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筋トレをする夢
1.
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「筋肉を正しく鍛えるためには、正しいトレーニングをする必要があります」
目の前に立っている筋肉ムキムキのトレーナーのお兄さんが言った。これでもかという感じで、ぴくぴくと胸の筋肉を動かしている。
「おーっ」
その筋肉にどこからともなく歓声が聞こえてくる。あの肉体に近づきたいと自分が密かに思っている事を自覚する。
「正しいトレーニングを行うには、正しいフォームで行う事が必要です」
そういうと、腕立て伏せの体勢になった。
「まずは腕立て伏せから始ます。このように腕の幅を…」
と延々に説明が続いた。自分が集中的に鍛えたいという部位によって、微妙にフォームが変わるようで、ひとつひとつ説明される。説明されるたびに、そのフォームを自分でも試して、なるほどとか思ったりした。腕立て伏せと言ってもいろいろとあるんだと思う。
「次は腹筋です。では、まず横になって…」
そうニコニコ笑いながら言うトレーナーのお兄さんの腹筋は見事に六つに割れていた。また、やり方を説明する。
自分が知っているいわゆる腹筋と言うものから、かなりきつそうなやり方、見た目はかなり楽そうで本当に効果があるのかと思うやり方、そして、何だか奇妙でアクロバティックなやり方まで説明する。
少し疑いの気持ちが強くなってきたけど、トレーナーのお兄さんの見事な肉体と笑顔を見ていると信じてやった方が良いんだと思う。
早速、真似して腕立て伏せをしてみる。
(まずは腕の幅を…)
と言われた事を思い出して、正しいフォームを真似する。フォームを真似しただけでも体に負荷が掛かっているのを感じる。
(こういう事か…)
何となく納得した気分になる。これで腕立て伏せしたら筋肉は間違いなくつくだろうと思う。
(よし)
そう思い、数を数えながら始めようとした。すると、
「はい。そこの人、まだ始めないでください」
と厳しい声が飛んだ。ビクッとして声の下方向を見ると、ニコニコ顔のトレーナーお兄さんがこっちを見て駆け寄ってきた。そして、フォームのひとつひとつを指摘する。どうやら正しいフォームになっていなかったようだ。
細かい指摘になるほどと思いながら、細かすぎるのではと少し思う。でも、トレーナーのお兄さんは妥協する事なく指導を続ける。だんだん、指摘が細かくなり、ミリ単位の調整をしているようだった。
(そんなに変わらないだろう)
と僕が思ったのを察したのか、トレーナーのお兄さんは
「フォームが一番大事なんです」
と言った。
目の前に立っている筋肉ムキムキのトレーナーのお兄さんが言った。これでもかという感じで、ぴくぴくと胸の筋肉を動かしている。
「おーっ」
その筋肉にどこからともなく歓声が聞こえてくる。あの肉体に近づきたいと自分が密かに思っている事を自覚する。
「正しいトレーニングを行うには、正しいフォームで行う事が必要です」
そういうと、腕立て伏せの体勢になった。
「まずは腕立て伏せから始ます。このように腕の幅を…」
と延々に説明が続いた。自分が集中的に鍛えたいという部位によって、微妙にフォームが変わるようで、ひとつひとつ説明される。説明されるたびに、そのフォームを自分でも試して、なるほどとか思ったりした。腕立て伏せと言ってもいろいろとあるんだと思う。
「次は腹筋です。では、まず横になって…」
そうニコニコ笑いながら言うトレーナーのお兄さんの腹筋は見事に六つに割れていた。また、やり方を説明する。
自分が知っているいわゆる腹筋と言うものから、かなりきつそうなやり方、見た目はかなり楽そうで本当に効果があるのかと思うやり方、そして、何だか奇妙でアクロバティックなやり方まで説明する。
少し疑いの気持ちが強くなってきたけど、トレーナーのお兄さんの見事な肉体と笑顔を見ていると信じてやった方が良いんだと思う。
早速、真似して腕立て伏せをしてみる。
(まずは腕の幅を…)
と言われた事を思い出して、正しいフォームを真似する。フォームを真似しただけでも体に負荷が掛かっているのを感じる。
(こういう事か…)
何となく納得した気分になる。これで腕立て伏せしたら筋肉は間違いなくつくだろうと思う。
(よし)
そう思い、数を数えながら始めようとした。すると、
「はい。そこの人、まだ始めないでください」
と厳しい声が飛んだ。ビクッとして声の下方向を見ると、ニコニコ顔のトレーナーお兄さんがこっちを見て駆け寄ってきた。そして、フォームのひとつひとつを指摘する。どうやら正しいフォームになっていなかったようだ。
細かい指摘になるほどと思いながら、細かすぎるのではと少し思う。でも、トレーナーのお兄さんは妥協する事なく指導を続ける。だんだん、指摘が細かくなり、ミリ単位の調整をしているようだった。
(そんなに変わらないだろう)
と僕が思ったのを察したのか、トレーナーのお兄さんは
「フォームが一番大事なんです」
と言った。
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