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第三章 未来のために
第55話 その後
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まあそんな騒動を起こしながら、学校生活に戻る。
向こうの記憶があり、多少ギクシャクはしたが、向こうですぐに殺した奴らだけは、問題がなく日常生活に戻れたようだ。
問題は、現地妻である女の子を、殺されたり犯された連中。
かなりのトラウマが残った様だ。
そして、長時間残っていた連中は、力加減が分からないし、魔法をつい使おうとする。
長年の癖はなかなか直らず、まるで中学二年生の教室のようだ。
そう無詠唱で使えていたが、いざ使えないと、呪文を言ってみたりする。
魔法が使えないのが悔しいらしい。
まあ、この世界の管理用設定パネルをオンにすれば使えるが、そんな事をするとパニックになるだろう。
物理関係にも影響をするからな。
そして、休日の度に女の子が押しかけてくる。
「やっほー来たよ」
「母上が、お若くなっておられる」
誰が言葉を教えたのか知らないが、少し言い回しが堅苦しいが、皇帝の一族だから仕方が無いのか?
そしてこいつら、何日も泊まる。
おかげで、また記憶が曖昧になるを繰り返す。
その成果なのか、成績が爆上がり。
何度も同じ所を繰り返し覚えるから、丁度長期記憶への書き込みがうまく行ったのかもしれない。
まあ途中で、教科書を持って行って、お勉強を始めたのだが、丁度良いと小学校の時の教科書を持ち込んで、子ども達に勉強もさせているし。
俺は俺で、マネージメント関係の本を持ち込んだ。
無論甲子園で優勝するためのあれも、持って行ったよ。
組織管理には重要だからな。
そして、化学の本とか物理の本。
工作関係とかまあ手当たり次第に持ち込み、急激に文明が発展をする事になる。
そしてその中心地は、皇都である。
意図的に、文明格差を付けてある。大陸の外縁は遅れていて、中央に来れば発展。
ロールプレイングのようだが、目の届かない地方は、遅れさせておかないと、何かが起こったときに面倒になる。
そして、バランスの良い格差は上昇志向と、プライドを満足させる。
でまあ、当然だが向こうからも、地球に来たがるわけだ。
また専用の魔法陣を創る。
まあその頃には、無事に皆大学生となり、在学中に会社を作る。
なんせこっち側でも稼がないといけない。
もう向こうに住むかという話もあったが、親兄弟もいるし色々と面倒なことに成る。
雑貨屋というか、工芸品をこっちで売る。
買い付ける材料と、出来上がる品物が多少つり合わないが、まあそこまではバレないだろう。
一度税務署の人が来たが、適当に記憶をいじって帰した。
俺は他の奴らと違い、魔法が使えるのだよ。
そしてだ、こちらでは入籍はできないが、各親を集合させて、向こうに連れて行った。
謁見の間で、親達を見下ろし迎え、階段を落りて妻とすることを誓う。
「こっ皇帝? ここはどこかの国なのか?」
「高校生の時、騒ぎがあったでしょう。その時、皆が来ていた国です。力で国を一つにまとめ帝国が誕生をしました。此の大陸に今は国が一つです」
それでまあ、説明をしつつ、大きくなった孫と、時間の因果関係を説明。
すっごく面倒だった。
今の所、日本と国交などは考えていないが、こちらは資源の宝庫。
自噴している石油もあるし、将来的には何かを考えても良いかもしれない。
「まあ、こんな物かな」
「そうね、良いんじゃない? でもね、皆を見ていると私も子どもが欲しくなったわ」
「俺とお前の子ども? 創るといやな予感しかしないが、下手すると、新世界とかできるんじゃないか?」
そう言うと、八重は悩んでいたが、ありえそうだと思い諦めた。
まあそう言うことで、奇妙な事に巻き込まれた数年だったが、終われば俺達の都合に良い様に収まった。
これから先、日本側にばれれば、世界初の異世界との国交樹立そうなれば、他の国も手を出してくることになる。
税務署員が余り頑張らないことを祈ろう。
そして、彼女達の両親が許して貰ったあと、創るのではなく、普通に子どもを作った。
親達は、複雑そうだが、皇帝の直系という事だし、こちら側でそだてられる孫という事で喜んでいた。
まあ認知はしたし。
ああ、そうそう、一部の奴らは小説を書いて発表したし、あの時の力を取り戻そうとしている奴らも居る……
そして、鈴木達現地妻グループは、彼女ができても過保護というか、心配性というか、目を離せば何かが起こりそうと心配をして、女の子からフラれまくっているようだ。
一番の被害者は、こいつらだったのかもしれない。
まあ俺らから離れて、行動をした所為と言えばそれまでだが、かわいそうなので少しだけケアをしてあげた。
多分今は、目の前で浮気されても、ニコニコしているだろう。
大体これで、上手く収まったと思う。
これから先、俺と八重は、二つの世界を見守っていこうと思う。
神は、基本退屈なんだよ……
-------------------------------------------------------
お読みくださり、ありがとうございました。
同時に三つも四つも上げて、少し誤字脱字が増えお見苦しかったと思います。
徐々に、推敲は行います。
そして今、新作を書いています。
少しお待ちください。
向こうの記憶があり、多少ギクシャクはしたが、向こうですぐに殺した奴らだけは、問題がなく日常生活に戻れたようだ。
問題は、現地妻である女の子を、殺されたり犯された連中。
かなりのトラウマが残った様だ。
そして、長時間残っていた連中は、力加減が分からないし、魔法をつい使おうとする。
長年の癖はなかなか直らず、まるで中学二年生の教室のようだ。
そう無詠唱で使えていたが、いざ使えないと、呪文を言ってみたりする。
魔法が使えないのが悔しいらしい。
まあ、この世界の管理用設定パネルをオンにすれば使えるが、そんな事をするとパニックになるだろう。
物理関係にも影響をするからな。
そして、休日の度に女の子が押しかけてくる。
「やっほー来たよ」
「母上が、お若くなっておられる」
誰が言葉を教えたのか知らないが、少し言い回しが堅苦しいが、皇帝の一族だから仕方が無いのか?
そしてこいつら、何日も泊まる。
おかげで、また記憶が曖昧になるを繰り返す。
その成果なのか、成績が爆上がり。
何度も同じ所を繰り返し覚えるから、丁度長期記憶への書き込みがうまく行ったのかもしれない。
まあ途中で、教科書を持って行って、お勉強を始めたのだが、丁度良いと小学校の時の教科書を持ち込んで、子ども達に勉強もさせているし。
俺は俺で、マネージメント関係の本を持ち込んだ。
無論甲子園で優勝するためのあれも、持って行ったよ。
組織管理には重要だからな。
そして、化学の本とか物理の本。
工作関係とかまあ手当たり次第に持ち込み、急激に文明が発展をする事になる。
そしてその中心地は、皇都である。
意図的に、文明格差を付けてある。大陸の外縁は遅れていて、中央に来れば発展。
ロールプレイングのようだが、目の届かない地方は、遅れさせておかないと、何かが起こったときに面倒になる。
そして、バランスの良い格差は上昇志向と、プライドを満足させる。
でまあ、当然だが向こうからも、地球に来たがるわけだ。
また専用の魔法陣を創る。
まあその頃には、無事に皆大学生となり、在学中に会社を作る。
なんせこっち側でも稼がないといけない。
もう向こうに住むかという話もあったが、親兄弟もいるし色々と面倒なことに成る。
雑貨屋というか、工芸品をこっちで売る。
買い付ける材料と、出来上がる品物が多少つり合わないが、まあそこまではバレないだろう。
一度税務署の人が来たが、適当に記憶をいじって帰した。
俺は他の奴らと違い、魔法が使えるのだよ。
そしてだ、こちらでは入籍はできないが、各親を集合させて、向こうに連れて行った。
謁見の間で、親達を見下ろし迎え、階段を落りて妻とすることを誓う。
「こっ皇帝? ここはどこかの国なのか?」
「高校生の時、騒ぎがあったでしょう。その時、皆が来ていた国です。力で国を一つにまとめ帝国が誕生をしました。此の大陸に今は国が一つです」
それでまあ、説明をしつつ、大きくなった孫と、時間の因果関係を説明。
すっごく面倒だった。
今の所、日本と国交などは考えていないが、こちらは資源の宝庫。
自噴している石油もあるし、将来的には何かを考えても良いかもしれない。
「まあ、こんな物かな」
「そうね、良いんじゃない? でもね、皆を見ていると私も子どもが欲しくなったわ」
「俺とお前の子ども? 創るといやな予感しかしないが、下手すると、新世界とかできるんじゃないか?」
そう言うと、八重は悩んでいたが、ありえそうだと思い諦めた。
まあそう言うことで、奇妙な事に巻き込まれた数年だったが、終われば俺達の都合に良い様に収まった。
これから先、日本側にばれれば、世界初の異世界との国交樹立そうなれば、他の国も手を出してくることになる。
税務署員が余り頑張らないことを祈ろう。
そして、彼女達の両親が許して貰ったあと、創るのではなく、普通に子どもを作った。
親達は、複雑そうだが、皇帝の直系という事だし、こちら側でそだてられる孫という事で喜んでいた。
まあ認知はしたし。
ああ、そうそう、一部の奴らは小説を書いて発表したし、あの時の力を取り戻そうとしている奴らも居る……
そして、鈴木達現地妻グループは、彼女ができても過保護というか、心配性というか、目を離せば何かが起こりそうと心配をして、女の子からフラれまくっているようだ。
一番の被害者は、こいつらだったのかもしれない。
まあ俺らから離れて、行動をした所為と言えばそれまでだが、かわいそうなので少しだけケアをしてあげた。
多分今は、目の前で浮気されても、ニコニコしているだろう。
大体これで、上手く収まったと思う。
これから先、俺と八重は、二つの世界を見守っていこうと思う。
神は、基本退屈なんだよ……
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お読みくださり、ありがとうございました。
同時に三つも四つも上げて、少し誤字脱字が増えお見苦しかったと思います。
徐々に、推敲は行います。
そして今、新作を書いています。
少しお待ちください。
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