夢ノコリ

hachijam

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マイクのテストをする夢

6.

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とりあえず、細かい字でノートの中身を写す事にする。ページ数に合わせて、紙に線を引きマスを作り、マス1つに1ページと言う感じで写し始める。ここで大事な事は、読める字で写すという事だ当たり前の事だが、文字を小さくする事に夢中になって、後で読めなかったら全く意味がない。それでやり直しとなると、時間が勿体ない。

もうひとつが虚しいとか、意味があるのかとか、そういうまともな事を考えない事だ。これは試験対策の作業なんだという割り切りが必要だ。途中で虚しさを感じて、試験は実力を測る物だから、こういう事で一生懸命に仕方がないと思ってしまう事もある。でも、それに負けてしまってはダメだ。それは普段一生懸命勉強している人が言える事であって、少しでも楽して試験を乗り切ろうとする僕はこれぐらいの苦労は当然だと思う。冷静に考えている暇はない。やらないといけない事だと割り切る必要があった。

ある程度、慣れてくると文字の小ささと言うのはどうにかなってくる。慣れすぎると、更に文字が小さくなってしまうので、その辺は注意しながら、それでも順調に進んでいった。悩んだのが図だ。それなりの大きさが必要になってくる。文字なら場合によっては、少し短縮したりも出来るけど、そういう事も出来ない図は、それなりに場所を取るので苦労させられてしまう。

少し、悩んで図の配置を変える事で、空間を上手く利用する事にした。このページは文字が少ないから大きめの図を、こっちの図を入れ替えて、みたいな事をする。まるでパズルのようだなと思ったりする。書いてある文章と図が違っている事もあるけど、そこら辺は間違えないようにしないといけないと思った。線を引っ張ったりしたけど、ちょっと不安に思う。図の番号には注意みたいなメモをしておいた方が良いかもしれないと思った。

ページ数が多いと思って苦労すると思っていた、A4の持ち込み資料の作成は意外とすんなりと進んでいた。これだったら今日中に目処は付きそうだなと思い、一安心する。ノートを写し終わったら、次に山を張ったポイントをまとめる必要があった。

どこに山を張るのかと言うのは、ノートを写すのとは違って、まずは考える必要があった。考え始めるといくつか浮かんでくるが、どうやって絞るかが難しい。過去問の傾向に従って考えるか、講義で強調していたと思えるところを選ぶか、それとも、意表を突いたところを狙ってみるか、悩ましい所だ。
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