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確かめる虎
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颯一の部屋の中で颯一と友悠が何かしているのを察知し、渉はドアをぶち破ろうとした。だがその前に少し会話を聞いてみる。ドアに体を押しつけた渉は傍からみたらもう「おまわりさん、この人です」と言われかねない様子ではあるのだが、誰も咎める者はいない。
「何をしていても馬見塚さんてカッコいい」
「あー……またやってるよ……」
大抵このパターンで、熱意をもってか引いたように見守られていた。
中では二人が苦手なものについて話しているようだった。もちろん、いくらドアに体を押しつけても普通なら会話など聞こえるはずない。ただ単に逸る気持ちが渉をドアに張りつかせただけであって、実際には仕込んである盗聴マイクから二人の声は聞こえている。何があってもすぐに駆けつけられるよう、当然のようにマイクはいくつか仕込んであった。
そのマイクがいくら友悠の声で「馬見塚さんの攻撃かな……」と言ってこようが全くもって気にならない。しかし颯一の声で「ああ」と聞こえてくるだけで渉はいちいち耳を必死にそばだてていた。
颯一が「トマト苦手」と言っているのを聞いても特に対して気にしなかったが「高いトコ」と言うのを聞いた途端、渉はピクリと反応した。
……そうちゃん、今でも高いところが苦手なのか……。
その後どうにも我慢ならなくなり渉が部屋に押し入ると、友悠の指には見事と言っても過言ではないくらい、ぐるぐる包帯が巻かれてあった。
颯一から「鍵の複製止めろ変態」などと言われ、散々貶された挙句いつものように腹に一撃を食らいながらも、渉は少し考えていた。
後日、颯一の家へ連絡を取って聞いてみる。
『久しぶりね渉くん。って言っても春休みにお話したけれども』
颯一の母親がにこやかに電話口に出た。
「その後もお元気でいらっしゃいますか?」
『ええ、私も主人もとても元気。渉くんは相変わらず礼儀正しいのね。そう言えば颯一は渉くんに迷惑とかかけてないかしら』
「そうちゃんが? とんでもない」
『だったらいいのだけど。あの子ったら滅多に連絡してこないし、してきても、別に普通、とかしか言ってくれないから』
それを聞いて渉は「そうちゃんらしい」と密かに笑う。
「そのそうちゃんですが、少しお伺いしたいことあるのですが」
そして本題を切りだした。その後電話を切ってから渉はため息ついた。
渉の事故後、どれだけ大丈夫だと言ってもしばらく渉に会ってくれなかった颯一が、ある日を境にまた普通に遊んでくれるようになった理由を知ったからだ。
事故以来引き籠っていた颯一は気づけば泣くかうなされるかしていたらしい。だがある日の朝突然、今までと変わらない様子で「渉のところに行く」と言い出したらしい。怪訝に思い、親が色々質問してわかったのは、どうやらあの事故だけ颯一の記憶から埋もれてしまったらしいということ。
消えてしまったわけではない。それはあれほど肌身離さず持っていたガーゼハンカチを全く身につけなくなったことからもわかると、電話の向こうで少し悲しげに颯一の母親は言っていた。
事故当初はハンカチを見るだけで発作が起きたように泣き出していた颯一は、それがなくなったとはいえ一見全く興味を示さなくなったらしい。そして記憶が抜けてしまっても、血を見れば異常なほど怯えたという。
『事故の時、覚えてないかもだけど渉くんね、確かに私でも気が遠くなりそうなくらい出血していたのよ。それでも最近は颯一もだいぶマシになってきたんだけどね。ああでも高い所が苦手なのはもう、どうしようもないかも』
「そうだったんですね。本当に大変申し訳ありませんでした」
『何言ってるの、渉くんが謝る理由がないでしょう。むしろうちの颯一のためにしてくれたことで事故が起きたんだから、謝るならおばさんの方』
「そんなこと……。それにそれでも、そうちゃんに深い傷を残してしまったのは俺のせいです。でもこれからは俺がしっかりそうちゃんを守ります」
『まあ! ありがとう、渉くん』
最後はそんな話をしたのを思い出していると、盗聴器から妙な声が聞こえてきた。
『……っん、ふ、ぅう……』
『そう……っかた、い。ガチガチじゃないか』
『……っん、あ、っだ、だって……!』
途端、渉は部屋を飛び出し颯一たちの部屋へ向かっていた。
自分が「大丈夫だ」と安心させたから、颯一は事故の前のように戻ってくれたのだと思っていた。とんでもなかった。記憶を忘却するほどのトラウマを自分は与えてしまっていた。
「ごめんな、そうちゃん」
渉は呟いた。これからは本当に颯一を守る。その思いも新たに渉は、また作っていた鍵で颯一たちの部屋に乱入した。
「友人貴様、俺のそうちゃんに何をしてくれ……っ」
はたしてそこには勉強道具を投げ出し友悠に対して思わず声を出している颯一がいた。
肩を揉まれ。そして颯一は唖然とした様子で渉を見ていた。
「……何だ、マッサージか」
「……は? っどういう意味だよ?」
思わずポロリと本音を漏らした渉に、颯一は意味わからないとつっかかる。その後ろで友悠がとてつもなく微妙な顔をしている。
「何でも……っいや、何だ、じゃないな。友人! 誰の断りを得て俺のそうちゃんの肩に触れるなどと……!」
「……え、そ、そうの、ですが……」
友悠が微妙な顔をしたままおずおずと言ってくる。
「そうちゃんだと? 何もわかってないそうちゃんをたぶらかしあわよくば色々触れるつもりだったんだろう?」
「や、やめてもらえませんか」
「マジやめろよ! 何意味わからないこと言ってんのお前……っていうか何でいつもそんな風に現れるんだよ?」
友悠がとてつもなく顔を引きつらせて言ってくる。そして颯一はまた顔を赤くして怒っている。
「やめるのは友人、貴様だ。俺ですらそうちゃんの体に触れてもいないのにあつかましい……!」
「お前ほんっと何言ってんの? そういう目でともを見るな! ついでに俺も! だいたいこの間俺の尻触ってきたくせに……」
「……ああ、あれはほんとうにすまないと思ってるんだよ、そうちゃん。緊急事態とはいえ、本当に。だが安心してくれ、俺はちゃんと初夜にそうちゃんをだな」
「あああもう! なんかもうおかしいだろ気づけよ! そんなこと言ってるんじゃねえよ! くそ、それはもうどうでもいいから、何でお前いつもそやって何か見ていたかのように登場すんの? どういうことなの? それ説明しろよ!」
颯一がムッとした顔で渉を見てくる。そこにはやはり昔のあの怯え泣いていた颯一の面影はない。
記憶を失っている状態がいいことなのか悪いことなのか渉にはわからない。だがこの学校で、寮で楽しそうに笑顔を見せている颯一を見ると、それでいいような気が渉はした。あの事故でとてつもなく怖い思いをさせたということを心の底から謝りたいとは思うが、覚えていないのならだが何も言うまいと思った。
「愛の力だ。全てはあ……っぐ……」
全ては愛の力だと言おうとして、渉は鳩尾を押さえる。
「……痛いじゃないか、そうちゃん」
「だから痛いようにしてんだから当たり前だろ……! ほんっともう、お前の頭の中どうなってんだよ……何でそんな人としてのやりとりできなさそうなのに勉強できんだよ。俺はこうして勉強してもわからねえことだらけなのにマジどういうことだよ。ああもう、何か色々ムカつく! とりあえず出て行け! 鍵を置いてな!」
ますますムッとして顔を赤くしている颯一がどうにもかわいいため、渉はそのまま抱きしめた。そして今度は蹴りを入れられる。
友悠は既に離れたところで相変わらず痛む胃を押さえつつため息ついていた。
「何をしていても馬見塚さんてカッコいい」
「あー……またやってるよ……」
大抵このパターンで、熱意をもってか引いたように見守られていた。
中では二人が苦手なものについて話しているようだった。もちろん、いくらドアに体を押しつけても普通なら会話など聞こえるはずない。ただ単に逸る気持ちが渉をドアに張りつかせただけであって、実際には仕込んである盗聴マイクから二人の声は聞こえている。何があってもすぐに駆けつけられるよう、当然のようにマイクはいくつか仕込んであった。
そのマイクがいくら友悠の声で「馬見塚さんの攻撃かな……」と言ってこようが全くもって気にならない。しかし颯一の声で「ああ」と聞こえてくるだけで渉はいちいち耳を必死にそばだてていた。
颯一が「トマト苦手」と言っているのを聞いても特に対して気にしなかったが「高いトコ」と言うのを聞いた途端、渉はピクリと反応した。
……そうちゃん、今でも高いところが苦手なのか……。
その後どうにも我慢ならなくなり渉が部屋に押し入ると、友悠の指には見事と言っても過言ではないくらい、ぐるぐる包帯が巻かれてあった。
颯一から「鍵の複製止めろ変態」などと言われ、散々貶された挙句いつものように腹に一撃を食らいながらも、渉は少し考えていた。
後日、颯一の家へ連絡を取って聞いてみる。
『久しぶりね渉くん。って言っても春休みにお話したけれども』
颯一の母親がにこやかに電話口に出た。
「その後もお元気でいらっしゃいますか?」
『ええ、私も主人もとても元気。渉くんは相変わらず礼儀正しいのね。そう言えば颯一は渉くんに迷惑とかかけてないかしら』
「そうちゃんが? とんでもない」
『だったらいいのだけど。あの子ったら滅多に連絡してこないし、してきても、別に普通、とかしか言ってくれないから』
それを聞いて渉は「そうちゃんらしい」と密かに笑う。
「そのそうちゃんですが、少しお伺いしたいことあるのですが」
そして本題を切りだした。その後電話を切ってから渉はため息ついた。
渉の事故後、どれだけ大丈夫だと言ってもしばらく渉に会ってくれなかった颯一が、ある日を境にまた普通に遊んでくれるようになった理由を知ったからだ。
事故以来引き籠っていた颯一は気づけば泣くかうなされるかしていたらしい。だがある日の朝突然、今までと変わらない様子で「渉のところに行く」と言い出したらしい。怪訝に思い、親が色々質問してわかったのは、どうやらあの事故だけ颯一の記憶から埋もれてしまったらしいということ。
消えてしまったわけではない。それはあれほど肌身離さず持っていたガーゼハンカチを全く身につけなくなったことからもわかると、電話の向こうで少し悲しげに颯一の母親は言っていた。
事故当初はハンカチを見るだけで発作が起きたように泣き出していた颯一は、それがなくなったとはいえ一見全く興味を示さなくなったらしい。そして記憶が抜けてしまっても、血を見れば異常なほど怯えたという。
『事故の時、覚えてないかもだけど渉くんね、確かに私でも気が遠くなりそうなくらい出血していたのよ。それでも最近は颯一もだいぶマシになってきたんだけどね。ああでも高い所が苦手なのはもう、どうしようもないかも』
「そうだったんですね。本当に大変申し訳ありませんでした」
『何言ってるの、渉くんが謝る理由がないでしょう。むしろうちの颯一のためにしてくれたことで事故が起きたんだから、謝るならおばさんの方』
「そんなこと……。それにそれでも、そうちゃんに深い傷を残してしまったのは俺のせいです。でもこれからは俺がしっかりそうちゃんを守ります」
『まあ! ありがとう、渉くん』
最後はそんな話をしたのを思い出していると、盗聴器から妙な声が聞こえてきた。
『……っん、ふ、ぅう……』
『そう……っかた、い。ガチガチじゃないか』
『……っん、あ、っだ、だって……!』
途端、渉は部屋を飛び出し颯一たちの部屋へ向かっていた。
自分が「大丈夫だ」と安心させたから、颯一は事故の前のように戻ってくれたのだと思っていた。とんでもなかった。記憶を忘却するほどのトラウマを自分は与えてしまっていた。
「ごめんな、そうちゃん」
渉は呟いた。これからは本当に颯一を守る。その思いも新たに渉は、また作っていた鍵で颯一たちの部屋に乱入した。
「友人貴様、俺のそうちゃんに何をしてくれ……っ」
はたしてそこには勉強道具を投げ出し友悠に対して思わず声を出している颯一がいた。
肩を揉まれ。そして颯一は唖然とした様子で渉を見ていた。
「……何だ、マッサージか」
「……は? っどういう意味だよ?」
思わずポロリと本音を漏らした渉に、颯一は意味わからないとつっかかる。その後ろで友悠がとてつもなく微妙な顔をしている。
「何でも……っいや、何だ、じゃないな。友人! 誰の断りを得て俺のそうちゃんの肩に触れるなどと……!」
「……え、そ、そうの、ですが……」
友悠が微妙な顔をしたままおずおずと言ってくる。
「そうちゃんだと? 何もわかってないそうちゃんをたぶらかしあわよくば色々触れるつもりだったんだろう?」
「や、やめてもらえませんか」
「マジやめろよ! 何意味わからないこと言ってんのお前……っていうか何でいつもそんな風に現れるんだよ?」
友悠がとてつもなく顔を引きつらせて言ってくる。そして颯一はまた顔を赤くして怒っている。
「やめるのは友人、貴様だ。俺ですらそうちゃんの体に触れてもいないのにあつかましい……!」
「お前ほんっと何言ってんの? そういう目でともを見るな! ついでに俺も! だいたいこの間俺の尻触ってきたくせに……」
「……ああ、あれはほんとうにすまないと思ってるんだよ、そうちゃん。緊急事態とはいえ、本当に。だが安心してくれ、俺はちゃんと初夜にそうちゃんをだな」
「あああもう! なんかもうおかしいだろ気づけよ! そんなこと言ってるんじゃねえよ! くそ、それはもうどうでもいいから、何でお前いつもそやって何か見ていたかのように登場すんの? どういうことなの? それ説明しろよ!」
颯一がムッとした顔で渉を見てくる。そこにはやはり昔のあの怯え泣いていた颯一の面影はない。
記憶を失っている状態がいいことなのか悪いことなのか渉にはわからない。だがこの学校で、寮で楽しそうに笑顔を見せている颯一を見ると、それでいいような気が渉はした。あの事故でとてつもなく怖い思いをさせたということを心の底から謝りたいとは思うが、覚えていないのならだが何も言うまいと思った。
「愛の力だ。全てはあ……っぐ……」
全ては愛の力だと言おうとして、渉は鳩尾を押さえる。
「……痛いじゃないか、そうちゃん」
「だから痛いようにしてんだから当たり前だろ……! ほんっともう、お前の頭の中どうなってんだよ……何でそんな人としてのやりとりできなさそうなのに勉強できんだよ。俺はこうして勉強してもわからねえことだらけなのにマジどういうことだよ。ああもう、何か色々ムカつく! とりあえず出て行け! 鍵を置いてな!」
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