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第2話 後編 距離感
夕暮れにて
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かれこれ三十分以上経っている。神社近辺をうろつきながら、未だに迷っていた。行くべきか、退くべきか。
黒狐さまの家の前を通りがかる度、足を止める。黒い扉の横についているインターホンに手を伸ばす。が、届く寸前で指が止まる。頭を落とし、ため息をつき、首を横に振りながら、また歩き出す。スマホを見る気すら起きない。
「もう、明日でいいんじゃないか」
何度、そう呟いたかわからない。頭の中は、言語化できない悩みで埋め尽くされている。物事を思考することすら、難しかった。
背後を見た時、目が眩んだ。夕日を反射し橙色に輝く、田間川の水面。道路越しに見える景色に、息を呑む。
今頃気付いた。心に余裕がなく、視野が極端に狭くなっていて気づけなかったのだ。
夕日がきっかけで、田中先生の指導を思い出した。
目を瞑って、今の自分の気持ちを頭に描く。
『嫌われたくない。怖い。怒るんじゃないのか。不安だ。何をやっても無駄だ。何もかも放り投げて逃げ出したい』
目を開く。強烈な暁が、視界を満たす。さっきのは全部妄想。今見えている、夕日だけが現実。
自分を嫌うか、怒るのか、決めるのは黒狐さまだ。努力できる範囲で最大限努力する。その結果、どうなるのかは、神のみぞ知る。
ツキは今まで、一歩を踏み出せなかった。ずっとわき役だった。学力平凡、書いた小説は読まれず、学校行事も目立ちたがり屋に任せ、進路は他人任せ、友人は少なく、好きな人に話しかけたこともない。走馬灯のスタッフロールに名前が載るとしたら、エキストラの欄だろう。そんな自分が嫌で、自分以外のカッコいい誰かになりたくて、だからこそ映画や小説、漫画といった創作にのめりこんだ。
でも、今回は違う。神社での別れ際。黒狐さまに『バッドエンドは勘弁しておくれよ』と言われたその瞬間から、自分はわき役ではいられなくなった。
主人公とは、物語の中心となる問題を抱えており、その問題を解決しようと物語を前進させる人物を言う。問題を解決した人が主人公なのではない。問題を解決しようとする人が、主人公なのだ。
自分は主人公だ。だとしたら、やることは一つ。
ツキは、夕日に背を向けた。震える指で、インターホンを押し込む。
黒い扉が勢いよく開く。突風が吹き、道路の手前まで下がってしまった。両眼を庇った腕を下すと、家主が姿を現した。
黒い制服に光が反射し、朱色の線が刺していた。勢いよく舞った黒髪の一本一本が、深紅に輝いている。長いまつ毛に、冷たい釣り目。その眉間には、深いしわが刻まれていた。頭上の狐耳は前に倒れており、威嚇する犬のそれだ。
玄関の中では、黒い何かがうごめいている。とても恐ろしい何かが。
「何の用じゃ?」
「あの……」
「理由がないなら戻るぞ」
話そうとするのを遮り、黒狐さまは背を向けようとした。ひどく冷淡な声だった。
本気で怒っている。でも、完全に失望しているのなら、無視すればいいことだ。玄関に出て、扉を開けた。彼女は何かを期待している。
「あの! チャットアプリ、ダウンロードしたので、連絡先を交換したくて。この間、クラスの誰とも連絡がとれず、難儀したんです」
「どうせ、住良木と交換しておるんじゃろう? わらわの連絡先を知る必要はない」
「小説のアドバイスは?」
「あれで全部じゃ。それ以上はない」
「ですが!」
「わらわが術を使って願いをかなえる。お主は晴れて、読者ランキング一位じゃ。おめでとう」
「自分を騙して取った数字に、何の価値もありません」
「ではあきらめて帰るんじゃな」
「帰りません」
黒狐さまを睨み返す。体が熱くなり、手が震える。
「なぜじゃ?」
「僕は黒狐さまと、仲良くしたいからです」
全身に力を込めて、叫んだ。
黒狐さまは、向かい風に吹かれたかのように、わずかに目を細めただけだった。
「まるで、説得力が、ない」
黒狐さまが前進する。黒かった瞳が、桃色に輝く。
彼女が数歩前に歩いた時、扉から黒い何かが引っこ抜けた。全長60センチ程の黒い尾。先端だけが真っ白。狐の尻尾を、人間大にしたらちょうどこれくらいの大きさだろう。怒りのためか、前のめりに立ち上がっている。
創作物で見られるような、巨大な尻尾ではない。それが逆に、生々しさを際立たせていた。
「都合のいいにもほどがあるわ! 話はおろか、挨拶すらせず、ハエのようわらわの周りにたかるような奴に、仲良くしたいと思うか? 自分が傷つくのを恐れて、相手に歩み寄ることをしないような奴と、友達になりたいと思うか? わらわはお主の都合のいい人形ではない。わらわには、わらわの過去があり、考えがあり、価値観があり、感情がある!」
その通りだった。人だかりができているから、自分がそれどころじゃないから、黒狐さまに迷惑をかけるかもしれないから、嫌われるかもしれないから……勝手な言い訳をして、黒狐さまから逃げていたのは自分自身だった。
「黒狐さまのおっしゃる通りです。この通りです。本当に、申し訳なく思っています」
「自分かわいさに抒情酌量を望むか!」
ツキは、異形の者に歩み寄る。一歩、また一歩。黒狐さまの髪が触れた所で、止まった。そして、手を差し出した。
「謝って罪が軽くなるなんて思っていません。許されなくても構いません。二度と口をきいてくれなくてもいい。でも、心から謝罪させてください」
「何に対して?」
「あなたの気持ちを、全く考えていなかったことです」
「具体的には?」
「黒狐さまは初日、楽しみにしていたと思うんです。僕と学校生活を送ることを。なのに僕は、『黒狐さまが転校してきて嬉しい』とすら言わなかった」
制服姿をほめなかったこと、皮肉ばかり言っていたこと、その他にも謝るべきことが次々と思い浮かんだ。ツキは、その全てを黒狐さまへ叫んだ。
そして、最後の最後に、思い至った。黒狐さまを激昂させた理由。
「もしかして……住良木さん……ですか?」
黒狐さまの表情が変わった。眉が下がり、目は黒色に戻りぼんやりとして、緊張していた口角から力が抜けた。
「初日、どんなにウキウキしておめかししたと思っておる? わらわがどんなにお主に誉められたかったか! 実際はどうじゃ? 住良木にうつつ抜かし、わらわは放置! わらわの妖狐としてのプライドはズタズタじゃよ。最初から裏切られ、日を追うごとに、一番仲良くなりたい相手が離れていく。突然出てきた女に、全てを奪われる。沢山の男女と仲良くなり、孤独をごまかそうともした。年の功で、ちやほやされもした。だが、虚しさは日に日に増すばかり。心の渇きはいつまでも癒えぬ」
「嫉妬、ですか」
「ああ、そうじゃ! ツキ、おぬしのせいじゃ!……おぬしのせいなんじゃぁ!」
黒狐さまの頬に涙が伝う。本人はそれに気づきもせず、こちらを無茶苦茶に罵倒し続けた。
ツキは、自分の罪を突き付けられ、ただ唖然とするしかなかった。
「寂しくて、苦しくて、辛くて……。わらわのこの気持ちが、貴様にわかるかぁぁぁぁぁ!」
黒狐さまは、ようやく自分が鳴いていることに気付いた。
「あ、……止めろ」
両手で目を押さえて、嗚咽し始めた。
「こんな、この程度のことでッ。たかが……。ひっぐぅ……止まれ……わらわは千年以上生きた、うぅ……九尾の……妖狐ぞ! うぇ……なんで……。こんな……」
何度も顔を叩き、首を振る。乱れた黒髪に、水滴が滴り、夕焼け色に煌めいた。
肩を震わせて、唸り声をあげる黒狐さま。まるで、幼子のようだった。
「くろ……」
声が出なかった。気づけば、視界が潤み、歪んでいる。ああ、自分も泣いていたのか。
彼女の悲しみを少しでも和らげようと、背中をかるく撫でてあげた。すると、黒狐さまはこちらの胸に頭を押し付けてきた。そうか、身長、自分よりも低かったんだ。そんなことにも気づかなかったのか、自分は。
「あなたは、僕が出会った人の中で、誰よりも素敵です。僕は、そんな黒狐さまのことを、もっとよく知りたい。もっと好きになりたい。そして、僕が変わるきっかけをくれたあなたの事を、少しでも幸せにしたい。だからもし、叶うのであれば、もう一度チャンスをください。今度こそ、期待に沿えるよう、死力を尽くします。もう二度と、あなたを後悔させません」
何度もつっかえそうになりながらも、何とか言い切った。正真正銘、素直な気持ちだった。もはや、黒狐さまに殺されようがどうでもよかった。黒狐さまに尽くしたいという気持ちが、ほんの数ミリでも彼女に伝われば、満足だった。
黒狐さまは、ゆっくり胸元を離れると、目をぬぐった。
「じゃあ、まずは連絡先の交換からじゃな」
それから、夕焼け顔負けの笑顔で、笑うのだった。
黒狐さまの家の前を通りがかる度、足を止める。黒い扉の横についているインターホンに手を伸ばす。が、届く寸前で指が止まる。頭を落とし、ため息をつき、首を横に振りながら、また歩き出す。スマホを見る気すら起きない。
「もう、明日でいいんじゃないか」
何度、そう呟いたかわからない。頭の中は、言語化できない悩みで埋め尽くされている。物事を思考することすら、難しかった。
背後を見た時、目が眩んだ。夕日を反射し橙色に輝く、田間川の水面。道路越しに見える景色に、息を呑む。
今頃気付いた。心に余裕がなく、視野が極端に狭くなっていて気づけなかったのだ。
夕日がきっかけで、田中先生の指導を思い出した。
目を瞑って、今の自分の気持ちを頭に描く。
『嫌われたくない。怖い。怒るんじゃないのか。不安だ。何をやっても無駄だ。何もかも放り投げて逃げ出したい』
目を開く。強烈な暁が、視界を満たす。さっきのは全部妄想。今見えている、夕日だけが現実。
自分を嫌うか、怒るのか、決めるのは黒狐さまだ。努力できる範囲で最大限努力する。その結果、どうなるのかは、神のみぞ知る。
ツキは今まで、一歩を踏み出せなかった。ずっとわき役だった。学力平凡、書いた小説は読まれず、学校行事も目立ちたがり屋に任せ、進路は他人任せ、友人は少なく、好きな人に話しかけたこともない。走馬灯のスタッフロールに名前が載るとしたら、エキストラの欄だろう。そんな自分が嫌で、自分以外のカッコいい誰かになりたくて、だからこそ映画や小説、漫画といった創作にのめりこんだ。
でも、今回は違う。神社での別れ際。黒狐さまに『バッドエンドは勘弁しておくれよ』と言われたその瞬間から、自分はわき役ではいられなくなった。
主人公とは、物語の中心となる問題を抱えており、その問題を解決しようと物語を前進させる人物を言う。問題を解決した人が主人公なのではない。問題を解決しようとする人が、主人公なのだ。
自分は主人公だ。だとしたら、やることは一つ。
ツキは、夕日に背を向けた。震える指で、インターホンを押し込む。
黒い扉が勢いよく開く。突風が吹き、道路の手前まで下がってしまった。両眼を庇った腕を下すと、家主が姿を現した。
黒い制服に光が反射し、朱色の線が刺していた。勢いよく舞った黒髪の一本一本が、深紅に輝いている。長いまつ毛に、冷たい釣り目。その眉間には、深いしわが刻まれていた。頭上の狐耳は前に倒れており、威嚇する犬のそれだ。
玄関の中では、黒い何かがうごめいている。とても恐ろしい何かが。
「何の用じゃ?」
「あの……」
「理由がないなら戻るぞ」
話そうとするのを遮り、黒狐さまは背を向けようとした。ひどく冷淡な声だった。
本気で怒っている。でも、完全に失望しているのなら、無視すればいいことだ。玄関に出て、扉を開けた。彼女は何かを期待している。
「あの! チャットアプリ、ダウンロードしたので、連絡先を交換したくて。この間、クラスの誰とも連絡がとれず、難儀したんです」
「どうせ、住良木と交換しておるんじゃろう? わらわの連絡先を知る必要はない」
「小説のアドバイスは?」
「あれで全部じゃ。それ以上はない」
「ですが!」
「わらわが術を使って願いをかなえる。お主は晴れて、読者ランキング一位じゃ。おめでとう」
「自分を騙して取った数字に、何の価値もありません」
「ではあきらめて帰るんじゃな」
「帰りません」
黒狐さまを睨み返す。体が熱くなり、手が震える。
「なぜじゃ?」
「僕は黒狐さまと、仲良くしたいからです」
全身に力を込めて、叫んだ。
黒狐さまは、向かい風に吹かれたかのように、わずかに目を細めただけだった。
「まるで、説得力が、ない」
黒狐さまが前進する。黒かった瞳が、桃色に輝く。
彼女が数歩前に歩いた時、扉から黒い何かが引っこ抜けた。全長60センチ程の黒い尾。先端だけが真っ白。狐の尻尾を、人間大にしたらちょうどこれくらいの大きさだろう。怒りのためか、前のめりに立ち上がっている。
創作物で見られるような、巨大な尻尾ではない。それが逆に、生々しさを際立たせていた。
「都合のいいにもほどがあるわ! 話はおろか、挨拶すらせず、ハエのようわらわの周りにたかるような奴に、仲良くしたいと思うか? 自分が傷つくのを恐れて、相手に歩み寄ることをしないような奴と、友達になりたいと思うか? わらわはお主の都合のいい人形ではない。わらわには、わらわの過去があり、考えがあり、価値観があり、感情がある!」
その通りだった。人だかりができているから、自分がそれどころじゃないから、黒狐さまに迷惑をかけるかもしれないから、嫌われるかもしれないから……勝手な言い訳をして、黒狐さまから逃げていたのは自分自身だった。
「黒狐さまのおっしゃる通りです。この通りです。本当に、申し訳なく思っています」
「自分かわいさに抒情酌量を望むか!」
ツキは、異形の者に歩み寄る。一歩、また一歩。黒狐さまの髪が触れた所で、止まった。そして、手を差し出した。
「謝って罪が軽くなるなんて思っていません。許されなくても構いません。二度と口をきいてくれなくてもいい。でも、心から謝罪させてください」
「何に対して?」
「あなたの気持ちを、全く考えていなかったことです」
「具体的には?」
「黒狐さまは初日、楽しみにしていたと思うんです。僕と学校生活を送ることを。なのに僕は、『黒狐さまが転校してきて嬉しい』とすら言わなかった」
制服姿をほめなかったこと、皮肉ばかり言っていたこと、その他にも謝るべきことが次々と思い浮かんだ。ツキは、その全てを黒狐さまへ叫んだ。
そして、最後の最後に、思い至った。黒狐さまを激昂させた理由。
「もしかして……住良木さん……ですか?」
黒狐さまの表情が変わった。眉が下がり、目は黒色に戻りぼんやりとして、緊張していた口角から力が抜けた。
「初日、どんなにウキウキしておめかししたと思っておる? わらわがどんなにお主に誉められたかったか! 実際はどうじゃ? 住良木にうつつ抜かし、わらわは放置! わらわの妖狐としてのプライドはズタズタじゃよ。最初から裏切られ、日を追うごとに、一番仲良くなりたい相手が離れていく。突然出てきた女に、全てを奪われる。沢山の男女と仲良くなり、孤独をごまかそうともした。年の功で、ちやほやされもした。だが、虚しさは日に日に増すばかり。心の渇きはいつまでも癒えぬ」
「嫉妬、ですか」
「ああ、そうじゃ! ツキ、おぬしのせいじゃ!……おぬしのせいなんじゃぁ!」
黒狐さまの頬に涙が伝う。本人はそれに気づきもせず、こちらを無茶苦茶に罵倒し続けた。
ツキは、自分の罪を突き付けられ、ただ唖然とするしかなかった。
「寂しくて、苦しくて、辛くて……。わらわのこの気持ちが、貴様にわかるかぁぁぁぁぁ!」
黒狐さまは、ようやく自分が鳴いていることに気付いた。
「あ、……止めろ」
両手で目を押さえて、嗚咽し始めた。
「こんな、この程度のことでッ。たかが……。ひっぐぅ……止まれ……わらわは千年以上生きた、うぅ……九尾の……妖狐ぞ! うぇ……なんで……。こんな……」
何度も顔を叩き、首を振る。乱れた黒髪に、水滴が滴り、夕焼け色に煌めいた。
肩を震わせて、唸り声をあげる黒狐さま。まるで、幼子のようだった。
「くろ……」
声が出なかった。気づけば、視界が潤み、歪んでいる。ああ、自分も泣いていたのか。
彼女の悲しみを少しでも和らげようと、背中をかるく撫でてあげた。すると、黒狐さまはこちらの胸に頭を押し付けてきた。そうか、身長、自分よりも低かったんだ。そんなことにも気づかなかったのか、自分は。
「あなたは、僕が出会った人の中で、誰よりも素敵です。僕は、そんな黒狐さまのことを、もっとよく知りたい。もっと好きになりたい。そして、僕が変わるきっかけをくれたあなたの事を、少しでも幸せにしたい。だからもし、叶うのであれば、もう一度チャンスをください。今度こそ、期待に沿えるよう、死力を尽くします。もう二度と、あなたを後悔させません」
何度もつっかえそうになりながらも、何とか言い切った。正真正銘、素直な気持ちだった。もはや、黒狐さまに殺されようがどうでもよかった。黒狐さまに尽くしたいという気持ちが、ほんの数ミリでも彼女に伝われば、満足だった。
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