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本編
終】めでたし、めでたし。(後) ※
しおりを挟む突き上げられ、視界は揺れるのに、とても気持ちよくて、腹を撫でられ、快感に震え、腰が揺れる。耳元に彼の呻きと吐息を感じる。身体が熱く昂ぶる。
胸を嬲られ乳首が虐められても、されるがままに、もっととせがむように彼の頭を後ろ手に掻き撫でる。
二人の荒い気遣いが重なり、体温が溶け合い、同時に昂ぶりが弾けた…ッ。
…これは、時間はちょっと巻き戻って、魔晶石を設置しにいく前の晩の出来事。
魔晶石の動きを確認してて、不意に思い出していた。
今日はぼんやりしていたい。昨晩も彼と交わってしまった。気持ち良いかったです…。幸せ…。この幸せをみんなに分けてあげたい気分。
サムエルが去って、彼からも真っ青な小鳥がやってくる。死んだままにして、新たなサムエルとして冒険者としてふらふらしてるらしい。師匠のはやって来ない。心臓に悪いから送ってこないで欲しい。
至急時だけだ。あの速度を出せるのは、世界広しと言えど師匠だけだろうね。余程嬉しい事か、気分がいい時しか送ってこないけど。それでいいよ。あのドスンって結構な衝撃なんだよね。伝書鳥って質量的にはほとんど感じないはずなのに…。
毎度オレの頭に着地するのやめて欲しい。
あっ、出た。
穢れの結晶。
チョンっと突いて摘む。漏れはない。
上手く封じ込めれた。
この技術で『穢れ溜まり』が見つかっても、安全に回収出来のではないだろうか。あとはこれを聖教会に持ち込めば、浄化できるだろう。誰でも対処出来る存在になるはず。
師匠に報告だな。
魔法写真を撮り記録紙に写す。横に書き込みをしていく。詳細な記録を書いていく。
農地地区は魔人たちが当番制で作業している。彼らもここでの作業は身体が楽になるから率先して来てくれる。
浄化は順調だ。ここの空間が外界の影響を受けるのか、植物の成長が少し早い。上手くいけば、食糧不足にはならなそうだ。
用紙の隅に浄化速度を計算してみる。
概算だが、近い将来瘴気は薄まって、外界との速度差が程なくなる。少し楽しみだ。今は多少の誤差はあるが大体、3倍の速度で落ち着いてる。
その時、ここはどんな風になってるだろう…。
「クンティン、終わった?」
気づいたら、帰る時刻になってたようだ。エヴァンが迎えに来てくれた。
「うん、帰ろうか」
立ち上がると待ちきれないとふわっと抱きつきて来た。
オレも嬉しくなって、彼の手に手を重ねて、身体を後ろに捻って彼の新緑の瞳を視界に収めて、唇を重ねた。
やがて向かい合わせで、深い口づけになっていた。半日ほど離れてただけなのに寂しくなってたのに気づいた。
唇が離れ、銀の糸が名残り惜しそうに繋がってる。
プツッと切れると彼がオレを掬い上げるように抱き上げて、馬の魔獣に跨った。
帰ったら即ベッドになりそうだ。オレもそう望んでる。彼にギュッと抱きついた。
清浄魔法を互いに掛けながら、服を脱がしながら、ベッドに向かう。彼の魔法がオレの腹の中を這い回る。毎回これには、身体が熱くなって悶えてしまう。
彼の部屋について、鍵が閉まった瞬間から噛み付くようなキスで互いを貪っていた。
外でのキスは、まだ可愛い方だ。
舌を絡めて、唾液を混ぜ合わせるような口づけ。
ベッドに着く頃には、互いの昂ぶりは硬く主張していた。相手を欲して涎を垂らしてる獣のようだ。
オレはちょっと背伸びして彼の首に腕を回す。彼がオレの尻を掬い上げるように持ち上げれば、オレは脚を開いてからに絡める。
そのままベッドに沈められて、キスが降ってくる。顔中に落とされ、顎先から首へ移り、時々キツく吸われて痕も残される。鎖骨を辿り、胸に唇が移動していく。
そして、最近は小さな尖ではなくぷっくりした乳首が彼に吸われたくて、切なそうに硬く勃ってる。
彼がたっぷりと唾液で濡らした舌で乳首を舐める。目が合うと、視線を外さずに、ワザとねっとりと舐める。
「はぁあああん…」
期待で漏らしてしまったオレの雄芯を指で弄びながら、ジュッと乳輪ごと吸い付いた。
口の中で舌が乳首をいじめてくる。
オレはそれだけで前後不覚に感じて善がってしまう。
「はぁあん、あん、あ、あ、アゥうううう…」
快感が駆け抜けて、少量の白濁をピュッと出してしまう。乳首でイってしまう。
彼に抱かれるようになって、勢いよく出す事が少なくなった。元々性欲は強くはなかった上に、連日の交わりで生産が追いつかない。
快感だけはいつも感じて、ますますエヴァンと交わりたくなってしまう。
エヴァンは許されるならずっとベッドでオレを抱いていたいらしい。
ずっと繋がっていたいのだとか。
なんなら外でも繋がっていたいらしい。それは恥ずかし過ぎるので、この部屋でだけとお願いしてたら、毎度の爆発的な激しいセックスになってしまうのだ。
抑圧されての快感は昂ぶる。
そうすると…浄化が促進されて…。
なんだか瘴気の浄化速度、計算よりも早まってそうな気がする。
瘴気も集まって来てるし…。この流れを観察されてると思うと…。
恥ずかしいッ!
でも、止められない。止まらない。
しかも、オレからねだるように腰を振っちゃう。
「あ、あ、あぅ、あぁぁあん…うふっ…」
もっと深く繋がって、彼の熱いのが欲しい…。
瘴気の浄化も必要なんだけど、彼に気持ちよくなって欲しくて、オレも気持ちよくて…。いいんだけど、よくなくて…と葛藤しつつも快感に負けちゃう。
ああん、気持ちいいよぉ~。
お尻の奥の彼を迎え入れて抱きしめて、溶け合い昇華するように浄化が促進されてる…。
ドゥクンッと彼が最奥の更に奥に捩じ込んできた。熱いのが噴出して注がれる。気持ち良過ぎる。嬌声が高く上がった。
イっちゃうぅぅううううう…ッ!
冷静なオレが羞恥で悶えてるッ。
ああん、観測されてる…。
恥ずかしいんですけどぉぉおおおおお!!!
いやぁああんッ! はぁぅぅううんッ!
================
本編、完結です。
観測される、公開えっち( ̄▽ ̄;)
続編というかその後を書こうかなと思ってます。
内容としては二組の結婚式をかな。
取り敢えず、『完結』としますが、また連載中になったら、投稿されるかなと思っていただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。
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