薔薇の呪印 ~逃亡先の王子様になぜか迫られてます

ウリ坊

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「アーサー…様……いけません…!」

 太股まで伝ってきた手を寸前で止める。上に手を重ね、それ以上進まないよう力を込める。
 アーサーの膝の上に乗っている状態から抜け出したいのに、暴走してしまったアーサーを止める事ができない。

 耳元で囁いていたアーサーは、ティアーナの首筋を擽り、吸い付きながら痕を残していく。

「いっ……ゃ……」

 擽ったさと共にチリッとした痛みが走り、どんどんそれが下へと降りていく。

「ティナが欲しい…ずっと昔からティナだけを求めてきたんだ……この吸い付くような肌も…扇情的な括れも膨らみも……想像以上で欲望を止められない……」

 頬を上気させ、譫言のように呟くアーサーは正気を失っている。
 片方の乳房を掴み、その薔薇色の頂きを口に含む。

「あぁっ!アーサー…さ…、やっ……!」

 咥えた先をしごくように舌先で愛撫する。
 自らの口元を抑えていないと、はしたない声が次々口をついて出てきてしまう。
 
「はっ、ぁ………ん………っ………」

 そこを舐められると、言い様のない快楽がゾクゾクと身体を走り、下腹部が熱くなってくる。

 止めて欲しいのに、身体はその先を欲している。この呪いがなければ、このままアーサーに純潔を奪われたって構わないとさえ思ってしまう。
 
 口に含まれた頂きを舐められ吸われる度に身体がびくびく反応し、甘い嬌声が漏れる。
 太股で止まっていた手は重ねられ、絡めてギュッと握られる。

 首筋も舐められ、上へ伝いながら顎先を甘噛みされ、また深く口付けする。

「ん………」

 絡めていない方の手は、ティアーナの乳房を弄び、薔薇色の突起を摘まみ指先で擦りあげる。

「ふぅッ………う…………んっ」

 アーサーは唇を離し舌先でティアーナの下唇を舐めまた唇を重ねる。
 うっすら瞳を開くとアーサーの端正な顔が目の前に広がる。
 唇を離したアーサーの琥珀色の瞳と目が合い、食い入るように見つめられる。
 フッと微笑まれドキリと心臓が跳ねる。そして今度は抱きしめられる。
 背中に回された手が撫でながら下におり、ティアーナの臀部に手をかける。

「ひっ……!」

 アーサーは絹のような肌触りの綺麗な丸みを帯びた尻を、両手で掴みやわやわと揉んでいる。

「ゃ………っ…ん………」

 肩口にあった顔はいつの間にかまた胸元に移り、柔肌にキスを落とし再び色付いた頂きを愛撫する。

「あっ、アーサー…様…ぁ……お止め…下さい」

 アーサーの胸元を押して抵抗するが、意味を成さない。
 どうしてこうなってしまったのか、考えてもわからないが、このままじゃいけないことだけははっきりしている。
 
 一時の感情に流されて関係を持つことだけは絶対嫌だ。そうやってアーサーを騙すように自分に縛りつけてしまえば、後悔するのは目に見えている。
 それでは前世の夫と、何ら変わらない。
 
「ティナ…嫌ならもっと抵抗して……そんな蕩けそうな可愛い顔してたら、勘違いしちゃうよ?」

「あぁ!」

 ティアーナの頂きをカリッと優しく噛む。
 身体中に痺れるような快楽が走り、身体が跳ねる。
 臀部をまさぐっていた手が前に移動し、今度こそティアーナの秘所に伸びる。

「あっ!嫌!」

「ティナのここ、もうトロトロだね…嬉しい…俺が触って、こんなに感じてくれてるんだ」

 淡い茂みを掻き分けて、そっと触れられる蜜口はティアーナの蜜で濡れている。
 嬉しそうに言われる言葉にカァッと顔に朱が走る。
 
「あっ、ぁ……それ以上は……」

 濡れて滑りの良くなった蜜口を擦り、陰核を指の腹で撫でられると堪らず嬌声が漏れる。
 止まっていた頂きへの愛撫も再開し、身体を支配する快楽でおかしくなりそうだ。

「あぁッ……あっ、っ……はぁ」

 甘い声をあげるティアーナに気を良くしたのか、探るように触っていた指が次第に大胆になる。
 蜜口をくちゅくちゅと撫でていた指が蜜孔に忍び込み、内壁に侵入する。

「い……やぁ!」
 
 膣内はティアーナの蜜で濡れそぼり、アーサーの指を難なく受け入れてしまう。
 陰核を刺激しながら狭い内壁を押し広げるように指も増やし、膣内の浅い部分を掻き回すように愛撫され身悶える。
 アーサーの触り心地の良い銀髪を手で乱し、与えられる淫靡な衝動に耐える。

「んっ、あ…アーサー…様…………あっ、何か……」

 身体を渦巻いている熱が瞬く間に昇りつめていく。
 身体の芯が熱くて、何かを吐き出したくて堪らなくなる。

 ティアーナの限界が近いのを悟ったアーサーは更に愛撫の手を強めていく。

 追い詰められ秘所から蜜を流しながら、アーサーの指を切なく締める。

「っ…!あっ、……はっ………んんッ!」

 アーサーの指を締めつけ身体を震わせながら、ティアーナは高みへと昇り詰めた。



























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