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目が覚めたらRPG主人公!!?②
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現在、イザナミ遺跡の前です。どーも、エルです。なんとか生還。奇跡じゃね?これ。途中でゴーストに炎属性の魔法攻撃されたりとか、スケルトンに殴られまくったりして1/80だったこともあったけど……危なかった。ちなみに報告。Lvが3から5まで上がった。エリーは5から6です。後は暗黒の森を抜けて帰るだけだ。それまでに何かなければいいが……例えば上級職じゃないと勝てないような奴が出てくるとか。そんなことがないよう願うばかりである。それはさておき、とりあえず帰らないと行けないので、全速力でダッシュすることにした。
その四 ~暗黒の森での出会い~
クエストをクリアするには、依頼主の元へ行って報酬と印を貰わなければいけない。……のだが、その前に死にそう。つーか街にも着けないかも。……なぜか?そりゃあ、ね?
―――目の前に真っ黒なドラゴンがいるんだよ!―――
背中に生えた、闇を思わせる程黒く奴の身体をも覆い尽くせそうな巨大な翼。血のように紅い、光った目。ゴツゴツした足の先には、透明で透き通っている綺麗で鋭い爪。白く光った、鋭い牙。今にも僕らのことを噛み砕きにきそうな感じだ。これ、詰んだかもしれない。さらに、恐怖でこの先の展開を忘れた。ど、どうするんだっけ……誰か助けに来る?それとも、負けイベ?も、もしや、バトル……!?無理だろ、これ、イザナミ遺跡前でのフラグ回収してるじゃん。乙です、僕。勝てるわけもないので、僕は絶望スマイルを浮かべていた。―――オワタ。と、そのとき。
???「ターゲット……ロックオン。対象……ダークネスドラゴン。発射まで10秒。」
エル&エリー「!!?だ、誰!?」
突如そこに現れたのは……
???「そこにいるヒト達。早く離れて。巻き添えくらうわよ。」
髪が綺麗に揃えられた、大人っぽい女性だった。でも、何か周りに蝙蝠が沢山飛んでいる……この人(?)、吸血鬼とか!?
???「……発射。」
うお!?な、何か骸骨みたいなのが飛んでったぞ!?凄い……って、あの強そうなダーク……なんとかドラゴンを一撃で倒した。チートじゃん。チートキャラだよ。
バーバラ「ん。これで大丈夫ね。……ん~少しくらいくれても良かったじゃない。私、お腹空いているのよね~。」
その人(?)、名前はバーバラっていうらしい。吸血鬼の末裔で、ジョブは【ネクロマンサー】をやっているとか。なんというか、魅力的なお姉様だ。ちなみにネクロマンサーはマジックの上級職で、様々な属性の魔法に加え、死者蘇生というとんでもない魔法を隠し持っている。しかも、試験内容も他のジョブより特殊で、通常は各ジョブの特性を活かして指定されたモンスターを倒すのだが、ネクロマンサーのみ危険なジョブのため、強力な魔法の制御ができるか、とか、死者と心を通わせられるか、とか、意味のわからないものばかりだ。それを合格したものは世界でも数えられるほどしかいない。この吸血鬼さん、とんでもないな。バーバラさんは回復魔法も少しは心得ているらしく、怪我をしたところを治してくれた………が、出てきていた血を「少しだけ舐めさせて」とか、「ちょっとだけでいいから血をちょうだい」とか、物凄く血を要求してきた。怖い。
バーバラ「ところで、あなたはどうしてここに?見た感じ、まだ下級職よね。」
《クエストで← 気まぐれで 》
ここはクエストで。素直にね~。
バーバラ「へぇ……私は気まぐれよ。暗いところが好きだから。」「ねぇ?一緒に帰りましょう。1人、2人では危険よ。」
《はい← いいえ 》
はいにしておこう。怖そうだから。骸骨みたいなの飛ばされたりして当たったら即死だし。絶対。
バーバラ「んふふ。ありがとう。それじゃ、3人で仲良く帰りましょうか♪」
エリー(ず、ずっと黙っていましたが……エルさん、この人怖いです……!)
エル(うん、僕もぶっちゃけなくても怖い。自然に、でも身構えておこう)
そんなこんなでバーバラさんの旅の話を聞きつつ(時々お腹空いたって言ってて怖かった……)、ホワイトフォレストへ帰った。……もう二度と行かないからな!
その五 ~貴族様とご対面~
なんとか無事に帰ってきた僕らはくたくただったが、報酬と印を貰わなければいけないので、依頼主の貴族様のところへ向かうことにした。その貴族様なのだが、家がとてつもなく大きい。門をくぐると丁寧に世話がされた色とりどりの花が咲き乱れていた。僕も、エリーも、もちろんバーバラさんも、驚いて硬直してしまった。右と左とで対象になるようにされており、なんとまあ美しいこと。こんな家に住めたら1日中飽きないだろう。羨ましいかぎりである。
っとと、会わなきゃだから早く行かないと。玄関にある、透明で透き通った綺麗な鈴を鳴らす―――すると、中から背の高い美少年が………。
髪の毛は金色。目は海のように深い蒼。肌は雪のように白い。目つきはキリッとしていて、顔立ちもいい。誰もが憧れるような少年だ。いや、マジでかっこいい。
???「はい………どちら様で?」
エル「は、初めまして、エルです。えっと、クエストボードから依頼を受けた者なのですが……。」
???「ああ、あの依頼を受けてくれたんだね。ありがとう。とりあえず入って。外ではゆっくり話も出来ないだろ?」
あれ?意外と優しい。貴族様ってみんながみんなさっさと報酬渡して帰らせるって聞いたけど。どうやら当たりの依頼主だったみたいだ。(ゲーム上強制です。)
僕らはまたまた家の豪華さに硬直だ。天井には豪華なシャンデリア、床は大理石でできていて、テーブルやイスなどの家具には、薔薇の装飾が施されている。まさに貴族様の家って感じだ。僕もこんな家に住みたい。1日だけでも住んでみたいです。エリーに共感を求めると「私のお家もこんな感じですよ。でも、こちらの方が少しだけ大きいですねぇ。」だって。やっぱりお金持ちの子だったのか。ちくせう。バーバラさんは「豪華で美しいけれど、暗さが足りないわぁ。」らしい。やっぱり吸血鬼だからかな?
貴族様―ライア様に案内され、ライア様の部屋へ行った。廊下も綺麗で、扉も豪華で、見ていて飽きない。こんな家作るのにいくらかかることやら。夢の夢の夢のまた夢のである。
ライア「とりあえず、これが報酬。Cランクの依頼だから…100,000G。確かに。」
エル「お、おおぅ……なんて大金。持っているのが恐ろしいよ……。」
エリー「はわぁ……エルさん、これで美味しいもの食べましょう!」
エリーって割と食いしん坊なの?見た目そんな子には見えないけど……まぁいいや。っと、バーバラさんは……
バーバラ「次に備えて装備や道具を買ったら?余ったお金で美味しいものにしましょう?」
流石はバーバラさん。旅してる歴長いもんな。まあ、じゃあそれに賛成して……
エル「では、そろそろ行きます。ありがとうございました。」
ライア「……少しだけ話を聞いてくれないか?」
エル&エリー&バーバラ「………え?」
引き止められた僕らは、ライア様にある1つの依頼を出され、とんでもない話を聞かされることになったのだった……(次に何が起こるか分かっちゃう、怖いわ)
その四 ~暗黒の森での出会い~
クエストをクリアするには、依頼主の元へ行って報酬と印を貰わなければいけない。……のだが、その前に死にそう。つーか街にも着けないかも。……なぜか?そりゃあ、ね?
―――目の前に真っ黒なドラゴンがいるんだよ!―――
背中に生えた、闇を思わせる程黒く奴の身体をも覆い尽くせそうな巨大な翼。血のように紅い、光った目。ゴツゴツした足の先には、透明で透き通っている綺麗で鋭い爪。白く光った、鋭い牙。今にも僕らのことを噛み砕きにきそうな感じだ。これ、詰んだかもしれない。さらに、恐怖でこの先の展開を忘れた。ど、どうするんだっけ……誰か助けに来る?それとも、負けイベ?も、もしや、バトル……!?無理だろ、これ、イザナミ遺跡前でのフラグ回収してるじゃん。乙です、僕。勝てるわけもないので、僕は絶望スマイルを浮かべていた。―――オワタ。と、そのとき。
???「ターゲット……ロックオン。対象……ダークネスドラゴン。発射まで10秒。」
エル&エリー「!!?だ、誰!?」
突如そこに現れたのは……
???「そこにいるヒト達。早く離れて。巻き添えくらうわよ。」
髪が綺麗に揃えられた、大人っぽい女性だった。でも、何か周りに蝙蝠が沢山飛んでいる……この人(?)、吸血鬼とか!?
???「……発射。」
うお!?な、何か骸骨みたいなのが飛んでったぞ!?凄い……って、あの強そうなダーク……なんとかドラゴンを一撃で倒した。チートじゃん。チートキャラだよ。
バーバラ「ん。これで大丈夫ね。……ん~少しくらいくれても良かったじゃない。私、お腹空いているのよね~。」
その人(?)、名前はバーバラっていうらしい。吸血鬼の末裔で、ジョブは【ネクロマンサー】をやっているとか。なんというか、魅力的なお姉様だ。ちなみにネクロマンサーはマジックの上級職で、様々な属性の魔法に加え、死者蘇生というとんでもない魔法を隠し持っている。しかも、試験内容も他のジョブより特殊で、通常は各ジョブの特性を活かして指定されたモンスターを倒すのだが、ネクロマンサーのみ危険なジョブのため、強力な魔法の制御ができるか、とか、死者と心を通わせられるか、とか、意味のわからないものばかりだ。それを合格したものは世界でも数えられるほどしかいない。この吸血鬼さん、とんでもないな。バーバラさんは回復魔法も少しは心得ているらしく、怪我をしたところを治してくれた………が、出てきていた血を「少しだけ舐めさせて」とか、「ちょっとだけでいいから血をちょうだい」とか、物凄く血を要求してきた。怖い。
バーバラ「ところで、あなたはどうしてここに?見た感じ、まだ下級職よね。」
《クエストで← 気まぐれで 》
ここはクエストで。素直にね~。
バーバラ「へぇ……私は気まぐれよ。暗いところが好きだから。」「ねぇ?一緒に帰りましょう。1人、2人では危険よ。」
《はい← いいえ 》
はいにしておこう。怖そうだから。骸骨みたいなの飛ばされたりして当たったら即死だし。絶対。
バーバラ「んふふ。ありがとう。それじゃ、3人で仲良く帰りましょうか♪」
エリー(ず、ずっと黙っていましたが……エルさん、この人怖いです……!)
エル(うん、僕もぶっちゃけなくても怖い。自然に、でも身構えておこう)
そんなこんなでバーバラさんの旅の話を聞きつつ(時々お腹空いたって言ってて怖かった……)、ホワイトフォレストへ帰った。……もう二度と行かないからな!
その五 ~貴族様とご対面~
なんとか無事に帰ってきた僕らはくたくただったが、報酬と印を貰わなければいけないので、依頼主の貴族様のところへ向かうことにした。その貴族様なのだが、家がとてつもなく大きい。門をくぐると丁寧に世話がされた色とりどりの花が咲き乱れていた。僕も、エリーも、もちろんバーバラさんも、驚いて硬直してしまった。右と左とで対象になるようにされており、なんとまあ美しいこと。こんな家に住めたら1日中飽きないだろう。羨ましいかぎりである。
っとと、会わなきゃだから早く行かないと。玄関にある、透明で透き通った綺麗な鈴を鳴らす―――すると、中から背の高い美少年が………。
髪の毛は金色。目は海のように深い蒼。肌は雪のように白い。目つきはキリッとしていて、顔立ちもいい。誰もが憧れるような少年だ。いや、マジでかっこいい。
???「はい………どちら様で?」
エル「は、初めまして、エルです。えっと、クエストボードから依頼を受けた者なのですが……。」
???「ああ、あの依頼を受けてくれたんだね。ありがとう。とりあえず入って。外ではゆっくり話も出来ないだろ?」
あれ?意外と優しい。貴族様ってみんながみんなさっさと報酬渡して帰らせるって聞いたけど。どうやら当たりの依頼主だったみたいだ。(ゲーム上強制です。)
僕らはまたまた家の豪華さに硬直だ。天井には豪華なシャンデリア、床は大理石でできていて、テーブルやイスなどの家具には、薔薇の装飾が施されている。まさに貴族様の家って感じだ。僕もこんな家に住みたい。1日だけでも住んでみたいです。エリーに共感を求めると「私のお家もこんな感じですよ。でも、こちらの方が少しだけ大きいですねぇ。」だって。やっぱりお金持ちの子だったのか。ちくせう。バーバラさんは「豪華で美しいけれど、暗さが足りないわぁ。」らしい。やっぱり吸血鬼だからかな?
貴族様―ライア様に案内され、ライア様の部屋へ行った。廊下も綺麗で、扉も豪華で、見ていて飽きない。こんな家作るのにいくらかかることやら。夢の夢の夢のまた夢のである。
ライア「とりあえず、これが報酬。Cランクの依頼だから…100,000G。確かに。」
エル「お、おおぅ……なんて大金。持っているのが恐ろしいよ……。」
エリー「はわぁ……エルさん、これで美味しいもの食べましょう!」
エリーって割と食いしん坊なの?見た目そんな子には見えないけど……まぁいいや。っと、バーバラさんは……
バーバラ「次に備えて装備や道具を買ったら?余ったお金で美味しいものにしましょう?」
流石はバーバラさん。旅してる歴長いもんな。まあ、じゃあそれに賛成して……
エル「では、そろそろ行きます。ありがとうございました。」
ライア「……少しだけ話を聞いてくれないか?」
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引き止められた僕らは、ライア様にある1つの依頼を出され、とんでもない話を聞かされることになったのだった……(次に何が起こるか分かっちゃう、怖いわ)
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