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第三章 暗躍する者達
第32話 日記
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朱莉は今日も、風祭家の居間でテーブルに向かう。
この数日、片付けられないテーブルの上。
そして、今日は絵日記。
絵に描かれるのは、重なり合う男女。
昨日私はついに、颯司と一線を越えた。
窓から差し込む朝陽の中で、重なり合う体、そして彼の手は私の胸に。
それは、わずかな時間だった、だが、私の体は感動と快感に打ち震える。
私は起き出す彼を追いかけながら、心からの声が漏れる。
「待って……」
そう、まだ終わってはいけない。
此処で彼を引き留めて、続きをしなければだめ、心の中で何かがつぶやく。
「ここは囁くかしらね……」
スパーンといい音が、私の頭から響く。
「痛いわね」
「痛い、じゃない。何を考えているの? そんな日記、十八禁じゃない」
「えっそう? 朝練をしてさ、丁度朝陽が上がってきたときに、一本負けしちゃってさ。悔しいからもう一本て。ええ、これのどこが十八禁? どこをどう読めばそう見えるの、そんな事ばかり考えているから、そう見えているんじゃないの雫ちゃん。説明をしてよ」
朱莉はそう言って、ニヤニヤと笑う。
「おおい。宿題の終わっていない朱莉は置いといて、アマンダの指導たのむ。アイツ俺だと胸を押しつけてきたり、足を搦めてくるんだ。昨日は組み合っていて頭突きを躱したらキスされて、力が抜けた隙に投げられそうになったんだよ。勝利に関すことにがむしゃらは良いのだけど、ちょっと、こっちが辛くて」
本音が口をついてしまった。
アマンダの魅力的な体は、颯司のオスの部分に刺さる。
だがその前の言葉が、インパクトが強く、雫は気がつかなかった。
「私が行く。すぐに殺すから安心をして」
雫がすっくと立ち上がり、ずんずんと道場へ向かう。
「おおい殺しちゃだめだよ、もう登録をしたから、あとで面倒にある」
特殊な任務が多く、武器も携帯する必要があるため、関係者は国に登録される。
そのじゃれ合いとも言える姿を見て、朱莉はため息を付く。
「私だってさ、好きで勉強が嫌いなわけじゃないし、ちょっと集中できないというか、他のことの方がおもしろいし、颯司だって、私の気持ち知っているはずなのにさ、幼馴染みだからさって、雫も同じ扱いだし……」
ハーレムが望みだったら、雫とはいやじゃ無いし、楽なんだけどなぁ。
将来私は専業主婦で、颯司が稼いで、雫がお風呂掃除とかお料理をしてさ、私はゲーム相手と、その…… 家のために毎日、小作りとか…… うふっ。いいなあそれっ。
気がつけば妄想が膨らみ、本能のままそれが自動書記で絵日記に書かれる。
中学生にしては、ませた内容のそれは、提出後に職員室で物議をおこす。
そして、当然だが、親を呼ばれることになる。
朱莉の作品が渡され、声を出して、お父さんがその場で朗読。
「ふむ将来を見据えた内容は良し、だがそれだけだ、男として言わせて貰うなら、お前を嫁に貰うのは、颯司君でも無理だろう。それに…… おっと」
そう言いかけて、お父さんは口を噤む。
「朱莉。色ボケの、ませた頭を冷やせ」
そう言って、例の水の張られた訓練場。
あそこで一週間寝ることになる。
「まだ中一だぞ」
呆れたように言う。
「まあ、女の子は早熟ですから」
うふふと、笑う。母親明光。
「お前も、あんないかがわしい日記を書いたのか?」
つい聞いてしまった。
「あなた、お口に気を付けて、長生きをしてください」
本家筋が持つ異能が、はみ出したようだ。
居間の温度が下がり、今注いでいる御茶が凍り付いてしまう。
本気だ、殺される。
剛炎《ごうえん》は居住まいを直し、謝る振りをして、寝技に持ち込む。
朱莉の親らしく、夫婦の語らいは肉体で行う様だ。
まあ寝技だけが奥さんに勝てるらしいし、その技は四十八などとうに超えているらしい。
「なんとなく分かりました、今日のじつは偽物を混ぜること」
「虚実、今日のじつではない」
真実の中に虚を混ぜたり、虚の中に実を混ぜる。俺達くらいになると、動き始めで先を取りもう相手が何をしてくるのか大体分かる。
だがまあ、アマンダのように上段からの振り下ろしで、そのまま敵に刀を投げつけ、おっぱいボンバーをしてくる奴は居ない。
あれも手だが、武器を相手に与えるのはどうだろう。
柄の部分、つまり持ち手に本人認証でもして、毒針が出ればおもしろいかもな。
そんなことを考えながら、突っ込んでくるアマンダを闘牛のように躱す。
その時、横を過ぎながら、アマンダが剣を突き出してきた。
少し驚きながら、体を回転させて、アマンダの顎先を蹴ってしまう。
「ぶぎゃ」
そう言いながら、ずべっとこける。
床でこすれ、道着がズレて半ケツのアマンダ。
「やれやれ」
直しに行こうと気を抜いたとき、アマンダは海老反り倒立へ。
そう柔軟を生かした。
それは良い。
だが、後ろが半ケツという事は、前もと言うこと。
足で、挟む感じで颯司の頭を挟みくるっと回転。
目の前には、アマンダの大事な所。
頭の後ろには膝にひっかかている道着のズボン。
アマンダは颯司の頭を、太ももで挟んだ状態で四つん這いなのだ。
大事な所にかかる颯司の息。
アマンダの目の前で、颯司の一部が反応をして元気になる。
「おう。歌麿」
つい覗いてしまう。
付き合ったボーイフレンドとは違い、非常にハード。
ついもてあそぶ。
そして、颯司の目の前ではお尻が揺れ、何か液体が滴ってくる。
雫が、飲み物を持ってきて、乱入するまでもてあそばれてしまった。
その事故は雫と颯司、そしてアマンダを巻き込んで、少し内緒を共有することになる。
この数日、片付けられないテーブルの上。
そして、今日は絵日記。
絵に描かれるのは、重なり合う男女。
昨日私はついに、颯司と一線を越えた。
窓から差し込む朝陽の中で、重なり合う体、そして彼の手は私の胸に。
それは、わずかな時間だった、だが、私の体は感動と快感に打ち震える。
私は起き出す彼を追いかけながら、心からの声が漏れる。
「待って……」
そう、まだ終わってはいけない。
此処で彼を引き留めて、続きをしなければだめ、心の中で何かがつぶやく。
「ここは囁くかしらね……」
スパーンといい音が、私の頭から響く。
「痛いわね」
「痛い、じゃない。何を考えているの? そんな日記、十八禁じゃない」
「えっそう? 朝練をしてさ、丁度朝陽が上がってきたときに、一本負けしちゃってさ。悔しいからもう一本て。ええ、これのどこが十八禁? どこをどう読めばそう見えるの、そんな事ばかり考えているから、そう見えているんじゃないの雫ちゃん。説明をしてよ」
朱莉はそう言って、ニヤニヤと笑う。
「おおい。宿題の終わっていない朱莉は置いといて、アマンダの指導たのむ。アイツ俺だと胸を押しつけてきたり、足を搦めてくるんだ。昨日は組み合っていて頭突きを躱したらキスされて、力が抜けた隙に投げられそうになったんだよ。勝利に関すことにがむしゃらは良いのだけど、ちょっと、こっちが辛くて」
本音が口をついてしまった。
アマンダの魅力的な体は、颯司のオスの部分に刺さる。
だがその前の言葉が、インパクトが強く、雫は気がつかなかった。
「私が行く。すぐに殺すから安心をして」
雫がすっくと立ち上がり、ずんずんと道場へ向かう。
「おおい殺しちゃだめだよ、もう登録をしたから、あとで面倒にある」
特殊な任務が多く、武器も携帯する必要があるため、関係者は国に登録される。
そのじゃれ合いとも言える姿を見て、朱莉はため息を付く。
「私だってさ、好きで勉強が嫌いなわけじゃないし、ちょっと集中できないというか、他のことの方がおもしろいし、颯司だって、私の気持ち知っているはずなのにさ、幼馴染みだからさって、雫も同じ扱いだし……」
ハーレムが望みだったら、雫とはいやじゃ無いし、楽なんだけどなぁ。
将来私は専業主婦で、颯司が稼いで、雫がお風呂掃除とかお料理をしてさ、私はゲーム相手と、その…… 家のために毎日、小作りとか…… うふっ。いいなあそれっ。
気がつけば妄想が膨らみ、本能のままそれが自動書記で絵日記に書かれる。
中学生にしては、ませた内容のそれは、提出後に職員室で物議をおこす。
そして、当然だが、親を呼ばれることになる。
朱莉の作品が渡され、声を出して、お父さんがその場で朗読。
「ふむ将来を見据えた内容は良し、だがそれだけだ、男として言わせて貰うなら、お前を嫁に貰うのは、颯司君でも無理だろう。それに…… おっと」
そう言いかけて、お父さんは口を噤む。
「朱莉。色ボケの、ませた頭を冷やせ」
そう言って、例の水の張られた訓練場。
あそこで一週間寝ることになる。
「まだ中一だぞ」
呆れたように言う。
「まあ、女の子は早熟ですから」
うふふと、笑う。母親明光。
「お前も、あんないかがわしい日記を書いたのか?」
つい聞いてしまった。
「あなた、お口に気を付けて、長生きをしてください」
本家筋が持つ異能が、はみ出したようだ。
居間の温度が下がり、今注いでいる御茶が凍り付いてしまう。
本気だ、殺される。
剛炎《ごうえん》は居住まいを直し、謝る振りをして、寝技に持ち込む。
朱莉の親らしく、夫婦の語らいは肉体で行う様だ。
まあ寝技だけが奥さんに勝てるらしいし、その技は四十八などとうに超えているらしい。
「なんとなく分かりました、今日のじつは偽物を混ぜること」
「虚実、今日のじつではない」
真実の中に虚を混ぜたり、虚の中に実を混ぜる。俺達くらいになると、動き始めで先を取りもう相手が何をしてくるのか大体分かる。
だがまあ、アマンダのように上段からの振り下ろしで、そのまま敵に刀を投げつけ、おっぱいボンバーをしてくる奴は居ない。
あれも手だが、武器を相手に与えるのはどうだろう。
柄の部分、つまり持ち手に本人認証でもして、毒針が出ればおもしろいかもな。
そんなことを考えながら、突っ込んでくるアマンダを闘牛のように躱す。
その時、横を過ぎながら、アマンダが剣を突き出してきた。
少し驚きながら、体を回転させて、アマンダの顎先を蹴ってしまう。
「ぶぎゃ」
そう言いながら、ずべっとこける。
床でこすれ、道着がズレて半ケツのアマンダ。
「やれやれ」
直しに行こうと気を抜いたとき、アマンダは海老反り倒立へ。
そう柔軟を生かした。
それは良い。
だが、後ろが半ケツという事は、前もと言うこと。
足で、挟む感じで颯司の頭を挟みくるっと回転。
目の前には、アマンダの大事な所。
頭の後ろには膝にひっかかている道着のズボン。
アマンダは颯司の頭を、太ももで挟んだ状態で四つん這いなのだ。
大事な所にかかる颯司の息。
アマンダの目の前で、颯司の一部が反応をして元気になる。
「おう。歌麿」
つい覗いてしまう。
付き合ったボーイフレンドとは違い、非常にハード。
ついもてあそぶ。
そして、颯司の目の前ではお尻が揺れ、何か液体が滴ってくる。
雫が、飲み物を持ってきて、乱入するまでもてあそばれてしまった。
その事故は雫と颯司、そしてアマンダを巻き込んで、少し内緒を共有することになる。
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