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新しい人生
ハールside…3
しおりを挟む父はそれなりに愛してくれてるとは思う
もちろん言葉にされた事はない。抱きしめられた
記憶もないが…
成人して家を出ても困らないように
家庭教師をつけ、お小遣いと言ってかなり多めにお金をくれる。
おかげで働かなくても生きていけるくらい貯金ができた。
ホークの家、シルバー邸はすごい大騒ぎだ
邪魔にならないようホークを探す
噛みながらもセリフの練習していて
爆笑してしまう。その間に皆が集まりホークを囲む
召喚のセリフに少し遅れて光の柱がたつ
(他の7人にもこんな光があったのだろうか?)
ホークが手を上に上げているので上から来る事を察す
空が眩しくちゃんとは見れないが
何か、黒い点があるのは分かる
目も徐々に慣れた頃、自分の目を疑った。
スカートだ……
ふわふわと落ちてきた落人を見て余計に驚く
彼女は理想そのものだったのだ
何度見ても天使が舞い降りたのだと
女神様の慈悲なのだと
そう、思ったが2人で決めたセリフが聞こえ
ハッとする
触れる以上に抱きしめてるのにも関わらず
至近距離で身を合わせ笑っている乙女…
声は全く聞こえないが、価値観が違うとは
本当なんだ、と思った
早く僕にも笑いかけてほしい…
早く話がしたい…
大事に抱きしめ、愛を伝えたい気持ちもあったが
自分にはまだ恋人がいる事を思い出し
当たり障りない挨拶を済ます
挨拶も終わり皆帰ってから
まぁ、色々あったが…ホークよりはまともに
話せたんじゃないだろうか…
話せば話す程ハマっていってるのが
自分でもよく分かった
だから愛を伝え、15年前に言葉にした通り
大事に大事にしてるホークが羨ましくて仕方ない
乙女の怪我を見て悲しくなり
友と乙女の笑顔に幸せを感じ
普通の人の様に話が出来てる事を喜びを感じ
怯えた様子に乙女の前世に殺意が湧き
小さく愛を口にした瞬間
言葉に出来ない感情が生まれた
色々な感情か動いた日だ
自分の夢も少し変わった事に気付く
そして僕は覚悟を決め城に戻る事にする
絶対に狙ってくる厄介な存在を浮かべた
そう、王太子だ。まぁ、兄なのだが…
柔らかい雰囲気に皆騙されるが
裏で手を回すのが得意な人なのだ
陛下や貴族達に手を回し奪われたら
たまったもんじゃない。
先に手を回さなければ、と
気持ち早く陛下の元へ向かう
「ハールです。報告に参りました」
入室の許可をもらい入る
するとどこの誰から聞いたのか王太子…
いや、兄がいた
やられた…
「やぁハール。久しぶりに会えて嬉しいよ、元気だった?」
城内のみだが監視させてるくせによく言う。
「新たな落人だって?すごい光だったね~城からよく見えたよ。他の7人にはない光だった。御伽話によくある天使が舞い降りたかのような……ね」
既に知ってる事に驚いたが想定内だ
余計な事は言わない様に集中する。
「はぃ、すごい光でした」
相槌のみでつまらなくなったのか
「ふ~ん。…では父上、私は失礼させて頂きます」
そう言って退室する兄を見送り報告を始める
…その前に防音結界を張らせてもらう
どこに兄の耳があるか分からない為だ
「して、どんな落人だ?」
「乙女でしたがかなり…いや、ある意味危険な方でした。」
「危険っ!?はぁ…今回はまともなのがいないな。」
「あ、陛下が「非公式だぞ。」
「…すみません。父上が思う様な危険ではなく、その…見目麗しい乙女だったのです」
本当は父だとしても教えたくないが…
と顔に出ていたのだろう。
「………あっはっはっはっ!!!なるほどなるほど!」
父の笑い声を初めて聞いた
そうか、勝手に周りの自分への評価を察した気になっていただけで
普通に話す事もできたのかと気付く
「変わったな…ハールよ。シルバーの後継ぎ以外は敵かの様に顔を崩す事などなかったくせに…ップ!くっ、くく…あっはっはっは!」
夢がほぼ全て実現し、気が抜けたのだろう
(そんな顔に出てたのかっ)
恥ずかしい…
「あい分かった。恋人の方はどうにかしてやろう…どうせ破棄に至るあれこれ持ってるんだろう?」
さすが陛下だ。お見通しだな…
初めて会った時の記憶を記録水晶に移した事まで把握済みなのだろう
手紙と共に提出する
この世界は男からの破棄や離婚は許されない。
ただし、王族貴族に限り、子作り拒否を女性にされた場合と種無しと判断された場合のみ
男からの破棄、離婚の申請が出来るのだ
「私はお前をよく見てきたつもりだ…だからもちろんお前が幸せになるなら喜んで手を貸す。すぐに受理しよう。だが……あれはどうする?」
「それは…」
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いいね、お気に入り、感想
めちゃめちゃ嬉しいです!
ありがとうございます!
拙い文章なのにストーリーに変換してくれる
皆様の想像力、大変助かってます…泣
ほんとありがとうございます!
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