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奉仕 *
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浴室に着いたオリビアは脱衣場にある椅子に座らせられた。
有無を言わせずイクシオンに服を無理やり脱がされ、抵抗をものともせずに裸のまま抱えられ、浴槽まで連れて行かれた。
「やっ……! 殿下っ、おやめ、くださっ……」
イクシオンも服を全て脱ぎ、裸体を隠すこともなく共に浴室に置いてある椅子に座らされる。
「殿っ、わっ!」
手桶で広々とした浴槽からお湯を汲み、頭からお湯をかけられた。
静止も聞かずに次々とお湯をかけられていく。
「ちょっと、殿下!」
手で顔のお湯を拭いイクシオンのほうを向くと、石鹸を泡立てている姿が目に入る。
背後から手を伸ばされ、遠慮もなく以前よりはるかに膨らんだ胸を鷲掴みにされる。
「ぁっ!」
泡のついた手が円を描くように胸を撫で回し、時折指先で先端をキュッキュッと摘まれ、すぐに甘い声が浴室に響く。
「や、ぁッ、あ、あっ!」
ぬるぬるした手が敏感な肌を滑るようにくまなく撫で、隆起した双丘を何度も行き来していた。
「しばらく構ってやれなかったから、余計に感じるだろう? ここも俺のおかげでずいぶん成長して、膨らんできたな。わかるか?」
ビクビクとしなる背中にイクシオンの体温を感じ、すでに猛っている雄も臀部に擦り付けられ、オリビアの子宮がキュンと疼き出す。
「あっ、ぁ! 入る、っ、だけ、って……!」
「浴槽に浸かる前に洗わないといけないだろ? 日課もしばらくできていなかったからな。……ついでだ」
さらに片方の手がオリビアの秘部へと伸ばされ、ひっそりと膨らんだ蕾を指先で擦られ、ビクッと体が震える。
「あぅッ!」
丁度よく手に収まるように膨らんだ乳房を泡の付いた手で揉み、感じやすい蕾も同時に擦られると、文句も言えなくなるほど快楽に染まってしまう。
「ぅ、ん、んっ! あ、ぁッ!」
「どうした? 悦すぎて言葉も出ないか。もう、すぐにでもイキそうだな」
背中にイクシオンの体温を感じる。
触れ合う肌の感触と、耳朶も舌で舐められ、滑るように触れられる巧みな手技を前に、オリビアは性急に昇りつめていく。
「あッ! だ、めっ、やっ――んんッ……!!」
大きく仰け反ったまま、体の芯まで蕩けそうな快楽にふるふると全身を震わせた。
「クククッ、あまりに呆気ないな。早すぎだ」
「ふ、ぁッ! はっ、はぁ……」
肩を上下させて荒い息で酸素を求め、くたりと弛緩した体をイクシオンに預けた。
「まだ、これからだぞ」
チュッと軽く唇にキスをされるが、抵抗することも億劫でイクシオンの腕に抱かれて、なすがままにされている。
サッとお湯を体にかけられ、ついていた泡を全て流された。
広い浴槽のタイルに厚手のマットが敷いてあり、そこにオリビアを横たえるとイクシオンが上から伸し掛かる。
体にイクシオンの熱を感じ、挫いた片足をそっと持ち上げている。
「でんか……?」
オリビアの双丘に顔を近づけたイクシオンは、ツンと硬く尖っている先端を口に含んだ。
「あッ!」
そして反対の手が秘部へと伸び、すでに潤っている蜜孔に指が差し込まれていく。
「ん、あッ! ぁッ、あぁ、アッ!」
足を閉じたいのに閉じることもできず、抜き差しされる指と先端を嬲っている舌の動きにどこまでも甘く翻弄されていく。
「ゃ、はぁっ、ぅんッ!」
指が二本に増やされ、たまらない快楽と再び迫る奔流に、イクシオンの指を切なく締めていく。
「――あっ……」
溜まっていた熱の解放を前に指を抜かれてしまった。
「どうした? そんな顔をして。ずいぶん、物足りなそうだな?」
「っ、違い、ます……」
ヒクついて蜜を垂らす孔に熱り立った雄の先端を当てた。
「やッ!」
なんの抵抗もなく飲み込まれた塊が一気に最奥まで到達し、隘路を押し進む熱い杭にオリビアの熱が弾けた。
「ッ! んっ、んッ! ――あぁッ!!」
涎を口に端から垂らし、ビクビクと快楽に震えるオリビアに、イクシオンは締め付けに耐えるように顔を歪めている。
「く、ぅっ……! 挿れただけで、イッたか……」
「はぁ、う、ふっ……ぁ!」
「最近は……、俺のコレを、挿れただけで、イケるように、なってきたな。実に淫らで、素晴らしい素質だ。違うか? オリビア……」
繋がったまま耳元で嬉しそうに卑猥な言葉で詰られ、舌で耳朶を嬲られる。
有無を言わせずイクシオンに服を無理やり脱がされ、抵抗をものともせずに裸のまま抱えられ、浴槽まで連れて行かれた。
「やっ……! 殿下っ、おやめ、くださっ……」
イクシオンも服を全て脱ぎ、裸体を隠すこともなく共に浴室に置いてある椅子に座らされる。
「殿っ、わっ!」
手桶で広々とした浴槽からお湯を汲み、頭からお湯をかけられた。
静止も聞かずに次々とお湯をかけられていく。
「ちょっと、殿下!」
手で顔のお湯を拭いイクシオンのほうを向くと、石鹸を泡立てている姿が目に入る。
背後から手を伸ばされ、遠慮もなく以前よりはるかに膨らんだ胸を鷲掴みにされる。
「ぁっ!」
泡のついた手が円を描くように胸を撫で回し、時折指先で先端をキュッキュッと摘まれ、すぐに甘い声が浴室に響く。
「や、ぁッ、あ、あっ!」
ぬるぬるした手が敏感な肌を滑るようにくまなく撫で、隆起した双丘を何度も行き来していた。
「しばらく構ってやれなかったから、余計に感じるだろう? ここも俺のおかげでずいぶん成長して、膨らんできたな。わかるか?」
ビクビクとしなる背中にイクシオンの体温を感じ、すでに猛っている雄も臀部に擦り付けられ、オリビアの子宮がキュンと疼き出す。
「あっ、ぁ! 入る、っ、だけ、って……!」
「浴槽に浸かる前に洗わないといけないだろ? 日課もしばらくできていなかったからな。……ついでだ」
さらに片方の手がオリビアの秘部へと伸ばされ、ひっそりと膨らんだ蕾を指先で擦られ、ビクッと体が震える。
「あぅッ!」
丁度よく手に収まるように膨らんだ乳房を泡の付いた手で揉み、感じやすい蕾も同時に擦られると、文句も言えなくなるほど快楽に染まってしまう。
「ぅ、ん、んっ! あ、ぁッ!」
「どうした? 悦すぎて言葉も出ないか。もう、すぐにでもイキそうだな」
背中にイクシオンの体温を感じる。
触れ合う肌の感触と、耳朶も舌で舐められ、滑るように触れられる巧みな手技を前に、オリビアは性急に昇りつめていく。
「あッ! だ、めっ、やっ――んんッ……!!」
大きく仰け反ったまま、体の芯まで蕩けそうな快楽にふるふると全身を震わせた。
「クククッ、あまりに呆気ないな。早すぎだ」
「ふ、ぁッ! はっ、はぁ……」
肩を上下させて荒い息で酸素を求め、くたりと弛緩した体をイクシオンに預けた。
「まだ、これからだぞ」
チュッと軽く唇にキスをされるが、抵抗することも億劫でイクシオンの腕に抱かれて、なすがままにされている。
サッとお湯を体にかけられ、ついていた泡を全て流された。
広い浴槽のタイルに厚手のマットが敷いてあり、そこにオリビアを横たえるとイクシオンが上から伸し掛かる。
体にイクシオンの熱を感じ、挫いた片足をそっと持ち上げている。
「でんか……?」
オリビアの双丘に顔を近づけたイクシオンは、ツンと硬く尖っている先端を口に含んだ。
「あッ!」
そして反対の手が秘部へと伸び、すでに潤っている蜜孔に指が差し込まれていく。
「ん、あッ! ぁッ、あぁ、アッ!」
足を閉じたいのに閉じることもできず、抜き差しされる指と先端を嬲っている舌の動きにどこまでも甘く翻弄されていく。
「ゃ、はぁっ、ぅんッ!」
指が二本に増やされ、たまらない快楽と再び迫る奔流に、イクシオンの指を切なく締めていく。
「――あっ……」
溜まっていた熱の解放を前に指を抜かれてしまった。
「どうした? そんな顔をして。ずいぶん、物足りなそうだな?」
「っ、違い、ます……」
ヒクついて蜜を垂らす孔に熱り立った雄の先端を当てた。
「やッ!」
なんの抵抗もなく飲み込まれた塊が一気に最奥まで到達し、隘路を押し進む熱い杭にオリビアの熱が弾けた。
「ッ! んっ、んッ! ――あぁッ!!」
涎を口に端から垂らし、ビクビクと快楽に震えるオリビアに、イクシオンは締め付けに耐えるように顔を歪めている。
「く、ぅっ……! 挿れただけで、イッたか……」
「はぁ、う、ふっ……ぁ!」
「最近は……、俺のコレを、挿れただけで、イケるように、なってきたな。実に淫らで、素晴らしい素質だ。違うか? オリビア……」
繋がったまま耳元で嬉しそうに卑猥な言葉で詰られ、舌で耳朶を嬲られる。
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