夢ノコリ

hachijam

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会議をする夢

8.

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結局、そのまま、グダグダと会話をして、その日は終わってしまった。気が付くと結構な時間が経っていたけど、実りのある会話があったかと言われれば、無かった気がする。でも、そういう無駄な会話をダラダラとするのは、楽しいと思う事である。後で何のために集まったんだろうと思う事はあってもだ。

結論としては、お互いの健闘を祈るみたいな感じだった。どこまでミスター学園祭について、本気で考えているのかと言うのがなかなか見分けがつかない。充はふざけている感じだったけど、性格を考えると、本気で狙っているような気もする。三ヶ嶋君は反対に真面目にやっているんだろうけど、どこか冷静に考えている気もする。

僕はどうなんだろう。巻き込まれて大変だなと感じている部分はあるけど、どこか楽しんでいる部分が全くないとも言えない気もする。もし、本当に嫌ならば絶対に拒否しているはずだ。もちろん、知り合いに頼まれているからという部分は大きいんだけど、それだけじゃないのかなと思う。

かと言って、本気でミスター学園祭を目指している訳ではない。何となく、そういうお祭りにちょこっとだけ、参加しても良いのかなと考えているのかもしれない。しかも、それが気になっている子と一緒だったら。気になっている子なんだろうか。考えると、その事が気になってしまう。やはり、何かの言い訳が僕には必要なのかもしれない。

それがはっきりしなくて、情けなくも感じるんだけど、それがきっと僕という物なんだろう。そう思う事で納得する。

少しだけ妄想する。もし、ミスター学園祭に選ばれたら、どうなるんだろうか。あり得ないと思いつつ、少しだけ考えている事でもある。急にモテ始めるんだろうか。人だかりが出来て、ファンレター貰ったりして、もしかしたら、アイドルとしてスカウトされるかもしれない。でも、歌には自信が無いな。ドラマとかで格好良い俳優さんになるとか、それも良いかもしれない。

ああ、でも、そうなっても僕は友達を見捨てない。今と変わらず、友達づきあいはするだろう。羨ましがられるのかなと思う。充は自慢げに僕を紹介するだろうし、三ヶ嶋君は変わらない気がするけど、僕を頑張れと応援してくれる気がする。他には、他には、と考えて、赤岡さんがどんな表情をするか考える。喜んでくれるだろうか。でも、ふと悲しげな表情が頭に浮かんだ。そして、そこで我に返る。

あり得ない妄想をしてしまって恥ずかしくなる。首を横に振って誤魔化す。周りに人がいたら変な人だと思ったろう。ちょっと落ち着いてみたけど、そのちょっと浮かんだ赤岡さんの表情が気になった。
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