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第二章 チーム戦?
第34話 力と状態
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山崎は焦っていた。
昨日高い肉を食べたせいか、体がおかしい。
「普段良いものを食べないから、体がびっくりしたのか?」
普通ならアレルギーとかを疑うが、そんな考えは湧いてこない。
「熱は、38.5度。まあ高いがいけるか」
そうつぶやいて、いつものように出勤をする。途中で解熱剤を飲み。
ついでに、栄養ドリンクを、一本飲み干す。
「良し」
そこには、立派な日本のサラリーマンがいた。
だが、書類を書いていると、軸がもろっと消える。
手を見ると、うっすらと光る。
何だこりゃ?
そう思い、ふと思い出した夢。
光に塗りつぶされた世界。
そこでもがいていて、何かを掴んだ。
やっと気がつく。
「これって、まさか」
昨日、店員が毒を撒き。その後消えた。
あれってあの時。死んだのか。
居なくなる手前。掴んで落とした。
その後あの子が、ぺしぺしとお尻を叩いて。消えた。じゃああの子も。
そういえば彼が、熱が出るかもしれないと言っていた。
「分かっていたんだ、あの時」
ついぼやく。
新しい、ペンを出すが、消える。
PCで、入力と思ったが、数文字打つとキーが消えていく。
キーから文字が消えた、マニアックな無刻印キーボードができあがっていく。
うわっ。一度、手を止めたら、キーが分からなくなった。
駄目だこれは。
諦めて、長瀬に事情を言いに行く。
すると黙って、電話を取ると、どこかに通話。
警官と、救急隊員が来て、どこかへ連れて行かれる。
厳重なドア。壁はコンクリートぽいが、ひどく寒い。
中には、鉄板が入っているだろう。
声が聞こえる。
「この壁は、マジックミラーで。こちら側ではモニターをしておく。聴取の結果三日から一週間くらい熱が出て、長いほど強い力だという事だ。バイタルモニター用のセンサーをこれから付けに行く、暴れるなよ」
そんなことを言われると、触りたくなるよな。
ペタぺたと触ると、厚さ10cmのアクリルと、フイルムの複合強化マジックミラーが無くなっていく。
「ああ。お疲れ様です」
直視して、驚く一同に挨拶をする。
「モニターは良いですが、こっちの部屋寒いです」
「熱があるからだな。分かった。だが、このアクリルボード高いんだ。数年はボーナスなしだな」
驚いた瞬間、円形に切り取られる。
「なっ。何という。しかし、きちんと制御をしたまえ」
「何とかします」
そうして、結局二週間ほど幽閉される。
「なあ花蓮。杏果ちゃんの力。理解できているか」
「うん。体が震えるの」
「じゃああれだな、力を付ける前に仲間になって貰うか」
「そうだね。うん。そうしないで、敵対とかなるといやだしね」
目の前には、ベッドで苦しそうにしている杏果ちゃん。
ピタッと頬に、手を当てると、力に引き摺られているのだろう。
目を開けるが、昨日までのかわいい杏果ちゃんでは無く、今にも噛みついてきそうだ。花蓮には、そこまででは無いようだが、俺の力が体内にあるため。それが匂うようだ。
がうがうと吠えそうだし、睨んでくる。
「ほれ。お食べ」
右手の人差し指を、口に突っ込む。
無論食いちぎる勢いで、噛みつかれる。
半分くらい、ちぎられたところで動きが止まる。
当然俺の力の方が強く、杏果ちゃんの中に居た闇を。浸食した。
すでに、指の傷は塞がって来ているが、流れた血などを美味しそうに吸っている。
「離して、杏果ちゃん」
ぶんぶんと首を振る。
「おいひいから、ひゃだ」
「キスしてあげるから」
そう言うと、指を離す。
約束とおり、キスをしながら力を分け与え、さらに体へなじませていく。
少し経って熱を測ると、39度近くあったものが、38度くらいに下がった。
「これで大丈夫かな。お休み」
「はい。明日には多分動けます」
おっ態度も戻ったか。
「無理はしないで」
そう言って、頭をなでる。
一応、おかゆと、おじやを用意し、追加のだしも作る。
その日は、花蓮とまったりする。
すっかり忘れていた、明智だが。力を使いこなし、千夏ちゃんの部屋にいる。
もちろん無断で。千夏は誰かと電話中。
『そうそう。そろそろ。男との付き合いも経験は必要でしょ。最初っから理想の人だと舞い上がって失敗しそうだから、適当なところで手を打って。そうそう、そうよ。いきなりで、恥をかくくらいなら練習をして。そうそう。そんなの、適当に別れればすぐに記憶から消すわよ。無論ツーショットなんて一枚も無いし。まあおごってくれるしね。あの花蓮先輩からの紹介だし。そうよ、そうそう』
ベッドに寝転がりながら、ひたすらしゃべっている。
横に居る明智は、無論目から涙が、だばー状態。
そして、千夏ちゃんは電話が終わり、寝る前の日課。
自らの体を、まさぐり始める。
その方法と手順。弱いところを完璧に把握する明智。
さてさて、千夏ちゃんは、弱いところを完璧に把握する明智から、適当なところで逃げられるのか。
ああ無論。明智だから、動画も撮っているよ。下種だもの。
力を得てから、花蓮やくみにも近付こうとして、すぐにばれ、なにを蹴りあげられた。
昨日高い肉を食べたせいか、体がおかしい。
「普段良いものを食べないから、体がびっくりしたのか?」
普通ならアレルギーとかを疑うが、そんな考えは湧いてこない。
「熱は、38.5度。まあ高いがいけるか」
そうつぶやいて、いつものように出勤をする。途中で解熱剤を飲み。
ついでに、栄養ドリンクを、一本飲み干す。
「良し」
そこには、立派な日本のサラリーマンがいた。
だが、書類を書いていると、軸がもろっと消える。
手を見ると、うっすらと光る。
何だこりゃ?
そう思い、ふと思い出した夢。
光に塗りつぶされた世界。
そこでもがいていて、何かを掴んだ。
やっと気がつく。
「これって、まさか」
昨日、店員が毒を撒き。その後消えた。
あれってあの時。死んだのか。
居なくなる手前。掴んで落とした。
その後あの子が、ぺしぺしとお尻を叩いて。消えた。じゃああの子も。
そういえば彼が、熱が出るかもしれないと言っていた。
「分かっていたんだ、あの時」
ついぼやく。
新しい、ペンを出すが、消える。
PCで、入力と思ったが、数文字打つとキーが消えていく。
キーから文字が消えた、マニアックな無刻印キーボードができあがっていく。
うわっ。一度、手を止めたら、キーが分からなくなった。
駄目だこれは。
諦めて、長瀬に事情を言いに行く。
すると黙って、電話を取ると、どこかに通話。
警官と、救急隊員が来て、どこかへ連れて行かれる。
厳重なドア。壁はコンクリートぽいが、ひどく寒い。
中には、鉄板が入っているだろう。
声が聞こえる。
「この壁は、マジックミラーで。こちら側ではモニターをしておく。聴取の結果三日から一週間くらい熱が出て、長いほど強い力だという事だ。バイタルモニター用のセンサーをこれから付けに行く、暴れるなよ」
そんなことを言われると、触りたくなるよな。
ペタぺたと触ると、厚さ10cmのアクリルと、フイルムの複合強化マジックミラーが無くなっていく。
「ああ。お疲れ様です」
直視して、驚く一同に挨拶をする。
「モニターは良いですが、こっちの部屋寒いです」
「熱があるからだな。分かった。だが、このアクリルボード高いんだ。数年はボーナスなしだな」
驚いた瞬間、円形に切り取られる。
「なっ。何という。しかし、きちんと制御をしたまえ」
「何とかします」
そうして、結局二週間ほど幽閉される。
「なあ花蓮。杏果ちゃんの力。理解できているか」
「うん。体が震えるの」
「じゃああれだな、力を付ける前に仲間になって貰うか」
「そうだね。うん。そうしないで、敵対とかなるといやだしね」
目の前には、ベッドで苦しそうにしている杏果ちゃん。
ピタッと頬に、手を当てると、力に引き摺られているのだろう。
目を開けるが、昨日までのかわいい杏果ちゃんでは無く、今にも噛みついてきそうだ。花蓮には、そこまででは無いようだが、俺の力が体内にあるため。それが匂うようだ。
がうがうと吠えそうだし、睨んでくる。
「ほれ。お食べ」
右手の人差し指を、口に突っ込む。
無論食いちぎる勢いで、噛みつかれる。
半分くらい、ちぎられたところで動きが止まる。
当然俺の力の方が強く、杏果ちゃんの中に居た闇を。浸食した。
すでに、指の傷は塞がって来ているが、流れた血などを美味しそうに吸っている。
「離して、杏果ちゃん」
ぶんぶんと首を振る。
「おいひいから、ひゃだ」
「キスしてあげるから」
そう言うと、指を離す。
約束とおり、キスをしながら力を分け与え、さらに体へなじませていく。
少し経って熱を測ると、39度近くあったものが、38度くらいに下がった。
「これで大丈夫かな。お休み」
「はい。明日には多分動けます」
おっ態度も戻ったか。
「無理はしないで」
そう言って、頭をなでる。
一応、おかゆと、おじやを用意し、追加のだしも作る。
その日は、花蓮とまったりする。
すっかり忘れていた、明智だが。力を使いこなし、千夏ちゃんの部屋にいる。
もちろん無断で。千夏は誰かと電話中。
『そうそう。そろそろ。男との付き合いも経験は必要でしょ。最初っから理想の人だと舞い上がって失敗しそうだから、適当なところで手を打って。そうそう、そうよ。いきなりで、恥をかくくらいなら練習をして。そうそう。そんなの、適当に別れればすぐに記憶から消すわよ。無論ツーショットなんて一枚も無いし。まあおごってくれるしね。あの花蓮先輩からの紹介だし。そうよ、そうそう』
ベッドに寝転がりながら、ひたすらしゃべっている。
横に居る明智は、無論目から涙が、だばー状態。
そして、千夏ちゃんは電話が終わり、寝る前の日課。
自らの体を、まさぐり始める。
その方法と手順。弱いところを完璧に把握する明智。
さてさて、千夏ちゃんは、弱いところを完璧に把握する明智から、適当なところで逃げられるのか。
ああ無論。明智だから、動画も撮っているよ。下種だもの。
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