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奉仕 3 *
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「ぅ、や! でん、か……も……無理、です」
抜かれた熱い杭を追いかけるように、腟内からイクシオンの放った白濁が流れてくる。
「まだまだ序盤戦だぞ? 感度がいいのも困りものだな」
そう言ってまだ呼吸を整えているオリビアの体をひっくり返し、腰を高く上げさせた。
まだ残滓が流れている蜜孔に再び硬さを取り戻した雄の先端を当てている。
「な、おやめっ――んぁッ!」
一度挿入されて解された腟内は一切の抵抗もなく、イクシオンの雄を最奥まで呑み込んでいく。
「ふっ、くっ……! あぁ……、お前の、腟内は……蕩けそうなほど、熱く、柔らかいが……締まっていて、とても心地好い」
一定のリズムで腰を打ち付けるイクシオンに見下ろされ、オリビアは肘で自分の体を支えて迫りくる快楽の波に抗っていた。
「あ、あっ、あっ……ぁ、んっ、あッ!」
「俺は、同じ女は、二度と抱かないんだ……それが、どういう意味か、わかるか? オリビア……」
オリビアに問いかけるというよりは独り言のように、自身に言い聞かせているようにも聞こえる。
腰を動かすたびにたまらない愉悦を感じ、秘部から溢れるような愛液が太ももに向かって垂れていく。
「はッ、ぁ、あっ、あッ!」
オリビアはマットに向かって瞳をぎゅっと閉じ、再び押し寄せる快楽の奔流に呑まれようとしていた。
「お前は……抱くたびに、どんどん具合が悦くなっていく。俺のに吸い付いて、絡まって……また、無性に、抱きたくなるっ」
イクシオンの言葉などまったく届いていない。
体中に熱い熱がどんどん溜まり、解放することしか頭にない。
そして耐えることもできずに、絶頂を極めてしまう。
「はッ! ぁ、あッ――んんッッ!!」
「くッ、ぅ……!」
イクシオンも遅れて精を吐き出し、オリビアの腟内へと注いでいた。
ようやく二人で湯に浸かる。
四方に広がった広い湯船は二人で入っても余裕だった。
今さらだが、イクシオンはオリビアを抱え、足が湯に浸かないよう横抱きにして自分の膝の上に乗せている。
「足はつけないほうがいいだろう。支えてやるから少し温まるといい」
「は……ぃ」
もう抵抗する気力もない。
快楽に弱すぎる自分が嫌になってしまう。
膝の上で大人しくイクシオンの胸元に寄りかかっていると、顔の辺りに気配を感じて上を向いた。
「んっ……ぅ」
当然のように唇が重なり、そしてゆっくりと唇が離される。
「大抵の女は情事の際に感じているよう演技をするものだが……お前は違うみたいだな」
唇を離したイクシオンの表情はとても艶やかで、オリビアを見つめる瞳にはまだ熱が籠もっているように見える。
「演技、ですか?」
「閨事ではよくある話だ」
そう話すイクシオンは短く息を吐いていた。
これまでのイクシオンがどのように女性と夜を過ごしたのかわからないが、沢山の女性との経験の上に話しているのだろう。
それに関しては何も思うものはなかった。
「なぜ、演技をする必要があるのか、わからないのですが……?」
頭がぼぅっとして何も考えられない。
まだ熱に浮かされた状態で、自分が思っていたことが勝手に口から出ていた。
イクシオンとの交わりは自分の理性すら飛んでしまい、他のことなどどうでもよくなるくらい満たされる。
なのに、どうして演技をする必要があるのか不思議に思う。
首を傾げ、ぽわんとしたわからない表情をしてイクシオンを見上げていた。
するとイクシオンの口角が見る間に上がり、綺麗に弧を描いて満足げな表情に変わると、途端に笑いだした。
「クククッ……! まぁ、お前は本気で感じているからわからないだろう。お前のように感じやすく敏感な体質のほうが稀なんだ」
「そう、なのですか?」
「そうだ」
そう言ったイクシオンは、機嫌よくオリビアの頬に何度もキスを落としている。
「っ、ぁ、殿下?」
擽ったかったが体も怠くてされるがままじっとしていた。
見上げたイクシオンもやはりオリビアを見つめていて、また唇が奪われる。
「ふっ」
こんなふうにされていると、まるで自分がとても愛されているように感じてしまう。
その感覚があまりに心地良くて、幸せを感じている自分がいることに気づいてしまった。
(それがどうしたの? イクシオンのことをどう思っていても、私の計画は変わらないから……)
イクシオンのキスに酔いながら、オリビアはあえて自分の気持ちから目を背けた。
抜かれた熱い杭を追いかけるように、腟内からイクシオンの放った白濁が流れてくる。
「まだまだ序盤戦だぞ? 感度がいいのも困りものだな」
そう言ってまだ呼吸を整えているオリビアの体をひっくり返し、腰を高く上げさせた。
まだ残滓が流れている蜜孔に再び硬さを取り戻した雄の先端を当てている。
「な、おやめっ――んぁッ!」
一度挿入されて解された腟内は一切の抵抗もなく、イクシオンの雄を最奥まで呑み込んでいく。
「ふっ、くっ……! あぁ……、お前の、腟内は……蕩けそうなほど、熱く、柔らかいが……締まっていて、とても心地好い」
一定のリズムで腰を打ち付けるイクシオンに見下ろされ、オリビアは肘で自分の体を支えて迫りくる快楽の波に抗っていた。
「あ、あっ、あっ……ぁ、んっ、あッ!」
「俺は、同じ女は、二度と抱かないんだ……それが、どういう意味か、わかるか? オリビア……」
オリビアに問いかけるというよりは独り言のように、自身に言い聞かせているようにも聞こえる。
腰を動かすたびにたまらない愉悦を感じ、秘部から溢れるような愛液が太ももに向かって垂れていく。
「はッ、ぁ、あっ、あッ!」
オリビアはマットに向かって瞳をぎゅっと閉じ、再び押し寄せる快楽の奔流に呑まれようとしていた。
「お前は……抱くたびに、どんどん具合が悦くなっていく。俺のに吸い付いて、絡まって……また、無性に、抱きたくなるっ」
イクシオンの言葉などまったく届いていない。
体中に熱い熱がどんどん溜まり、解放することしか頭にない。
そして耐えることもできずに、絶頂を極めてしまう。
「はッ! ぁ、あッ――んんッッ!!」
「くッ、ぅ……!」
イクシオンも遅れて精を吐き出し、オリビアの腟内へと注いでいた。
ようやく二人で湯に浸かる。
四方に広がった広い湯船は二人で入っても余裕だった。
今さらだが、イクシオンはオリビアを抱え、足が湯に浸かないよう横抱きにして自分の膝の上に乗せている。
「足はつけないほうがいいだろう。支えてやるから少し温まるといい」
「は……ぃ」
もう抵抗する気力もない。
快楽に弱すぎる自分が嫌になってしまう。
膝の上で大人しくイクシオンの胸元に寄りかかっていると、顔の辺りに気配を感じて上を向いた。
「んっ……ぅ」
当然のように唇が重なり、そしてゆっくりと唇が離される。
「大抵の女は情事の際に感じているよう演技をするものだが……お前は違うみたいだな」
唇を離したイクシオンの表情はとても艶やかで、オリビアを見つめる瞳にはまだ熱が籠もっているように見える。
「演技、ですか?」
「閨事ではよくある話だ」
そう話すイクシオンは短く息を吐いていた。
これまでのイクシオンがどのように女性と夜を過ごしたのかわからないが、沢山の女性との経験の上に話しているのだろう。
それに関しては何も思うものはなかった。
「なぜ、演技をする必要があるのか、わからないのですが……?」
頭がぼぅっとして何も考えられない。
まだ熱に浮かされた状態で、自分が思っていたことが勝手に口から出ていた。
イクシオンとの交わりは自分の理性すら飛んでしまい、他のことなどどうでもよくなるくらい満たされる。
なのに、どうして演技をする必要があるのか不思議に思う。
首を傾げ、ぽわんとしたわからない表情をしてイクシオンを見上げていた。
するとイクシオンの口角が見る間に上がり、綺麗に弧を描いて満足げな表情に変わると、途端に笑いだした。
「クククッ……! まぁ、お前は本気で感じているからわからないだろう。お前のように感じやすく敏感な体質のほうが稀なんだ」
「そう、なのですか?」
「そうだ」
そう言ったイクシオンは、機嫌よくオリビアの頬に何度もキスを落としている。
「っ、ぁ、殿下?」
擽ったかったが体も怠くてされるがままじっとしていた。
見上げたイクシオンもやはりオリビアを見つめていて、また唇が奪われる。
「ふっ」
こんなふうにされていると、まるで自分がとても愛されているように感じてしまう。
その感覚があまりに心地良くて、幸せを感じている自分がいることに気づいてしまった。
(それがどうしたの? イクシオンのことをどう思っていても、私の計画は変わらないから……)
イクシオンのキスに酔いながら、オリビアはあえて自分の気持ちから目を背けた。
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