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先祖返りの真祖
初めての魔術の授業
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それから、さらに一ヶ月が過ぎた。この日、セレーネの家庭教師が屋敷へとやって来た。早速軽い授業が行われるため、セレーネはわくわくしながら部屋で待っていた。そこに、カノンが家庭教師を連れてくる。
「お嬢様。先生をお連れしました」
そう言うカノンと一緒に、杏色の長い髪を背中で一本縛りにした碧眼の女性が入ってきた。女性は、セレーネの居室に入ると、扉の前でカーテシーをする。
「初めまして、セレーネ様。私はレイアー・アプリコットと申します。魔術研究所基礎魔術研究室所属研究員見習いをしている魔術師です」
「?」
急に長い肩書きを聞かされて、セレーネは首を傾げていた。
「魔術研究所については?」
「まだ授業の範囲に入っていませんので」
「そうでしたか。魔術研究所とは、魔術の真髄を追い求める研究機関です。私はそこの基礎魔術と呼ばれる魔術を研究する部署に所属している研究員の見習いです」
「研究員じゃないの?」
「まだ入り立てですので。見習いが取れるのは、一人前に実績を残すか、三年所属し続けた時になります」
セレーネにとっては、若干難しい内容だったが、何となくは理解出来ていた。
「では、早速軽い授業をしましょうか」
レイアーがそう言っている間に、カノンが授業のために移動式の黒板を持ってくる。それに対して、レイアーは頭を下げて礼を言う。
荷物を置いて、チョークを取り出し黒板の前に立つ。
「まずは理論から覚えて貰います。少々難しいと思われますが、何となくからで構いません。少しずつ身に着けていきましょう」
「うん」
レイアーは、思っていたよりも意欲的なセレーネに、少し驚いていた。
(親に無理矢理される英才教育だと思っていたけど、この子自身が望んで習いたいみたい。確か、まだ五歳だったはず。もしかしたら、思ったよりも聡明な子なのかも)
そんな事を思いながら、黒板に文字を書いていく。
「まずは、魔術についてです。セレーネ様は、どこまでご存知でしょうか?」
「えっと、魔力を使って魔法を再現した技術?」
「正解です……」
レイアーは、これにも驚く。
(これは……最初から丁寧に授業をしても問題はなさそう。言葉の意味が分からないようなら、そこを教えれば良い)
レイアーは、想定していた教育課程を大幅に変更する事を決める。年齢から幼い子供に教えると想定していたので、本当に簡単に教えようと考えていたからだ。だが、レイアーから見て、今のセレーネはもっとレベルを上げても大丈夫と思わせるだけの素養があった。
「では、セレーネ様もご存知でしょうが、基礎の基礎からやっていきます。魔術の元になる魔法とは何か分かりますか?」
「自然現象とかの原理が不明だった現象を総じて魔法と呼んでいたで合ってる?」
「概ね正しいです。そこに補足で付け足すと、大昔雨や雷などの自然現象を神の感情と呼んでいました。神が泣く。神が怒る。神が喜ぶ。そういった感情によって、天候の変化や火山の噴火、大地震などが引き起こされると信じられていたのです。そこに、自分の手でそれらを引き起こせると言う者達が現れます。これが、魔法使いと呼ばれた存在です」
「じゃあ、魔法も人が使えるものだったの?」
自分の知識にはない事に、セレーネは興味津々だった。その様子に、レイアーは内心喜んでいた。それは、自分がちゃんと楽しい授業を出来ている証拠でもあるからだった。
「いいえ、そう見せ掛けていただけです。実際のところ、魔法使いという存在は嘘っぱちになります。それらの魔法の原理を突き止めた結果、科学という分野が生まれました。そして、これを魔力で再現出来たものが魔術の始まりとなります。では、魔力とは何かお分かりになりますか?」
「えっと、全ての生物が少なからず持つ力で、生きるために必ずしも必要ではないけど、枯渇した状態だと命に関わるもの?」
「はい。基本的には、その認識で間違いありません。魔力は、魔法を使うための力という事で最初は限られた者しか持てないと言われていました。ですが、その存在を身近に感じた人もいました。この人達が魔術を生み出していったのです。因みに、魔力が枯渇した状態が命に関わるというのは、魔力を消費する代わりに生命力を削るためですね。なので、魔力がなくなった状態で、無理矢理魔術を使うのは絶対に止めてください。絶対にです」
「うん」
レイアーの念押しにセレーネは頷いた。念押しする程危険という事を、セレーネも理解した。さすがに、そこが分からない馬鹿ではなかった。それに加えて、そこまで魔力を消費してしまえば、吸血衝動に襲われる。セレーネにとっては、二つの意味で危険な事という風に捉えられる。
「それにしても、思っていたよりも理解していますね」
「うん。これ読んでた」
セレーネが本を取りに行く前に、カノンが動いて魔術の本を持ってきて、セレーネに手渡す。そして、セレーネからレイアーに渡された。面倒くさいが、セレーネから渡したいだろうと考えた結果の行程だった。
「ああ、なるほど。これなら基礎は押えられていますね。では、授業は復習も兼ねて行っていこうと思います」
「うん」
「では、このまま魔力に関して授業していきましょう。魔術を扱う上で、魔力は切っても切り離せないものですから」
レイアーは、比較的分かりやすく噛み砕いて授業をしていく。内容は、魔法、魔力、魔術の基礎についての授業だった。セレーネは、どんどんとメモを取っていくので、カノンがメモを回収して纏めていた。
軽い授業からという風にして始まっていたが、知識を吸収していくセレーネを見て、どんどんと本格的になっていき、本来の授業時間を大幅にオーバーしていった。
時間がオーバーしている事にレイアーも気付いた。
「あっ……すみません。時間を過ぎてしまいました」
「えっ、もっと学びたい。カノン、良いでしょ?」
「駄目です。夕食とお風呂の時間もありますし、先生も先生の生活があります。魔術の授業は一週間に二回。授業の時間は二時間。そういう風に決まっています。例外は今回だけです」
「むぅ……」
「むくれても駄目です」
カノンが譲らないと分かり、セレーネは渋々頷いた。それを見たカノンは、セレーネの頭を優しく撫でる。
「焦らずとも、今日みたいな授業は続きます。本来であれば、早いくらいです。あまり急がずじっくりと学んでいきましょう」
「うん……」
カノンがセレーネの説得をしている間に、レイアーは、帰宅の準備を整えた。そして、セレーネに対して一冊の本を渡す。
「こちらは、宿題代わりです。本当はもう少し先に渡そうと思っていたのですが、今のセレーネ様には適していると判断しました」
「基礎魔術……」
「概要ですね。基礎魔術の大まかな内容という感じです」
「セレーネ様には、まず基礎魔術を学んでいただきます。全ての魔術は、基礎魔術から始まると言われているくらい大事なものです。なので、自主学習をして貰う事で理解度を深めて貰います」
「うん。分かった」
大人しく頷いたセレーネに微笑んで、レイアーはカノンに見送られて帰宅した。
セレーネは、夜の自由時間でレイアーから貰った本を読みながら、自主学習に取り組む。時折、カノンに質問しながら、勉強をしているセレーネは楽しそうにしていた。そんなセレーネを見て、カノンも嬉しい気持ちになった
授業で出て来た用語────────────────────
・魔力……魔術を使用する上で必要になる力。全ての生物は、多い少ないという違いはあるが、絶対に魔力を持っている。魔力の生成器官は、未だ判明していない。ただ生活するだけでも魔力は消耗し続けているが、同時に同量もしくはそれ以上の魔力を生成しているため、枯渇する事はない。また、保有魔力が少なくなれば、必ず生成量の方が勝るようになる。
種族によって魔力を保有する量は変わる。基本的には、エルフ族が一番魔力を持っており、獣人族が一番少ないと言われている。例外として、吸血鬼族の真祖と古代エルフ族がエルフ族よりも多くの魔力を保有出来る。
・魔法……かつて存在した魔法使い達が、権力、承認欲求、食い扶持のために嘘をついた事で生まれたもの。自然現象などを魔法と言い張っていた。原理が解明されて、魔法使いは淘汰された。現在では、原理の分からない能力などを魔法と呼称する事もある。しかし、使用出来ているという事は、ある程度の原理は理解出来ているはずという考え方が強く、魔法は存在しないという考え方が主流になっている。
・魔術……魔力を用いて魔法を再現したものが始まり。そこから研究が進み、既に魔法を超えたものになっている。魔術は大きく分けて、基礎魔術、戦闘魔術、生産魔術、回復魔術の四つに分類される。属性として、火、水、風、土、雷、光、闇という基礎属性とそれらとは異なる上位属性が存在する。
・基礎魔術……全ての基礎となる魔術。主な魔術は属性を顕現させる事。顕現させた属性の形を変えるなど応用力が高い。
・戦闘魔術……対象を害する目的で作られる魔術。殺傷から非殺傷まで幅広い。戦闘を有利にするような魔術に関しても、戦闘魔術の一つに数えられる。
・生産魔術……金属の加工など生産分野に広く使われる魔術。魔術科学の要とも言える魔術。
・回復魔術……医療に用いられる魔術。属性としては、火、水、光、そして上位属性の一つである神聖が使われる。高度な魔術のため、使用出来る者は限られる。
・魔術陣……魔術は、魔術陣を描くことで発動する。魔術陣は、魔術式と呼ばれる文字列と線で描かれる紋様、それらを囲む円から成り立つ。魔術陣への気付きは、子供の落書きによるもの。そのためしばしば魔術は子供の落書きから始まったと言われる。
・詠唱……魔術陣を自動で描くための手段。魔力を込めた言葉によって、特定の紋様や文字を描く。
・無詠唱……自分で魔力を操り魔術陣を描く方法。慣れれば早いが、複雑になればなるほど困難になる。
「お嬢様。先生をお連れしました」
そう言うカノンと一緒に、杏色の長い髪を背中で一本縛りにした碧眼の女性が入ってきた。女性は、セレーネの居室に入ると、扉の前でカーテシーをする。
「初めまして、セレーネ様。私はレイアー・アプリコットと申します。魔術研究所基礎魔術研究室所属研究員見習いをしている魔術師です」
「?」
急に長い肩書きを聞かされて、セレーネは首を傾げていた。
「魔術研究所については?」
「まだ授業の範囲に入っていませんので」
「そうでしたか。魔術研究所とは、魔術の真髄を追い求める研究機関です。私はそこの基礎魔術と呼ばれる魔術を研究する部署に所属している研究員の見習いです」
「研究員じゃないの?」
「まだ入り立てですので。見習いが取れるのは、一人前に実績を残すか、三年所属し続けた時になります」
セレーネにとっては、若干難しい内容だったが、何となくは理解出来ていた。
「では、早速軽い授業をしましょうか」
レイアーがそう言っている間に、カノンが授業のために移動式の黒板を持ってくる。それに対して、レイアーは頭を下げて礼を言う。
荷物を置いて、チョークを取り出し黒板の前に立つ。
「まずは理論から覚えて貰います。少々難しいと思われますが、何となくからで構いません。少しずつ身に着けていきましょう」
「うん」
レイアーは、思っていたよりも意欲的なセレーネに、少し驚いていた。
(親に無理矢理される英才教育だと思っていたけど、この子自身が望んで習いたいみたい。確か、まだ五歳だったはず。もしかしたら、思ったよりも聡明な子なのかも)
そんな事を思いながら、黒板に文字を書いていく。
「まずは、魔術についてです。セレーネ様は、どこまでご存知でしょうか?」
「えっと、魔力を使って魔法を再現した技術?」
「正解です……」
レイアーは、これにも驚く。
(これは……最初から丁寧に授業をしても問題はなさそう。言葉の意味が分からないようなら、そこを教えれば良い)
レイアーは、想定していた教育課程を大幅に変更する事を決める。年齢から幼い子供に教えると想定していたので、本当に簡単に教えようと考えていたからだ。だが、レイアーから見て、今のセレーネはもっとレベルを上げても大丈夫と思わせるだけの素養があった。
「では、セレーネ様もご存知でしょうが、基礎の基礎からやっていきます。魔術の元になる魔法とは何か分かりますか?」
「自然現象とかの原理が不明だった現象を総じて魔法と呼んでいたで合ってる?」
「概ね正しいです。そこに補足で付け足すと、大昔雨や雷などの自然現象を神の感情と呼んでいました。神が泣く。神が怒る。神が喜ぶ。そういった感情によって、天候の変化や火山の噴火、大地震などが引き起こされると信じられていたのです。そこに、自分の手でそれらを引き起こせると言う者達が現れます。これが、魔法使いと呼ばれた存在です」
「じゃあ、魔法も人が使えるものだったの?」
自分の知識にはない事に、セレーネは興味津々だった。その様子に、レイアーは内心喜んでいた。それは、自分がちゃんと楽しい授業を出来ている証拠でもあるからだった。
「いいえ、そう見せ掛けていただけです。実際のところ、魔法使いという存在は嘘っぱちになります。それらの魔法の原理を突き止めた結果、科学という分野が生まれました。そして、これを魔力で再現出来たものが魔術の始まりとなります。では、魔力とは何かお分かりになりますか?」
「えっと、全ての生物が少なからず持つ力で、生きるために必ずしも必要ではないけど、枯渇した状態だと命に関わるもの?」
「はい。基本的には、その認識で間違いありません。魔力は、魔法を使うための力という事で最初は限られた者しか持てないと言われていました。ですが、その存在を身近に感じた人もいました。この人達が魔術を生み出していったのです。因みに、魔力が枯渇した状態が命に関わるというのは、魔力を消費する代わりに生命力を削るためですね。なので、魔力がなくなった状態で、無理矢理魔術を使うのは絶対に止めてください。絶対にです」
「うん」
レイアーの念押しにセレーネは頷いた。念押しする程危険という事を、セレーネも理解した。さすがに、そこが分からない馬鹿ではなかった。それに加えて、そこまで魔力を消費してしまえば、吸血衝動に襲われる。セレーネにとっては、二つの意味で危険な事という風に捉えられる。
「それにしても、思っていたよりも理解していますね」
「うん。これ読んでた」
セレーネが本を取りに行く前に、カノンが動いて魔術の本を持ってきて、セレーネに手渡す。そして、セレーネからレイアーに渡された。面倒くさいが、セレーネから渡したいだろうと考えた結果の行程だった。
「ああ、なるほど。これなら基礎は押えられていますね。では、授業は復習も兼ねて行っていこうと思います」
「うん」
「では、このまま魔力に関して授業していきましょう。魔術を扱う上で、魔力は切っても切り離せないものですから」
レイアーは、比較的分かりやすく噛み砕いて授業をしていく。内容は、魔法、魔力、魔術の基礎についての授業だった。セレーネは、どんどんとメモを取っていくので、カノンがメモを回収して纏めていた。
軽い授業からという風にして始まっていたが、知識を吸収していくセレーネを見て、どんどんと本格的になっていき、本来の授業時間を大幅にオーバーしていった。
時間がオーバーしている事にレイアーも気付いた。
「あっ……すみません。時間を過ぎてしまいました」
「えっ、もっと学びたい。カノン、良いでしょ?」
「駄目です。夕食とお風呂の時間もありますし、先生も先生の生活があります。魔術の授業は一週間に二回。授業の時間は二時間。そういう風に決まっています。例外は今回だけです」
「むぅ……」
「むくれても駄目です」
カノンが譲らないと分かり、セレーネは渋々頷いた。それを見たカノンは、セレーネの頭を優しく撫でる。
「焦らずとも、今日みたいな授業は続きます。本来であれば、早いくらいです。あまり急がずじっくりと学んでいきましょう」
「うん……」
カノンがセレーネの説得をしている間に、レイアーは、帰宅の準備を整えた。そして、セレーネに対して一冊の本を渡す。
「こちらは、宿題代わりです。本当はもう少し先に渡そうと思っていたのですが、今のセレーネ様には適していると判断しました」
「基礎魔術……」
「概要ですね。基礎魔術の大まかな内容という感じです」
「セレーネ様には、まず基礎魔術を学んでいただきます。全ての魔術は、基礎魔術から始まると言われているくらい大事なものです。なので、自主学習をして貰う事で理解度を深めて貰います」
「うん。分かった」
大人しく頷いたセレーネに微笑んで、レイアーはカノンに見送られて帰宅した。
セレーネは、夜の自由時間でレイアーから貰った本を読みながら、自主学習に取り組む。時折、カノンに質問しながら、勉強をしているセレーネは楽しそうにしていた。そんなセレーネを見て、カノンも嬉しい気持ちになった
授業で出て来た用語────────────────────
・魔力……魔術を使用する上で必要になる力。全ての生物は、多い少ないという違いはあるが、絶対に魔力を持っている。魔力の生成器官は、未だ判明していない。ただ生活するだけでも魔力は消耗し続けているが、同時に同量もしくはそれ以上の魔力を生成しているため、枯渇する事はない。また、保有魔力が少なくなれば、必ず生成量の方が勝るようになる。
種族によって魔力を保有する量は変わる。基本的には、エルフ族が一番魔力を持っており、獣人族が一番少ないと言われている。例外として、吸血鬼族の真祖と古代エルフ族がエルフ族よりも多くの魔力を保有出来る。
・魔法……かつて存在した魔法使い達が、権力、承認欲求、食い扶持のために嘘をついた事で生まれたもの。自然現象などを魔法と言い張っていた。原理が解明されて、魔法使いは淘汰された。現在では、原理の分からない能力などを魔法と呼称する事もある。しかし、使用出来ているという事は、ある程度の原理は理解出来ているはずという考え方が強く、魔法は存在しないという考え方が主流になっている。
・魔術……魔力を用いて魔法を再現したものが始まり。そこから研究が進み、既に魔法を超えたものになっている。魔術は大きく分けて、基礎魔術、戦闘魔術、生産魔術、回復魔術の四つに分類される。属性として、火、水、風、土、雷、光、闇という基礎属性とそれらとは異なる上位属性が存在する。
・基礎魔術……全ての基礎となる魔術。主な魔術は属性を顕現させる事。顕現させた属性の形を変えるなど応用力が高い。
・戦闘魔術……対象を害する目的で作られる魔術。殺傷から非殺傷まで幅広い。戦闘を有利にするような魔術に関しても、戦闘魔術の一つに数えられる。
・生産魔術……金属の加工など生産分野に広く使われる魔術。魔術科学の要とも言える魔術。
・回復魔術……医療に用いられる魔術。属性としては、火、水、光、そして上位属性の一つである神聖が使われる。高度な魔術のため、使用出来る者は限られる。
・魔術陣……魔術は、魔術陣を描くことで発動する。魔術陣は、魔術式と呼ばれる文字列と線で描かれる紋様、それらを囲む円から成り立つ。魔術陣への気付きは、子供の落書きによるもの。そのためしばしば魔術は子供の落書きから始まったと言われる。
・詠唱……魔術陣を自動で描くための手段。魔力を込めた言葉によって、特定の紋様や文字を描く。
・無詠唱……自分で魔力を操り魔術陣を描く方法。慣れれば早いが、複雑になればなるほど困難になる。
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