【完結】猫の飼い方、飼われ方【その後を更新中】

アキノナツ

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恋人ごっこスタート。


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月曜!

早速、大学でソラを見かける。
さぁ、トロントロンに蕩けさせるよぉ~。

「ソラくん。おはよう」
きゅっと肩を抱き寄せる。
クッと胸を押されて、距離を置かれた。

「おはよう。ーーーこんなところでは、やめて、欲しい」
小さな声で、しかしハッキリと告げられた。

ツンデレのツン?

いいよ。
俺の黒猫ちゃんは、恥ずかしがり屋さんだものね。

「分かった。人が居ない時は、イチャイチャしよ?」
耳元で囁いた。
真っ赤な顔をして早足で講義室に向かい出した。

るんるん気分で追いかけた。

そろそろ前期が終わる。
テストかぁ。ソラは大丈夫かなぁ。

「ソラァ、テスト勉強してる?」
講義室で並んで座ってる。
「してるつもり。教養はほとんどレポートだから、早めに終わらせる予定」
机の上のソラの手にそっと手を重ねる。

「手伝おうか?」
「だ、大丈夫…」
「これとこれは、しんどくない? 大丈夫?」
予定表の上を指でなぞる。
指差された文字をじっと見てる。
「…………」

ホントは助けて貰いたいんだな。
机に頬づえついてソラを見遣る。

「セックスはしない約束だろ? 俺は約束を守る男だって、この前、証明したじゃん」
色々棚上げだけど、消したって事のみに焦点。

性的言葉に慌てて周りを見てる。周りにはもう人はいなかった。
昼食に向かったのだろう。
俺たちも向かうか。

席を立とうとした俺の裾を掴まれた。
「お願いします」
小さい声で、告げてきた。
可愛いな。

「お前んちな」
一瞬、怯えた顔をしたがコクっと頷いた。

目元が薄っすらと桃色に染まってる。
色っぽいな。
身体が疼くのか? 大変だねぇ、ソラくん。

どこまで耐えるかなぁ。
抱いてぇって言っちゃうのかな?

どうするか、楽しみ。早く夏休みになれぇ~。



あれから何度かソラの部屋で、レポートを仕上げたり。勉強会をしたが、約束は守った。俺エライ! ノーセックス!

時折、手を握ったり、指に口づけしたり、好きと告げたり。兎に角、乙女な少女漫画のように接する。イメージは姫。

性欲は他で発散して、適度に遊んで切りまくった。夏休みにまでには、身綺麗に出来そうだ。

隣でソラが、時折、熱い吐息を吐いてるが、気づかないふりを決め込んだ。

テスト明けぐらいに何かあるかな?


◇◇◇


秀悟しゅうごが何もしてこない。
トイレに連れ込まれる事もない。
舌をクチュクチュと絡めてくる事もない。

週明けの肩を抱かれた時、ズクンとお腹の奥が疼いて、咄嗟に、離れてと言えた。

何かというか……唇を合わせたいとか……してきて欲しい訳じゃない。じゃないのだけど、身体が熱くて……。乾く唇を舐めていた。

宣言通り、約束を守ってくれてる。

二人っきりの時や人目がない時は、肩を抱き耳元で好きだと囁いてくる。

優しくエスコートされる。大切に扱われて、手を優しく包むように握られたり、お姫様になった気分。秀悟の恋人になったら、こういう感じなのだろうか…。

人気がないところで、唇が触れ合うだけの可愛いキスをした時は、ヤられると身構えたが、「あまりに可愛いから、我慢できなかった。もうしない」と言われれば、許すしかなくて……。
だって、舌を絡めるようなあのキスじゃない。

付き合い始めたばかりの恋人がするような、小鳥のようなキス。

それからは、気づくと唇を触って、うっとりしてしまう事、度々で……。

なのに、こんなポワポワしたピュアな感じなのに、この前、お風呂場でしてしまいました。

ふと秀悟とのアレコレが脳裏を横切って、オレの前が反応して……治ってくれなくて。
しかも、後ろを、後ろを弄ってしまった……。

ショックと自分への嫌悪とで、暫くその場から立ち上がれなかった。

オレは、秀悟の事をどう思っているのだろう。
テストが終わったら、答えを出そう。テストが終わったら……。
先延ばしにしてる自覚はあった……。



屋上庭園でのベンチで手を繋いで、イヤフォンを分けあって、音楽を聴いてた。

ゆったりした曲。
秀悟の好みはハードロック。
オレに合わせてる。申し訳なくなってくる。でも、ゆったりしたのを聴いてると、いつしか秀悟に凭れかかってて。うつらうつらと眠りに誘われて……。

スルッと腿に手が触れてるような気がするけど、眠気に負けて、起こしてくれるという秀悟の声を聞きながら、眠ってしまった。


◇◇◇


最近無理をしているのだろうか。よく居眠りをする。
テストは問題なくこなしてる様なので、気分良く夏休みに入れそうだ。

この距離で眠られると、少しイタズラをしたくなるよねぇ。

太腿に手を置き、するすると腿の間に手を少しずつ差し込む。
モソっと揉んでみる。貼り付くようなあの肌を思い出して、ゆっくり往復させる。
前立てにソフトにちょんとタッチして、反応を見る。

密かに艶のある吐息が漏れる。
トントンと少し刺激して、身体の奥に燻る火を仕込む。

事ある毎に身体をタッチする事を忘れない。

さりげなく腰を引き寄せたり。気づかない程度に尻を撫でたり。身体の何処かが常に接触するようにした。

無防備になった時のイタズラも欠かさない。

もしかして、もしかしなくても、コレが寝不足の原因だと思いますけどね!

悶えて、泣きついて来いよ。
後ろを弄ってるとしたら、指が届かないもっと奥に刺激が欲しくなってる筈だ。

俺のが、恋しいだろ?



俺の方が先に全てのテストを終了した。
他のメンバーといつものカフェテラスで、ライブハウスの予約をするかどうかの相談をしつつ、缶コーヒーを啜っていた。

「提出してきた。終わったよ」
駆けてくるソラ。息を弾ませ、笑顔だ。

手に可愛いリボンの包みを持ってる。
例の教授に貰ったのだろう。

手元に目がいってるのに気づいて、中から赤や青の涼しげな四角い色とりどりのお菓子を取り出すと、みんなに配り出した。

「綺麗でしょ? 寒天ゼリーだよ」
自然と俺の横にソラが座る。しかも近い。太腿が接触してる。
今までこんな近かった事があったか?
初だ。
身体が限界か? 無意識のようだな。楽しいね。
もう2週間近く繋がってない。
テスト明けの解放感か。キタか?!

「飲みに行くか? 打ち上げ」
マコが提案してきた。
「「「いいねぇ」」」
酒が入れば、理性が引っ込む。しなだれかかるソラを想像してると…。
浮き上がる高揚感。暴走しそう。ダメダメ! ドウドウ…。落ち着け俺。

「ごめん。明日バイトだから、今日は帰る。楽しんでね」
すくっと立つとリュックを背負い直して帰ろうとし出した。

「俺も帰るわ」
ソラの動きに同調する。
仲間と別れて、ソラと一緒に歩く。
もう日常の一部みたいに馴染んだな。この身体の近さ、嫌がる気配がない。

肩を引き寄せ、相談ごと。
「今からモールに買い物行かないか?」
「モール?」
こちらを見遣ってくるソラとの顔の距離。唇触れちゃおうかなぁ。

おっと、姫扱いだ。イメージ、イメージ。

距離に気づいたのか、俺の唇に一瞬視線を向けたが、慌てて前を向いた。

「服買いに行こう?」
頬に赤みが。可愛いなぁ。

「んー、これから行くところがあるから、それからでもいい?」
「いいよ。じゃあ、買い物の後は食事にでも行こうか?」
僅かに間があったが、ぎこちなく頷いた。


◇◇◇


秀悟との距離感が分からなくなってきてる。身体の何処かが接触してないと落ち着かない。

服の購入は考えてなかったけど、秀悟と離れ難く……少しの時間でも、少しでも長く、一緒にいたい。

予約の時間が近づいていた。
いつもよりぺたんこのリュックを揺らしながら、ドキドキしながら扉を開けた。

「いらっしゃいませ」
「予約をしてた島田しまだです」
「島田ソラさま。お荷物お預かりしますね。ーーーこちらにどうぞ」
カウンターの中で、パソコン画面を確認して、にこやかに手を差し出してくれる。

さっきからドキドキが治らない。
初めてネット予約してきたオサレサロン!

「どうしましょうか?」
ちょっと無愛想な感じの男性の美容師さん。オレには、丁度いい感じ。
「短めにカットと染めて欲しくて…」
予約時に書いた事を自信なげに告げた。

「……染めるのは、おススメできないなぁ」
えー、また? なんでみんなダメって言うの?
不満顔がバレたのか。クスッと笑われた。

「染めてみたいんだね。でもこの髪質はね。思うような髪色にするには、ちょっと考えさせて欲しいかな」
「染めるの無理なんですか?」
鏡の中での美容師さんを見る。

「初めて染めるんだろ? サラサラの綺麗な黒。これをただ単に染めるなんて、勿体無い」
オレの髪を触りながら、呟く。
無愛想だけど、仕事に真摯に向かってる人だと思った。

「染めるのはまたで。カットだけでお願いします。短めに。後はお任せします」
「ハイよ」
鏡越しに目を合わせて、笑顔を交わした。



襟足がすーすーする。
随分刈り上げた。短めだけどふんわり。
刈り上げマッシュとかいってたな。今年の夏は涼しく過ごせそうだ。

染めなかったので、随分早く終わった。
モール内の書店で待ってようかな。

メッセージアプリを立ち上げて、用事が終わった旨を報告。
書店で本を見てると送ってスマホをしまった。


◇◇◇


驚いた。
別れた時に着てた服にリュック。身体つき、男を誘う尻。間違いなくソラだ。最近では色香が滲み出てて……。サラリーマン風のおっさんが後ろに立ってるし。危機感ないのか!

嗚呼、俺の黒髪が……!

「切ったのかよ」
おっさんをひと睨みで退散させて、唐突に言葉を投げる。不機嫌丸出し。

「あ、秀悟…。だって、暑いし。コレ涼しいんだよ。似合って…ない……?」
泣きそうな顔。怯えてる。
しまった! あまりのショックに甘く接するはずが。

「似合ってるよ。去年は括ってたから、今年もそうするのかとだな、長い方がいいなと思ってて…」
上手く気持ちが立て直せない。

「括ってもすぐ解けちゃって大変だったんだよ。髪質かな。美容師の楠本くすもとさんにも言われた。それから、染めるのはまたねって言われちゃった」
ソラが一生懸命言い訳してたが、クスモトとかいう美容師の事を柔らかい表情で語ってる。

「その美容師、胸デカかったのかよ」
なんだか腹が立つ。

「男の人だよ?」
さも当たり前といった感じで応えてくる。

更に腹が立つ。
手首を掴むと引っ張った。

「あ、レジ行ってくる」
あーーーーッ! そんなもんその辺に捨てていけよ。
俺のちんぽ突っ込んで分からせてやる。誰のものかってな!
無言で引きずるように歩こうとした。

「秀悟。怖い…」
後ろで怯えた声がした。
踏み出そうとしてた足が固まった。

慌てて、手を離して、薄っすら赤くなった手首を摩った。

「ごめん。……髪長めのが好きだったから。そこまで短くするとは思ってなかったから、びっくりして。他の男の事、嬉しいそうに話してるから……腹が立った」
頭がぐるぐるし出した。
立て直そうとしながら、口から出る言葉を垂れ流す。

「腹立ててたの? オレ、誰とも仲良くしちゃいけないの?」
怯えさせてる。マズイ。
イメージ! ソラは姫様!

「そんな事ないよ。楽しそうにしてるソラを見てるのは、俺も楽しいから」
俺だけ見てて欲しい。
ソラの指先に唇を当てる。

「こんなところで……。レジ行ってくる」
またやってしまった。ここまでやってきたのに、逃げられる。

その場に立ち尽くしてた。

てててと小走りに近づいてくるソラ。
戻ってきた。

「お待たせ。行こ?」
手を掴まれた。ニッコリ微笑むソラ。

「おう、行くか」
俺の黒猫は可愛い。
胸の奥がほわんとして……何故か焦る。

焦って、脳内でヘソ天の黒猫がくてッとして俺を見遣ってくる。あーーーーッ! デレデレにしてやる。


数店舗、回った。
どれを着せても悶える程、可愛すぎる。
俺と背丈はほぼ変わらん男の癖に、そのエロい身体はなんだ! けしからん!

まだ着れるのがあるだのなんだの言って買い渋ったが、なんとか上着を選ばせた。
身体の線が出難く腿が隠れる丈のサマー素材。
コレでさっきのような痴漢を避けてくれるだろう。

品物が決まれば、とっとと会計を済ませてゆっくりしたい。
商品を掴んでレジに向かう。

足取り軽く、会計を済ませる。

すぐ着れるようにして貰う。
商品が入った紙袋を受け取ると、横で何か言いたげなソラに渡す。

店を出て、時間を確認した。夕食にはまだ時間がある。
カフェでも入ろうかと、そのエリアへぷらぷら向かえば、俯き加減で付いてきてるソラが急に止まった。

ついて来ないソラを振り返れば、キッと俺を睨みつけてる。
垂れ目でもドキッとする迫力があった。

「オレ、帰る」
紙袋を俺の胸に押し付ける。
「代金と引き換えで受け取る」

ああ、何やってんだよ、俺ェェ!

「ごめん……!」

聞く耳持たずに、ズンズン引き返して行く。
方角違うし。そっちだと遠回り。

後を追う。

追いついて、謝り倒す。
コレが男女なら、恋人の痴話喧嘩の様相だ。

「俺が悪かった。ソラぁ。機嫌直して……」
誠心誠意謝罪。演じる事を忘れていた。

「もう、知らない。秀悟なんて、もう知らない……」
完全に怒っておられます。
えーと、ツンですか? 構ってちゃんですか?
俺も知らんがな。
いやいやいや。今は、恋人ごっこなんてもうどうでもいい!
ソラが本気で怒ってる。機嫌を直して欲しい。笑ってくれ。

原因は俺の対応の何かが間違えたのだろうが、よく分からん。分からんが、兎に角、謝り倒すのが、正攻法のような気がする。

さっきまで機嫌よかったのに!

あ、珍しいものを見つけた。
こういうのは、ソラは好きなはず!

「ソラッ。面白いのがあるぞ」
袖をを引いた。
クッと腕を振って外される。
腕を掴んで、ほらっと肩を抱き寄せ、問題のものに身体を向けさせる。
顔をあっちに向けて見ようとしない。なんだコレ? 子供?

取り敢えず、止まったくれた。
そのまま連れて行った。ボタンを押して、スマホケースに入れていたICカードを翳してスタート。

透明な箱の中のオレンジの山から、ゴロンと一つレールの中をくるくるコロゴロと転がって、ロゴが書かれた中が見えないエリアに入って、機械音が響く。

透明な取り口にあるカップに注がれる。上にある液晶にオレンジが絞られてる映像が流れてる。恰も、さっきのオレンジが絞られてるようだ。絞られてるのかも知れないが。

ソラを見ると、じっと見てた。
気づけば、小さな子供も側に来ていた。
キラキラした目は一緒だった。

扉が開けていいよと言いたげに、カタンとロックが外れる音がする。

取り出して、備え付けられていた蓋とストローセットして、ソラに渡した。

素直に受け取った。

ほっとしながら「あっちで座ろう?」と穏やかに言って誘導する。
後ろで「買って買ってぇぇ」の子どもの声がうるさい。

座るとご機嫌に飲んでる。
「さっきはごめん」
キッとなって睨んできた。あー、ぶり返し?
「ごめん。俺が悪かった。機嫌直してくれ」
もう一度、謝る。一生分謝った気分だ。

「ーーーーーごめん…。オレも悪かった。怒ってごめん」
なんか知らんがな、ソラが謝った。コレで終わり?
なんだ、やっぱり糖分が不足してただけかぁ。腹ヘリで不機嫌ってお子ちゃま。

「オレに聞かずに、秀悟がドンドン進めていくから、なんだか腹が立って」
ピトッと身体がくっついてきた。キタ!

「初デートの記念に。ダメだった?」
畳み掛ける。
「デート?」
「そのつもりで誘ったんだけど…はっきり言えばよかったかな?」
口から出任せですが、一緒に出掛けたんだから、デートみたいなもんだろう。

服買う予定は前からしてたからな。その尻は隠しとけ。出すのは俺にだけだ。ぺろんとな。

ブスンと突っ込む妄想してると、横でソラがモジっとした。
ヤベェ! 妄想フタ!

「ありがとう」ほんわりと笑う。

あ……、ヤベェェェェ……




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揺れるぅ、揺れるぅ~。揺らすのか揺すられるのか? あはは…。
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