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第二話『魔法言語』
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「……ってことなんだけど、信じてくれる?」
中学校の入学式で校長先生の言葉を聞いていた時から今にいたるまでの状況を説明し終えた絵梨は、自分に話しかけてくれた女の子の表情をうかがう。
「う~ん、ちょっと難しいかな」
女の子は気まずそうな表情をしながらこちらを見る。
やっぱり信じてもらえないんだと、絵梨は悲しくなって肩を落とした。
「でも、信ぴょう性はあると思う」
「信ぴょう性?」
女の子が急に難しい言葉を使ってきたので、絵梨は顔を上げた。
「うん、だって、リーエの本当の名前って、その、セミジ……、エリ?」
「清水絵梨だよ」
絵梨は自分の名前を一つ一つはっきりと発音した。
「そう、そのシミジセリ」
女の子はまた間違えていたが、絵梨は何も言わなかった。
まるで外国の人がカタコトの日本語を発音しているみたいな言い方だった。
「その名前って、私達の使っている言葉と違う言葉なんだよ。まだ習っていない魔法言語はたくさんあるけど、私ちょっとだけ予習してて、アユティス語とニニエル語なら少しだけわかるんだ。リーエの本当の名前って、ぜんぜん魔法言語っぽくない」
いろいろと知らない単語が出てきて、絵梨は頭が混乱しそうになる。
「えっと、魔法言語っぽくないと、何がわかるの?」
「つまり、リーエが大昔にいた人間である可能性は否定できないってことかな。約七百年前に人間はいん石によって絶滅したから、その人間が使っていた言葉をしゃべれる人はこの世界にいないはずなのに。ちなみに、リーエの本当の名前はなんていう言葉なの?」
「日本語だけど」
絵梨はそう答えたすぐあとであることに気づく。
「ちょっと待って、人間が絶滅した?」
「うん、初等教育のラルーシン前史で習うことだよ。約七百年前、地球に落ちてきたいん石で人間が絶滅して、地球は生き物が住めない星になったの。でも、ソフィ学園長が地球の一部だけを魔法で切り取って、今のこの世界、魔法大陸ラルーシンを作ったって」
絵梨は頭の中が真っ白になった。
知らない単語が次々と耳に入ってくるだけでも頭いっぱいだったのに、まさか人間が絶滅したなんて話を聞かされるとは思っていなかったからだ。しかも、七百年も前のことなんて、想像すらできない大昔の出来事だ。
今まで自分は人間の世界から魔法使いの世界へと飛ばされたのではないかと思っていた。しかし、女の子を話を聞くかぎり、違う世界に飛ばされたというよりも遠い未来へタイムスリップしてしまったのかもしれなかった。
絵梨は自己紹介の時のみんなの反応を思い出す。
誰かが「人間なんているわけないじゃん!」と言っていた。人間は絶滅したと習っているのなら、その反応はまったく変ではない。もし、私が恐竜を見たという友達の話を聞いても「恐竜なんているわけないじゃん!」と答えるのとまったく同じことが起きていたんだ。
頭の中がぐるぐると回っている中、絵梨は一つ疑問を覚えた。
「だったら、なんで私の言葉が分かるの? 私は日本語をしゃべっているのに」
「えっ、そうなの?」
女の子は本当にびっくりした様子だ。
「私にはラルーシン語をしゃべっているように聞こえるけど。でも、リーエが本当に人間だとしたら、私からすればなんでこっちの言葉が分かるの? って感じだもんね。じゃあ、これはなんて書いてあるか読める?」
女の子は自己紹介の時にシウキィ先生がやっていたように、何かを描くように宙で指先を動かす。すると、私の目の前に薄い光で見慣れない文字が浮かび上がった。
いや、ついさっき、これと似たような文字を見たことあるような気がする。
「ごめん、分からない」
「本当に? これ、リーエの名前だよ」
そう言われて、絵梨は思い出した。
そうだ、これは自己紹介の時に黒板で見た文字だ。あれは私の名前が書いてあったんだ。って言っても本当の名前じゃないけど。
「じゃあ、次はリーエの本当の名前を書いてみてくれる? どんな文字で書くの?」
女の子はこちらに期待するような目を向けてきた。
その視線に急かされるように、絵梨はどこかに書くものがないかと自分の机の中を探す。
「えっと、今書くものがないみたいで……」
「魔法で書いたらいいよ」
当然のようにそう言われた絵梨は戸惑った。
「魔法なんて使えないよ」
「使えない? ラルーシン語は喋れるのに、魔法は描けないの?」
女の子は困惑するような表情をしつつも、ローブのそでの下から羽根ペンを取り出す。
「それじゃあ、これを使っていいよ。このペンなら魔法を描けなくても文字が書けるから」
絵梨はその羽根ペンを受け取った。
紙を渡されないところを見るに、このペンで宙に文字を書くということなのだろう。そう思った絵梨はおそるおそる羽根ペンを持ち上げて、空中に『清水絵梨』の漢字を書いた。
薄い光で書かれた『清水絵梨』の漢字を、女の子は興味深そうに見つめている。
「うわあ、すごく複雑な文字。これをその、シミズメリって読むんだよね?」
おしい、あとちょっとで正しく発音できていたのに。
「うん、そうだよ。これが私の使っている言葉、日本語の漢字って文字なんだ。ちなみにひらがなって文字で書くとこうなる」
絵梨がその下に『しみずえり』と書くと、女の子は感心したようにうなずく。
「へ~、同じ言葉でも違う文字を使うんだね。こっちの文字はアユティス語に近いかも」
その声はどこか心を弾ませたように明るく、女の子はローブのえりの内側から古めかしい薄めの本を取り出すと、白紙のページを開いてから指先を宙で動かす。
それも魔法なのか、薄い光で書かれた『清水絵梨』と『しみずえり』の文字が女の子の手に持つ本へと吸い寄せられて、白紙のページの上にぴたりとはりついた。まるでそのページに直接書きこまれたみたいに、その文字にはインクの色がくっきりと浮かんでいる。
「ラルーシン語は分かるのに、魔法言語は読めないし魔法も描けない。でも、人間の使っていた言葉を知っている。リーエは本当に人間なのかも。ねえ、リーエのいた世界は……」
そう言いかけた時、教室の扉が開いた。
「みなさん、お待たせしましたわ。今から魔法使い科の寮へとご案内いたします」
教室に戻ってきたシウキィ先生は「廊下に出て整列するように」と指示を出す。
生徒たちはおしゃべりをやめて、先生の指示に従って教室を出ていく。
「私たちも行かなくちゃ。私、ルルティっていうの。またあとでお話しようね?」
自分に話しかけてくれた女の子ルルティも廊下へと出ていってしまった。
絵梨は不安でいっぱいだった。分からないことがさらに増えて、自分の元いた中学校の入学式、もっと言えば過去の世界に戻れるのかどうかも怪しくなってきたからだ。
それでも自分のことを話せる友達ができたことだけはとても心強かった。
中学校の入学式で校長先生の言葉を聞いていた時から今にいたるまでの状況を説明し終えた絵梨は、自分に話しかけてくれた女の子の表情をうかがう。
「う~ん、ちょっと難しいかな」
女の子は気まずそうな表情をしながらこちらを見る。
やっぱり信じてもらえないんだと、絵梨は悲しくなって肩を落とした。
「でも、信ぴょう性はあると思う」
「信ぴょう性?」
女の子が急に難しい言葉を使ってきたので、絵梨は顔を上げた。
「うん、だって、リーエの本当の名前って、その、セミジ……、エリ?」
「清水絵梨だよ」
絵梨は自分の名前を一つ一つはっきりと発音した。
「そう、そのシミジセリ」
女の子はまた間違えていたが、絵梨は何も言わなかった。
まるで外国の人がカタコトの日本語を発音しているみたいな言い方だった。
「その名前って、私達の使っている言葉と違う言葉なんだよ。まだ習っていない魔法言語はたくさんあるけど、私ちょっとだけ予習してて、アユティス語とニニエル語なら少しだけわかるんだ。リーエの本当の名前って、ぜんぜん魔法言語っぽくない」
いろいろと知らない単語が出てきて、絵梨は頭が混乱しそうになる。
「えっと、魔法言語っぽくないと、何がわかるの?」
「つまり、リーエが大昔にいた人間である可能性は否定できないってことかな。約七百年前に人間はいん石によって絶滅したから、その人間が使っていた言葉をしゃべれる人はこの世界にいないはずなのに。ちなみに、リーエの本当の名前はなんていう言葉なの?」
「日本語だけど」
絵梨はそう答えたすぐあとであることに気づく。
「ちょっと待って、人間が絶滅した?」
「うん、初等教育のラルーシン前史で習うことだよ。約七百年前、地球に落ちてきたいん石で人間が絶滅して、地球は生き物が住めない星になったの。でも、ソフィ学園長が地球の一部だけを魔法で切り取って、今のこの世界、魔法大陸ラルーシンを作ったって」
絵梨は頭の中が真っ白になった。
知らない単語が次々と耳に入ってくるだけでも頭いっぱいだったのに、まさか人間が絶滅したなんて話を聞かされるとは思っていなかったからだ。しかも、七百年も前のことなんて、想像すらできない大昔の出来事だ。
今まで自分は人間の世界から魔法使いの世界へと飛ばされたのではないかと思っていた。しかし、女の子を話を聞くかぎり、違う世界に飛ばされたというよりも遠い未来へタイムスリップしてしまったのかもしれなかった。
絵梨は自己紹介の時のみんなの反応を思い出す。
誰かが「人間なんているわけないじゃん!」と言っていた。人間は絶滅したと習っているのなら、その反応はまったく変ではない。もし、私が恐竜を見たという友達の話を聞いても「恐竜なんているわけないじゃん!」と答えるのとまったく同じことが起きていたんだ。
頭の中がぐるぐると回っている中、絵梨は一つ疑問を覚えた。
「だったら、なんで私の言葉が分かるの? 私は日本語をしゃべっているのに」
「えっ、そうなの?」
女の子は本当にびっくりした様子だ。
「私にはラルーシン語をしゃべっているように聞こえるけど。でも、リーエが本当に人間だとしたら、私からすればなんでこっちの言葉が分かるの? って感じだもんね。じゃあ、これはなんて書いてあるか読める?」
女の子は自己紹介の時にシウキィ先生がやっていたように、何かを描くように宙で指先を動かす。すると、私の目の前に薄い光で見慣れない文字が浮かび上がった。
いや、ついさっき、これと似たような文字を見たことあるような気がする。
「ごめん、分からない」
「本当に? これ、リーエの名前だよ」
そう言われて、絵梨は思い出した。
そうだ、これは自己紹介の時に黒板で見た文字だ。あれは私の名前が書いてあったんだ。って言っても本当の名前じゃないけど。
「じゃあ、次はリーエの本当の名前を書いてみてくれる? どんな文字で書くの?」
女の子はこちらに期待するような目を向けてきた。
その視線に急かされるように、絵梨はどこかに書くものがないかと自分の机の中を探す。
「えっと、今書くものがないみたいで……」
「魔法で書いたらいいよ」
当然のようにそう言われた絵梨は戸惑った。
「魔法なんて使えないよ」
「使えない? ラルーシン語は喋れるのに、魔法は描けないの?」
女の子は困惑するような表情をしつつも、ローブのそでの下から羽根ペンを取り出す。
「それじゃあ、これを使っていいよ。このペンなら魔法を描けなくても文字が書けるから」
絵梨はその羽根ペンを受け取った。
紙を渡されないところを見るに、このペンで宙に文字を書くということなのだろう。そう思った絵梨はおそるおそる羽根ペンを持ち上げて、空中に『清水絵梨』の漢字を書いた。
薄い光で書かれた『清水絵梨』の漢字を、女の子は興味深そうに見つめている。
「うわあ、すごく複雑な文字。これをその、シミズメリって読むんだよね?」
おしい、あとちょっとで正しく発音できていたのに。
「うん、そうだよ。これが私の使っている言葉、日本語の漢字って文字なんだ。ちなみにひらがなって文字で書くとこうなる」
絵梨がその下に『しみずえり』と書くと、女の子は感心したようにうなずく。
「へ~、同じ言葉でも違う文字を使うんだね。こっちの文字はアユティス語に近いかも」
その声はどこか心を弾ませたように明るく、女の子はローブのえりの内側から古めかしい薄めの本を取り出すと、白紙のページを開いてから指先を宙で動かす。
それも魔法なのか、薄い光で書かれた『清水絵梨』と『しみずえり』の文字が女の子の手に持つ本へと吸い寄せられて、白紙のページの上にぴたりとはりついた。まるでそのページに直接書きこまれたみたいに、その文字にはインクの色がくっきりと浮かんでいる。
「ラルーシン語は分かるのに、魔法言語は読めないし魔法も描けない。でも、人間の使っていた言葉を知っている。リーエは本当に人間なのかも。ねえ、リーエのいた世界は……」
そう言いかけた時、教室の扉が開いた。
「みなさん、お待たせしましたわ。今から魔法使い科の寮へとご案内いたします」
教室に戻ってきたシウキィ先生は「廊下に出て整列するように」と指示を出す。
生徒たちはおしゃべりをやめて、先生の指示に従って教室を出ていく。
「私たちも行かなくちゃ。私、ルルティっていうの。またあとでお話しようね?」
自分に話しかけてくれた女の子ルルティも廊下へと出ていってしまった。
絵梨は不安でいっぱいだった。分からないことがさらに増えて、自分の元いた中学校の入学式、もっと言えば過去の世界に戻れるのかどうかも怪しくなってきたからだ。
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