12 / 55
第一章 召喚
第12話 反撃…… するのか?
しおりを挟む
でもまあ、中学校とか勉強ができれば、ある程度評価を受ける。
そこそこの付き合い、そう上辺だけの女の子同士の付き合い。
男子からの羨望のまなざしは、私の承認欲求を大きく刺激をして満たしてくれた。
だけど世界が大きく狂い始めた。
そう、流行をした病気。
体調を崩し、定期試験で点数を落とし、なんだか予後の悪かった私は学校のランクを下げた。
だけど学校のランク下げたおかげで、少し勉強すればいい点が取れた。
少しだけ学校が楽しかった。
そして同じ様な苦労をしている、川瀬 陽子ちゃんと仲良くなった。
いつも二人でお母さんの悪口。
共通項目が多くて笑っちゃった。
そしてこの世界へ。
私たちは、最下層へ落ちてしまった。
勉強はできても、運動はできない。
なんだか補正が効いて、すぐに現地の兵隊さんよりは強くなったけれど、みんなには追いつけない。
この特典は基礎値に対して、倍率があるのかもしれない。
だけど、兵隊さんとみんなの連絡係のようなことをしながら少しだけ、こっちの人達と仲良くなった。
亜麻色の髪でグレーアイとか、芸能人のような人がいっぱい居るの。
黒髪で黒目の私たちは、エキゾチックな感じがするんだと言ってくれた。
「その存在だけで、僕たちを魅了するのさ」
そんな事を言われ、挨拶の抱擁。
美形な、ドニ-=クーベル。陽子はカルヴィン=ファーナムと付き合い始めた。
優しくてスマートな二人。
胸毛はちょっと苦手だったけれど、鍛え上げた体はすごかった。
だけど今…… 彼らがいたところは、地面ごと真っ赤に燃えていた。
所々にある黒いモノが燃え残りだろう。
「さあてと、戦闘に戻るのか?」
古川 竜司が、なぜかオレに聞いてきた。
「何で俺に聞く?」
「お前が一番強え。それに、なんか知っているだろ。俺達が知らないことを」
「ああ兵達が、女の子を口説いて、秘密を探ろうと必死だったことくらいだな」
ぼーっと、焼けた大地を見ながら、しゃがみ込んで泣いている二人を見る。
「ああ、そうそう、しつこかったよね」
女子には覚えがあるらしい。
点呼を取ると、居なかったのは井上 信夫松井 伸一、高島 太郎。
女の子は山田 亜美 、田中 忍。
意外とみんな、速やかに行動ができたようだ。
「あんたら、委員長と仲がよかっただろ。教えてやれよ」
柴田 美咲が委員長たちを、振り返りもせずに握りこぶしに親指を立て背中方向を指し示す。
「私たちなんども言ったけどねぇ。ドニ-はそんな人じゃないのぉ。みんな焼き餅なのぉって、そんな感じだもの。ほっとけばぁ」
俺はそれを聞いて、委員長達は横へ置くことにする。
「じゃあ、そっちはいいとして、今後どうするか決めるか、戦争する奴。手を上げろ」
みんな、いやいやと首を振る。
「帰る方法を探して旅をする奴」
パラパラと手が上がる。
八重が口を挟む。
「異世界ツアー、予定を組まずに満喫」
パラパラと手が上がる。
「他の奴どうすんだよ。ああそうか。王国に戦争をふっかける奴」
顔が横に振られる。
嫌らしい。
キャイキャイ言っていると、兵達が口を挟んでくる。
「お前達何を言っている。お前達は王国の道具、勝手など許されぬ」
それを聞いて、竜司が詰め寄る。
「ほう道具だぁ? 俺達は見ての通り生きているんだ。好きにさせて貰う」
「何を?」
そう言って兵は剣を抜く。
逃げてと言うか、俺達に逃げるなと言いに来て助かったのはここに居る三人程度。
他は、俺達と回りに居て付いてきた農民達。
剣を抜いたことで、急に雰囲気が変わる。
「おまえら勝手に付いてきて、たまたま助かった命、それを無為に捨てるつもりか?」
武神くんが、一歩前に出て張り切り始める。
それを見て、仲の良い永礼 理一、業力 研《ごうりき きわむ》、遠見 貫司《とおみ かんじ》、与野 悟《よさの さとる》達が前に出る。
兵達は俺達の強さを知っている。
前に出れば下がり、また前に一歩。
「お前達覚えておけ」
そう言って逃げ始めるのだが、向かう先は灼熱の大地。
行き場がなく、うろうろし始める。
そして馬鹿なことに、委員長達を捕まえる。
「お前達、言うことを聞かないと、仲間が死ぬことになるぞ」
剣が委員長達の首に押し当てられる。
だが、この世界の剣。特に兵士の持つ物は完全に鋳物の安物。
研いではいてもあまり鋭くはない。
悲しみに暮れていた委員長達は、一瞬驚いていたが、そんなに馬鹿でもなかったらしく、状況を判断する。
「何あなたたち?」
「やかましい、おとなしくしやがれ」
泣き顔を晒すように、委員長達の片腕を背中側で拘束はしている様だが、片手には剣を持つ。
そして、委員長達はみんなに見られていることに気がつき、川瀬 陽子と顔を見合わせた時、顔が泣き濡れ、ぐしゃぐしゃなことに気が付く。
「いやぁ、皆見ないでぇ」
そう叫ぶと、流れるような動きで、肘で兵の胸を打ち、下がった顔に上半身を回転させながらパンチを打ち込む。
そう委員長達は、恥ずかしさに焦り、力加減をしなかった……
二人を拘束していた、兵達の頭は爆散をした。
「いやああぁ」
自分たちでしておきながら、頭を抱えてしゃがみ込み、頭から噴き出した兵の血を浴びることになる。
そして、また叫ぶ。
「いやあぁぁ」
そんな混沌な所で、もう一人の兵は呆然と立ち尽くす。
だが額にぽつっと点ができて燃え上がる。
「これで目撃者はいなくなったわね」
八重が嬉しそうに言う。
「さあ、これで王国と縁が切れるわ。みんなこれからどうする?」
笑顔でみんなに聞き始める。
突然の惨劇で、みんなドン引きなんだが……
そこそこの付き合い、そう上辺だけの女の子同士の付き合い。
男子からの羨望のまなざしは、私の承認欲求を大きく刺激をして満たしてくれた。
だけど世界が大きく狂い始めた。
そう、流行をした病気。
体調を崩し、定期試験で点数を落とし、なんだか予後の悪かった私は学校のランクを下げた。
だけど学校のランク下げたおかげで、少し勉強すればいい点が取れた。
少しだけ学校が楽しかった。
そして同じ様な苦労をしている、川瀬 陽子ちゃんと仲良くなった。
いつも二人でお母さんの悪口。
共通項目が多くて笑っちゃった。
そしてこの世界へ。
私たちは、最下層へ落ちてしまった。
勉強はできても、運動はできない。
なんだか補正が効いて、すぐに現地の兵隊さんよりは強くなったけれど、みんなには追いつけない。
この特典は基礎値に対して、倍率があるのかもしれない。
だけど、兵隊さんとみんなの連絡係のようなことをしながら少しだけ、こっちの人達と仲良くなった。
亜麻色の髪でグレーアイとか、芸能人のような人がいっぱい居るの。
黒髪で黒目の私たちは、エキゾチックな感じがするんだと言ってくれた。
「その存在だけで、僕たちを魅了するのさ」
そんな事を言われ、挨拶の抱擁。
美形な、ドニ-=クーベル。陽子はカルヴィン=ファーナムと付き合い始めた。
優しくてスマートな二人。
胸毛はちょっと苦手だったけれど、鍛え上げた体はすごかった。
だけど今…… 彼らがいたところは、地面ごと真っ赤に燃えていた。
所々にある黒いモノが燃え残りだろう。
「さあてと、戦闘に戻るのか?」
古川 竜司が、なぜかオレに聞いてきた。
「何で俺に聞く?」
「お前が一番強え。それに、なんか知っているだろ。俺達が知らないことを」
「ああ兵達が、女の子を口説いて、秘密を探ろうと必死だったことくらいだな」
ぼーっと、焼けた大地を見ながら、しゃがみ込んで泣いている二人を見る。
「ああ、そうそう、しつこかったよね」
女子には覚えがあるらしい。
点呼を取ると、居なかったのは井上 信夫松井 伸一、高島 太郎。
女の子は山田 亜美 、田中 忍。
意外とみんな、速やかに行動ができたようだ。
「あんたら、委員長と仲がよかっただろ。教えてやれよ」
柴田 美咲が委員長たちを、振り返りもせずに握りこぶしに親指を立て背中方向を指し示す。
「私たちなんども言ったけどねぇ。ドニ-はそんな人じゃないのぉ。みんな焼き餅なのぉって、そんな感じだもの。ほっとけばぁ」
俺はそれを聞いて、委員長達は横へ置くことにする。
「じゃあ、そっちはいいとして、今後どうするか決めるか、戦争する奴。手を上げろ」
みんな、いやいやと首を振る。
「帰る方法を探して旅をする奴」
パラパラと手が上がる。
八重が口を挟む。
「異世界ツアー、予定を組まずに満喫」
パラパラと手が上がる。
「他の奴どうすんだよ。ああそうか。王国に戦争をふっかける奴」
顔が横に振られる。
嫌らしい。
キャイキャイ言っていると、兵達が口を挟んでくる。
「お前達何を言っている。お前達は王国の道具、勝手など許されぬ」
それを聞いて、竜司が詰め寄る。
「ほう道具だぁ? 俺達は見ての通り生きているんだ。好きにさせて貰う」
「何を?」
そう言って兵は剣を抜く。
逃げてと言うか、俺達に逃げるなと言いに来て助かったのはここに居る三人程度。
他は、俺達と回りに居て付いてきた農民達。
剣を抜いたことで、急に雰囲気が変わる。
「おまえら勝手に付いてきて、たまたま助かった命、それを無為に捨てるつもりか?」
武神くんが、一歩前に出て張り切り始める。
それを見て、仲の良い永礼 理一、業力 研《ごうりき きわむ》、遠見 貫司《とおみ かんじ》、与野 悟《よさの さとる》達が前に出る。
兵達は俺達の強さを知っている。
前に出れば下がり、また前に一歩。
「お前達覚えておけ」
そう言って逃げ始めるのだが、向かう先は灼熱の大地。
行き場がなく、うろうろし始める。
そして馬鹿なことに、委員長達を捕まえる。
「お前達、言うことを聞かないと、仲間が死ぬことになるぞ」
剣が委員長達の首に押し当てられる。
だが、この世界の剣。特に兵士の持つ物は完全に鋳物の安物。
研いではいてもあまり鋭くはない。
悲しみに暮れていた委員長達は、一瞬驚いていたが、そんなに馬鹿でもなかったらしく、状況を判断する。
「何あなたたち?」
「やかましい、おとなしくしやがれ」
泣き顔を晒すように、委員長達の片腕を背中側で拘束はしている様だが、片手には剣を持つ。
そして、委員長達はみんなに見られていることに気がつき、川瀬 陽子と顔を見合わせた時、顔が泣き濡れ、ぐしゃぐしゃなことに気が付く。
「いやぁ、皆見ないでぇ」
そう叫ぶと、流れるような動きで、肘で兵の胸を打ち、下がった顔に上半身を回転させながらパンチを打ち込む。
そう委員長達は、恥ずかしさに焦り、力加減をしなかった……
二人を拘束していた、兵達の頭は爆散をした。
「いやああぁ」
自分たちでしておきながら、頭を抱えてしゃがみ込み、頭から噴き出した兵の血を浴びることになる。
そして、また叫ぶ。
「いやあぁぁ」
そんな混沌な所で、もう一人の兵は呆然と立ち尽くす。
だが額にぽつっと点ができて燃え上がる。
「これで目撃者はいなくなったわね」
八重が嬉しそうに言う。
「さあ、これで王国と縁が切れるわ。みんなこれからどうする?」
笑顔でみんなに聞き始める。
突然の惨劇で、みんなドン引きなんだが……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる