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【終】 ※

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「うきゅ、あぅぅん、あ、あぅぅぅ……はぁう、あぁァァ……」

胸の突起を口に含み舌で転がしながら、腰をゆるゆる揺する。もう片方もぷりぷり弾いて遊んでいる。

ツプッと摘んで引っ張ると、ゔぐぐぅぅと歯を食いしばって耐えてる。
後孔も締まって、俺を締め付けてくる。

プンっと離して、ヨシヨシと先っぽを撫でると、尻を振って、悶えて耐えてる。

俺の腹の下でソラの雄がビクビクとしていた。
敢えて、触ってやらない。

ナカだけでイって欲しい。
俺だけでイって欲しい。

自分でも触りたくても、拘束された手が届かない。
息も絶え絶えに、喘ぎ倒してる。

「しゅぅ、ごぉぉ、……イき、たぁぃぃ…」
頭の上で、喘ぎの合間に、訴えてくる。

だって、一発だもんねぇ。
溜めた濃いィィィィのを、たっぷり奥の奥に注ぐ!って決めたのだぁ。まだイかせてあげない。ついてきてよぉ~。

コリコリする乳首を舌で突く。

「一回、イかせてぇ、お願いぃ……」

ん?
おお、うっかり。
ソラは何度でもイっていいか。疲れない程度だな。
善き善き!

チュプっと乳首を吸い上げながら離す。ぷっくり赤くなった。可愛いぃ。

腰を掴んで、一旦抜けそうなところまで戻って、調整。前立腺をカリと亀頭でゴリゴリ刺激した。

「あ、あっっっっっっ!!」
ブシュブシュッと白濁を撒き散らした。
乱暴に抉り撫でると、奥まで突っ込む。

パンパンと、最奥を穿つ。
さっきからノックしてるが、抜けそうで抜けない。バックからするか? 捩じ込むか?

「イってる! 今、激しく、しない、でぇぇ! イってる、からぁぁ」

「ソラがイきたいって、言ったんじゃん!」
パンパンと腰を穿ち、奥に到達した時、グリリンと腰をねじ込んだ。

「言ったけどぉぉぉゔぐん!ーーーーーまた、イぐぅぅ……」

中イキが上手くなってきてる。
飲み込みが早い身体だ。
シーツを掴む手がグッと上がる。
脚がグッと開き、俺を招く。

「ち、違うぅぅぅん。奥、奥じゃ、ないィィィィ」
ハフハフ浅く息をして、感覚を逃がそうとしてる。
拘束具は、ソラを翻弄してる。俺は楽しくて仕方がない。

ずぽんと引き抜いた。

「はぁぁあああん!」

くたっとしてるソラとは裏腹に、この刺激にもソラの陰茎は白濁を吐き出し、なおも勃ちあがろうとしている。

「後ろ向いてねぇ~」
ギンギンに勃ち上がってる俺の肉棒を早く鞘に入れ戻したい!

よいしょッと裏返して、尻を上げさせると、拘束されてるので、自然と高く尻が持ち上げられ、背が綺麗に反って上体はべったりとベッドに縫い付けられるように張り付いている。
しかもさっきまで受け入れていた孔はぽっかり開いて、俺を待ち望んでヒクつくている。

ブシュッとボトルから直接孔にローションを垂れ流し入れる。

「あぅぅぅ…やぁぁぁ……」

がっと脚を開かせ、腰を固定すると、ズブンと上から勢いよく打ち込んだ。
ブシュッと縁からローションが漏れて出てくる。
奥にローションを押し込み、結腸をぶち抜いき、更に奥へと押し込む。
ヌルつく感覚のまま、クポプクと結腸口を出し挿れ。

「あぁァァ! やぁん、ヤァダァァァ……! きちゃう! くりゅんん……」

ピクピクンと腰や背が跳ねて、喚いているが、俺にはイイ啼き声だ。

啼け! 啼きやがれ!
俺に聴かせろ!

パンパンと肉を打つ。
肉杭を打ち込む。

「クルじゃねぇ。イくだろぉ?! ソラ! 奥に射精すゾォ。一緒にイくぞ! ほら! イケ! 孕みやがれェェ!」

奥の奥に打ち込み、突き抜ける向こうへ、奥へ溜まりに溜まった、俺の熱く濃い粘液を打ち出し注ぎ込む。

「あ、あぁぁ、あぁぁああああああ……ッ」

グイグイと最後の一滴までもソラの中に注ぐ。

ふうっと深く息を吐くと、ヒク、ピクッと反応してるソラの尻から背を撫でる。

「うふぅぅ、はぁぁぁ……」

俺のソラはちゃんと言いつけ通りついてきてくれたらしい。
「うぐぅぅんッ…あグゥん…」と呻き、ナカが痙攣している。
まだイってる。

イき続けて、どうしようもなくなってるのだろう。
まだ子種が欲しいと肉筒が蠕動して絞り獲っていく。

「しゅぅごぉぉ、たぁすぅ、けてぇん、あぁァン…もう、止まってェェ……なにぃ、こりぇぇぇ……」

悶えるソラを眺めながら、再び元気になる息子を引き抜く。
抜ける感覚にも悶えてる。
潮を吹いたか?
ベタベタだな。

腹もうねり動き、ぽっかり開いた孔からだらりと白濁が垂れ出てきた。

ひくん、ピクンと踊るような痙攣を起こす身体。痙攣に合わせて、プシュッと尻穴から精液が吐き出された。快感の余韻にイってる身体をおかずに陰茎を擦り、射精して白い尻を汚す。

「しゅぅ……」
弱々しい声が俺を呼んでる。

落ち着いた陰茎とソラの尻を拭くと、拘束具を外してやり、正面からきゅっと抱きしめてやった。

スリっと身体を寄せてきた。まだ身体がヒクついてる。

頑張ったご褒美だな。

額にキス。瞼に、黒子に、鼻に頬にとキスを落とす。

ぼんやりしながらも、俺の頬を両手で包みように掴むと、ソラから唇を寄せてきて、柔らかくふんわりと触れて、啄む。
何度も何度も愛おしい気に、啄み、舌でチロチロと唇を舐めている。
軽く開けば、おずおずと入ってきて、舌を突いてくる。

可愛いご褒美の受け取り方。

可愛いおねだりに応えて、舌を絡めて、口内を舌を犯していく。
鼻息が荒い。感じいってくれてるようだ。

チュッぷすと唇を離す。

「ソラ、これからもよろしくな」
ぽやんとしてるソラが、コクンと頷き、スリっと身体を寄せて眠る体勢になった。

少し眠かせてから、風呂でもいいか……。

頭を撫でながら、イき過ぎて疲れ切って眠るソラの温もりを感じながら、手に入った宝物に頬を寄せた。


◇◇◇


目が覚めたのは、お風呂の中だった。お腹の中も何もかもスッキリしてる

「起きた? 気持ち悪そうだったから入れてた」
「あり…がとう……」
酷い掠れっぷりに、言葉が詰まる。

「ふははは…上がったら、ハチミツたっぷりのホットレモンでも飲むか?」
コクンと頷く。

手首を眺める。
あんなに暴れちゃったのに、痕も付いてない。
秀悟が言うように、柔らかい素材なんだろう。

あのベッドの下には何があるんだろう。
あんなのがいっぱいあるのかな……。

ちょっと怖くなって、楽しみにも思ってる自分に慄いた。

「今度の休みっていうか、スケジュール教えて? ソラの事全部知りたい」

この男、重いかも……。
大変な男に捕まったのか…捕まりに来たのか。

湯船で抱き込まれて、背中に秀悟を感じながらチャプチャプしてた。

「アプリ入れるから、スケジュール共有しよ?」
「共有? 秀悟のドラム見れたりする?」
後ろを見遣る。

「今日の聴きたかったのに、ゾクゾクして、立ってられなくてね、聴けなかったから…」
よいしょッと、横座りして、秀悟と向き合う。
唇が触れ合える程の距離になって、慌てて胸に手を置いて、距離をとる。

「へぇ。俺の音にイってたのかよ。だから、あの顔だったのか。色っぽい過ぎたわ。あいつらに見せたくなかった」

何だかぶつぶつ言ってる。

「ねぇ。共有したら、秀悟の事もわかる?」
「分かるな。互いの都合が分かる。エッチも存分にできる。今度は俺の上でスクワットして?」

「スクワットは、あんまり出来ない」
真面目に体育の話をしていた。
いい終わって、勘違いに気づいて、顔を覆った。オレって…。

「ソラぁ? 可愛い」
チュッチュと手にキスしてくる。

「俺の仔猫ちゃん、顔見せて?」
「仔猫?」
「うん、俺の黒猫ちゃん。俺に大人しく飼われなさい」
手を外したオレの唇をチュッと吸ってくる。
「オレ、猫じゃない。人だよ。それに飼われないから」
ぷっと膨れた。この人は何を言うやら。

尻を揉みながら、クフフと笑う秀悟。
ついっと後孔を触る。身体がふるっと震える。熱が燻る。

「ここを使う側をネコとか言ったりするんだけど?」

「な…?!」
真っ赤に茹だったようになってると思う。

「し、知らないんだから……にゃー」
サバーッと湯船から出た。逃げた。

「ソ、ソラぁ!」
慌てて、出て来ようとしてバランス崩してる。

大判のバスタオルで身体を隠しながら、くふふと笑っていた。楽しくなってた。

秀悟の事は、ちょっと怖いけど、怖くないところもあって、これから知って行きたい。好きだから、もっと知りたい。

「アプリ教えてね」
出てきた秀悟が、捕まえたとタオルごと抱きしめて、「分かった」と言ってくれた。

「にゃーって言って?」
秀悟が甘えた声で囁く。
「いやだ……ニャン」
くふふ……
猫は自由で気まぐれなの。




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最終回となります。
本編終了ですが、まだまだ二人の話は続きます。
後日談がこの後ちょいちょい追加していきます。
よろしくお願いします。
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