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第三章 獣人の国に咲いた魔女の毒花編
閑話 告白の後の二人 (短いです)
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青桜の花見が終わった。
シャルロットのロースノ城でのお茶会に、明日は「城で訓練を行う」と竜人王様が仰った為、俺達は城の部屋に戻って来た。
明日の訓練の為にベッドには入ったがいいが…眠れない。
目を瞑ってもさっきの光景が、シャルロットの表情が浮かぶ。
『好き』
酔っていたとはいえ、シャルロットからの告白は嬉しかった。
あの時に何もなければ、俺は彼女を抱きしめ唇を奪っていた…冷めない熱が暴走して、彼女を抱きしめに行きたい…あの艶やかな唇にキスしたい。
彼女の全てが欲し、全てを投げ出して彼女をここから、連れ去りたい。
「あ、…ダメだ、ダメだ!」
そんな事を考えるなんて…毒花の問題が全て解決したら、俺はシャルロットを手に入れる。兄上やリオには渡さない。
シャルロットは俺が守る。俺はもっと、もっと強くなってやる。
「好きだよ…シャルロット」
♢
青桜の花見の後、ロースノ城の部屋に戻りわたしはベッドの上で、胸に枕を抱えて悶えていた。
酔っていた時の記憶を全て覚えている。
わたしっ…言っちゃった。
「シーラン様に告白をしちゃった(きゃーっ!)」
手を繋いでだなんてわがままも言った。彼と手を繋ぎ、好きだと言ったわたしの気持ちに嘘は無いのだけど、いまは毒花の解決が先だわ。
全てを終わらせたら、もう一度とシーラン様に告白をして、彼の気持ちを聞こう。
みんなの事を守りたい、それ以上にわたしはあなたを守りたい。
「大好き、シーラン様」
明日…シーラン様に会ったらいつもの通りに出来る? わたしは……大いに照れてしまいそうだわ。
シャルロットのロースノ城でのお茶会に、明日は「城で訓練を行う」と竜人王様が仰った為、俺達は城の部屋に戻って来た。
明日の訓練の為にベッドには入ったがいいが…眠れない。
目を瞑ってもさっきの光景が、シャルロットの表情が浮かぶ。
『好き』
酔っていたとはいえ、シャルロットからの告白は嬉しかった。
あの時に何もなければ、俺は彼女を抱きしめ唇を奪っていた…冷めない熱が暴走して、彼女を抱きしめに行きたい…あの艶やかな唇にキスしたい。
彼女の全てが欲し、全てを投げ出して彼女をここから、連れ去りたい。
「あ、…ダメだ、ダメだ!」
そんな事を考えるなんて…毒花の問題が全て解決したら、俺はシャルロットを手に入れる。兄上やリオには渡さない。
シャルロットは俺が守る。俺はもっと、もっと強くなってやる。
「好きだよ…シャルロット」
♢
青桜の花見の後、ロースノ城の部屋に戻りわたしはベッドの上で、胸に枕を抱えて悶えていた。
酔っていた時の記憶を全て覚えている。
わたしっ…言っちゃった。
「シーラン様に告白をしちゃった(きゃーっ!)」
手を繋いでだなんてわがままも言った。彼と手を繋ぎ、好きだと言ったわたしの気持ちに嘘は無いのだけど、いまは毒花の解決が先だわ。
全てを終わらせたら、もう一度とシーラン様に告白をして、彼の気持ちを聞こう。
みんなの事を守りたい、それ以上にわたしはあなたを守りたい。
「大好き、シーラン様」
明日…シーラン様に会ったらいつもの通りに出来る? わたしは……大いに照れてしまいそうだわ。
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