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星明かりの下で
第3話 衝撃の事実
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「ありがとうございます」
やはり、深海さん達を頼ったようだ。
彼等と言っても、河瀨さんの方はプロキャンパーだ。
行動が的確。
思わず見惚れてしまう。
それから後も、薪を割ろうとして、振りかぶり斧を投げるし、足を切りそうにもなる。
当然、いつまで経っても河瀨さん達が帰れない。
もう周りは、暗くなってきている。
そんな時、騒がしい集団がやって来る。
若い高校生のようだ。
ギャアギャアと言いながら、指定された場所へ向かう。
通り過ぎるときの目が気になる三人組。
後ろの二人は、ちらっと見るだけだったのだが、三人組はちょっと身の危険を感じたわ。
高校生の方は、女がいないと文句を言う。
「あの二人。多分三十は行っていないが、男連れだし。誰だよここにしたのは」
「他は、車でもないと駄目なんだよ。それに、管理事務所がないと何かあった時にこまるだろ」
颯斗が説明をするが、当然納得はしない。
「あの爆乳姉ちゃん、相手してくんないかなぁ」
雉鳩がぼやく。
「騒動は起こすなよ」
「わーったよ」
そして彼等も……
「テントはこれで良いだろうが、火が付かねえ」
このキャンプ場、直火が禁止されている。彼等は知らない様だ。
焚き火台を持っていない場合や、バーナーを持っていない場合、料理用は、屋根付きの調理場がある。
風情はなくなるが、そこで食事もできる様になっている。
「すみません。火を分けてください」
当然の様に雉鳩が立候補。
普段は何もしないのに、こう言うときは早い。
結局、雫たちと河瀨達は、一緒の場所で食事をしていた。
当然まな板を忘れたやら、包丁がないやら。
ジャガイモは、結局アルミホイルに包まれて、火の中に入っている。焼き上がった後、バターや塩胡椒で食うと美味いのだ。
レトルトのスープやチキンソテー。
カレー用の肉もそのまま、酒塩胡椒で味付けされてソテーされた。
でまあ、酎ハイで乾杯中。
「火がいるのか? ここはベースがないと直火は禁止だぞ」
「えっ。持ってないっす」
「じゃあ、あそこに料理用の小屋があるからそこでしろよ」
「ええー。湯があれば良いだけなのに」
河瀨は考える。
若い。そして、さっきも随分叱ったのだが、この河野と言う女と同じ匂いがする。全く勉強をしていない素人臭い。
「仕方が無い。持って来い。湯は沸かしてやる」
「らっきー。みんな連れてきます」
そう言って、彼は走って戻る。
そうして、奇妙な集団で食事会が始まる。
「いやあ、こういうのも良いですね。キャンプの醍醐味なのかな。はははっ」
「はははじゃない。多少は勉強をしろ。こんな技術は災害時にも役にたつ」
「へーい」
雫は聞こえないふりで、うまうまとジャガイモを食っている。
一応自己紹介をしつつ、食事会は終了する。
「ありやとざしたぁ」
「なんだ。あの適当な挨拶は?」
「体育系だと、あんな感じになるわよ」
雫が説明をする。
「あの姉ちゃん達、付き合ってないんだってな」
「二十五歳と内緒か」
「あの胸良いなあ」
馬鹿達が二人はしゃいでいるところで、伊吹は少し考えていた。会社名が東野精巧。親父の同僚か。
なら親父のことを知っているのだろうか?
家ですらあれだったんだ、会社にも話は行っているだろう。
楽しそうな笑顔。妙に腹が立つ。
悪いのは親父だ。
でも……
そうして時間が経ち、飲み会もお開きとなった。
「あれ? 雫が帰ってこないわね」
「そう言えば。酔い覚ましに、散歩をするって言っていたな」
「この辺り、熊はいないんだろ」
「ああ、熊はいないが猪や、人間がいる。川もあるしな」
「探しに行こう」
こうして、少し上流へと登って行く。
雫は男の近くで酒を飲み、屋外という開放感もあり我慢が出来なくなっていた。
「あれが近くなると、欲しくなるのよね」
そう、持って来ていたおもちゃ。
場を離れて、川上に向かい。岩に囲まれた場所を見つける。
そこで楽しんでしまう。
ただ、ふらふらと歩いているところを、雉鳩に見られていた。
「おっ。雫ちゃんだ」
もしかすると、風呂代わりに泳ぐのか?
裸で泳ぐ彼女を想像する。
「いくぞ」
三人は追いかける。
そして見てしまう。
「淋しいんだね。行ってくる」
「あっおい」
「雫ちゃん手伝おうか?」
「ヒッ誰?」
「やだなあ。さっきぶり。落としちゃった」
おもちゃを拾われる。
「砂だらけ。洗ってきますよ」
雫はパニック。
酔っ払っていて、行為のせいで舞い上がり、思考がまとまらない。
「はい。洗ってきたよ。んー」
そう言って、手渡されるかと思ったそれは、直接敏感な所に押し当てられる。さっきまでしていたために準備ができている。
「ありがとう。んんっ」
とっさに手を押さえに行くが、離してくれない。
振動し始める。スイッチが入れられたようだ。
「どう? 自分でするより良いでしょ」
「んんっ。んふっ。こらあっ。怒るわよ」
そう言っているが、手の力は緩んでくる。
「そうですか? ほらっ」
「ひゃうっ」
反応を見て確信する。
拒否する気がない。
背後に回り、体を抱え込むようにして、胸を揉む。
「んんっ。こっ、らあぁ」
「ほら、雫ちゃん。反応が色っぽいから、こんなになっちゃった」
手が導かれる。
触れたのは、固く立ち上がる何か。
「んんっ。もうっ。したいの?」
「うん。雫ちゃんと同じ。ほら」
おもちゃが、布の隙間から差しこまれて、突き上げられる。
「はううっ」
彼女の手が、動き始める。
諦めたようだ。
気が付かなかった雫。
手招きをする雉鳩。
彼等は、獲物を見つけた。
やはり、深海さん達を頼ったようだ。
彼等と言っても、河瀨さんの方はプロキャンパーだ。
行動が的確。
思わず見惚れてしまう。
それから後も、薪を割ろうとして、振りかぶり斧を投げるし、足を切りそうにもなる。
当然、いつまで経っても河瀨さん達が帰れない。
もう周りは、暗くなってきている。
そんな時、騒がしい集団がやって来る。
若い高校生のようだ。
ギャアギャアと言いながら、指定された場所へ向かう。
通り過ぎるときの目が気になる三人組。
後ろの二人は、ちらっと見るだけだったのだが、三人組はちょっと身の危険を感じたわ。
高校生の方は、女がいないと文句を言う。
「あの二人。多分三十は行っていないが、男連れだし。誰だよここにしたのは」
「他は、車でもないと駄目なんだよ。それに、管理事務所がないと何かあった時にこまるだろ」
颯斗が説明をするが、当然納得はしない。
「あの爆乳姉ちゃん、相手してくんないかなぁ」
雉鳩がぼやく。
「騒動は起こすなよ」
「わーったよ」
そして彼等も……
「テントはこれで良いだろうが、火が付かねえ」
このキャンプ場、直火が禁止されている。彼等は知らない様だ。
焚き火台を持っていない場合や、バーナーを持っていない場合、料理用は、屋根付きの調理場がある。
風情はなくなるが、そこで食事もできる様になっている。
「すみません。火を分けてください」
当然の様に雉鳩が立候補。
普段は何もしないのに、こう言うときは早い。
結局、雫たちと河瀨達は、一緒の場所で食事をしていた。
当然まな板を忘れたやら、包丁がないやら。
ジャガイモは、結局アルミホイルに包まれて、火の中に入っている。焼き上がった後、バターや塩胡椒で食うと美味いのだ。
レトルトのスープやチキンソテー。
カレー用の肉もそのまま、酒塩胡椒で味付けされてソテーされた。
でまあ、酎ハイで乾杯中。
「火がいるのか? ここはベースがないと直火は禁止だぞ」
「えっ。持ってないっす」
「じゃあ、あそこに料理用の小屋があるからそこでしろよ」
「ええー。湯があれば良いだけなのに」
河瀨は考える。
若い。そして、さっきも随分叱ったのだが、この河野と言う女と同じ匂いがする。全く勉強をしていない素人臭い。
「仕方が無い。持って来い。湯は沸かしてやる」
「らっきー。みんな連れてきます」
そう言って、彼は走って戻る。
そうして、奇妙な集団で食事会が始まる。
「いやあ、こういうのも良いですね。キャンプの醍醐味なのかな。はははっ」
「はははじゃない。多少は勉強をしろ。こんな技術は災害時にも役にたつ」
「へーい」
雫は聞こえないふりで、うまうまとジャガイモを食っている。
一応自己紹介をしつつ、食事会は終了する。
「ありやとざしたぁ」
「なんだ。あの適当な挨拶は?」
「体育系だと、あんな感じになるわよ」
雫が説明をする。
「あの姉ちゃん達、付き合ってないんだってな」
「二十五歳と内緒か」
「あの胸良いなあ」
馬鹿達が二人はしゃいでいるところで、伊吹は少し考えていた。会社名が東野精巧。親父の同僚か。
なら親父のことを知っているのだろうか?
家ですらあれだったんだ、会社にも話は行っているだろう。
楽しそうな笑顔。妙に腹が立つ。
悪いのは親父だ。
でも……
そうして時間が経ち、飲み会もお開きとなった。
「あれ? 雫が帰ってこないわね」
「そう言えば。酔い覚ましに、散歩をするって言っていたな」
「この辺り、熊はいないんだろ」
「ああ、熊はいないが猪や、人間がいる。川もあるしな」
「探しに行こう」
こうして、少し上流へと登って行く。
雫は男の近くで酒を飲み、屋外という開放感もあり我慢が出来なくなっていた。
「あれが近くなると、欲しくなるのよね」
そう、持って来ていたおもちゃ。
場を離れて、川上に向かい。岩に囲まれた場所を見つける。
そこで楽しんでしまう。
ただ、ふらふらと歩いているところを、雉鳩に見られていた。
「おっ。雫ちゃんだ」
もしかすると、風呂代わりに泳ぐのか?
裸で泳ぐ彼女を想像する。
「いくぞ」
三人は追いかける。
そして見てしまう。
「淋しいんだね。行ってくる」
「あっおい」
「雫ちゃん手伝おうか?」
「ヒッ誰?」
「やだなあ。さっきぶり。落としちゃった」
おもちゃを拾われる。
「砂だらけ。洗ってきますよ」
雫はパニック。
酔っ払っていて、行為のせいで舞い上がり、思考がまとまらない。
「はい。洗ってきたよ。んー」
そう言って、手渡されるかと思ったそれは、直接敏感な所に押し当てられる。さっきまでしていたために準備ができている。
「ありがとう。んんっ」
とっさに手を押さえに行くが、離してくれない。
振動し始める。スイッチが入れられたようだ。
「どう? 自分でするより良いでしょ」
「んんっ。んふっ。こらあっ。怒るわよ」
そう言っているが、手の力は緩んでくる。
「そうですか? ほらっ」
「ひゃうっ」
反応を見て確信する。
拒否する気がない。
背後に回り、体を抱え込むようにして、胸を揉む。
「んんっ。こっ、らあぁ」
「ほら、雫ちゃん。反応が色っぽいから、こんなになっちゃった」
手が導かれる。
触れたのは、固く立ち上がる何か。
「んんっ。もうっ。したいの?」
「うん。雫ちゃんと同じ。ほら」
おもちゃが、布の隙間から差しこまれて、突き上げられる。
「はううっ」
彼女の手が、動き始める。
諦めたようだ。
気が付かなかった雫。
手招きをする雉鳩。
彼等は、獲物を見つけた。
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