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第2部/鎖女の話をした少女の話
鎖女の消滅と夢見心地
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鎖女の動きが止まった。
苦しげに呻き、喉を掻きむしる。鎖がジャラジャラ鳴る。
また甲高い音。……いや、音色だ。
ホイッスルみたいな、彼方まで届きそうな。
あたしたちが黒板の引っ掻き音を厭うように、鎖女は不思議な音色でのたうち回る。
呆然としていると、あたしは誰かに肩をつかまれて引っ張られた。
「無事かっ!?」
「……柏木先輩!?」
柏木先輩のたくましい腕に抱えられて、一気に現実に返ってこれた。
先輩が彫刻みたいに整った顔を近づけて、囁いた。
「俺から離れるなよ」
(……ッ!)
その刹那、心臓がギュンッとなった。
冷たかった手足に一瞬で熱が戻る。
「――鎖女、今度こそ祓ってやる」
柏木先輩が、空いている左手でポケットからガラスの小瓶を取り出した。
器用に親指でフタを開ける。ふわっと、さわやかな植物の香りがした。
「清めたまえ!」
小瓶の水を鎖女にかける――と、
〝ァアアァアァァアァアアアァアア!!〟
地響きさながらの叫喚。
鎖女が地面に倒れる。激しく全身を痙攣させ、激しく金属音を立てる。
それでも。
〝やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろォァア!!〟
鎖女はそう訴え続けた。
消える、その寸前まで。
真夏の自動車のボンネットに水をかけて発生する水蒸気みたいに、
跡形もなく、鎖女は消えた。
「……」
それを確認すると、柏木先輩があたしに言った。
「大丈夫か?」
「あ……」
「見たところ外傷はないようだが、どこか痛むか?」
「あ、あぅ……」
頷くと、先輩は安堵の息を漏らし、次に咎めるような口調になった。
「だから鎖女の話をするなと言っただろう」
そうだ。あれは鎖女。
怪談の世界にだけ存在するはずの、異形のモノ。
(あの噂は、本当だったんだ……)
――いや……
それもかなり重要だけど……
「あ、あの、柏木先輩」
「ん?」
「ち、近いです……っ!」
数秒後、柏木先輩は言葉の意味を理解して、目をガン開いた。
そうなの近いの!
あたし今、柏木先輩に肩がっつりつかまれちゃってさ、抱き寄せられてさ、
ぶっちゃけキスしそーな距離なの!
(耳が熱い。ほっぺたも熱い!)
こんなド近くでイケメンを拝んだことがない。
さっきまで恐怖で縮こまっていた心臓が、めっちゃ暴れてる!
「すまん」
柏木先輩がやんわりと手を離した。気まずそーに。
その熱い手のひらが、なんとなく惜しく感じた。
「焦ったばかりに、女性に失礼なことをしたな。悪かった」
言葉はクールだけど、大きな手で額を抑えて、ものすごく申し訳なさそうに謝る先輩。
(気のせいかな……)
先輩のほっぺた、ちょっと赤くなってない……?
って、いやいや!
さっきまでマジで死ぬかと思ったのに、なに考えてるのあたし!
うう、完全に感情がバグってる。
ていうか今、先輩、『女性』って言った?
(ワイルドな見かけによらず、言葉遣いが紳士的なんだな……)
じっくり先輩を盗み見た後、あたしは改めてお礼を言った。
「大丈夫です。助けてくれてありがとうございました!」
柏木先輩は佇まいを直して、「いや……」と言った後、
「まあつまり、こういうことだ」
「……こういうこと、なんですね」
鎖女は実在する。
つまりそういうことなのだ。
「実はこれまで、鎖女を五回ほど祓ったことがある」
「え?」
予想外の言葉に、目を見張った。
「祓ったっていうのは、あの小瓶のお水をかけたやつ……ですか?」
「そう。詳しくは言えないが、あの水には強い浄化の作用がある。俺の、〈拝み屋〉としての師が作った除霊道具だ。最初に動きを止めるために吹いた笛も」
先輩は、鎖女がいた位置に視線を戻す。
「先ほどのように雲散霧消したら浄化された証なんだが……どういうわけか、鎖女は復活するんだ」
「え?」
「何度でも、噂話をした人間の前に現れるんだよ」
(何度でも……)
その言葉を噛み締めて、改めてゾッとした。
あたしはどっちかっていうと、ホラー系に強い。
お化け屋敷だってへっちゃらだし、心霊写真や動画なんて鼻で笑っちゃう。
それなのに。
鎖女の前では、声もロクに出なかった。
初めて遭遇した、自分と『違いすぎる』モノ。
存在する世界線が徹底的に異なるモノ。
本当で、本気で、本物の恐怖って、
……思考を真っ白にさせるんだな……
「――どこだ?」
とっ散らかった思考を整理していると、先輩の渋い声音が頭上に落ちてきた。
「家はどこだ。送る」
先輩がポケットから鍵を取り出した。バイクのキーだ。
促されて少し歩くと、近くの空き地に大型のバイクが停めてあった。
よく磨かれた黒いボディ。バイクに詳しくないあたしでも、カッコイイと見惚れちゃうレベル。
「やっ、大丈夫ですよ! うち、すぐ近くですし!」
ブンブンブン! 高速で首を振るあたしに、柏木先輩は目を細めた。
「また鎖女が襲ってくる可能性がある。頼むから、送らせてくれ」
真剣な表情で、顔を覗き込まれて。
じっと見つめられて。
先輩の綺麗な瞳に、あたしが映って。
胸に、ふわっと風が吹いた気がした。
……「はい」と夢見心地で頷くと、
「良かった」
と、先輩は口元に微かに笑みを滲ませた。
(それ、反則です……)
そうして先輩は、バイクのブレーキランプの上につけたケースから予備のヘルメットを取り出して、あたしに被せてきた。
先輩の長い指が、あたしの首に伸ばされ、あごの紐を結ぶ。
ドキドキが止まらない。止まるわけがない。
バイクが走り出すと、あっという間に家に着いた。
「ありがとうございました、色々と……本当に……」
しどろもどろにお礼を言うあたし。
「ああ」と短く返す柏木先輩。
でも、先輩はバイクに跨ったまま、去ろうとしなかった。
(あたしが家に入るまで、見守ってくれてるんだ……)
そう気づいて、胸の奥に、まんまるくてあたたかいものが生まれた。そんな心地がした。
玄関のドアを閉めると、遠ざかるバイクのエンジン音が聞こえた。
「……」
名残惜しくて、しばらくドアの前から動けなかった。
ママに「おかえり」って声をかけられてなかったら、もしかしたらしゃがみ込んでいたかも……
二階の自分の部屋に行く。
スクバを床に置いて、花柄のシーツを敷いたベッドに倒れ込んだ。
リボンの形のクッションに顔を埋める。
まだ、心臓がドキドキしてる。
「今日はものすごくヤバい目に遭ったなぁ……」
まさか心霊現象にぶち当たるなんて。
今夜眠れるかな。
でも。
(先輩の手、熱かったな……)
自分の肩に触れてみる。
微かに残った先輩の熱が、いつまでも引かない。
柏木先輩。
まるで王子さま……ううん。
(騎士みたいだった……)
生まれて初めてホンモノのお化けを見た。
でもあたしの頭は、
先輩のことで、いっぱいだった。
苦しげに呻き、喉を掻きむしる。鎖がジャラジャラ鳴る。
また甲高い音。……いや、音色だ。
ホイッスルみたいな、彼方まで届きそうな。
あたしたちが黒板の引っ掻き音を厭うように、鎖女は不思議な音色でのたうち回る。
呆然としていると、あたしは誰かに肩をつかまれて引っ張られた。
「無事かっ!?」
「……柏木先輩!?」
柏木先輩のたくましい腕に抱えられて、一気に現実に返ってこれた。
先輩が彫刻みたいに整った顔を近づけて、囁いた。
「俺から離れるなよ」
(……ッ!)
その刹那、心臓がギュンッとなった。
冷たかった手足に一瞬で熱が戻る。
「――鎖女、今度こそ祓ってやる」
柏木先輩が、空いている左手でポケットからガラスの小瓶を取り出した。
器用に親指でフタを開ける。ふわっと、さわやかな植物の香りがした。
「清めたまえ!」
小瓶の水を鎖女にかける――と、
〝ァアアァアァァアァアアアァアア!!〟
地響きさながらの叫喚。
鎖女が地面に倒れる。激しく全身を痙攣させ、激しく金属音を立てる。
それでも。
〝やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろォァア!!〟
鎖女はそう訴え続けた。
消える、その寸前まで。
真夏の自動車のボンネットに水をかけて発生する水蒸気みたいに、
跡形もなく、鎖女は消えた。
「……」
それを確認すると、柏木先輩があたしに言った。
「大丈夫か?」
「あ……」
「見たところ外傷はないようだが、どこか痛むか?」
「あ、あぅ……」
頷くと、先輩は安堵の息を漏らし、次に咎めるような口調になった。
「だから鎖女の話をするなと言っただろう」
そうだ。あれは鎖女。
怪談の世界にだけ存在するはずの、異形のモノ。
(あの噂は、本当だったんだ……)
――いや……
それもかなり重要だけど……
「あ、あの、柏木先輩」
「ん?」
「ち、近いです……っ!」
数秒後、柏木先輩は言葉の意味を理解して、目をガン開いた。
そうなの近いの!
あたし今、柏木先輩に肩がっつりつかまれちゃってさ、抱き寄せられてさ、
ぶっちゃけキスしそーな距離なの!
(耳が熱い。ほっぺたも熱い!)
こんなド近くでイケメンを拝んだことがない。
さっきまで恐怖で縮こまっていた心臓が、めっちゃ暴れてる!
「すまん」
柏木先輩がやんわりと手を離した。気まずそーに。
その熱い手のひらが、なんとなく惜しく感じた。
「焦ったばかりに、女性に失礼なことをしたな。悪かった」
言葉はクールだけど、大きな手で額を抑えて、ものすごく申し訳なさそうに謝る先輩。
(気のせいかな……)
先輩のほっぺた、ちょっと赤くなってない……?
って、いやいや!
さっきまでマジで死ぬかと思ったのに、なに考えてるのあたし!
うう、完全に感情がバグってる。
ていうか今、先輩、『女性』って言った?
(ワイルドな見かけによらず、言葉遣いが紳士的なんだな……)
じっくり先輩を盗み見た後、あたしは改めてお礼を言った。
「大丈夫です。助けてくれてありがとうございました!」
柏木先輩は佇まいを直して、「いや……」と言った後、
「まあつまり、こういうことだ」
「……こういうこと、なんですね」
鎖女は実在する。
つまりそういうことなのだ。
「実はこれまで、鎖女を五回ほど祓ったことがある」
「え?」
予想外の言葉に、目を見張った。
「祓ったっていうのは、あの小瓶のお水をかけたやつ……ですか?」
「そう。詳しくは言えないが、あの水には強い浄化の作用がある。俺の、〈拝み屋〉としての師が作った除霊道具だ。最初に動きを止めるために吹いた笛も」
先輩は、鎖女がいた位置に視線を戻す。
「先ほどのように雲散霧消したら浄化された証なんだが……どういうわけか、鎖女は復活するんだ」
「え?」
「何度でも、噂話をした人間の前に現れるんだよ」
(何度でも……)
その言葉を噛み締めて、改めてゾッとした。
あたしはどっちかっていうと、ホラー系に強い。
お化け屋敷だってへっちゃらだし、心霊写真や動画なんて鼻で笑っちゃう。
それなのに。
鎖女の前では、声もロクに出なかった。
初めて遭遇した、自分と『違いすぎる』モノ。
存在する世界線が徹底的に異なるモノ。
本当で、本気で、本物の恐怖って、
……思考を真っ白にさせるんだな……
「――どこだ?」
とっ散らかった思考を整理していると、先輩の渋い声音が頭上に落ちてきた。
「家はどこだ。送る」
先輩がポケットから鍵を取り出した。バイクのキーだ。
促されて少し歩くと、近くの空き地に大型のバイクが停めてあった。
よく磨かれた黒いボディ。バイクに詳しくないあたしでも、カッコイイと見惚れちゃうレベル。
「やっ、大丈夫ですよ! うち、すぐ近くですし!」
ブンブンブン! 高速で首を振るあたしに、柏木先輩は目を細めた。
「また鎖女が襲ってくる可能性がある。頼むから、送らせてくれ」
真剣な表情で、顔を覗き込まれて。
じっと見つめられて。
先輩の綺麗な瞳に、あたしが映って。
胸に、ふわっと風が吹いた気がした。
……「はい」と夢見心地で頷くと、
「良かった」
と、先輩は口元に微かに笑みを滲ませた。
(それ、反則です……)
そうして先輩は、バイクのブレーキランプの上につけたケースから予備のヘルメットを取り出して、あたしに被せてきた。
先輩の長い指が、あたしの首に伸ばされ、あごの紐を結ぶ。
ドキドキが止まらない。止まるわけがない。
バイクが走り出すと、あっという間に家に着いた。
「ありがとうございました、色々と……本当に……」
しどろもどろにお礼を言うあたし。
「ああ」と短く返す柏木先輩。
でも、先輩はバイクに跨ったまま、去ろうとしなかった。
(あたしが家に入るまで、見守ってくれてるんだ……)
そう気づいて、胸の奥に、まんまるくてあたたかいものが生まれた。そんな心地がした。
玄関のドアを閉めると、遠ざかるバイクのエンジン音が聞こえた。
「……」
名残惜しくて、しばらくドアの前から動けなかった。
ママに「おかえり」って声をかけられてなかったら、もしかしたらしゃがみ込んでいたかも……
二階の自分の部屋に行く。
スクバを床に置いて、花柄のシーツを敷いたベッドに倒れ込んだ。
リボンの形のクッションに顔を埋める。
まだ、心臓がドキドキしてる。
「今日はものすごくヤバい目に遭ったなぁ……」
まさか心霊現象にぶち当たるなんて。
今夜眠れるかな。
でも。
(先輩の手、熱かったな……)
自分の肩に触れてみる。
微かに残った先輩の熱が、いつまでも引かない。
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