12 / 56
第二話 モンブランは地味だけど
3
しおりを挟む
午後の授業は出席に厳しくないのをいいことにサボって、そのまま家に向かった。今日も夕方からバイト。
こんな時にとても働く気分じゃないけれど、仕事なんだからさすがにサボれない。
その前に一時間でも二時間でも、寝ておきたい。何も考えず、現実からログアウトしたい。
玄関を開けると、三和土の隅っこにぴかぴかの革靴があった。リビングからお母さんとお兄ちゃんの楽しそうな声が聞こえてくる。
お兄ちゃん……帰ってくるなんてひと言も聞いてないのに。
「すごいわねえ。弁護士さんってそんなことまでするの。お母さん、想像だにしなかったわ」
「まあ、うちの事務所の顧客って、大企業が多いからね。この前、商標名を巡って訴訟があってさあ……」
ためらいながらリビングに入ると、そこでようやくあたしが帰ってきたことに気づいたようにお母さんがあらま、という顔をする。お兄ちゃんがにっこりした。
「お帰り、美波斗」
「……お帰りってむしろ、こっちの台詞じゃない? てか、こんな平日の昼間からなんでいるのよ」
「ちょっと近くまで来たから、寄っただけ。美波斗ももう大学生かあ。大きくなったなあ」
兄貴というより親戚のおじさんみたいな言い方だけど、八歳も離れていると仕方ないのかもしれない。
お兄ちゃんは小さい頃から神童扱いされていて、テストではずっと一番。通知表も見事なオール5。
国立大学の法学部に一発合格して、司法試験も無事突破して弁護士になった。お母さんはそんなお兄ちゃんのことを、親戚じゅうに自慢しまくっている。
しかしそんなお兄ちゃんに、あたしはちっとも似なかった。とにかく、勉強の才能が致命的になかったのだ。
掛け算の九九でつまずいたあたしに、お母さんは「なんでこんなこともわからないの! お兄ちゃんはすぐに覚えたのに!!」とヒステリックに怒鳴り、あたしの馬鹿を治すためだと、早いうちから塾に入れられた。
そこがまた、中学受験を見越した進学塾だったから、落ちこぼれのあたしは露骨に周囲と比べられ、さらに落ち込んだ。
それでもがんばらなかったわけじゃない。算数の文章題はどうしても解けなかったけれど、社会とか理科とか、暗記すればなんとかなる教科では、それなりに点を稼げた。
とはいえやっぱり、もともとの素質が悪かったんだろう。滑り止めの滑り止めの滑り止めの、いわゆる底辺私立といわれる中学にしか受からなかった。
「こんなとこ通わせるくらいなら、公立のほうがましね」
お母さんは心底疲れ切って、あきれたというような顔で言った。
地元の公立中学に通ったあたしは、潔く勉強に見切りをつけ、周りの子に合わせておしゃれに目覚めた。
髪の毛を彩るかわいいクリップ、トーンアップ効果のある日焼け止め、校則をぎりぎりすり抜けられるほどのメイク。
自分を飾ることにすっかり夢中になったけれど、お母さんはあたしが眉毛の手入れをしているだけで、またあきれたような顔をするのだ。
「そんなことがんばったって、将来なんの役にも立たないじゃない! もう少しお兄ちゃんを見習って、勉強に身を入れたらどうなの! まったくこんな歳から色気づいて、将来が心配だわ」――
昔からお母さんの口癖は、「お兄ちゃんを見習いなさい」「お兄ちゃんは優秀なのに」「お兄ちゃんはできたのにあんたは……」。
ありのままの、そのままの、あたしを受け入れてくれたことなんて、一度としてなかったんじゃないか。
「美波斗はもう、どうしようもないわよ。こんな田舎の三流私大にしか受からなかったんだもの。ほんっと、どうして同じお腹から生まれてきたのに、こんなに差がついちゃったのかしら」
あたしがわかりやすく嫌な顔をしているのに気づきもしないように、お母さんは言う。
お兄ちゃんがそのくらいにしといてやりなよと、あたしたちの顔色を窺って言う。お兄ちゃんに罪はない。頭が悪くて出来の悪いあたしが悪い。
親だって、優秀な子どものほうがかわいいに決まってるんだから。
「そういえば。美波斗、あんた泰治くんはどうしたの?」
まさか話題が、今そこに飛ぶとは思わなかったので、つい肩がびくっとする。
「この前家に来たの、夏休みだったわよねえ。うちはいつでも歓迎なんだから、また連れてきなさいよ」
「いや、ちょっとそれは……」
「何? 駄目なの?」
「駄目じゃないけど、その……」
別れたなんて、お母さんに言いたくない。自分の弱みを、この人に見せたくない。
なのにお母さんはすべて察してしまったらしく、ははあん、と唇の端を歪めた。
「どうせフラれたんでしょ、その反応。お母さん、ぜったいそうなるって思ってたわよ。泰治くんは頭が良いしいいおうちの子だし、美波斗とはつり合いがとれないもの。あんたといて、退屈で仕方なかったんでしょうね」
「やめなよ、お母さん」
お兄ちゃんが顔をこわばらせ、おろおろしている。お父さんもそうだけど、この家の男共は基本的に弱い。誰もお母さんがこのモードになると、止められないのだ。
「いくら学生っていっても、もうハタチ超えてるんだから、立派な大人だよ。ふたりの問題だし、口を挟むべきじゃない」
「口を挟むも何も、フラれたんでしょ? そりゃそうよ、こんな、頭すっからかんでおしゃれすることしか能がない子、面白みがないもの」
「そんな言い方しないであげてよ。美波斗には美波斗のいいところがーー」
「あたし、疲れたから寝る」
ぴしゃりと言ってリビングを駆け抜け、まっすぐ部屋に向かう。お母さんはあんな感じだし、お兄ちゃんだって口ではやさしいことを言うけれど、こういう時追いかけてきてくれたりしない。
泰治をこの家に連れてきたのは、あたしだって医学部の彼氏ができるんだぞって、見せつけてやりたかったから。
実際、お母さんも泰治が医学部だって聞いてびっくりしてたし、あきらかに態度が変わって、気持ちよかった。
悔しいけどあたしはお母さんの言うとおり、頭すっからかんでおしゃれすることしか能がない女。
そんな子が親を見返すなんて、こういう方法しかない。
せっかく掴んだチャンスだったのに。幸せな未来へのチケットは、見事にあたしの手をすり抜け、千和子に横取りされた。
「……つらい」
もう、怒りはなかった。本当に好きな人と付き合えば幸せになれる、そう思ってたのに。
泰治にも千和子にも裏切られ、残ったものは泰治と会う時のために揃えた山のような服とコスメ、脱毛サロンに課金してツルツルになった全身の皮膚。
泰治が傍にいなかったら、そんなの何の意味もない。
こんな時にとても働く気分じゃないけれど、仕事なんだからさすがにサボれない。
その前に一時間でも二時間でも、寝ておきたい。何も考えず、現実からログアウトしたい。
玄関を開けると、三和土の隅っこにぴかぴかの革靴があった。リビングからお母さんとお兄ちゃんの楽しそうな声が聞こえてくる。
お兄ちゃん……帰ってくるなんてひと言も聞いてないのに。
「すごいわねえ。弁護士さんってそんなことまでするの。お母さん、想像だにしなかったわ」
「まあ、うちの事務所の顧客って、大企業が多いからね。この前、商標名を巡って訴訟があってさあ……」
ためらいながらリビングに入ると、そこでようやくあたしが帰ってきたことに気づいたようにお母さんがあらま、という顔をする。お兄ちゃんがにっこりした。
「お帰り、美波斗」
「……お帰りってむしろ、こっちの台詞じゃない? てか、こんな平日の昼間からなんでいるのよ」
「ちょっと近くまで来たから、寄っただけ。美波斗ももう大学生かあ。大きくなったなあ」
兄貴というより親戚のおじさんみたいな言い方だけど、八歳も離れていると仕方ないのかもしれない。
お兄ちゃんは小さい頃から神童扱いされていて、テストではずっと一番。通知表も見事なオール5。
国立大学の法学部に一発合格して、司法試験も無事突破して弁護士になった。お母さんはそんなお兄ちゃんのことを、親戚じゅうに自慢しまくっている。
しかしそんなお兄ちゃんに、あたしはちっとも似なかった。とにかく、勉強の才能が致命的になかったのだ。
掛け算の九九でつまずいたあたしに、お母さんは「なんでこんなこともわからないの! お兄ちゃんはすぐに覚えたのに!!」とヒステリックに怒鳴り、あたしの馬鹿を治すためだと、早いうちから塾に入れられた。
そこがまた、中学受験を見越した進学塾だったから、落ちこぼれのあたしは露骨に周囲と比べられ、さらに落ち込んだ。
それでもがんばらなかったわけじゃない。算数の文章題はどうしても解けなかったけれど、社会とか理科とか、暗記すればなんとかなる教科では、それなりに点を稼げた。
とはいえやっぱり、もともとの素質が悪かったんだろう。滑り止めの滑り止めの滑り止めの、いわゆる底辺私立といわれる中学にしか受からなかった。
「こんなとこ通わせるくらいなら、公立のほうがましね」
お母さんは心底疲れ切って、あきれたというような顔で言った。
地元の公立中学に通ったあたしは、潔く勉強に見切りをつけ、周りの子に合わせておしゃれに目覚めた。
髪の毛を彩るかわいいクリップ、トーンアップ効果のある日焼け止め、校則をぎりぎりすり抜けられるほどのメイク。
自分を飾ることにすっかり夢中になったけれど、お母さんはあたしが眉毛の手入れをしているだけで、またあきれたような顔をするのだ。
「そんなことがんばったって、将来なんの役にも立たないじゃない! もう少しお兄ちゃんを見習って、勉強に身を入れたらどうなの! まったくこんな歳から色気づいて、将来が心配だわ」――
昔からお母さんの口癖は、「お兄ちゃんを見習いなさい」「お兄ちゃんは優秀なのに」「お兄ちゃんはできたのにあんたは……」。
ありのままの、そのままの、あたしを受け入れてくれたことなんて、一度としてなかったんじゃないか。
「美波斗はもう、どうしようもないわよ。こんな田舎の三流私大にしか受からなかったんだもの。ほんっと、どうして同じお腹から生まれてきたのに、こんなに差がついちゃったのかしら」
あたしがわかりやすく嫌な顔をしているのに気づきもしないように、お母さんは言う。
お兄ちゃんがそのくらいにしといてやりなよと、あたしたちの顔色を窺って言う。お兄ちゃんに罪はない。頭が悪くて出来の悪いあたしが悪い。
親だって、優秀な子どものほうがかわいいに決まってるんだから。
「そういえば。美波斗、あんた泰治くんはどうしたの?」
まさか話題が、今そこに飛ぶとは思わなかったので、つい肩がびくっとする。
「この前家に来たの、夏休みだったわよねえ。うちはいつでも歓迎なんだから、また連れてきなさいよ」
「いや、ちょっとそれは……」
「何? 駄目なの?」
「駄目じゃないけど、その……」
別れたなんて、お母さんに言いたくない。自分の弱みを、この人に見せたくない。
なのにお母さんはすべて察してしまったらしく、ははあん、と唇の端を歪めた。
「どうせフラれたんでしょ、その反応。お母さん、ぜったいそうなるって思ってたわよ。泰治くんは頭が良いしいいおうちの子だし、美波斗とはつり合いがとれないもの。あんたといて、退屈で仕方なかったんでしょうね」
「やめなよ、お母さん」
お兄ちゃんが顔をこわばらせ、おろおろしている。お父さんもそうだけど、この家の男共は基本的に弱い。誰もお母さんがこのモードになると、止められないのだ。
「いくら学生っていっても、もうハタチ超えてるんだから、立派な大人だよ。ふたりの問題だし、口を挟むべきじゃない」
「口を挟むも何も、フラれたんでしょ? そりゃそうよ、こんな、頭すっからかんでおしゃれすることしか能がない子、面白みがないもの」
「そんな言い方しないであげてよ。美波斗には美波斗のいいところがーー」
「あたし、疲れたから寝る」
ぴしゃりと言ってリビングを駆け抜け、まっすぐ部屋に向かう。お母さんはあんな感じだし、お兄ちゃんだって口ではやさしいことを言うけれど、こういう時追いかけてきてくれたりしない。
泰治をこの家に連れてきたのは、あたしだって医学部の彼氏ができるんだぞって、見せつけてやりたかったから。
実際、お母さんも泰治が医学部だって聞いてびっくりしてたし、あきらかに態度が変わって、気持ちよかった。
悔しいけどあたしはお母さんの言うとおり、頭すっからかんでおしゃれすることしか能がない女。
そんな子が親を見返すなんて、こういう方法しかない。
せっかく掴んだチャンスだったのに。幸せな未来へのチケットは、見事にあたしの手をすり抜け、千和子に横取りされた。
「……つらい」
もう、怒りはなかった。本当に好きな人と付き合えば幸せになれる、そう思ってたのに。
泰治にも千和子にも裏切られ、残ったものは泰治と会う時のために揃えた山のような服とコスメ、脱毛サロンに課金してツルツルになった全身の皮膚。
泰治が傍にいなかったら、そんなの何の意味もない。
21
あなたにおすすめの小説
(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活
まみ夜
キャラ文芸
年の差ラブコメ X 学園モノ X オッサン頭脳
様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。
子役出身の女優、芸能事務所社長、元セクシー女優なども登場し、学園の日常はハーレム展開?
第二巻は、ホラー風味です。
【ご注意ください】
※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます
※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります
※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます
第二巻「夏は、夜」の改定版が完結いたしました。
この後、第三巻へ続くかはわかりませんが、万が一開始したときのために、「お気に入り」登録すると忘れたころに始まって、通知が意外とウザいと思われます。
表紙イラストはAI作成です。
(セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ)
題名が「(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ」から変更されております
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写と他もすべて架空です。
物置部屋に追いやられた伯爵令嬢ですが、公爵様に見初められて人生逆転しました〜妹の引き立て役だったのに、今では社交界の花と呼ばれています〜
丸顔ちゃん。
恋愛
伯爵家の令嬢セレナは、実母の死後、継母と義妹に虐げられて育った。
与えられた部屋は使用人以下の物置、食事は残飯、服はボロ。
専属侍女も与えられず、家の運営や帳簿管理まで押し付けられ、
失敗すれば鞭打ち――それが彼女の日常だった。
そんなある日、世間体のためだけに同行させられた夜会で、
セレナは公爵家の跡取りレオンと出会う。
「あなたの瞳は、こんな場所に閉じ込めていいものではない」
彼はセレナの知性と静かな強さに一瞬で心を奪われ、
彼女の境遇を知ると激怒し、家族の前で堂々と求婚する。
嫁ぎ先の公爵家で、セレナは初めて“人として扱われ”、
広い部屋、美味しい食事、優しい侍女たちに囲まれ、
独学で身につけた知識を活かして家の運営でも大活躍。
栄養と愛情を取り戻したセレナは、
誰もが振り返るほどの美しさを開花させ、
社交界で注目される存在となる。
一方、セレナを失った伯爵家は、
彼女の能力なしでは立ち行かず、
ゆっくりと没落していくのだった――。
虐げられた令嬢が、公爵の愛と自分の才能で幸せを掴む逆転物語。
竜華族の愛に囚われて
澤谷弥(さわたに わたる)
キャラ文芸
近代化が進む中、竜華族が竜結界を築き魑魅魍魎から守る世界。
五芒星の中心に朝廷を据え、木竜、火竜、土竜、金竜、水竜という五柱が結界を維持し続けている。
これらの竜を世話する役割を担う一族が竜華族である。
赤沼泉美は、異能を持たない竜華族であるため、赤沼伯爵家で虐げられ、女中以下の生活を送っていた。
新月の夜、異能の暴走で苦しむ姉、百合を助けるため、母、雅代の命令で月光草を求めて竜尾山に入ったが、魔魅に襲われ絶体絶命。しかし、火宮公爵子息の臣哉に救われた。
そんな泉美が気になる臣哉は、彼女の出自について調べ始めるのだが――。
※某サイトの短編コン用に書いたやつ。
書籍化の打診が来ています -出版までの遠い道のり-
ダイスケ
エッセイ・ノンフィクション
ある日、私は「書籍化の打診」というメールを運営から受け取りました。
しかしそれは、書籍化へと続く遠い道のりの一歩目に過ぎなかったのです・・・。
※注:だいたいフィクションです、お察しください。
このエッセイは、拙作「異世界コンサル株式会社(7月12日に電子書籍も同時発売)」の書籍化の際に私が聞いた、経験した、知ったことの諸々を整理するために書き始めたものです。
最初は活動報告に書いていたのですが「エッセイに投稿したほうが良い」とのご意見をいただいて投稿することにしました。
上記のような経緯ですので文章は短いかもしれませんが、頻度高く更新していきますのでよろしくおねがいします。
後宮の偽花妃 国を追われた巫女見習いは宦官になる
gari@七柚カリン
キャラ文芸
旧題:国を追われた巫女見習いは、隣国の後宮で二重に花開く
☆4月上旬に書籍発売です。たくさんの応援をありがとうございました!☆ 植物を慈しむ巫女見習いの凛月には、二つの秘密がある。それは、『植物の心がわかること』『見目が変化すること』。
そんな凛月は、次期巫女を侮辱した罪を着せられ国外追放されてしまう。
心機一転、紹介状を手に向かったのは隣国の都。そこで偶然知り合ったのは、高官の峰風だった。
峰風の取次ぎで紹介先の人物との対面を果たすが、提案されたのは後宮内での二つの仕事。ある時は引きこもり後宮妃(欣怡)として巫女の務めを果たし、またある時は、少年宦官(子墨)として庭園管理の仕事をする、忙しくも楽しい二重生活が始まった。
仕事中に秘密の能力を活かし活躍したことで、子墨は女嫌いの峰風の助手に抜擢される。女であること・巫女であることを隠しつつ助手の仕事に邁進するが、これがきっかけとなり、宮廷内の様々な騒動に巻き込まれていく。
あやかし警察おとり捜査課
紫音みけ🐾書籍2冊発売中!
キャラ文芸
※第7回キャラ文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
二十三歳にして童顔・低身長で小中学生に見間違われる青年・栗丘みつきは、出世の見込みのない落ちこぼれ警察官。
しかしその小さな身に秘められた身体能力と、この世ならざるもの(=あやかし)を認知する霊視能力を買われた彼は、あやかし退治を主とする部署・特例災害対策室に任命され、あやかしを誘き寄せるための囮捜査に挑む。
反りが合わない年下エリートの相棒と、狐面を被った怪しい上司と共に繰り広げる退魔ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる