体操服姿の掃除奴隷

yamotomegu

文字の大きさ
12 / 55
第1章~すみれの陥落~

少しさかのぼって

しおりを挟む
「私のセーラー服がっ!」

彼女がトイレの床の水に飛び込むことに躊躇はなかった。いや、躊躇する隙さえ与えられなかったのだ。いくら正常な判断が不可能になりつつあったすみれであっても、ほんの少しの考える時間があればこのような行動に出ることはなかっただろう。だからこそ、彼女に考える隙を与えないようにこのゲームをセットしたのだ。



4月上旬の水は冷たかった。まず下半身の隠れていない足が水にぬれ、すぐにブルマもびしょびしょになってしまった。水は留まることを知らず、彼女の白Tシャツを濡らし、それでもなお一直線に排水溝、つまりはすみれの大切な制服へと向かっていった。その水を抑えようと体の下から前方に流れ出る吸収しきれなかった水を少しでもまた吸収しようとその水流に上半身をこすりつけた。しかし皮肉にも完全に濡れて彼女の素肌にピッタリのくっついた白Tシャツは全く吸水しないどころか、かえって水の押しつぶしたことにより水の速度が上がってしまった。体の全面だけでは防ぎきれないと悟ったすみれは背中、脇腹、袖口、あらゆるこころで水を吸収させようとした。普段なら触りたくもないトイレの床の水にもかかわらず、である。すみれはできる限り最大限のトイレの水を自身が着ている体育着へと吸収させた。それでも水は排水溝へと到達してしまったのである。



その後、掃除を命令されて一人になったすみれは自分が寒いと感じていることに気が付いた。あまりにもショッキングな出来事だったため、水が冷たいと感じたのは一瞬だったのだ。しかしいったん落ち着くと、寒くないわけがない。しかしその場から起き上がることのできないすみれはその寒さをどうしようもすることができない。水から離れてしまえば太い血管が通っている部分、例えばまた下から太ももに内側にかけての部分や、肩・首周りから体温で乾いていく。たとえ乾いたとしても強烈なアンモニア臭に全身が包まれることになるが、それは致し方のないことだろう。しかし、すみれは自身の着ている体育着意を乾かすことはできない。掃除を命令されているからだ。自身の体操服を使ってトイレの床を磨くのだから、体育着が乾くわけがない。すみれはその現実に絶望しながらも掃除を開始したのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ナースコール

wawabubu
大衆娯楽
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...