世界は万華鏡でできている

兎杜唯人

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一歩下がって四歩進んで見たそこは違う景色だった 2

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実験に失敗は付き物だとウィリディスは思う。
苦笑いぎみな研究員たちとともに焦げた器具や机を見つめる。

「やり直す前に配合を考え直すか。大惨事にならなくてよかった」
「難しいですね」
「あぁ。人の体はかくも複雑なものか…魔法でも使えたら便利だな」
「あぶらかだぶらー、ってやつですね」
「あ、昔そんな漫画読んだな」

わいわいとさわぎながら片付ける研究員たちに怪我はなさそうだ。
自分は少し破片で指を切ったが大きいものではない。
あらためて机をみた。
人の人体の内部を擬似的に産み出すために試行錯誤が始まった。
外部からの影響を可能な限りなくすために研究室内を特殊な膜で覆い、そこへ入るウィリディスや研究員たちも宇宙服かといわんばかりの防護服を着ていた。
人間の体内環境についてはわかっていることのほうが多い。いかにしてそれを人工的に作り上げるかという作業を行っている途中だった。
体内の圧力や水分量を調節しつつ、そこにいれた細胞が人間の体内に存在しているときと同じように働かねば意味がないのだ。
細胞を生かすための薬剤を作っているところではあるが、薬品の量を一歩間違えればつい先ほどのように小規模な爆発を起こしてしまう。
かくも人の体とは複雑なものなのか、とウィリディスは小さくため息をついた。

「まぁ、とりあえず休憩しますか」
「セリーニ…」
「だって、ほら」

研究室そばまでやってきたセリーニは客人を伴っていた。
その客人をみた研究員たちの視線はことごとくウィリディスへ向かう。
ウィリディスを見た客、リューイは嬉しそうに笑っていた。

「弁当忘れていくなんて信じらんない」
「ぁ、これおいしい」
「それピータさんが作ったやつだから」
「わざわざ届けに来たの?」
「せんせーが食べたいっていったやつがうまく作れたから」
「健気…至れり尽くせり」

研究員たちと食事をとりながらウィリディスは言葉が出なかった。
リューイは作った弁当をわざわざ持ってきたらしかった。確かに弁当の中にはウィリディスが食べたいとつぶやいていたピーマンの肉詰めが入っている。
ピータに教えてもらったのだろうか、キレイな焼き目のついたそれは照り焼きにしたらしくごはんによくあっていた。

「教授、それ一個もらっていいですか」

セリーニがわきから覗いてウィリディスの弁当に入っている肉詰めを見つめた。
少し食べる手を止めてから紅茶のカップを手にほかの研究員たちと会話をするリューイを見る。

「だめだ」
「けちぃ」
「お前にはお前の番が作った弁当があるだろう」
「それもそうですけど、あの子が教授のために作ったものの味も気になるじゃないですか」
「それでもだめだ」

ふっと顔をあげたリューイとウィリディスの視線が交わる。
口を開きかけたリューイに向かってウィリディスが先に言葉を発していた。

「よくできているな。おいしい」

途端リューイの首筋までが赤くなる。
研究員たちは声にこそ出さないものの総員が『惚気か』と内心でつぶやいていた。
研究員たちの様子を気にした様子なく弁当を食べ終えたウィリディスは箱を包み終えるとリューイに渡す。

「夜も楽しみにしている」
「がんばる!」

ぱっと顔を明るくしたリューイにうなずきを返せば一足先に研究へ戻る。
ウィリディスがいなくなると残った研究員たちはリューイをまじまじと見つめた。
働きだして長いものもいるが、だれもかれもウィリディスのあんなにやさしい声を聴いたことはなかった。
しかもほのかに口元が笑っていたではないか。見間違い?いいや違う、と研究員たちは首を振った。
目の前の一人の青年が彼を変えたのだ。

「なぁ、リューイ。お前は教授とどうなりたい?」
「セリーニのいいところはまっすぐなところだけど、時折まっすぐすぎてオブラートって知ってる?って私は聞きたくなる」
「だって気にならないのか?あの教授にあんなにやさしい声を出させるΩがいるのに、番でもなんでもないなんて、ありえないだろう」
「あのねぇ、セリーニ、そういうのはとってもデリケートなんだよ?教授とリューイくんの」

セリーニは眉を寄せる。うんうん、とほかのΩたちはうなずいた。
しかし興味はあるらしい。

「マリッサは気にならない?」
「なる。本音を言えば。でも多分それは私たちが踏み込んじゃいけないことだと思う。セリーニは、リューイくんの立場になって、ほかの人からまだ番になってない私との関係聞かれて答える?」
「…答える」
「うん、セリーニに聞いたのが間違いだった」

リューイは目の前の二人の会話に苦笑する。
どうなりたいか、と聞かれたらきっと迷いなく答えることができる。もちろん当人がいないときだけ、ということはあるものの、自分の気持ちに気づいてから彼に対して思うことは一つだけだ。

「番に、なってほしい…せんせーが、好きなんだ。俺なんて、せんせーとは全く釣り合わないと思ってる。でも、もしもがあるなら、俺はせんせーといつまでもいたい」

リューイの漏らした言葉に研究員たちの手が止まる。
リューイは周囲が静かなことにはっとすると慌てて笑顔で手を振った。

「せんせーは研究が大事で、その研究も大事な人のためだってわかってるから望み薄いのもわかってるし、俺のためにって番を探してくれているのも知ってるから本当これは俺のわがままだと思うんだ。だから本当…別に…」

リューイの声がだんだん小さくなる。笑顔がなくなりうつむいたリューイは軽くなった弁当箱を抱きしめる。

「いいんだ。せんせーに助けてもらってみんなと一緒に暮らしていて、時折せんせーに抱かれて…それだけでも十分幸せだから。今まで見たいに知らないαに抱かれてお金もらって、時折ケガしたり、食べるものもなくて飢えたりしなくて済むんだし」

セリーニは無表情でリューイを見つめた。
研究員が何人か口を開こうとするも言葉は出せない。二人の問題だからだ。
セリーニは大きなため息をつけばリューイの隣に椅子を運んでどかっと座る。

「リューイ、俺からいいアドバイスをくれてやる。教授は身を引いたところであの人も身を引きかねないから、本気であの人と番になりたいって思うなら押せ。押し倒して既成事実を作れ」
「…セリーニ」
「ついでに俺もマリッサを番にするとき初めに押し倒した」

リューイ以外の目がセリーニの番であるマリッサに向かう。その時のことを思い出したのかマリッサは顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。

「まぁ俺とマリッサのことはさておいて。リューイ、身を引いてばかりじゃ結局自分の幸せなんて手に入らないぞ。腹立たしいことに幸せなんてものはその辺に転がっているものじゃない。自分でつかみとりにいかないとずっと手に入らないぞ」

リューイの目が見開かれた。
少し唇を震わせて視線を落とす。既成事実はさておいても、セリーニの言葉には一理ある。
こちらに歩いてくるわけではない幸せを手にしたい気持ちはある。願わくばウィリディスのそばで。

「さて、若者よ。そんなお前にいい薬がある」
「セリーニ!媚薬なんて渡したらだめだからね!」
「ちっ…なんでばれた」
「ばれるよ。私を抱くときに使おうとして持ってたの知ってるんだからね」

ポケットから出した薄桃色の液体の入った小瓶をセリーニは振る。
ぷりぷりと怒っている姿のマリッサを見て小瓶を見て、それからリューイへと順番に視線を移動させる。リューイはセリーニと見つめあった。

「割と強力。Ωの発情フェロモンをもとにした媚薬だからα中のαである教授にはかなり効く。効きすぎてあとでそのときの記憶はなくしかねないけど、一夜の夢でも見てみるか?」

リューイの瞳がセリーニと媚薬をいったりきたりする。
うつむいて、それから顔をあげたリューイは手を差し出した。

「もらう」
「ほう、いい度胸じゃん」
「セリーニ、それ飲ませて本当に大丈夫?」
「大丈夫。確かなところから手にしているから」

マリッサはため息をついた。止めるべきだったかもしれないとあとあと後悔した。
だが、思い悩んだ様子のリューイにはいい起爆剤になるのかもしれないともその時は考えていたのだ。
媚薬を手にリューイは研究室を出ていく。
レナータがリューイを出口まで見送った。

「リューイくん、それを本当に使いますか」
「今日は使わない。でも…きっといつか使うかもしれない。俺、まだせんせーに伝えられるほどの勇気がないから」

レナータはリューイの媚薬を握る手をそっと握り締めた。
目線をあわせたリューイはレナータがわずかに微笑んでいることに気づいた。

「媚薬を使うのはあまりいいことではないと思います。でも、あなたならきっと…短期間で教授に変化を与えられたあなたなら、きっと大丈夫だと私は思います」

リューイは目を丸くして言葉が出なかった。
よしよし、と子供にするように頭を撫でられて恥ずかしくなる。レナータの手は柔らかく暖かかった。

「もし、教授への想いで苦しくなったら私たちのところへ来てくださいね。いつでもご相談に乗りますし、応援してますから」
「…はい」
「お気をつけて」
「はい。ありがとうございました」

リューイは頭をさげてからレナータと別れて家に戻る。その後ろ姿を見つめてはレナータは小さくため息をついた。
研究室へと戻って自分の仕事を片付けなければと思い直して戻っていけば隣のデスクにいるはずのセリーニがいない。すでに休憩は終えて各々が仕事に戻っているというのにどこへ行ったのだろうか。
彼はかなりふざけているようにみえるが仕事に対してはかなりまじめに取り組んでいる。

「教授、これ渡しておきますね」

レナータにどこに行ったのかと心配されていたセリーニはウィリディスのもとにいた。
突如として差し出された小瓶にウィリディスは胡乱気な顔をする。何が入っているのかわからない。透明であるからシロップか何かだろうか。

「なんだこれは」
「解毒剤です」
「お前は誰に毒を渡して何がしたいんだ」
「毒っていうか、媚薬?」
「余計に何がしたいんだ」

ウィリディスは小さくため息をついた。

「ねぇ教授、リューイの本音知りたくないんですか」
「リューイに媚薬を渡したのか」
「まぁまぁ、そう怒らない」

セリーニはウィリディスをなだめた。
リューイの本音、と言われてウィリディスの思考が一時停止する。
セリーニはにこやかに告げた。

「もしリューイが媚薬を仕込んだのならこれを飲めばある程度は抑え込めます。リューイは教授が媚薬を飲んでへろへろになっていると思って色々言うと思いますよ?教授が知りたくないと思うなら解毒を飲まなければいい。αには強く効く媚薬なので翌朝には飲んだ日のことはすっかり忘れますんで問題はなにもないかと」

ウィリディスはなぜセリーニがそんなことを言うのかわからない。
眉を寄せてそんな疑問を感じたのかセリーニは顎に手をやって少し考える。
本音を言えば彼とリューイの関係にやきもきしているからではあるのだが、それを直接言っても面白くはない。
やや間をおいてからセリーニはこれならば自分が納得できるという理由を思い立った。

「どうせ物語を読むならば"めでたしめでたし"で終わらせたいでしょ?それが当人たちの"めでたしめでたし"につながるのならばなおのこと読んでいて面白いし、見ていてこっちもハッピーになります。そういうことです」
「…今のままではめでたしめでたしとはいかないということか」
「むしろなにをどうやったらめでたしで終わると思ってるんですか」

セリーニの言葉には棘がある。彼の言いたいこともまたわかるような気がしていた。

「そんなの見ていてわかりますって。ねぇ、教授。俺たちはあんたにいろいろと世話になりました。なので今回手を出してます。俺としてもあんなに人の良すぎるリューイを泣かせるのは忍びないってのは本音かもしれません。教授がこの研究に命をかけているのも存じてますが、いったん足を止めて周辺見回しても罰は当たらないと思いますよ。余計なお世話かもしれませんけどね」

セリーニはウィリディスの手に小瓶を押し付けてさっさと自分の持ち場へと戻っていく。ウィリディスは小瓶を見つめた。
リューイの本音か、と小さくつぶやく。聞いてしまったら自分はきっとリューイに触れられなくなってしまう。
誰に言われずとも、自分がよくわかる。リューイを番にしたい気持ちも、愛しく思う気持ちも、日に日に増していく。理性で押しとどめている欲求はいつ爆発するのか自分でもわからない。
だからなおのこと急いで彼を番となるべき相手に引き渡さねばならないのだ。
ウィリディスの心のどこかで、自分ではリューイを幸せにしてやれないという気持ちがあった。年齢のことも、自分自身の性格のこともある。
何事もなく老いていくのなら自分は間違いなくリューイを置いていくし、研究のことに夢中になれば先だってのように寂しい思いをさせてしまいかねない。
彼の笑顔が曇るのだけは避けたい。

「愛している…そう告げたらお前はどんな顔をするだろうか」

ウィリディスの中で研究の意味が少しずつ変化していた。
クロエの体を取り戻すことは変わっていない。今はそこに、いつかリューイにもしもがあったら、ということが含まれていた。
それに気づいてウィリディスは苦笑をこぼす。小瓶を持ち帰る荷物へとしまいこめば休憩明けに予定していた仕事に取り掛かる。
悩んでいる時間などないに等しい。深呼吸をしてウィリディスは頭のスイッチを切り替えた。
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