16 / 56
第二話 モンブランは地味だけど
7
しおりを挟む
お会計を終えて歩き出したところで、スマホが鳴った。表示された時間を見て、あれっと思う。
少なくとも三十分はあそこにいたはずなのに、この時間表示はおかしい。スマホの時計が壊れるなんてこと、あるんだろうか。
『あーやっと出た! いくらかけても出ないから、心配してたわよ! このまま由比ガ浜に身を投げちゃうんじゃないかって』
「そんな、大袈裟な……」
苦笑しつつも、有紗の言葉が素直にうれしい。自分はおしゃれしてモテたいだけの駄目人間だと思ってたけど、そんなあたしでもちゃんと心配してくれる人、気遣ってくれる人がいる。
だから、あたしはあたしの力で、あたしをちゃんと労わらないといけない。
「あら、帰ったの」
家に帰ると、お母さんは台所でひとり、ぬか床をかき混ぜていた。一瞬だけあたしを振り返り、作業に戻る。
あたしが小さい頃から我が家ではずっとぬか漬けを作り続けているけれど、あたしは今までそのぬか漬けを一度も美味しいと思ったことがなかった。
それもお母さんからすれば気に入らないらしく、「お兄ちゃんは食べられるのに、なんであんたはそんな顔して食べるのよ」って文句を言われる。
お兄ちゃんはもういないのに、あたしが大嫌いなぬか漬けを作り続けるお母さん。その背中に向かって、決意して言った。
「あたし、ひとり暮らしするから」
はっと手が止まった。鬼のような形相がこちらを睨みつける。
「何よその言い方、せめてひとり暮らしさせてくださいお願いします、でしょう!?
そもそもそんなこと許可できないわ、まだ学生だし、あんたは昔から不器用で、いくら教えても家のことを何ひとつまともにこなせないじゃない!
それに美波斗みたいな子は、ひとり暮らししたらますます駄目になるわよ。どうせ彼氏を連れ込みたいんだろうけどーー」
「あたしはもうこの家で、お母さんのそういう言葉を聞くのに堪えられない」
毅然とした口調に、お母さんが息を呑むのがわかる。ずっと怒ってばかりだった目に、戸惑いの色が浮かんでいる。
「ずっと嫌だったよ、いっつもお兄ちゃんばかりかわいがって、ちやほやして、あたしはオマケって感じで。あたしの話をろくに聞いてくれないし、なんか言うと必ず否定してくる。
口癖みたいに、お兄ちゃんはがんばってるのにあたしは駄目だ、ってそればっか。この家にいるの、もう限界」
「何言ってるの、美波斗が可愛いから、美波斗に立派な人間になってほしいから、親として苦言を呈してるんじゃない。
もうハタチになったっていうのに、あんたはいつまでも子どもなのね、自分ひとりで大きくなった気になって。お父さんとお母さんがあんたを育てるためにどれだけ苦労したと思ってるの」
「子どもを産んだら育てるために苦労するのは当たり前でしょ、恩を着せて感謝を強制しないで。もちろんあたしだって子どもを育てるのが大変だってことはわかってるし、感謝しなきゃいけないとも思う。
でも、今のままじゃあたし、いくら歳を重ねても親に感謝できない人になるよ。これ以上あたしに、あなたを嫌わせないで」
お母さんが梅干しみたいにぎゅっと、思いきり唇をすぼめた。そんな顔をさせてしまったことに一瞬胸が痛んだけれど、情にほだされてはいけないと思う。
いくら親だろうが、あれこれしてもらおうが、子どもの自尊心を削る権利はない。あたしは自分の力で、あたしをちゃんと好きになれる人になりたくて、だからこの家を出て行かなきゃいけないんだ。
「本当にあたしがかわいいと思ってるなら、家を出ていくことを許して。これ以上にここにいても、あたしはお母さんの望む人にはなれない」
「そんな。そんなこと言っても、あんた、勉強は!? お金は!? バイト代で家賃とか生活費とか、なんとかしようって思ってるんだろうけれど、そんなにかんたんじゃないのよ!?
学生の本分は勉強なんだから、それがおろそかになったら……」
「だったら、僕のマンションで同居したらいいじゃない?」
お兄ちゃんがひょっこり顔を出した。三和土の上をチェックするのを忘れていた、まさか帰ってきていたとは思わなかったので、びっくりする。
「東京だから、鎌倉の大学に通うのはちょっと遠いし不便だろうけれど、それでも電車で一時間半くらいだよ。僕も正直、美波斗が前からつらい思いをしていることには気づいていた。
なのに今までずっと、何もできなくてごめんね、美波斗」
「お兄ちゃん……」
つい、声が掠れそうになる。
お兄ちゃんはあたしが怒られているといつも黙って見ているだけで、何もしてくれないと思っていた。
結局、お兄ちゃんも自分が優秀だから、そうじゃないあたしを見下してるんだとさえ思ってた。
だけど、お兄ちゃんはちゃんと、あたしのお兄ちゃんだったんだ。
「今のままじゃお母さんの愛情は、美波斗には伝わらないよ。距離を置かないと本当に、駄目になると思う。美波斗が心配なら僕が責任持つから……ね?」
「何よそれ。結局私を悪者みたいに……」
「お母さんが悪いとか美波斗が悪いとか、そういうことじゃないんだよ。美波斗は今、積極的に自分を変えようとしてるんだ。そのために家を出たいって思ったんだから、応援してあげないと。かわいい子には旅をさせよ、っていうだろ?」
「お母さん……お願いします」
バイトの時の数倍、大袈裟なくらいの角度でたっぷり頭を下げて、上げると、お母さんは今にも泣きだしそうな目であたしを見ていた。
本当はこんな風になる前に、ちゃんとお母さんと戦えばよかった。どんなにひどい喧嘩になってもいいから、自分の気持ちを伝えるべきだった。自分を理解してもらうため、努力しなきゃいけなかった。
だからこうなった責任は結局あたしにあるんだと思うし、だったら尚更、今あたしはこの人から離れなきゃいけないんだ。
少なくとも三十分はあそこにいたはずなのに、この時間表示はおかしい。スマホの時計が壊れるなんてこと、あるんだろうか。
『あーやっと出た! いくらかけても出ないから、心配してたわよ! このまま由比ガ浜に身を投げちゃうんじゃないかって』
「そんな、大袈裟な……」
苦笑しつつも、有紗の言葉が素直にうれしい。自分はおしゃれしてモテたいだけの駄目人間だと思ってたけど、そんなあたしでもちゃんと心配してくれる人、気遣ってくれる人がいる。
だから、あたしはあたしの力で、あたしをちゃんと労わらないといけない。
「あら、帰ったの」
家に帰ると、お母さんは台所でひとり、ぬか床をかき混ぜていた。一瞬だけあたしを振り返り、作業に戻る。
あたしが小さい頃から我が家ではずっとぬか漬けを作り続けているけれど、あたしは今までそのぬか漬けを一度も美味しいと思ったことがなかった。
それもお母さんからすれば気に入らないらしく、「お兄ちゃんは食べられるのに、なんであんたはそんな顔して食べるのよ」って文句を言われる。
お兄ちゃんはもういないのに、あたしが大嫌いなぬか漬けを作り続けるお母さん。その背中に向かって、決意して言った。
「あたし、ひとり暮らしするから」
はっと手が止まった。鬼のような形相がこちらを睨みつける。
「何よその言い方、せめてひとり暮らしさせてくださいお願いします、でしょう!?
そもそもそんなこと許可できないわ、まだ学生だし、あんたは昔から不器用で、いくら教えても家のことを何ひとつまともにこなせないじゃない!
それに美波斗みたいな子は、ひとり暮らししたらますます駄目になるわよ。どうせ彼氏を連れ込みたいんだろうけどーー」
「あたしはもうこの家で、お母さんのそういう言葉を聞くのに堪えられない」
毅然とした口調に、お母さんが息を呑むのがわかる。ずっと怒ってばかりだった目に、戸惑いの色が浮かんでいる。
「ずっと嫌だったよ、いっつもお兄ちゃんばかりかわいがって、ちやほやして、あたしはオマケって感じで。あたしの話をろくに聞いてくれないし、なんか言うと必ず否定してくる。
口癖みたいに、お兄ちゃんはがんばってるのにあたしは駄目だ、ってそればっか。この家にいるの、もう限界」
「何言ってるの、美波斗が可愛いから、美波斗に立派な人間になってほしいから、親として苦言を呈してるんじゃない。
もうハタチになったっていうのに、あんたはいつまでも子どもなのね、自分ひとりで大きくなった気になって。お父さんとお母さんがあんたを育てるためにどれだけ苦労したと思ってるの」
「子どもを産んだら育てるために苦労するのは当たり前でしょ、恩を着せて感謝を強制しないで。もちろんあたしだって子どもを育てるのが大変だってことはわかってるし、感謝しなきゃいけないとも思う。
でも、今のままじゃあたし、いくら歳を重ねても親に感謝できない人になるよ。これ以上あたしに、あなたを嫌わせないで」
お母さんが梅干しみたいにぎゅっと、思いきり唇をすぼめた。そんな顔をさせてしまったことに一瞬胸が痛んだけれど、情にほだされてはいけないと思う。
いくら親だろうが、あれこれしてもらおうが、子どもの自尊心を削る権利はない。あたしは自分の力で、あたしをちゃんと好きになれる人になりたくて、だからこの家を出て行かなきゃいけないんだ。
「本当にあたしがかわいいと思ってるなら、家を出ていくことを許して。これ以上にここにいても、あたしはお母さんの望む人にはなれない」
「そんな。そんなこと言っても、あんた、勉強は!? お金は!? バイト代で家賃とか生活費とか、なんとかしようって思ってるんだろうけれど、そんなにかんたんじゃないのよ!?
学生の本分は勉強なんだから、それがおろそかになったら……」
「だったら、僕のマンションで同居したらいいじゃない?」
お兄ちゃんがひょっこり顔を出した。三和土の上をチェックするのを忘れていた、まさか帰ってきていたとは思わなかったので、びっくりする。
「東京だから、鎌倉の大学に通うのはちょっと遠いし不便だろうけれど、それでも電車で一時間半くらいだよ。僕も正直、美波斗が前からつらい思いをしていることには気づいていた。
なのに今までずっと、何もできなくてごめんね、美波斗」
「お兄ちゃん……」
つい、声が掠れそうになる。
お兄ちゃんはあたしが怒られているといつも黙って見ているだけで、何もしてくれないと思っていた。
結局、お兄ちゃんも自分が優秀だから、そうじゃないあたしを見下してるんだとさえ思ってた。
だけど、お兄ちゃんはちゃんと、あたしのお兄ちゃんだったんだ。
「今のままじゃお母さんの愛情は、美波斗には伝わらないよ。距離を置かないと本当に、駄目になると思う。美波斗が心配なら僕が責任持つから……ね?」
「何よそれ。結局私を悪者みたいに……」
「お母さんが悪いとか美波斗が悪いとか、そういうことじゃないんだよ。美波斗は今、積極的に自分を変えようとしてるんだ。そのために家を出たいって思ったんだから、応援してあげないと。かわいい子には旅をさせよ、っていうだろ?」
「お母さん……お願いします」
バイトの時の数倍、大袈裟なくらいの角度でたっぷり頭を下げて、上げると、お母さんは今にも泣きだしそうな目であたしを見ていた。
本当はこんな風になる前に、ちゃんとお母さんと戦えばよかった。どんなにひどい喧嘩になってもいいから、自分の気持ちを伝えるべきだった。自分を理解してもらうため、努力しなきゃいけなかった。
だからこうなった責任は結局あたしにあるんだと思うし、だったら尚更、今あたしはこの人から離れなきゃいけないんだ。
20
あなたにおすすめの小説
(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活
まみ夜
キャラ文芸
年の差ラブコメ X 学園モノ X オッサン頭脳
様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。
子役出身の女優、芸能事務所社長、元セクシー女優なども登場し、学園の日常はハーレム展開?
第二巻は、ホラー風味です。
【ご注意ください】
※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます
※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります
※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます
第二巻「夏は、夜」の改定版が完結いたしました。
この後、第三巻へ続くかはわかりませんが、万が一開始したときのために、「お気に入り」登録すると忘れたころに始まって、通知が意外とウザいと思われます。
表紙イラストはAI作成です。
(セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ)
題名が「(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ」から変更されております
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写と他もすべて架空です。
物置部屋に追いやられた伯爵令嬢ですが、公爵様に見初められて人生逆転しました〜妹の引き立て役だったのに、今では社交界の花と呼ばれています〜
丸顔ちゃん。
恋愛
伯爵家の令嬢セレナは、実母の死後、継母と義妹に虐げられて育った。
与えられた部屋は使用人以下の物置、食事は残飯、服はボロ。
専属侍女も与えられず、家の運営や帳簿管理まで押し付けられ、
失敗すれば鞭打ち――それが彼女の日常だった。
そんなある日、世間体のためだけに同行させられた夜会で、
セレナは公爵家の跡取りレオンと出会う。
「あなたの瞳は、こんな場所に閉じ込めていいものではない」
彼はセレナの知性と静かな強さに一瞬で心を奪われ、
彼女の境遇を知ると激怒し、家族の前で堂々と求婚する。
嫁ぎ先の公爵家で、セレナは初めて“人として扱われ”、
広い部屋、美味しい食事、優しい侍女たちに囲まれ、
独学で身につけた知識を活かして家の運営でも大活躍。
栄養と愛情を取り戻したセレナは、
誰もが振り返るほどの美しさを開花させ、
社交界で注目される存在となる。
一方、セレナを失った伯爵家は、
彼女の能力なしでは立ち行かず、
ゆっくりと没落していくのだった――。
虐げられた令嬢が、公爵の愛と自分の才能で幸せを掴む逆転物語。
竜華族の愛に囚われて
澤谷弥(さわたに わたる)
キャラ文芸
近代化が進む中、竜華族が竜結界を築き魑魅魍魎から守る世界。
五芒星の中心に朝廷を据え、木竜、火竜、土竜、金竜、水竜という五柱が結界を維持し続けている。
これらの竜を世話する役割を担う一族が竜華族である。
赤沼泉美は、異能を持たない竜華族であるため、赤沼伯爵家で虐げられ、女中以下の生活を送っていた。
新月の夜、異能の暴走で苦しむ姉、百合を助けるため、母、雅代の命令で月光草を求めて竜尾山に入ったが、魔魅に襲われ絶体絶命。しかし、火宮公爵子息の臣哉に救われた。
そんな泉美が気になる臣哉は、彼女の出自について調べ始めるのだが――。
※某サイトの短編コン用に書いたやつ。
書籍化の打診が来ています -出版までの遠い道のり-
ダイスケ
エッセイ・ノンフィクション
ある日、私は「書籍化の打診」というメールを運営から受け取りました。
しかしそれは、書籍化へと続く遠い道のりの一歩目に過ぎなかったのです・・・。
※注:だいたいフィクションです、お察しください。
このエッセイは、拙作「異世界コンサル株式会社(7月12日に電子書籍も同時発売)」の書籍化の際に私が聞いた、経験した、知ったことの諸々を整理するために書き始めたものです。
最初は活動報告に書いていたのですが「エッセイに投稿したほうが良い」とのご意見をいただいて投稿することにしました。
上記のような経緯ですので文章は短いかもしれませんが、頻度高く更新していきますのでよろしくおねがいします。
後宮の偽花妃 国を追われた巫女見習いは宦官になる
gari@七柚カリン
キャラ文芸
旧題:国を追われた巫女見習いは、隣国の後宮で二重に花開く
☆4月上旬に書籍発売です。たくさんの応援をありがとうございました!☆ 植物を慈しむ巫女見習いの凛月には、二つの秘密がある。それは、『植物の心がわかること』『見目が変化すること』。
そんな凛月は、次期巫女を侮辱した罪を着せられ国外追放されてしまう。
心機一転、紹介状を手に向かったのは隣国の都。そこで偶然知り合ったのは、高官の峰風だった。
峰風の取次ぎで紹介先の人物との対面を果たすが、提案されたのは後宮内での二つの仕事。ある時は引きこもり後宮妃(欣怡)として巫女の務めを果たし、またある時は、少年宦官(子墨)として庭園管理の仕事をする、忙しくも楽しい二重生活が始まった。
仕事中に秘密の能力を活かし活躍したことで、子墨は女嫌いの峰風の助手に抜擢される。女であること・巫女であることを隠しつつ助手の仕事に邁進するが、これがきっかけとなり、宮廷内の様々な騒動に巻き込まれていく。
あやかし警察おとり捜査課
紫音みけ🐾書籍2冊発売中!
キャラ文芸
※第7回キャラ文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
二十三歳にして童顔・低身長で小中学生に見間違われる青年・栗丘みつきは、出世の見込みのない落ちこぼれ警察官。
しかしその小さな身に秘められた身体能力と、この世ならざるもの(=あやかし)を認知する霊視能力を買われた彼は、あやかし退治を主とする部署・特例災害対策室に任命され、あやかしを誘き寄せるための囮捜査に挑む。
反りが合わない年下エリートの相棒と、狐面を被った怪しい上司と共に繰り広げる退魔ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる