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2−12.2※
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「……デイル」
「んん……っ」
デイルは眉を寄せ、体を強張らせている。
ぬるぬるとこすれる感覚は、グレオルには心地良いものだが、彼にはまだ不快なのだろう。
「さっき、より、苦しくないだろう?大丈夫……力を抜いてくれ」
「ぁ、……う、」
「そう……いい子だ」
喉の尖りに口づけて、掴んだ腰をゆっくり回してやる。
ぴくん、と彼の中も手足も震える。
デイルの目は薄く開いて、グレオルを見ている。
それに笑いかけながら、何度も探るように動いていると……変化があった。
デイルがしきりに喉を鳴らす。
ひく、ひく、と中が震えて、肉をかき分け入ってくるグレオルに柔く吸い付く。
「は、ぁ……っ」
とろんと赤茶の目が溶ける。
ちいさく開いた口の端から、雫が滴って、気づいたのか、くっと噛み締められる唇。
それに口付けて、雫をすする。
「んあ、で、でん、」
「ん?」
「れ、レオ、様……これ……」
ぐっと言い直したデイルは愛らしい。
身体が思い出してきたのかもしれない、彼が、グレオルに何をされたのか。
最初こそ固く閉ざした彼の体を、解き、暴いて夢中で貪った。何をしてもいい反応をするデイルも、きっとこれを望んでいるのだとすら思って。
何度も奥を穿ち、欲を放ち、濡らして、また腹の中で欲を膨らませて。
それを、彼も覚えているのか。
かわいそうに、と思う反面、暗い喜びがグレオルの腰を重くする。
「……大丈夫だ……いやならそう言え」
「じゃ、なくて……んっ」
デイルの腰が、くんっと上がる。自分でわかっているのだろう、瞳がじわりと濡れる。
「………だいじょうぶ」
「ぁっ、んー……、んっ」
デイルの中でゆるゆると締め付けられて、グレオルもその心地よさに瞼が下がりそうだ。
どこが彼の好きなところか、あの一晩で覚えてしまった。突いてこすってやると、デイルはシーツを乱しながら体をくねらせた。
グレオルの腰を入れるだけで簡単に脚が開いてしまうほど、デイルの身体は細い。それが揺さぶられながら懸命に太い男を何度も飲み込む様に、興奮する。
突き入れるたびに、きゅうっと柔い肉に締め付けられ、あまりの良さにもっとかき乱したくなる――必死に耐えて、汗が噴き出る。
「んぐ、ぅうっ……ぁ、ふ、……っ」
デイルは、嫌がってはいないはずだが、快感に耐えているのだろうか。
手で、口を押さえて、ぼろぼろと泣く姿が、あの日と重なる。不安になる。
「……気持ちいい、か?」
聞くと、薄く開いた目で睨まれた。
なんとも可愛らしい反応だ。
「ちゃんと、聞きたい。いやじゃないか?苦しくは?」
デイルはそっと、手をグレオルの胸に添えてくれる。
「……っか、ばか、ひどい」
「うん。うん……」
「……っもち、い……」
「――よかった」
拗ねたような彼の言葉に、心の底から、安堵した。
デイルの男根は膨らんで、今にも弾けてしまいそうだった。
それに手をかけた。
「……やっ!」
「いやか」
こちらの腕を掴んだデイルは、涙を振り落とした。
「いく、いくから、」
「大丈夫だ、いっていい」
「だ、だめ……!」
むずがるデイルの、開いた内股さえぴくぴくと引きつらせて、腰が何度も上がっている。
なんと言っても急所だ、無遠慮に触られて驚いたのかもしれない。
「……ん、これならどうだ」
彼の手を導いて、そのはち切れそうな彼に触れさせる。
その上から、グレオルの手がぎゅっと握りしめる。
「な、好きにしていい」
「……っ、の、……!」
我に返ったデイルが睨んできた。
けれどもう限界なのは分かっている。我慢出来ず上下に動く彼の手に合わせて、何度か強く握ってやる。
彼の腹の中で、きゅううっとグレオルが食い締められた。
「あ、あぁ、れお、さま……っ、ん、――っ!」
目の前で、汗に濡れた薄い胸がぴんとそらされた。
デイルは表情を快感にとろけさせて、ゆっくりとしわくちゃのシーツに沈む。
呼べとは、言ったけれど。
あまりの衝撃に、高まっていたのに達しそこねた。
急いで引き抜き、くったりと力ない細い身体、足を広げたまま、その中心でぴくぴくと可愛らしく薄皮を膨れさせている芯をじっくりと眺めて、自分のものを握った。
「……っぐ、ぅあ、……くっ」
二度目なのに、長かった。
気がつけば、デイルがいつの間にかわなわなと震えながらグレオルを見上げていて……気まずい。
彼が真っ赤なのは、まだ救いがあるようだ。
「な、なん、」
「はは、ほら、ちゃんと2回目じゃないぞ」
「……殿下!」
「うん?」
「……レオ様!」
「うんうん」
ぶるぶる震えるデイルは、羞恥のためか顔を覆って横に丸まってしまった。
「ほら、取ってやろう」
「う、うう……じ、自分で」
「そうか」
精一杯隠してもそもそとしている彼の姿もかわいいが、さすがに見過ぎだと制して自分のぐちゃぐちゃなその性具を取り除く。
寝具にはやはり汚れは少なくて、この忙しい時にメイドに苦労をかけずに済みそうだ。
「デイル」
その背中に添おうと思ったが、ふと背中を見せるのを嫌がっていたなと思い出し、正面に体を横たえる。
「辛くないか、痛いところは?」
「……だいじょうぶ、です」
顔を上げずにぼそぼそとしゃべるのは、まだ恥ずかしいからだろう。隠すのも上手い彼だが、きっと今は違うはずだ。
「よかった……」
腕をそっと彼に回して、驚かせないようにゆっくりと抱き締める。
「うれしい。ありがとう、デイル」
「……はい」
ちいさく頷かれて、その頭に口づける。
何を、話そうか。
好きだ、愛していると朝まで言い続けることは簡単だし、どれだけ嬉しかったか言葉に尽くしてもいい。
跪いて懺悔するのも、厭わない。
どれだけ謝っても、なかったことに出来ない最初の過ち。
「レオ様」
考えこむグレオルに、デイルがふと顔を近づけた。
ふっと、口元に吐息がかかって、伏せられる明るい色の目に、ぶわりと愛おしさがこみ上げる。
デイルの方から触れてきて――そのまま彼の唇を貪った。
「ふ、んっ、ぁっ……はぁっ」
「デイル、っ、愛している……」
彼はキスが好きなんだろうか、とぼんやり思う。他は慣れないのもあるだろうから奥手だが、キスはこうやって許してくれる。
それはうれしい発見だ。
キスを終えて、デイルはじっとグレオルを見つめている。
「……ちゃんと、お礼を、言っていないと思いまして」
「お礼?」
「ダーニャを、僕たちを、助けてくださったことの」
「あ、ああ、あれは作戦のうちだ。特別なことではない」
「いいえ、特別です。どこの偉い人が、末端の捨て駒を救おうと思いますか」
「……まあ、そう考える輩も多いとは聞くが」
否定もする気はないが、グレオルが犠牲をわざわざ多くする手段を気に入らないだけだ。
それに、普段の自分がここまで必死になるかといえば、絶対に違うだろう。
デイルへの愛情と憐憫と、贖罪。
それが原因だといえる。つまり私情だ。
「……俺が聖人君主でないのは、お前が一番知っているだろう」
嘲笑う。
うぬぼれて、大事なことを見逃し、厭うているはずの犠牲を自ら出そうとした。
あのとき奇跡的に気づかなければ、デイルは死んでいた。あの自決用の毒薬は、象一頭分の致死量だとか。
「感謝されることではない」
「これくらいは言わせてください。ありがとうございました。このご恩は一生忘れません」
わざとだろう、なんでもなさそうに笑ってくれるデイルを、抱き締めた。
ただ、胸がいっぱいになって、涙があふれる。
意外と泣き虫なんですね、と柔らかに笑い腕の中にいる彼が、自分のすべてだった。
「んん……っ」
デイルは眉を寄せ、体を強張らせている。
ぬるぬるとこすれる感覚は、グレオルには心地良いものだが、彼にはまだ不快なのだろう。
「さっき、より、苦しくないだろう?大丈夫……力を抜いてくれ」
「ぁ、……う、」
「そう……いい子だ」
喉の尖りに口づけて、掴んだ腰をゆっくり回してやる。
ぴくん、と彼の中も手足も震える。
デイルの目は薄く開いて、グレオルを見ている。
それに笑いかけながら、何度も探るように動いていると……変化があった。
デイルがしきりに喉を鳴らす。
ひく、ひく、と中が震えて、肉をかき分け入ってくるグレオルに柔く吸い付く。
「は、ぁ……っ」
とろんと赤茶の目が溶ける。
ちいさく開いた口の端から、雫が滴って、気づいたのか、くっと噛み締められる唇。
それに口付けて、雫をすする。
「んあ、で、でん、」
「ん?」
「れ、レオ、様……これ……」
ぐっと言い直したデイルは愛らしい。
身体が思い出してきたのかもしれない、彼が、グレオルに何をされたのか。
最初こそ固く閉ざした彼の体を、解き、暴いて夢中で貪った。何をしてもいい反応をするデイルも、きっとこれを望んでいるのだとすら思って。
何度も奥を穿ち、欲を放ち、濡らして、また腹の中で欲を膨らませて。
それを、彼も覚えているのか。
かわいそうに、と思う反面、暗い喜びがグレオルの腰を重くする。
「……大丈夫だ……いやならそう言え」
「じゃ、なくて……んっ」
デイルの腰が、くんっと上がる。自分でわかっているのだろう、瞳がじわりと濡れる。
「………だいじょうぶ」
「ぁっ、んー……、んっ」
デイルの中でゆるゆると締め付けられて、グレオルもその心地よさに瞼が下がりそうだ。
どこが彼の好きなところか、あの一晩で覚えてしまった。突いてこすってやると、デイルはシーツを乱しながら体をくねらせた。
グレオルの腰を入れるだけで簡単に脚が開いてしまうほど、デイルの身体は細い。それが揺さぶられながら懸命に太い男を何度も飲み込む様に、興奮する。
突き入れるたびに、きゅうっと柔い肉に締め付けられ、あまりの良さにもっとかき乱したくなる――必死に耐えて、汗が噴き出る。
「んぐ、ぅうっ……ぁ、ふ、……っ」
デイルは、嫌がってはいないはずだが、快感に耐えているのだろうか。
手で、口を押さえて、ぼろぼろと泣く姿が、あの日と重なる。不安になる。
「……気持ちいい、か?」
聞くと、薄く開いた目で睨まれた。
なんとも可愛らしい反応だ。
「ちゃんと、聞きたい。いやじゃないか?苦しくは?」
デイルはそっと、手をグレオルの胸に添えてくれる。
「……っか、ばか、ひどい」
「うん。うん……」
「……っもち、い……」
「――よかった」
拗ねたような彼の言葉に、心の底から、安堵した。
デイルの男根は膨らんで、今にも弾けてしまいそうだった。
それに手をかけた。
「……やっ!」
「いやか」
こちらの腕を掴んだデイルは、涙を振り落とした。
「いく、いくから、」
「大丈夫だ、いっていい」
「だ、だめ……!」
むずがるデイルの、開いた内股さえぴくぴくと引きつらせて、腰が何度も上がっている。
なんと言っても急所だ、無遠慮に触られて驚いたのかもしれない。
「……ん、これならどうだ」
彼の手を導いて、そのはち切れそうな彼に触れさせる。
その上から、グレオルの手がぎゅっと握りしめる。
「な、好きにしていい」
「……っ、の、……!」
我に返ったデイルが睨んできた。
けれどもう限界なのは分かっている。我慢出来ず上下に動く彼の手に合わせて、何度か強く握ってやる。
彼の腹の中で、きゅううっとグレオルが食い締められた。
「あ、あぁ、れお、さま……っ、ん、――っ!」
目の前で、汗に濡れた薄い胸がぴんとそらされた。
デイルは表情を快感にとろけさせて、ゆっくりとしわくちゃのシーツに沈む。
呼べとは、言ったけれど。
あまりの衝撃に、高まっていたのに達しそこねた。
急いで引き抜き、くったりと力ない細い身体、足を広げたまま、その中心でぴくぴくと可愛らしく薄皮を膨れさせている芯をじっくりと眺めて、自分のものを握った。
「……っぐ、ぅあ、……くっ」
二度目なのに、長かった。
気がつけば、デイルがいつの間にかわなわなと震えながらグレオルを見上げていて……気まずい。
彼が真っ赤なのは、まだ救いがあるようだ。
「な、なん、」
「はは、ほら、ちゃんと2回目じゃないぞ」
「……殿下!」
「うん?」
「……レオ様!」
「うんうん」
ぶるぶる震えるデイルは、羞恥のためか顔を覆って横に丸まってしまった。
「ほら、取ってやろう」
「う、うう……じ、自分で」
「そうか」
精一杯隠してもそもそとしている彼の姿もかわいいが、さすがに見過ぎだと制して自分のぐちゃぐちゃなその性具を取り除く。
寝具にはやはり汚れは少なくて、この忙しい時にメイドに苦労をかけずに済みそうだ。
「デイル」
その背中に添おうと思ったが、ふと背中を見せるのを嫌がっていたなと思い出し、正面に体を横たえる。
「辛くないか、痛いところは?」
「……だいじょうぶ、です」
顔を上げずにぼそぼそとしゃべるのは、まだ恥ずかしいからだろう。隠すのも上手い彼だが、きっと今は違うはずだ。
「よかった……」
腕をそっと彼に回して、驚かせないようにゆっくりと抱き締める。
「うれしい。ありがとう、デイル」
「……はい」
ちいさく頷かれて、その頭に口づける。
何を、話そうか。
好きだ、愛していると朝まで言い続けることは簡単だし、どれだけ嬉しかったか言葉に尽くしてもいい。
跪いて懺悔するのも、厭わない。
どれだけ謝っても、なかったことに出来ない最初の過ち。
「レオ様」
考えこむグレオルに、デイルがふと顔を近づけた。
ふっと、口元に吐息がかかって、伏せられる明るい色の目に、ぶわりと愛おしさがこみ上げる。
デイルの方から触れてきて――そのまま彼の唇を貪った。
「ふ、んっ、ぁっ……はぁっ」
「デイル、っ、愛している……」
彼はキスが好きなんだろうか、とぼんやり思う。他は慣れないのもあるだろうから奥手だが、キスはこうやって許してくれる。
それはうれしい発見だ。
キスを終えて、デイルはじっとグレオルを見つめている。
「……ちゃんと、お礼を、言っていないと思いまして」
「お礼?」
「ダーニャを、僕たちを、助けてくださったことの」
「あ、ああ、あれは作戦のうちだ。特別なことではない」
「いいえ、特別です。どこの偉い人が、末端の捨て駒を救おうと思いますか」
「……まあ、そう考える輩も多いとは聞くが」
否定もする気はないが、グレオルが犠牲をわざわざ多くする手段を気に入らないだけだ。
それに、普段の自分がここまで必死になるかといえば、絶対に違うだろう。
デイルへの愛情と憐憫と、贖罪。
それが原因だといえる。つまり私情だ。
「……俺が聖人君主でないのは、お前が一番知っているだろう」
嘲笑う。
うぬぼれて、大事なことを見逃し、厭うているはずの犠牲を自ら出そうとした。
あのとき奇跡的に気づかなければ、デイルは死んでいた。あの自決用の毒薬は、象一頭分の致死量だとか。
「感謝されることではない」
「これくらいは言わせてください。ありがとうございました。このご恩は一生忘れません」
わざとだろう、なんでもなさそうに笑ってくれるデイルを、抱き締めた。
ただ、胸がいっぱいになって、涙があふれる。
意外と泣き虫なんですね、と柔らかに笑い腕の中にいる彼が、自分のすべてだった。
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