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第1章~すみれの陥落~
少しさかのぼって
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「私のセーラー服がっ!」
彼女がトイレの床の水に飛び込むことに躊躇はなかった。いや、躊躇する隙さえ与えられなかったのだ。いくら正常な判断が不可能になりつつあったすみれであっても、ほんの少しの考える時間があればこのような行動に出ることはなかっただろう。だからこそ、彼女に考える隙を与えないようにこのゲームをセットしたのだ。
4月上旬の水は冷たかった。まず下半身の隠れていない足が水にぬれ、すぐにブルマもびしょびしょになってしまった。水は留まることを知らず、彼女の白Tシャツを濡らし、それでもなお一直線に排水溝、つまりはすみれの大切な制服へと向かっていった。その水を抑えようと体の下から前方に流れ出る吸収しきれなかった水を少しでもまた吸収しようとその水流に上半身をこすりつけた。しかし皮肉にも完全に濡れて彼女の素肌にピッタリのくっついた白Tシャツは全く吸水しないどころか、かえって水の押しつぶしたことにより水の速度が上がってしまった。体の全面だけでは防ぎきれないと悟ったすみれは背中、脇腹、袖口、あらゆるこころで水を吸収させようとした。普段なら触りたくもないトイレの床の水にもかかわらず、である。すみれはできる限り最大限のトイレの水を自身が着ている体育着へと吸収させた。それでも水は排水溝へと到達してしまったのである。
その後、掃除を命令されて一人になったすみれは自分が寒いと感じていることに気が付いた。あまりにもショッキングな出来事だったため、水が冷たいと感じたのは一瞬だったのだ。しかしいったん落ち着くと、寒くないわけがない。しかしその場から起き上がることのできないすみれはその寒さをどうしようもすることができない。水から離れてしまえば太い血管が通っている部分、例えばまた下から太ももに内側にかけての部分や、肩・首周りから体温で乾いていく。たとえ乾いたとしても強烈なアンモニア臭に全身が包まれることになるが、それは致し方のないことだろう。しかし、すみれは自身の着ている体育着意を乾かすことはできない。掃除を命令されているからだ。自身の体操服を使ってトイレの床を磨くのだから、体育着が乾くわけがない。すみれはその現実に絶望しながらも掃除を開始したのだった。
彼女がトイレの床の水に飛び込むことに躊躇はなかった。いや、躊躇する隙さえ与えられなかったのだ。いくら正常な判断が不可能になりつつあったすみれであっても、ほんの少しの考える時間があればこのような行動に出ることはなかっただろう。だからこそ、彼女に考える隙を与えないようにこのゲームをセットしたのだ。
4月上旬の水は冷たかった。まず下半身の隠れていない足が水にぬれ、すぐにブルマもびしょびしょになってしまった。水は留まることを知らず、彼女の白Tシャツを濡らし、それでもなお一直線に排水溝、つまりはすみれの大切な制服へと向かっていった。その水を抑えようと体の下から前方に流れ出る吸収しきれなかった水を少しでもまた吸収しようとその水流に上半身をこすりつけた。しかし皮肉にも完全に濡れて彼女の素肌にピッタリのくっついた白Tシャツは全く吸水しないどころか、かえって水の押しつぶしたことにより水の速度が上がってしまった。体の全面だけでは防ぎきれないと悟ったすみれは背中、脇腹、袖口、あらゆるこころで水を吸収させようとした。普段なら触りたくもないトイレの床の水にもかかわらず、である。すみれはできる限り最大限のトイレの水を自身が着ている体育着へと吸収させた。それでも水は排水溝へと到達してしまったのである。
その後、掃除を命令されて一人になったすみれは自分が寒いと感じていることに気が付いた。あまりにもショッキングな出来事だったため、水が冷たいと感じたのは一瞬だったのだ。しかしいったん落ち着くと、寒くないわけがない。しかしその場から起き上がることのできないすみれはその寒さをどうしようもすることができない。水から離れてしまえば太い血管が通っている部分、例えばまた下から太ももに内側にかけての部分や、肩・首周りから体温で乾いていく。たとえ乾いたとしても強烈なアンモニア臭に全身が包まれることになるが、それは致し方のないことだろう。しかし、すみれは自身の着ている体育着意を乾かすことはできない。掃除を命令されているからだ。自身の体操服を使ってトイレの床を磨くのだから、体育着が乾くわけがない。すみれはその現実に絶望しながらも掃除を開始したのだった。
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