37 / 55
第三章 暗躍する者達
第37話 一期一会
しおりを挟む
鬼達は、復活するだけ復活させられ見捨てられた。
だが、最近のツールを駆使して、餌を狩る。
黒服達の目だつ動きも無くなり、食べ残しさえ気を付ければ追われることがなくなった。
子どもの姿をした天邪鬼は虎熊童子に、通知を送る。
「近くにいるなら、晩飯に行かない? 子どもの格好で夜十一時を過ぎてうろうろしていると餌が釣れるよ」
「良いねいこうか」
「俺も行く」
金熊童子も参加をするようだ。
とにかく、警官や、今度は補導員達。
決まった動きをするものが、狩りやすいようだ。
「参ったわね。颯司意外に見せてしまった」
アマンダは流石に恥ずかしかったようだ。
フランスは下着をつけないで寝るし、セーヌ川沿いでもトップレスはいるし、海などにけばその傾向は高い。
裸で過ごすビーチやバカンス村などが存在して、ナチュリスム専用の施設が四百か所以上もあるという。
自然との調和やエコの考え方のようだ。
だがまあ、相手とみられる場所により、羞恥心はあったようだ。
颯司達は、アイスを食べていたが、いつの間にか食べさせ合いになっていた。
そこに、アマンダも参戦。
わざと口元にアイスをたらす。
それを大仰に指で掬い、舐める。
それを見て、颯司は先日のことを思い出し、思わずしゃがんでしまう。
横で見ていた雫は、よくわからなった様だが気がつく。
今度部屋で颯司にしてみようと思いつく。
強制仲良し計画を練る。
朱莉は気にせずパクパクだし、陸斗はまだ流れていた。
結局、二時間ほどで帰る事になる。
雫は名残惜しそうだったが、引っ張って帰る。
その途中、怪しい気配を感じる。
「鬼だな。どこだ?」
車の窓を開けて、周囲を探り始める。
「あっちだな」
しばらく前に帰ったはずの兄妹が絡まれていた。
そう、福平 霞達。
「霞から手を離せ」
「お兄ちゃん」
周りの奴、一見すると単なる頭の軽い奴ら。
だが、その中の一人。
混ざっているやばい奴。
「嫌がるなよ、遊びに行くだけだよ。ほらこの先にプールがあるし」
「そこからの帰りなの。退いてください」
そう言って、すり抜けようとするが、前に立ちはだかる。
「あんた達、彼女は嫌がっているじゃない。いい加減見苦しいわよ」
炎の女、朱莉がびしっと言う。
「ほほう、あんたもかわいいな。遊ばない?」
「私たちもプールの帰りよ」
そして顔を見まわし。一人を見つめると問いただす。
「あんたね。正体を見せなさい」
びしっと指を差す。
「なにもんだ、おまえ?」
「通りすがりの正義の味方よ」
周りの連中が笑う。
「今時、正義の味方? だめだ、うける」
そんな事をいって笑う。
だが、笑っている胸から腕が生える。
「なっおまえ何してんだ」
仲間達も知らなかったようだ。
「ああっ? 何って食うんだよ。こんなに目だちやがって、予定が大崩れだ」
淡々として、そんな事を言った後、その高校生位の男は、手に持った心臓から血をすする。
胸から手を引っこ抜いたときに、抜いたらしい。
お仲間だった奴らは、それを見て逃げ出す。
ひたすら、やばいよやばいよとやかましい。
「お前達、なにもんだ? ちびっ子なのは偽装か?」
「偽装じゃないわよ」
雫が水の檻に閉じ込める。
だが力を失い、崩れ落ちる。
「なっ」
「悪いな、俺のほうが親和性が高いようだ」
額から角が生え、水玉がその周りに浮かぶ。
「おれは、水鬼って呼ばれていた。水芸が得意なんだ、お嬢ちゃんもそんな感じだな」
嬉しそうにそう言っていたが、今度は火の壁に包まれる。
「どわっ。熱なんだよもう」
水鬼は、水で消そうとした。
だが、一瞬で蒸発をする。
「なんだこの火、消えねえ」
「そう、私の火は情熱的だから消えないわよ」
「やめ、あぶ、あつ」
そんな事を言いながら、火の壁の中でクルクルしていたが、触れてしまったようだ。
燃え始めた鬼を、浄化の風が包む。
「大人数で卑怯だぞ」
そんな事を言いながら燃え、そして消えていく。
「うーん終わったけれど、すまないけれど君達も、見なかったことにしてくれる? それとも敵対をするのかな? 霞ちゃん」
「あっさっきの」
「うん。家業でね。君達は隠れ里のこかな」
そう聞くと驚く。
「知っているの?」
「ああ、父親から聞いた。害を成さない限りは手を出さない。古の約定があるんだって?」
「あーうん。聞いたことがある」
かなり驚いたようだが、霞ちゃんはうんうんと頷く。
こっちの三人は知らなかったようだ。
「物の怪の隠れ里があるんだって。昔の約束事があり、悪さをしない限りは手を出さない契約なんだってさ」
「そうなんだ。私は水祭 雫。あなたも水に関わる者ね」
そう言って、握手を求める。
かなり警戒をしながら、その手を取る。
「私は、福平 霞。こっちは兄で」
「福平 凪だ。俺達は、水魔と呼ばれている」
「聞いたことがないわね」
「まあいい。真っ昼間の戦闘。内緒にしてね」
俺は二人にも一度念を押す。
「はい」
「ええ」
「じゃあ帰ろう」
そう言って俺達は車に乗り込む。
兄妹は、まだこちらに頭を下げていた。
困ったのは、アマンダだ。
車にいたのだが、人型の鬼。
そいつを燃やしたことに、かなりのショックを受けたようだ。
無論浄化で崩れるように消えたので、普通じゃないと分かっただろうが……
だが、最近のツールを駆使して、餌を狩る。
黒服達の目だつ動きも無くなり、食べ残しさえ気を付ければ追われることがなくなった。
子どもの姿をした天邪鬼は虎熊童子に、通知を送る。
「近くにいるなら、晩飯に行かない? 子どもの格好で夜十一時を過ぎてうろうろしていると餌が釣れるよ」
「良いねいこうか」
「俺も行く」
金熊童子も参加をするようだ。
とにかく、警官や、今度は補導員達。
決まった動きをするものが、狩りやすいようだ。
「参ったわね。颯司意外に見せてしまった」
アマンダは流石に恥ずかしかったようだ。
フランスは下着をつけないで寝るし、セーヌ川沿いでもトップレスはいるし、海などにけばその傾向は高い。
裸で過ごすビーチやバカンス村などが存在して、ナチュリスム専用の施設が四百か所以上もあるという。
自然との調和やエコの考え方のようだ。
だがまあ、相手とみられる場所により、羞恥心はあったようだ。
颯司達は、アイスを食べていたが、いつの間にか食べさせ合いになっていた。
そこに、アマンダも参戦。
わざと口元にアイスをたらす。
それを大仰に指で掬い、舐める。
それを見て、颯司は先日のことを思い出し、思わずしゃがんでしまう。
横で見ていた雫は、よくわからなった様だが気がつく。
今度部屋で颯司にしてみようと思いつく。
強制仲良し計画を練る。
朱莉は気にせずパクパクだし、陸斗はまだ流れていた。
結局、二時間ほどで帰る事になる。
雫は名残惜しそうだったが、引っ張って帰る。
その途中、怪しい気配を感じる。
「鬼だな。どこだ?」
車の窓を開けて、周囲を探り始める。
「あっちだな」
しばらく前に帰ったはずの兄妹が絡まれていた。
そう、福平 霞達。
「霞から手を離せ」
「お兄ちゃん」
周りの奴、一見すると単なる頭の軽い奴ら。
だが、その中の一人。
混ざっているやばい奴。
「嫌がるなよ、遊びに行くだけだよ。ほらこの先にプールがあるし」
「そこからの帰りなの。退いてください」
そう言って、すり抜けようとするが、前に立ちはだかる。
「あんた達、彼女は嫌がっているじゃない。いい加減見苦しいわよ」
炎の女、朱莉がびしっと言う。
「ほほう、あんたもかわいいな。遊ばない?」
「私たちもプールの帰りよ」
そして顔を見まわし。一人を見つめると問いただす。
「あんたね。正体を見せなさい」
びしっと指を差す。
「なにもんだ、おまえ?」
「通りすがりの正義の味方よ」
周りの連中が笑う。
「今時、正義の味方? だめだ、うける」
そんな事をいって笑う。
だが、笑っている胸から腕が生える。
「なっおまえ何してんだ」
仲間達も知らなかったようだ。
「ああっ? 何って食うんだよ。こんなに目だちやがって、予定が大崩れだ」
淡々として、そんな事を言った後、その高校生位の男は、手に持った心臓から血をすする。
胸から手を引っこ抜いたときに、抜いたらしい。
お仲間だった奴らは、それを見て逃げ出す。
ひたすら、やばいよやばいよとやかましい。
「お前達、なにもんだ? ちびっ子なのは偽装か?」
「偽装じゃないわよ」
雫が水の檻に閉じ込める。
だが力を失い、崩れ落ちる。
「なっ」
「悪いな、俺のほうが親和性が高いようだ」
額から角が生え、水玉がその周りに浮かぶ。
「おれは、水鬼って呼ばれていた。水芸が得意なんだ、お嬢ちゃんもそんな感じだな」
嬉しそうにそう言っていたが、今度は火の壁に包まれる。
「どわっ。熱なんだよもう」
水鬼は、水で消そうとした。
だが、一瞬で蒸発をする。
「なんだこの火、消えねえ」
「そう、私の火は情熱的だから消えないわよ」
「やめ、あぶ、あつ」
そんな事を言いながら、火の壁の中でクルクルしていたが、触れてしまったようだ。
燃え始めた鬼を、浄化の風が包む。
「大人数で卑怯だぞ」
そんな事を言いながら燃え、そして消えていく。
「うーん終わったけれど、すまないけれど君達も、見なかったことにしてくれる? それとも敵対をするのかな? 霞ちゃん」
「あっさっきの」
「うん。家業でね。君達は隠れ里のこかな」
そう聞くと驚く。
「知っているの?」
「ああ、父親から聞いた。害を成さない限りは手を出さない。古の約定があるんだって?」
「あーうん。聞いたことがある」
かなり驚いたようだが、霞ちゃんはうんうんと頷く。
こっちの三人は知らなかったようだ。
「物の怪の隠れ里があるんだって。昔の約束事があり、悪さをしない限りは手を出さない契約なんだってさ」
「そうなんだ。私は水祭 雫。あなたも水に関わる者ね」
そう言って、握手を求める。
かなり警戒をしながら、その手を取る。
「私は、福平 霞。こっちは兄で」
「福平 凪だ。俺達は、水魔と呼ばれている」
「聞いたことがないわね」
「まあいい。真っ昼間の戦闘。内緒にしてね」
俺は二人にも一度念を押す。
「はい」
「ええ」
「じゃあ帰ろう」
そう言って俺達は車に乗り込む。
兄妹は、まだこちらに頭を下げていた。
困ったのは、アマンダだ。
車にいたのだが、人型の鬼。
そいつを燃やしたことに、かなりのショックを受けたようだ。
無論浄化で崩れるように消えたので、普通じゃないと分かっただろうが……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜
リョウ
ファンタジー
僕は十年程闘病の末、あの世に。
そこで出会った神様に手違いで寿命が縮められたという説明をされ、地球で幸せな転生をする事になった…が何故か異世界転生してしまう。なんでだ?
幸い優しい両親と、兄と姉に囲まれ事なきを得たのだが、兄達が優秀で僕はいずれ家を出てかなきゃいけないみたい。そんな空気を読んだ僕は将来の為努力をしはじめるのだが……。
※画像はAI作成しました。
※現在毎日2話投稿。11時と19時にしております。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる