虐げられた第八王女は冷酷公爵に愛される

ウリ坊

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番外編

初夜 12

「そなたは何度言っても中々信用せんからな」

「いえ…もう、わかりましたから…結構ですっ!自分の事は自分が一番良くわかっておりますから」

 あまりの恥ずかしさに、ジークフリートからパッと身体を離した。
 自らを褒められる事は今だに慣れることはない。
 幼い頃から散々言われてきたのだ。
 クラウディア自身、どれだけ自分が醜かろうが気にもしていなかった。
 あの使用人から言われていた自分への評価がどれ程酷くとも、それが当然なのだと受け入れていたし、傷付くのは初めだけで困る事もなかったからだ。
 だが、ジークフリートに恋心を抱くようになり、その考えに変化が現れた。
 自分の見窄らしく滑稽な姿に、幾度劣等感を抱いたか分からない。特にジークフリートと婚約の噂があった異母姉である当時の第二王女を見かける度に悲しい気持ちになっていた。
 同じ王女なのに、何故自分とはこんなにも違うのかと…。

 クラウディアはジークフリートに背を向け、忘れかけていた感情を振り払うようにぎゅっと瞳を閉じた。

「……いや、やはりわかっていない。そなたは私の発言を全く信じようとしない」

 ベッドの上でジークフリートに背を向けているクラウディアの背後から腕を伸ばし、クラウディアの身体を再び引き寄せ強引に胡座をかいていた自分の膝へと乗せた。

「ッ!ジークっ…やめっ!」

「私が他者の機嫌を伺うような人間に見えるか?そうでない事はそなたが一番良くわかっている筈だ。惚れた色目でもなく、これは正当な周りの評価なのだ」

 クラウディアにとって自分の事など特に聞きたくもない。

「っ…、仰る意味が…わかりません」

 背後から抱きしめられ、後ろから回った手がクラウディアの乳房を弄っている。

「やっ」

「そなたが王宮で働いていた時から、周りの男共が狙っていたのだ。以前にも名を上げただろう?そなたに良くしていた男は、一人や二人ではないはずだ…」

 ツンと立ち上がってクラウディアの尖端をキュッと指先で捻り、嫉妬の交じる低い声音で話している。

「んっ!ぁ…それは……、私があまりにも、貧弱で…ッ、世間知らずで…、見かねたので…しょう…」

 ジークフリートの精悍な顔が首元に埋められ、骨の浮いた肩口を絶妙な加減で噛んでいく。ジークフリートの不埒な手を払うように自分の手で退かそうと試みるが、力で適うはずもなかった。

「あっ!」

 背後から摘まれた尖端も強弱をつけて捏ねられ、乳房の両方を同時に愛撫されるとまたビクビクと背を仰け反らせ、たちまち甘い悲鳴が上がる。

「やぁあっ!!」

 ビクビクと跳ねる身体に満足しながら、その手を休めることなくジークフリートは首の根元や肩へと痕を刻んでいく。

「はっ…、男は欲望に正直だからなっ、好いた女くらいにしかそこまで優しさは見せんぞ。そなたは男というものをまるで理解しておらん。まぁ…、その鈍感さのおかげとも言うべきか、私がそなたを手に入れる事が出来たのはな」

 敏感な尖端を摘んでいた指先は弾くように尖った部分に刺激を与え、堪らずクラウディアは身体を捩った。

「んんっ!やっ!」

「ここまで濡ているのに、嫌ではないはずだ…」

 背中にキスを落としながら片手を腰辺りまで下ろし、ジークフリートは濡れそぼっている秘部へと手を伸ばした。

「はっ…、あっ!」

 秘部はびしょびしょに濡れ、ジークフリートの節くれ立った指を待ち侘びたように飲み込んでいく。

「あぁっ!!」 

「そら、こんなにも美味そうに私の指を咥えているぞ?」
 
「あっ!…あ、…あっ…あぅっ」

 ジークフリートの声が耳のすぐ後ろから聞こえ、笑いを含んだ声にクラウディアは力なく首を横に振る。

 ジークフリートの片手はまだクラウディアの乳房の尖端を弄り、そしてもう片方の手は音を響かせながら秘部へ愛撫を二本に増やし、ヒクつく膣内を掻き混ぜ注挿を繰り返している。

「はっ!あっ!…ひ…ぁっ!ジー…クッ」

 ジークフリートの腕の中で仰け反りながら悶えているクラウディアの耳朶を愛しそうに軽く喰み、舐るように舌を這わせる。

「また、欲しくなってきたか?」

 甘すぎる快楽で子宮がひどく疼き、施される手技にどうしようもないほど身体が火照る。
 そして欲望を満たされない激しい渇きを感じ、クラウディアを苦しめる。
 意地悪く聞くジークフリートに反抗したいクラウディアだが、攻められる愛撫が巧み過ぎて涙を流して首を縦に振った。

「んっ、んんっ!ほしっ…ぃ…」

 
 

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