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満月がキラキラと光る日に飛び立ったルーカス。暑くも寒くもない心地の良い風。まだ見ぬ風景に胸を躍らせて飛んでいる。
「まずは海を見に行こう!」ルーカスは地図を持っていない。でもひたすら北に行けば着くのを知っている。ルーカスはまず北を目指した。
昼はどこかの陰に隠れ休憩し、夜に動く。自由な旅。まだ何も見ていないのにもう楽しかったルーカス。
ある日、人が来ないような場所からそろそろ出発しようとしていたルーカスの近くで「キャー」と悲鳴が聞こえる。びっくりして様子を見に行ったらそこには男の吸血鬼が3人と人間と思われる少女が居た。ルーカスは父様以外の吸血鬼を見るのは初めてでワクワクしたが見るからにその吸血鬼たちは少女を襲っていて悪い吸血鬼もいるというのはこういう事だったのかと少し残念がるルーカスには気付かず少女を追いかける。
必死に走るも飛んでいる吸血鬼にはすぐ追いつかれもてあそばれている。助けようか悩んでいた瞬間少女は翼を出し飛んだのだ。翼はルーカスと同じ、いや少し小さくて目は確かに青かった。それで確信する。
何故こんな山奥に一人の少女が居たのか…彼女も吸血鬼の血をひいている。しかも人間よりの吸血鬼。ルーカスは同じ境遇の女の子をほっとけるハズもなく助ける為に飛び立った。
何が出来るかわからない。でもじっとはしてられなかった。
「やめろ!!」っと無我夢中に叫んだ。何が起きたのか理解してない吸血鬼たちだったがすぐにルーカスに気付く。
少女の手をつかんでいたやつにタックルをして少女の手を握った。
「なにすんだてめぇ他のやつの獲物には手出ししないのが暗黙のルールだろ?さては田舎者だな?!」
「そいつを返せよ俺たちの獲物だ。」
そんな態度にむかついたルーカスは叫ぶ
「獲物獲物って同じ種族のやつを襲って楽しいのか?!しかもまだこんなに幼いのに!!」
「おめぇ気付いてねぇだろ…そいつほぼ人間だぜ?吸血鬼の血が入ったやつなんか食った事ないから一度食ってみたかったんだよ!返せ!!」
「幼いっというつつお前も十分若いくせに生意気だせ。翼も小せぇしよぉ」
目が赤いおかげでルーカスも人間の血が入っているというのは気が付かれてない。少女に小さく言った。「逃げるぞ」その瞬間に少女を引っ張って逃げるルーカス。
「羽をしまえ!森に隠れるぞ!」
森まで追いかけてきたが周りも暗く吸血鬼たちには見つからなかった。女の子の扱いに慣れていないルーカスは木の陰で吸血鬼たちから隠すために少女を抱きしめ隠れていた。どんどん鼓動が早く少女に「心臓バクバクしてるけど怖いのか?」
少女は顔を赤くして「なんでもないです。」というも「顔も赤い!飛ぶ速度早すぎたのか?!」と心配する始末。ルーカスは鈍感だった。
「まずは海を見に行こう!」ルーカスは地図を持っていない。でもひたすら北に行けば着くのを知っている。ルーカスはまず北を目指した。
昼はどこかの陰に隠れ休憩し、夜に動く。自由な旅。まだ何も見ていないのにもう楽しかったルーカス。
ある日、人が来ないような場所からそろそろ出発しようとしていたルーカスの近くで「キャー」と悲鳴が聞こえる。びっくりして様子を見に行ったらそこには男の吸血鬼が3人と人間と思われる少女が居た。ルーカスは父様以外の吸血鬼を見るのは初めてでワクワクしたが見るからにその吸血鬼たちは少女を襲っていて悪い吸血鬼もいるというのはこういう事だったのかと少し残念がるルーカスには気付かず少女を追いかける。
必死に走るも飛んでいる吸血鬼にはすぐ追いつかれもてあそばれている。助けようか悩んでいた瞬間少女は翼を出し飛んだのだ。翼はルーカスと同じ、いや少し小さくて目は確かに青かった。それで確信する。
何故こんな山奥に一人の少女が居たのか…彼女も吸血鬼の血をひいている。しかも人間よりの吸血鬼。ルーカスは同じ境遇の女の子をほっとけるハズもなく助ける為に飛び立った。
何が出来るかわからない。でもじっとはしてられなかった。
「やめろ!!」っと無我夢中に叫んだ。何が起きたのか理解してない吸血鬼たちだったがすぐにルーカスに気付く。
少女の手をつかんでいたやつにタックルをして少女の手を握った。
「なにすんだてめぇ他のやつの獲物には手出ししないのが暗黙のルールだろ?さては田舎者だな?!」
「そいつを返せよ俺たちの獲物だ。」
そんな態度にむかついたルーカスは叫ぶ
「獲物獲物って同じ種族のやつを襲って楽しいのか?!しかもまだこんなに幼いのに!!」
「おめぇ気付いてねぇだろ…そいつほぼ人間だぜ?吸血鬼の血が入ったやつなんか食った事ないから一度食ってみたかったんだよ!返せ!!」
「幼いっというつつお前も十分若いくせに生意気だせ。翼も小せぇしよぉ」
目が赤いおかげでルーカスも人間の血が入っているというのは気が付かれてない。少女に小さく言った。「逃げるぞ」その瞬間に少女を引っ張って逃げるルーカス。
「羽をしまえ!森に隠れるぞ!」
森まで追いかけてきたが周りも暗く吸血鬼たちには見つからなかった。女の子の扱いに慣れていないルーカスは木の陰で吸血鬼たちから隠すために少女を抱きしめ隠れていた。どんどん鼓動が早く少女に「心臓バクバクしてるけど怖いのか?」
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