもふしてふけほね」
ゴクゴクゴクゴク。
プシューーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
「ちょっカナコ。それ[鬼殺し]でしょ...」
「あれそうだっけ?」
「さきあ~かなこ~けるち~もっともっとろむじょー!!」
ガクン!
「「「「「.....」」」」」
スピー...スピー...
「はぁー...カナコやってしまいましたね...これ膝枕3時間で起きるでしょうか?」
「童子様に膝枕すること自体凄いと思うよサキア」
「カナコ...最初の1時間カナコね....」
「じゃあ最後は私がやります」
「分かった...」
「んぅ?んぁあ?ここどこ?」
「ここは療養室ですよ ご主人様」
ビックリしたわー。だって起きたら美女に顔覗かれながら膝枕されてんだよ。天国かと思ったよ。
というかそれよりも...
「なんでサイレン鳴ってんの?」
そう、起きた時からうーうー外からサイレンが聞こえているのだ。
「あぁサイレンの事ですか...なんかリザードマン達がやってるご主人様が勝った時の祭で打ち上げた花火を見つけて此処まで来たキラーク帝国海兵隊らしいです。さっきから『この島にいる酒呑童子よ。我々はキラーク帝国海兵隊第二上陸隊である。そして私はキラーク帝国海兵隊中将ムーガ・クリムゾンである!ムルカ第一皇女がお会いしたがっている。残り1時間以内に出なければ武力行使を行う』...この様にほざいております」
窓から外を見ると大小様々な船がひしめきあっていた。
更に空中にドラグーン的な奴もいるし。
「ああ面倒くせ...サキア潰して問題ないかなあれ?」
「うるさいんで良いですよ。た・だ・し・怪我はしないで下さいよ」
「はいはい。分かったよ」
『星熊 拡声器よろね』
『了解しました。拡声器のシステム作動確認しました。どうぞ』
[あー、あー、クズ共に向けて話す為のマイクテスト マイクテスト 。聞こえてるな...おいクズ共!今声を出してるのがお前らが呼んでいる酒呑童子だ...嫁の膝枕で寝てた幸せな時間をちみ達クズ共が邪魔してくれたせいでとてもムカついてんだ。ストレス発散の為に今から俺が許した奴以外殺すからちょっと待ってて]
『ありがとう、ブラックホーク出撃準備もお願いね。星熊』
『はい。全ては童子様の為に...』
なんだ今の悪の組織的な言葉は...
『おい リア充熊』
『童子様もリア充で『ヴァ?』なんでもないです』
『イブシ達を俺が今から乗るブラックホークに同行させろ』
『了解しました。全ては童子様の為に...』
こいつもかよ...
「じゃサキア帰ったら耳掻きよろね」
「はい」
幸せだぁ。
「怪我したら無しですけどね」
「頑張ってまいります!」
そして俺は転送魔法で飛行場に跳んだ。
そうしたらブラックホークには既にリザードマンが乗り込んでいた。
その周りにはイブシ達がいた。
「どうぞ」
リザードマンの一人がウエストバッグを渡してきたので受け取った。
なんか特別そうだったので調べてみる。
「獄山龍皮のウエストバッグ
歴史上一回しか撃破されてない獄山龍の皮で作られたウエストバッグ。
中は10Km×10km×10kmの空間。
そこに物を収納する。 」
おいっちょっと待て!10km×10km×10km!?スゲェな!
「ありがとう。気がきくな」
「いえ。全ては童子様の為に...」
お前もかーい!
というかもうすぐ出発するんだから早く詰めないといけないな...
なに詰めよう。
時間も無いしそこらへんの適当につめりゃいいか。
そう思い近くにあったアパッチやユーロファイター等を詰め込み俺の装備もレールガン以外詰め込んだ。
準備完了!
「主人よ、あやつらを潰せば良いのじゃな」
あれ なんでかな 声が聞こえるような?
まあいい 乗りこも。
「聞いてるの?主人?」
いやはっきり聞こえたわ。
なんでだ?RBT使ったからか?
「うん まあ聞こえてるよ。潰してくれればok」
「分かったー!」
ソウ...お前こんなテンションだったのかよ...
「はい、じゃあ飛ばして」
「了解しました」
俺はチェーンガンを構えた。
なんかさ...今もう離陸したんだけどさ...これに乗ってると『ブラックホークダウン!ブラックホークダウン!』って叫びたくなるな。
失礼だから言わないけど。
そう思ってると敵の拡声器から
『ぜっ全軍突撃ぃ!』
と聞こえてきた。
ビビりすぎだろ。
こっちゃブラックホーク一機とワイバーン4頭だけだぜ。
まぁいいやもう敵の上空に来てるしイブシ達はもう戦ってるから行くか...
俺はブラックホークから飛び降りた。
そして敵の船の一隻に着陸した。
おぉスゲ~落下してもダメージ全くねぇ。
敵はいきなり舞い降りた俺に対し呆然としている。
いっちょ喝いれるか...
「おい 嫁との膝枕タイム潰した野郎共...死に晒せや!ゴラァ!」
「ひっ!こっ殺せー!」
ここでこの前の[エンパイアウォーリアー]を取得した時と同じようにボーナスステータスを使う。
このボーナスステータスメニューを開くと時間が遅くなるから便利なんだよね。
確か今は狂気に支配されてないから[エンパイアウォーリアー]は使えないんだよな...
一覧には色々面白そうなのがあるけどどうしようかな?
なんかサイコキネシスとかあるけど...おっ[パワードスーツ作成]とかあんじゃん。
これにしようそうしよう。
[パワードスーツ作成]スキルを所得すると同時に使用する。
まずはアパッチやユーロファイター レールガンを解体する。
その材料を元にパワードスーツを作っていく。
ヘルメットにユーロファイターやアパッチの電子制御装置を組み込む。
背中の部分に魔力を貯める魔力タンクを作り肩 手甲 足等にアパッチとユーロファイターの武装を取り付けていく。
そして俺自身の筋力を強化する為に俺の体に沿う様に補助具をつけていく。
完成したパワードスーツを装着するとヘルメットから
『お待ちしておりました。童子様』
と星熊の声が聞こえてきた。
『このパワードスーツの名前を決めてください』
んー考えてなかったな。
「んじゃま[バルログ]とでもするか」
『了解しました』
そして最終確認をして[パワードスーツ作成]スキルの使用を終了した瞬間レーザーの嵐が俺を襲ってきた。
が...
「ちょろい!ちょろすぎるぞ!」
バルログのヘルメットにある電子装置が弾道を予測する線を表示する為難無く避けられる。
そして右腕についているアパッチのローターで間近にいる敵をミンチにしていく。
「うぅ嫌だー。たずけグヴァ!!」
「ギャ!」
あー ローターで倒すのは面白いけどいちいちやってたらキリがないな。
よし じゃあ厨二病全開で行くか。
『星熊 [モードアクセル]』
『了解しました。バルログ[モードアクセル]起動。準備を開始します。排熱機構適応化。マルチスラスター回転180度。演算処理機構適応化。...その他の準備が完了しました』
脚部のリヴォルバーカノンの小型版が火を吹きとてつもない加速と共に強烈なGが俺を襲った。
強烈なGに耐えながらその加速を利用し船の壁に膝蹴りを入れた。
その瞬間轟音を立てながら船全体に亀裂が入り浸水し始める。
「にっ逃げろ!船が沈むぞ!」
一人が叫びそれを聞いた全員が海に飛び込もうとする。
「逃がさんよっと」
肩の後ろにあるレールミサイルランチャーを肩上方に移動させ目視した限りの敵をロックオン。
そして発射。
ロックオンした敵一人一人に向かいレールミサイルという死の槍が飛んでいく。
レールミサイルが刺さった瞬間体内で電磁パルスが吹き荒れ内臓等が焼け血が蒸気となる。
「うげぇっグロ過ぎたな」
俺は今乗ってる船から2隻船を跨いだところに居て指示を出してる上官と思われる人物を発見。
『星熊[モードタンク]』
『了解しました。バルログ[モードタンク]起動。準備を開始します。ミサイルランチャーチューブ連結...完了。電磁パルス弾丸を電磁パルス榴弾に変更。その他の火器をヘルメット火器管制システムの管轄下に変更。...準備完了しました』
両肩のレールミサイルランチャーが一つの戦車砲の様になりその他の火器の情報・火器の使用に必要な情報がヘルメットの画面に表示される。
「...てー!」
レールミサイルランチャーの弾道をヘルメットにある火器管制システムで予想し発砲。
砲身から電磁パルス榴弾が打ち出され周囲にある大気を巻き込みながら目標に進んでいく。
そして目標に衝突した瞬間電磁パルスの大爆発が起き周囲の殆どの船を巻き込み轟沈。
巻き込まれた船もどんどん轟沈していく。
ドンドンドンドンドンドドン!
ムーガ・クリクリの甘栗 だっけ?
あのクズの船を巻き込まない様に船を轟沈させていく。
時折「イギャーーー」とか聞こえるけど俺の頭の中にはタイタニ○クの曲が流れてるからそんなん関係ない。
タイタニ○クの曲のサビの終わり頃でムーガ・クリクリの甘栗の船以外沈んだからムーガ・クリクリの甘栗の船に乗り込む。
「おいムーガ・クリクリの甘栗!」
「だっ誰がクリクリの甘栗だ!私にはムーガ・クリムゾンというちゃんとした名前がある!」
ズガガガガ!
「名前なんてどうでもいいんだよ。クソが。自分の立場が分かってんのか?んぁあ?」
「...」
「まぁいいか…おい護衛共このクソを貰ってくからよろ」
護衛達がザワザワし始める。
まあ主人を助けに来ないのを見る限りクソなんだけどな。
「くっ来るな!私を誰だと思っているムー「うるせぇ甘栗」ボガァ!」
甘栗をアッパーで気絶させて肩で担ぐ。
「じゃあそこの護衛共消えろ」
「ヒイイ!」
俺の機関銃が火を吹き護衛達が肉塊と化していく。
「はぁ...被害を増やさないためにこいつを持ってきやがった国の皇都に乗り込むしかないよな。ああダリィ」
そう思いながらも転送魔法で飛ぶのであった...
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