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本編
あまり話】観察(前) ※
しおりを挟むこぼれ話やちょっとした話を『あまり話』として少し投稿しようかと思います。よろしくお願いします。
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今日もよく働きました。
クンティンは勤勉だ。
外に行ってなければ、自室で本を読み、紙に何か書いては、唸って、部屋の中をウロウロしてまた机に向かってる。
あの頭の中は忙しく何かを考えてるのだろう。
彼のところには色とりどりの小鳥がやってくる。彼からも彼の瞳の色によく似た小鳥が飛び立つ。
この小鳥が飛び立てば、暫く机仕事はなくなるようで、外に出掛けていく。
今は農地地区を重点に見て回ってるが、それ以外の植生や土壌調査をしているようだ。
と、俺はクンティンを観察をしている。時間を見つけては、彼をこっそり観察している。今日も可愛い。俺の恋人。
ただ、リューリに見つかるとこの観察は終わりになる。短い時間だ。今日も見つかってしまった。
潜伏魔法を使ってるのだが、クンティンには気づかれてないのに、なぜ、リューリには分かってしまうのか…。
んー、クンティンはちょっと抜けてるところがあると思うのだ。ああやって考え事をしてると周りが見えてない事があるからな…。
俺が彼の身に周りの安全を確保してやる必要があるのだ。だから、勘のいいリューリから今日も逃げねば…と思っても見つかって、クンティンの観察は中断してしまう。悔しいのぉ~。
俺は遅れた勉強と外からも齎された情報を基に自分の知識の上書きを行なっている。
世界地図が随分変わってしまったようだ。
元々勉強してなかったから、入ってる知識なんて微々たるものなので、普通に勉強している。
んー、話し言葉は、フィンたちのおかげで問題ないのだが、文法は変化している。読めるんだが、ちょっと困った…。おっ! いい事を思いついたッ!
「リューリ、クンティンに先生して貰おう」
「はぁあ? ああ…、いいかもですね。私も同席してもよろしいでしょうか?」
思ってたんと違うぅううう…。
文法の先生にクンティンがやってきた。これで一日中一緒だ。心なしかクンティンも嬉しいそうだ。
リューリの目を盗んでキスしたりしてイタズラしたりもする。
ペシッとクンティンに叩かれるのも可愛くって勉強が楽しい。
朝思いついて、横で眠るクンティンの顔を見ながら、メモ用紙にペンを走らせる。
授業中、クンティンの胸ポケットに、それを突っ込んだ。
『あとで』と声を発せず口パクで伝える。
その夜は熱い交わりとなった。
「あぁあん、エヴァン、好き…」
ラブレター効果は凄いなぁ。
クンティンが俺の上で腰を振ってる。
俺に動いちゃダメなんて可愛い事言って、キスから始まって、唇が俺の肌を下へ伝っていって逸物にたどり着き、逸物にキスしてくれた。危うく顔射になるところでした。
恭しく手を添えて、ぺろッとされた時、耐えれそうになくなった。出るッと思った瞬間パクッと咥えたれた。
我慢しての射精未満。それでも十分出てしまったと思う。
コクンと飲んでる。
唇が俺のに沿ってヌメっと口が離れる。離れる瞬間がチュッと音がした。吸い付きながらの音。漏れ出た白濁が綺麗な消えていた。舌がぺろぺろと俺を舐めてる。
「甘いね…」
ああ、クンティンにとって俺のは甘いんだった。
「もっと出して…」
言葉と共に口が大きく開いてアムっと咥えられ、俺がクンティンの口内奥まで招かれた。
先っぽが柔らかな肉に当たる。喉の奥まで挿れてるようだ。ジュポジュポと出し入れを始めた。
先っぽが当たったり当たらなかったり…。積極的なクンティン…。今度はどんな事を書こうかなぁ…。
ちょっと出した事で余裕も出てじっくりクンティンを観察できる。
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