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【第2章 中井勝彦との出会い】
チタニアの王后たち 第6話
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中井勝彦は続けて
「指名があれば、通常は2万ドルでお客さんは300万円支払うんですが、自分の手取りは1週間で30万円です」
「え?客が払った1割しか貰えないの?」
「はい。でも今夜はケツ掘られる前に指名していただいたので、試合の1万円は貰えないんですが、1週間で300万円も頂けるんです。
自分、幸之介様の言うことなら何でもします。これで借金も返せます。
ありがとうございます。本当に何でもします。何でも言ってください」
「中井勝彦さんは、ホモって訳じゃないでしょ?」
「男とか女とか、そんなこと言える状況じゃないです。日本中みんなそうです」
「いや、ほんとの気持ち、教えて?」
「基本、女が好きなのは普通でしょう。
だけど、地下を始めてから、男とやっても何とも思わなくなりました。
ケツも使えます。幸之介様が俺のケツ掘りたいなら、喜んでケツお貸しします」
「ええい、喜んではうそでしょ。
それに僕は自分を愛してくれる男でないと、そんなことしません」
「幸之介様は、こんなすごい所に住んで、さぞお金を持ってらっしゃると思うんで、愛とか恋とか言えるんですよ。
もう一般の人間は、そんなこと言える身分じゃないです」
「10年前、僕はまだ小学生だったけど、ここまで酷くはなかったのに」
「そうです。この1年です。こんなに酷くなったの」
「中井さんはプロレスを辞めようと思ったことはないの?」
「契約が3年契約なんです。
1年前、契約した時は、普通のプロレスの試合後に、お客様に買われるんだと思って、決心して契約しました。
契約を破棄すると10万ドルの違約金を取られるんです」
「10万ドル払えば、または中井さんを気に入った客が10万ドル出せば、中井さんは解放されるの?」
「いえ、お客様が私を生涯買いたいときは、1000万ドルでは足りないと思います。
よく知らないのですが、お客様は1回指名して下さっても、次回は違うレスラーを指名される方が多いです。
若いレスラーは自分だけじゃないですから」
話は行き詰ってしまった。
幸之介は話題を変えた。
「中井勝彦さんを勝彦って呼んでいい?」
「それはもう、何とでも呼んでください」
「じゃあ勝彦は、僕のことを幸之介って呼んでくれる?」
「いや、それはできません。許してください」
「なんで?僕のお願いだよ」
「でも・・・」
「勝彦、幸之介って呼んで」
「こ、幸之介」
「それでいいよ勝彦、今夜疲れてるでしょ。
部屋は僕の部屋を除いて9室あるんだ。どこ使ってもいいよ。見て見る?」
勝彦は幸之介と一緒に部屋を見て回った。
どの部屋も12畳以上の広さがあり、ダブルベッドとソファセットが置かれ、全室から東京の夜景が見えた。
「どこでもいいです。自分には贅沢過ぎます。
それに幸之介様、あ、幸之介のお相手をしなきゃいけないから幸之介が好きな部屋を選んでください」
「じゃ、僕の部屋の隣でゆっくり休んで、勝彦。今夜は酷い目に遭ったね。
部屋にはバスルームもトイレもあるから、風呂入ってからゆっくり寝てね。
あ、勝彦はお腹空いてない?」
「あ、実は少し」
「じゃ、バスルームでお風呂入ってて。夜食の準備しとくから」
勝彦がバスルームに入ると、バスルームからも東京の夜景が眺望できた。
「別世界だな、ここは」
バスルームの手前のパウダールームには、幸之介が着替えのガウンを用意していた。
勝彦は、そのガウンを着て、ダイニングに行ってみた。
軽めの和食が用意されていた。
「風呂上がったんだね。お腹空いてるでしょ?
ご飯食べて。あ、和食は嫌かな?」
「いや、大好きです。刺身まであって、すごいです」
「勝彦って23歳だったよね。僕より3歳年上だけど、とっても可愛いね」
「そんな。幸之介様、いや幸之介の方が男前でかっこいいよ。
それに見たところ、良い体してそうだし」
「勝彦は僕の体に興味あるの?」
「いや、プロレスやって、体鍛えてるから、良い体した男には、つい眼が行ってしまいます。
どんなトレーニングしてるんだろうって」
「あ、ここにはトレーニングルームやサウナもあるよ。
明日から、良かったら使ってね。はい、玄米茶」
「自分が食事してる間に幸之介、風呂に入ってもらって構いませんよ。
自分も食べ終わったら準備しときますから」
「準備って何の?」
「ああ、ケツの処理とか、そんなとこです」
「だから、勝彦が僕を愛してくれなきゃ、そんなことしないって。
それに名前だけじゃなくて、その丁寧語もやめてくれる?
友達に、年下に話すように話してよ」
「幸之介、Mですか?だったらベッドで演技します。
普通はご主人様として接します」
幸之介は、勝彦はこの1年間、本当に酷い仕打ちを受けてきたんだろうなと痛感していた。
「指名があれば、通常は2万ドルでお客さんは300万円支払うんですが、自分の手取りは1週間で30万円です」
「え?客が払った1割しか貰えないの?」
「はい。でも今夜はケツ掘られる前に指名していただいたので、試合の1万円は貰えないんですが、1週間で300万円も頂けるんです。
自分、幸之介様の言うことなら何でもします。これで借金も返せます。
ありがとうございます。本当に何でもします。何でも言ってください」
「中井勝彦さんは、ホモって訳じゃないでしょ?」
「男とか女とか、そんなこと言える状況じゃないです。日本中みんなそうです」
「いや、ほんとの気持ち、教えて?」
「基本、女が好きなのは普通でしょう。
だけど、地下を始めてから、男とやっても何とも思わなくなりました。
ケツも使えます。幸之介様が俺のケツ掘りたいなら、喜んでケツお貸しします」
「ええい、喜んではうそでしょ。
それに僕は自分を愛してくれる男でないと、そんなことしません」
「幸之介様は、こんなすごい所に住んで、さぞお金を持ってらっしゃると思うんで、愛とか恋とか言えるんですよ。
もう一般の人間は、そんなこと言える身分じゃないです」
「10年前、僕はまだ小学生だったけど、ここまで酷くはなかったのに」
「そうです。この1年です。こんなに酷くなったの」
「中井さんはプロレスを辞めようと思ったことはないの?」
「契約が3年契約なんです。
1年前、契約した時は、普通のプロレスの試合後に、お客様に買われるんだと思って、決心して契約しました。
契約を破棄すると10万ドルの違約金を取られるんです」
「10万ドル払えば、または中井さんを気に入った客が10万ドル出せば、中井さんは解放されるの?」
「いえ、お客様が私を生涯買いたいときは、1000万ドルでは足りないと思います。
よく知らないのですが、お客様は1回指名して下さっても、次回は違うレスラーを指名される方が多いです。
若いレスラーは自分だけじゃないですから」
話は行き詰ってしまった。
幸之介は話題を変えた。
「中井勝彦さんを勝彦って呼んでいい?」
「それはもう、何とでも呼んでください」
「じゃあ勝彦は、僕のことを幸之介って呼んでくれる?」
「いや、それはできません。許してください」
「なんで?僕のお願いだよ」
「でも・・・」
「勝彦、幸之介って呼んで」
「こ、幸之介」
「それでいいよ勝彦、今夜疲れてるでしょ。
部屋は僕の部屋を除いて9室あるんだ。どこ使ってもいいよ。見て見る?」
勝彦は幸之介と一緒に部屋を見て回った。
どの部屋も12畳以上の広さがあり、ダブルベッドとソファセットが置かれ、全室から東京の夜景が見えた。
「どこでもいいです。自分には贅沢過ぎます。
それに幸之介様、あ、幸之介のお相手をしなきゃいけないから幸之介が好きな部屋を選んでください」
「じゃ、僕の部屋の隣でゆっくり休んで、勝彦。今夜は酷い目に遭ったね。
部屋にはバスルームもトイレもあるから、風呂入ってからゆっくり寝てね。
あ、勝彦はお腹空いてない?」
「あ、実は少し」
「じゃ、バスルームでお風呂入ってて。夜食の準備しとくから」
勝彦がバスルームに入ると、バスルームからも東京の夜景が眺望できた。
「別世界だな、ここは」
バスルームの手前のパウダールームには、幸之介が着替えのガウンを用意していた。
勝彦は、そのガウンを着て、ダイニングに行ってみた。
軽めの和食が用意されていた。
「風呂上がったんだね。お腹空いてるでしょ?
ご飯食べて。あ、和食は嫌かな?」
「いや、大好きです。刺身まであって、すごいです」
「勝彦って23歳だったよね。僕より3歳年上だけど、とっても可愛いね」
「そんな。幸之介様、いや幸之介の方が男前でかっこいいよ。
それに見たところ、良い体してそうだし」
「勝彦は僕の体に興味あるの?」
「いや、プロレスやって、体鍛えてるから、良い体した男には、つい眼が行ってしまいます。
どんなトレーニングしてるんだろうって」
「あ、ここにはトレーニングルームやサウナもあるよ。
明日から、良かったら使ってね。はい、玄米茶」
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自分も食べ終わったら準備しときますから」
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「ああ、ケツの処理とか、そんなとこです」
「だから、勝彦が僕を愛してくれなきゃ、そんなことしないって。
それに名前だけじゃなくて、その丁寧語もやめてくれる?
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