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第八話 今更の世界観説明 その1「ド田舎のオアシス」
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マルノ町、そこは都市部から外れた小さな町。しかし、そんな店にも一軒だけだが娼館がある。それが今回の舞台、ムーゴの楽園だ。
時刻は夕闇迫る黄昏時、そこにやって来たのは我らが団長デーツとバーベラ。
ちなみにこの時間帯、裏ではちびっ子ナイトパーティの準備が進められていた。
「いやーこんな田舎にもあるとは。まさに穴場だね」
バーベラは浮足気味にデーツに語る。ちなみに今のは下ネタというわけではない。
「いいよな、なんにもない田舎に唯一あるのがこういう店だけって。闇が深そうで」
そんな事を言いながらデーツは扉を開く。
そしてその先にあったのは焦茶色の木製のカウンターそれだけである。一応奥には扉があるが、観葉植物も怪しげな絵も飾られていなく、本当に何もない。
「この色気のなさ、返ってそれっぽいね」
バーベラは興味深そうに店内を見回すが、デーツは特に興味がなさそうに店の奥を見るだけ。
すると、カウンターの奥の部屋から男が一人現れる。
「いらっしゃいませ」
「あんたが店主?」
「ええ、私がムーゴでございます。ようこそムーゴの楽園へ」
店主のムーゴは接客のために髭を剃り、服装は綺麗にしているようだが、その太った身から滲み出たような油ぎった顔のせいで、いまいち清潔感に欠ける男であった。
「お客様、うちには男娼が一人なんですが、どうします?」
男娼という単語にバーベラは眉をひそめる。
「底が浅いね。女だからと言って男を欲するとは限らない。商売人ならさ、ほらわかるでしょ?」
「おっとこれは失礼。ええもちろんもちろん、女の子ならよりどりみどりでございますよ」
ムーゴは手もみしながら、その清潔感の欠ける営業をスマイルを見せた。
バーベラは少々不快に感じながらも、紐で20枚に束ねた硬貨をカウンターに乗せる。
「これだけやるからさ、今手が空いてる子全員をオールナイトでいただくよ」
「あなた底が深いどころか底なし過ぎません!?」
「黙ってくれたらあと5枚追加するけど?」
「どうぞどうぞお楽しみくださいませ」
ムーゴは大事そうに25枚の硬貨を懐にしまう。
「じゃあ行こうか団長」
「なあ、さっき男娼が一人って言ったよな」
「はい。実を言うとこの店一番人気でして」
「じゃあ30枚出す。我はそいつと一晩明かすことにした」
デーツが30枚の硬貨の束を投げると、ムーゴはそれをキャッチし、ゴキブリのように素早く動き、懐へとしまった。
「いやはやいやはや、こんなにもお恵みくださるなんてご婦人方は神様女神様でございますね」
「御託はいい、早くしてくれ。あ、部屋は別々で頼むぞ」
「はいはいすぐ準備しますので、しばらくお部屋にてお待ちくださいませ」
二人を部屋の前に案内し、ムーゴは奥へと引っ込んだ。
「団長、僕と一緒に楽しまなくていいのかい?」
「わかっているだろ? 我はあくまでお話が聞きたいだけだと。
そっちこそ、楽しみすぎて目的を忘れるなよ」
「わかってるさ」
そして二人はそれぞれの部屋へと入っていった。
時刻は夕闇迫る黄昏時、そこにやって来たのは我らが団長デーツとバーベラ。
ちなみにこの時間帯、裏ではちびっ子ナイトパーティの準備が進められていた。
「いやーこんな田舎にもあるとは。まさに穴場だね」
バーベラは浮足気味にデーツに語る。ちなみに今のは下ネタというわけではない。
「いいよな、なんにもない田舎に唯一あるのがこういう店だけって。闇が深そうで」
そんな事を言いながらデーツは扉を開く。
そしてその先にあったのは焦茶色の木製のカウンターそれだけである。一応奥には扉があるが、観葉植物も怪しげな絵も飾られていなく、本当に何もない。
「この色気のなさ、返ってそれっぽいね」
バーベラは興味深そうに店内を見回すが、デーツは特に興味がなさそうに店の奥を見るだけ。
すると、カウンターの奥の部屋から男が一人現れる。
「いらっしゃいませ」
「あんたが店主?」
「ええ、私がムーゴでございます。ようこそムーゴの楽園へ」
店主のムーゴは接客のために髭を剃り、服装は綺麗にしているようだが、その太った身から滲み出たような油ぎった顔のせいで、いまいち清潔感に欠ける男であった。
「お客様、うちには男娼が一人なんですが、どうします?」
男娼という単語にバーベラは眉をひそめる。
「底が浅いね。女だからと言って男を欲するとは限らない。商売人ならさ、ほらわかるでしょ?」
「おっとこれは失礼。ええもちろんもちろん、女の子ならよりどりみどりでございますよ」
ムーゴは手もみしながら、その清潔感の欠ける営業をスマイルを見せた。
バーベラは少々不快に感じながらも、紐で20枚に束ねた硬貨をカウンターに乗せる。
「これだけやるからさ、今手が空いてる子全員をオールナイトでいただくよ」
「あなた底が深いどころか底なし過ぎません!?」
「黙ってくれたらあと5枚追加するけど?」
「どうぞどうぞお楽しみくださいませ」
ムーゴは大事そうに25枚の硬貨を懐にしまう。
「じゃあ行こうか団長」
「なあ、さっき男娼が一人って言ったよな」
「はい。実を言うとこの店一番人気でして」
「じゃあ30枚出す。我はそいつと一晩明かすことにした」
デーツが30枚の硬貨の束を投げると、ムーゴはそれをキャッチし、ゴキブリのように素早く動き、懐へとしまった。
「いやはやいやはや、こんなにもお恵みくださるなんてご婦人方は神様女神様でございますね」
「御託はいい、早くしてくれ。あ、部屋は別々で頼むぞ」
「はいはいすぐ準備しますので、しばらくお部屋にてお待ちくださいませ」
二人を部屋の前に案内し、ムーゴは奥へと引っ込んだ。
「団長、僕と一緒に楽しまなくていいのかい?」
「わかっているだろ? 我はあくまでお話が聞きたいだけだと。
そっちこそ、楽しみすぎて目的を忘れるなよ」
「わかってるさ」
そして二人はそれぞれの部屋へと入っていった。
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